コメディ・ライト小説(新)

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日時: 2016/07/30 22:49
名前: 桜花

始めまして、桜花です。または、お久しぶり!
本作品では、どうぞよろしくお願いします!
よかったら、コメント下さい。…悪コメ、荒らしは止めてくださいね?

※違うサイトに書くことにしました。


>>1 プロローグ
>>5 作品説明
〈断罪のアリス編〉
>>7「殺人衝動」
>>10断罪者さつじんき一匹狼ひとり
>>11「信じてたのに!」
>>12一匹狼おちこぼれの過去」
>>15「もう、苦しまなくて良いんだよ?」
>>16「全ての始まりの場所」
>>18「英語の授業」
>>22「チームメンバー」
>>23「バカの集まり」
>>24「楽しい楽しい模擬戦ころしあい
>>25「優希の実力」
>>26狂戦士プロVS生徒」
>>27登場人物紹介〔主人公ヒロイン
>>28「殺人鬼の祈り」

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Re: 狂気の鬼ごっこ【500参照感謝】 ( No.24 )
日時: 2016/06/27 18:22
名前: 桜花

断罪のアリス編「楽しい楽しい模擬戦ころしあい

そして、待ちに待った模擬戦。

「これから、何でもありの模擬戦を行う」

「ルールは簡単。10分以内に相手のチームの敵を戦闘不能にすること。
それが出来るんなら、どんな手を使っても構わん!
ただし、殺しは無しやで」

ふーん、つまり殺さなきゃ骨折させても意識不明にさせてもOKって訳だ。
武器も何でも可なんて…クス
因みに私は武器を使わないよ?だって、使ったらすぐ終わっちゃうし。
これは、面白くなりそう…♪

「最初の試合は、月瀬チームと熊谷チームや。てー抜きやがったら、どうなるか分かってんよな?ランクの降格は勿論、退学もありうる。
…というか、うちが殺してやる!!」

(棒)わーお、殺害予告されちゃった。こわーい!
なんて、ね。だって、皆私の敵じゃないし…。

「それでは、…始めっ!」
龍牙の声を最初に模擬戦を開始する。
作戦会議の結果、前衛が私と優希、セナ。後衛が翔太君と寧々。
他は、''自分達で臨機応変に動け''ということで終わったんだよね…。
皆、ランクを下げたくないからって文句ばかりつけるんだもん。

「…じゃあ、行こっか。優希」

「ああ」

例え他の人が別行動でも、パートナーは一緒に行動しなきゃだしね。
お、そんな事してる間に敵が来た。

「うおおおおーーーーーーー!!!!!もらったぁーーーーーー!!」

そんな事を言いながら、こちらに向かって走ってくる。
(ダメだよ?敵の前にそんな堂々とやって来たら。武警は、情報戦なんだから)

「 敵に自分の位置を知らせるなんて馬鹿なことしたら」

「ーーー背後を取られるよ」

そっと、その男子の耳元で小さく囁く。

「……っ!?」

驚いて振り向こうとするけど、もう遅い。
(もっと早く反応しなきゃ。じゃないと、私に追いつけない)
首の後ろを絶妙な角度で叩く。

「ーーうっ…」

そんな声を出しながら膝から崩れていく。
ーー後ろに二人いるね。…正確には3人だけど。

「さて、どうするかな?」

Re: 狂気の鬼ごっこ【500参照感謝】 ( No.25 )
日時: 2016/07/03 00:23
名前: 桜花

断罪のアリス編「優希の実力」

〜優希side〜

(ーーマジかよ。ゆきの動きが全然見えなかった)
それは、人の目に見える速度を上回る動きをしたって事。
背後にまわる瞬間。戦っているのを忘れるくらい自然な動きで、華麗だった。
あながちSランクという格付けは間違っていなかったということか…。
そんなことを思いながら、振り返ると建物の影に人影を見つけた。
ふと、不思議に思いゆきの方へ視線を向ける。
丁度今、女子生徒がゆきにナイフを向けている所だった。
だが、それも束の間。すぐに引っ込めて後退する。
(…?どうしてそんなことを…)
…あっ!?
建物の影から隠れていた男子生徒がゆき目掛けて後ろから銃を発砲した。
それと同時に後退していた女子生徒もゆきに向けてナイフを振りかざす。
前に注意を引き付け、後ろから不意打ちを狙う。
つまり、挟み撃ちだ。
(流石にSランクでも、これはヤバイんじゃないか?)
そんな考えが頭を巡る。
気が付いたら、その少女の名を呼んでいた。

「ーーっ!?、ゆきーーーーーーーー!!!!」

だが、俺は後々そう思ったことを後悔する事になる。
ゆきはその瞬間、少しの動揺を見せることなく、女子生徒のナイフを所持している方の手を思い切り足で蹴りあげた。そして、銃弾を指で挟み、掴み込む。
俺は少しの間、驚愕で声を失っていた。
(まさか、銃弾掴みを成功させるなんて……)
銃弾掴み。指で銃弾を止めるとても難易な技。そう簡単にできるものじゃない。
そんな俺の動揺に追い討ちをかけるように戦闘が始まった。

「っぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!」

後ろから奇襲を仕掛けた男子生徒は、声にならない叫び声をあげながら、銃を連射してくる。きっと、動揺を隠しきれないんだろう。
(この時点で、もう勝敗はついてるな…)
それに対して、ゆきはただ冷静に判断をし、銃弾を転がり移ることで回避する。
その後、手に持っていた銃弾を一回転することで速度をつけ、手弾を撃った。
それは、見事に相手の男子生徒の足に命中する。
相手は、攻撃にヨロヨロと後退して、此方に寄ってくる。
手弾を撃った時に、俺がいたのを見たゆきがはかったんだな。
勿論無抵抗なわけもなく、彼は後ろを振り返り、銃をまたもや乱射した。
(ここまでされて、対抗しようとする意思がまだあるとは凄いな)
偽りなく本心でそう思った。
(なら、尊敬の意を兼ねて全力でやらせてもらうぜ!)
銃弾に自分の撃った銃弾を当て、軌道をずらす。銃弾撃ちだ。
そこからワイヤーを取り出し、相手の手足の自由を奪い、気絶させた。
(ゆきの方を手伝うか)
そう視線を向けると、もう彼方は勝敗がついていた。

「ーーゆき、もう終わったな」
ホント早く終わったよ、そう付けたそうと思った。
ゆきが俺の手にモールス信号を叩いてくる。
ん?何々…。ーーモウヒトリ イル キヲツケロ
(は…?まだいんのか)
辺りを見渡すけど、そんな気配なんてない。
(ちょっと気を張りすぎじゃないか…?)
そう気を抜いた瞬間、ゆきに思い切り手を引っ張られる。
突然の事に対応しきれず、そのまま倒れる。

「いっ…。ゆき、何して」

ゆきに視線を向けると、右横をじっと見つめている。
(何かあるのか?)
そこにいたのは…

「よう、Sランクのお二人さん。調子はどうだい?」

Re: 狂気の鬼ごっこ〜本当に裁かれるべきは誰の罪?〜 ( No.26 )
日時: 2016/07/03 14:34
名前: 桜花

罪のアリス編「狂戦士VS生徒」

紛れもなく交戦科の顧問龍牙だった。床に転がるのは、銃弾。
(だから、ゆきは避けたのか…)

「ーーどうして、龍ちゃんがいるのかな?」

先に立ち直り、そう冷静に返したのはゆき。
もっともな質問だな。…ん?今、龍ちゃんって言ったか?

「…なぁ、ゆき。お前、龍牙……先生とどんな関係だ?」

呼び捨てにしそうになり、慌てて先生を付ける。向けられる鋭い視線。
下手したら、殺される。次からは気を付けないとだな。

「龍ちゃんは、ゆきの大切なお友達の一人だよ。ね、龍ちゃん?」

「…うるせぇ。月瀬とウチは只の教師と生徒や。それ以上でも以下でもない。
それに、別にウチは『戦闘に教師プロが出ない』なんて言うてないし。」

「ソーデスカ」

''『戦闘に教師プロが出ない』なんて言うてないし''

つまり、教師が参加することもあるってことか…。
(って、何呑気に分析してんだ俺!?)
もしかしたら、龍牙プロと戦うことになるかもなんだぞ!

「一応聞くけど、龍ちゃんは熊谷あいてチームのメンバーに入ってるの?」

ゆきが淡々と言う。そうだよな、龍牙はあっちのチームなのか?

「いんや、ちがう。ウチはウチ、あっちはあっちや」

「つまり、残り二人か。…さっきやった中に熊谷君リーダーがいたはずだから
あっちはもう、終わってるかな?」

「…時間も少ない。ウチは、お前らのホンマの実力が知りたいんや!
やらないんなら、こっちから仕掛けさせてもらうでッ」

そう言うと、俺たちの方に飛び掛かって来る。
(ヤバイッ、来る!!だが、もう避けられない)
そう思い、目を瞑った。だが、いつまでもその衝撃は来ない。
不思議に思い、恐る恐る目を開けると…
そこにあったのは、倒れた龍牙の姿だった。

ピーーー

終了の合図が鳴る。
(一人でやったのか…。龍牙を一瞬で?)
龍牙と言う人物は、武警校内最強と言われ、皆に恐れられている。
気になった人物を見つけては、戦闘を申し込むくらいの戦闘狂だからな。
勝負をした生徒は、ボコボコにされ、一週間は立ち直れないと噂だ。
そんな人物を一瞬で倒したゆきって…。
いや、考えるのを止めよう。考えるだけ無駄だしな、うん。

「今日の昼食は、何だろうな?」

〜優希sideエンド〜

Re: 狂気の鬼ごっこ〜本当に裁かれるべきは誰の罪?〜 ( No.27 )
日時: 2016/07/04 17:30
名前: 桜花

ここで主人公の人物紹介。白と黒は表と裏という意味です。
能力は、超能力が使えるってことで。(?は後の話で明かし、付け足します)
黒の方は、違う所だけ書きます!

・月瀬ゆき(白)♀
外見…金髪碧目。肌は白く、細い華奢な体つき。
本作品の中で、一番の巨乳。低身長。
性格…誰にでも優しく、滅多に怒らない(本気で)。温厚な性格。
視力…左右ともに8.0(両目で16.0)
聴力…普通の人より、かなり良い
運動神経…普通の人より、かなり良い
好きなもの…楽しい事と甘いもの
嫌いなもの…つまらない事と辛いもの、苦いもの。
苦手…雷、水
特技…?
武器…?
使える技…不意討ち、銃弾掴み、手弾と?
能力…?

・月瀬ゆき(黒)〈断罪のアリス〉
外見…その現場に合わせて変える
性格…無感情で、殺すことになにも感じない

Re: 狂気の鬼ごっこ〜600参照感謝〜 ( No.28 )
日時: 2016/07/18 13:57
名前: 桜花

断罪のアリス編「殺人鬼の祈り」

ー模擬戦終了後ー

「ふにゃ〜、やっーと終わったよ!」

「…そうだな」

優希は、私の言葉に少し考え込むようにしてから答えた。

「むむ、今の間は何〜?ゆきに不満でもあるのかなぁ」

「別にそんなんじゃ…」

私は本の数秒の間、優希の顔を覗き込む。
(嘘は言ってないみたいだね。でも、心音と脈拍数が何時もより多いかな?)
私の推測通りで合ってるなら…。ちょーっと、確かめたいなぁ。
前の時に、優希がこういうのが苦手なのは確認済み。
こうなったら、しょうがない。あの裏技テクを使うしかないか。
(もう、アレをやるしかないよね?)
私は、少しだけ顔を伏せながら、小さく呟くように言う。

「ーーゆきの事、嫌いになった…?」

不安そうに目を泳がせ、何時もより多く瞬きをする。
そうすれば、泣きそうに見えるでしょう?
更に、最後に泣きの一手を使えば…ほら、完璧。
誰だって、この演技に騙される。嘘泣きって、難しいよね?
けど、慣れてしまえばお手の物。これでも、演技力には自信があるの。
だから、きっとあなたも…。

「……んだよ」

ーー騙される。

「?」

「情けないんだよ!大切な女を守りたいのに、守られてばかりで…。
何か、可笑しいか!?」

見えるのは、紅く染まった優希の顔。

(…困ったなぁ。情を持たれると此方も罪悪感を感じるんだけど)
でも、其を利用してこそが私だよね…♪
優希には悪いけど、これはもう決定したことだから。
無慈悲な殺人鬼に人の心など分かる筈もなかったーーー。

「…じゃあ、私は優希を守る」

「は…?」

今の会話で、その発言は可笑しいのかもしれない。
けど、こう繋げれば妥当だから。

「その変わり優希が私を守る。…それで、どう?」

戦場では、背中を預けられる人なんて限られる。
だから、私は敢えてこう言った。

「…ああ、上等だ!!やってやるよ!」

高らかに宣言する優希。
こうやってられるのも、いつまでかな?
実は、もう迫ってきてるんだ。…殺人衝動が。
このままだと、そこらにいる人間を無差別に殺しかねない。
それは、ダメ。だけど、もう少しだけ此所にいさせてほしい。
どうか、神様。私にもう少しだけ、時間を下さい。
ーーー彼の心の傷が癒えるまで。
…優希の心が壊れぬように。


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