コメディ・ライト小説(新)

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禁断の蜜
日時: 2016/03/29 14:13
名前: 音宮 ◆93nWkRSozk

 初めまして、こんにちはっ!
執筆歴自称三年目の音宮おとみやです!

ご、五作目となるのかな?いや、どれも完結してないんだけど…はい。
毎回、完結を目指す…という目標を掲げているのですが、どうしても最後の方になってくると、音宮の更新がうだうだになってしまって…ほとんどが完結で来てない状況です…(すいません…w)


でも…やっぱり新しい掲示板になったならそこにも音宮の爪痕残したいと思いまして、ちょっと前から考えていた小説を投稿しようかとw


まぁ、音宮にゆっくりついていける人は、見てほしいですw

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Re: 禁断の蜜 ( No.1 )
日時: 2016/04/01 12:30
名前: 音宮 ◆93nWkRSozk

Prologue――

 誰もが経験する高校の入学式。
 私は、人生で初めてそこで一目惚れをした。

――彼は先生で好意を抱いてはいけない存在。

分かり切ったことでも抱いてしまった恋心は振り払うにはもう遅い。

 新入生を一人ずつ低い男らしい声で呼ぶ隣のクラスの担任の容姿に私は目が離せなかった。

 そしてその時の恋する瞳を向けていた彼女に彼女と同じ視線を向けていた青年もいた。
しかし、式典真っ最中だったため、当の本人達も自分に向けられている熱い視線には全く気付かなかったらしいが、ある男は気づいていた様子。

 「……チッ」

 その男は自分の恋愛に敵ができたことを察知した。敵が増えると何かと厄介になるのが恋愛。

 そして誰が一番長く想っていたとかそういう年数も関係なく、ライバル達とアピール戦を繰り広げ、誰が勝者になるのか、全く検討がつかないのも恋愛の厄介なところである。

 長くなりそうな恋愛線に小さくため息をつくと、
ちょうどあの一目惚れをした少女が呼ばれたようだ。


 「…天川梢あまかわこずえ

はいっと笑顔でハイトーンの可愛らしい声は体育館全体に明かりを灯し、そしてようやく彼女を見たあの先生とうっとりとして見つめる青年と男。

 この四人に何が起ころうとしていることは、先程舌打ちをした男のみ、推測できただろうに。


Re: 禁断の蜜 ( No.2 )
日時: 2016/03/29 14:13
名前: 音宮 ◆93nWkRSozk

第一話 恋する乙女

 今日から本格的に学校ね!と活き込んで家を出てきたけど、中学と比べ物にならないくらいに遠い場所にあるのが、高校。
 うーっと電車が次の駅に早く着かないかとあの次の駅を知らせる画面を見ながら、うなっていた。

 もううずうずしてじっとしてられないのに、どうしてこうも電車と言うのはめんどくさいものなのだろうか。
 中学の頃の登校と言えば、自転車で行ける距離で、毎日自分で時間を決めてゆっくりかつ楽だった。いかに自転車と言うのが自分の気分によって速さが変化できる融通の利く乗り物だと今、実感している。

 まだかなまだかなと思いながらあの昨日見た先生の顔を思い出しては頬を熱くし、いや、先生だからダメと自分を制したり……。
 一人二役のことをしながら時間つぶしをしていた。

 「……っ?」

そんな時、妙に後ろの人が近い気がした。
まぁ、満員電車だから仕方がないなって思うけど、もうちょっと離れてくれてもいい気がする。
それに背後に立たれちゃあ、後ろもうまく振り向けない。
なんなの、こいつ……と不審に思っていたらお尻を触ってきた。

 「ひゃぁ……」

思わず変な感覚に声が出てしまう。
その声を聞いて調子に乗ったのか、その痴漢行為はエスカレートしていく。

―― 次の駅で降りるしかない。

そう思ったとき、先ほどまでおしりにあった手がなくなった。


 「貴方、何をしていらっしゃるんですか?」

低くて男らしい声に私はドキッとした。
この声はもしや……と思い、俯いていた顔を見上げると、心を奪われた先生がいらっしゃった。


 「ぁ、何もしてないっ」

動揺する男ときっと先生にこんなに近くに会えるなんて嬉しいと歓喜して顔を赤くしているが、人から見れば痴漢をされて恥ずかしく頬を染めているとしか見えない私に彼ははぁっとため息をついた。

 「……次の駅で一緒に来ていただけますよね」





 「あ、ありがとうございました、あとすいませんでした」

ぺこりと頭を下げて先生にお礼と迷惑をかけてしまったことに謝る。

 「別にいいよ。それに僕は勤め先の女子高校生を助けなければいけない義務があったし」

フフッと笑って、私の頭を撫でてくれる。
目じりに小さく皺が寄って優しい笑顔を向けてくるので、思わずその笑顔にもドキッと胸が高鳴ってしまう。


 「あ、自己紹介が遅れたね。牧野佳和まきのよしかず、君の高校で国語の教師をしています。よろしくね、天川さん?」

頭を撫でてくれていた手を差し出して握手を求めてくれる。
ごつごつしていても、長くて大きな手。

そんなところに男の一面を感じて、思わず顔を沸騰させながらぎこちなくその手に自分の手を重ねた。

 「……可愛いね。これから学校でしょ?一緒に行かない?」

私の様子にさらに私をドキドキさせる言葉を言うものだから、もう頭が何も働かないほど、先生の色香いろかと声にやられていた。



結局、先生のペースに乗せられながら教室についてしまった。
ぎゃーっと心の中で叫びながら頭を抱える。

 なんだ、あの色気を出しすぎな声としぐさ……。
隣を歩くだけで精いっぱいだったし、先生が動くたびになんだかいい匂いがしてそれにまたドキドキしてしまうし……。

―― 心臓が持たない……。


そういえば、先生の自己紹介のとき、私の名前を知っていたっていうことを聞くのを忘れてしまった。
聞こうと思っていたけど、あの色気に圧倒されてしまって何も自分からは話せなかったとか自分が情けない。

 折角、先生に会えたのになぁと気持ちがやっと落ち着いたところであたりを見ると、もうグループと言う女特有のものができている。
 
 うげっ、出遅れちゃったよとため息をつきながらまだ期待を持って誰ともかかわりのない子を捜すが、い、いない。

 あー、もう最悪。朝から痴漢にあうし、友達作りにも出遅れるし。
なんでこんなについていない出足なんだ。もしかして高校ではろくなことがないとか?

 また二度目のため息をつきながら誰か話しかけやすい子いないかなとじーっとクラスメイト面々を見つめていた。






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