コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Daily
日時: 2016/08/26 14:12
名前: ミケネコ

当たり前に朝起きてご飯を食べ学校に行く。
そして当たり前に家に帰り寝る。
そんな「当たり前」の生活がある日突然出来なくなると知ったら

        ―あなたはどうしますか?―

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Re: Daily ( No.12 )
日時: 2016/12/12 19:16
名前: ミケネコ

2−Aの教室前につくと翔太は手をはなした。
「お前さ、村雲と仲良くするなって言っただろ?!これで3回目だぞ!」翔太が怒った口調で言った。
「なんで仲良くしちゃいけないの?」と私が言うと、ドアの方から光気と美菜の声が聞こえた。
「月花は相変わらず鈍感だね〜」
「はぁ・・・鈍感にもほどがあるよ」
苦笑まじりに光気が言った後に続き、美菜が呆れたような声を出した。
「・・・ねぇ、仲良くしちゃいけない理由は?」
私は普通に言ったつもりだったが、いつの間にか声は低く、凍り付いたような声になっていた。
美菜はそれが怒っているように聞こえたらしく目を見開いていた。
「…それで、理由は?」
そういった瞬間、翔太が目を押さえてくる。
「何するの、は、はなして。」
私の制止も聞かず、翔太が私の手を引き、私たちをただ見ているだけの二人に
「二人は来んなよ、これは俺達二人の話だ。」
とお得意のぶっきらぼうな声で言い放ち、翔太は私を連れて歩き出した。

Re: Daily ( No.13 )
日時: 2016/12/21 22:32
名前: 耶奈

ミケネコさん、はじめまして!
私は戦闘系の話が好きなので、続きがとても楽しみです♪
それに恋愛もあるんですね!どのような関係になっていくのかとても気になります…
あと、質問なのですが、石の色で能力は決まるのですか?

Re: Daily ( No.14 )
日時: 2016/12/22 16:34
名前: ミケネコ

耶奈さん、はじめまして
見ていただきありがとうございます。

石の色では基本の能力がありまして、その強さがかわります。
あと、その精霊にしか使えない能力もあります。

続きも頑張って書きますのでよろしくお願いします。

Re: Daily ( No.15 )
日時: 2017/01/13 16:34
名前: ミケネコ

裏庭につくと翔太は手をはなした。
ここは昼休み以外、人通りが少なく話しやすいと思ったのだろう。
私たちは並んでベンチに座った。
「お前なぁ・・・」
「ご、ごめんなさい」
ぶっきらぼうないつもの声に怒気を含んだ翔太の声は、いつもより怖く感じた。
私もあわてて謝ったがやっぱりにらまれる。
「お前は昔から俺に迷惑しかかけねぇな」
「ごめん」
「・・・それで何の能力を使ったんだ?」
「分からない・・・」
「まぁそうだろうな。俺も能力を使って弱めたからな」
「いつ?」
「さっきお前の目を押さえたとき」
「・・・。」
翔太も能力、使ってたんだと思ったけど口にしたら怒られそうなのでやめておいた。
「それで・・・なんで仲良くしちゃいけないの?ロルちゃんいい人だよ?」
私は問いかけた。
「予知の結果、教えんならいいけど?」
翔太は落ち着いた声で言った。
私は少し考えてからうなづくと、翔太は話を始めた。

Re: Daily ( No.16 )
日時: 2017/02/28 18:22
名前: ミケネコ

「お前、学校の変な噂聞いたことないか?」
「噂?」
「夜の学校に少女の幽霊がでるってやつだよ」
「あぁ、あの噂ね」
2年になってから有名な噂だ。でも、翔太があの嘘っぽい噂を信じるとは思わない。
「珍しいね、翔太が噂を信じるの」
「まぁな、てか見たし」
「へっ?」
「写真あるし」
と言いながら翔太はスマホをいじりだした。
「何探してるの?」
「写真」
「まさかじゃないけど・・・見せる気?」
「あぁ」
ここまでの流れを見て分かるとうり私はホラーは苦手だ。
「私が怖がりなの知ってるよね?」
「知ってるけど?」
「その・・・見せないでほしいな」
「・・・」
翔太が私に嫌がらせをするのは珍しい。
「んっ、これ」
翔太は写真を無理矢理見せてきた。
「えっ・・・?」
その写真に写っていたのは校庭にポツンと立つ少女。
その少女は黒の膝まであるワンピースの上にピンクのリボンのついたベスト。
その髪は珍しい赤紫色のショートボブ・・・。
「これって・・・」
「村雲だろ」
私の言葉をさえぎって翔太は言った。
「でも・・・でも、なんでロルちゃんが?」
かすれた声で私が聞くと
「多分、こいつも能力者だ」
「そ、そうなんだ・・・」
翔太の発言に私は少し動揺した。
「いったん戻るぞ。あの二人にも言ったほうがいいだろ」
私たちはベンチから立ち上がり教室に向かって歩き出した。

Re: Daily ( No.17 )
日時: 2017/02/28 19:52
名前: 成神

友人に聞いて来ました。
Rといえばわかりますかね?

ちょっと私には話が難しいですね…能力ものってことはわかるんですが…。
ところで、もし能力を得られるならどんなものがいいですか?私はただ単に頭を良くしたいですねぇ。

Re: Daily ( No.18 )
日時: 2017/03/01 18:57
名前: ミケネコ

成神さんカキコでは初めまして。
見ていただきありがとうございます。
まだ始めの方なので分からないと思います。
私がもし能力を得られるとしたら…やっぱり成神さんと同じく頭を良くしたいですね!
続きも早く投稿しますのでよろしくお願いします。

Re: Daily ( No.19 )
日時: 2017/04/21 20:33
名前: ミケネコ

翔太と月花が教室を出て数分、私と光気は2−Aの教室で2人を待ちつつ雑談を繰り広げていた。
「まさか月花が能力を使うなんてね・・・」
光気が言う。確かに我を忘れて能力を使ってしまうなんて月花にしては珍しい。
「本当にね・・・。でもよかったよ、あの場にいたのがこの4人だけで」
本当によかったと思う。
今は8時20分を過ぎて、段々と人が集まってきている。
「記憶を消す能力、使わなくてよかったよ」
「あれは体力使うからねぇ・・・」
「そんな能天気に言ってる場合じゃないよ」
私の言うことにいつもどおりの能天気さで返してくる光気。そんな場合じゃないのに。
「それにしても、2人とも遅いね。もう出て行ってから5分も経つのに」
「・・・本当に、何してるんだろうね」
まぁ、私には大体想像がつく。
きっと、この間の写真のことだろう。
翔太は前から勘付いていたようだった。
「いやはや、翔太は敏感なのやら鈍感なのやら」
と私が小さくもらす。
「でも、何か嫌な予感がするよね・・・」
光気がへらへらとしていた顔を急にしかめさせる。
「まぁ、どうせ今度話してくれるでしょ」
「・・・そんなうまい話があるかなぁ」
光気らしからぬ深く考えるような仕草に珍しいとぼんやり考えているとガラガラ、とドアの開く音が聞こえた。
光気の方からドアの方に目をやると、そこには翔太と月花の姿が見えた。月花が教室に入る前に口を開く。
「ただいま戻りました」

Re: Daily ( No.20 )
日時: 2017/05/18 14:39
名前: ミケネコ

「あぁ〜。2人とも遅すぎだよ!!」
美菜が怒っている後ろで光気は「うんうん」とうなずいている。
「あははは・・・ごめんごめん」
「すまんな」
私たちは軽い調子で謝った。
「でっ何話してたの〜?」
と美菜がニヤニヤしながら聞いてくる。
「あの写真にことだ」
「翔太に聞いてない!」
「でも俺、一緒にいたし」
「はぁ・・・」
なぜか私のかわりに翔太が答え、美菜は面白くなさそうにため息をついていた。そして光気は必死に笑いをこらえている。
「美菜、ニヤニヤしたりため息ついたりどうしたの?」
「それは俺も聞きたい」
翔太と疑問は同じらしい。
「やっぱり2人とも鈍感だねぇ・・・」
「月花ほどじゃない」
「なんで私!?」
「アハハハハ」
美菜があきれたように言った後翔太は反論し、翔太の言ったことに私は反論し、光気は笑い出した。
「わけわかんないよっ」
と私は言った。
「あっ!」
と翔太が珍しく大声を出した。
「ど、どうしたの?」
「お前、朝のこと」
朝のこととは多分予知能力の話であろう。
「あぁ!そういえば。でも今朝話してたじゃん」
と美菜が言った。
「あれ嘘だろ」
「「えっ」」
思いきり翔太が暴露し、2人は驚きを隠せない様子だった。
「・・・分かった。今日の放課後本当のこと話すから、私の家に来られる?」
「大丈夫だ」
「俺も行けるよ」
「予定なら空いてるよ〜」
その返答を最後に話を切り上げ、予冷が廊下に響き渡ると同時にそれぞれの教室へ戻った。

「・・・翔太あれ、わざといったでしょ!」
「鈍感なくせに、そんなことは分かるんだな」
「翔太は芝居が下手だからね、私でも分かるよ」
予想通り、翔太はわざと言ったらしい。
私が見抜いたと切り出すととたんそっけない返答を返してきた。
「お前の能力・・・とくに予知はあたるからな」
「うん」
私たちは教室に入ってた。

Re: Daily ( No.21 )
日時: 2017/05/18 15:19
名前: ミケネコ

「やっと授業、終わったね!」
「あぁ・・・疲れた」
やっと最後の退屈な授業が全て終わり、HRもついさっき終わった。
「校門で待ち合わせだし、そろそろ行くか」
「そうだね」
翔太の提案に私は答え一緒に教室を出た。
校門に行くと2人とも先に来て待っているようだった。
「ごめ〜ん。待った?」
「大丈夫!今来たとこ」
私の問いかけに美菜が答えた。
「よっし!じゃあみんな集まったし月花の家に行こう!」
光気が元気よく言った。
「はぁ・・・」
「どうした、そんなに言いたくないのか?」
私のため息に気付いたのか、翔太は先を急ぐ2つの影を見つめながら小さな声で呟いた。
その呟きが疑問形だったものだから、こっちの気も知らないでと心の中でぼやき、声音を少し変えて私は言った。
「言いたくないから嘘ついたんだって、そんな事も分からないの?」
すると翔太は反省したことを表すためかすまんすまんと適当な返事をするが、絶対そんなこと思っていないと思う。
・・・まぁ、口には出さないけど。
しかし冷ややかな視線だけは向けておこうと顔を上げると、翔太は少し驚いた顔をしていた。
「どうかした?」
「お前、なんかあった?」
「えっ?」
「顔色、悪いぞ」
翔太は何を言っているのだろう。
私はいつもどうり元気だし、何かあったというわけでもない。
「いや・・・大丈夫だけど?」
「2人とも、どうかしたの?」
前を歩いていた美菜が、あまりに歩くのが遅い私たちを心配してか振り返る。
前を向くと2人がこちらを不思議そうな顔で見ながら立ち止まった。
「月花の顔色、悪くないか?」
「本当だ」
「確かにね」
翔太の問いかけに2人とも同じような答えをかえした。
「しんどくないんだけどなぁ・・・」
と私が言った。
「ともかく、もう少しで月花の家だから歩こう」
と光気が提案した。
私たちはうなずいて歩きだした。

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