コメディ・ライト小説(新)

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チーム陽-ポジティブ-
日時: 2016/05/19 18:05
名前: 心葉

心葉ここはです!

記念すべき1作目となります...!
初心者ですが、温かい目で見ていただければと思います*


-Story-

ひょんなことから、「陽ーようー」という雑貨屋で働くことになった主人公・夏樹。

でも、そこで働く4人の男女は、
何か重大な秘密を隠しているようで...?



○主人公○
立山 夏樹 高校一年生
"今まで"普通に遊んで恋をして毎日楽しく暮らしていた、普通の15歳。
とある一団に出会ってから、その生活が一変する。
和菓子が大好物。

ハヤト
雑貨屋「陽ーようー」の店長。自称陰陽師。
白い髪に青い目をしている、年齢不詳の青年。
お気楽な性格だが、いざとなると頼れるリーダー。

錬太郎れんたろう
ハヤトと同じく「陽ーようー」で働く青年。
ぼさぼさの黒髪に黒ぶち眼鏡、ゆったりとした服が彼のスタイル。外見とは裏腹にかなり生真面目で、ハヤトと悠の世話をよく焼いている。

ゆう
「陽ーようー」で働く少年。
4人の中では最年少だが、それなりに頑張っている様子。
よく寝る。

梓音しおん
クールだが感受性豊かな少女。
同じく「陽ーようー」の店員の一人。
個性的なメンツをまとめる姉御的存在。

Page:1



Re: チーム陽(ポジティブ)! 【1 謎の雑貨屋】 ( No.1 )
日時: 2016/05/03 22:27
名前: 心葉

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」


桜の季節も終わり、鮮やかな緑が芽吹き出した今日この頃__

高校に入ったばかりの立花夏樹は、海岸沿いの下り坂を、叫びながら超加速した自転車で下っていた。

すれちがう人が皆振り返って夏樹を睨むが、そんなことは気にならない。


華々しくスタートした高校生活が、
今日、無惨にも砕け散ったのだから。


要するに、振られた。

入学直後、夏樹は見知らぬ眼鏡男子に告白され、名前も覚えていないうちに嬉しすぎてOKしたのだ。
しかし....


『ごめん...ぼ、僕、やっぱり恋とかよくわかんなくて...その、別れたい、んですけど...』


(はぁ!? 告白してきたのはそっちでしょ! そのくせに何なの、『僕、やっぱり恋とかわからなくてー』って!)

腹が立つ。悔しい。
あんなへなちょこと付き合ってたなんて。
そして...私があいつの恋愛の実験台にされてたなんて!!
所詮、自分に恋愛が向いているかどうかの薄っぺらな関係だったのだと思うと、余計にイライラする。


....と思っていたのも束の間


次の瞬間__


夏樹の体は上下逆になっていた。


(えっ...え!? どうなってんの!?)


状況を理解する間もなく、夏樹は地面に叩きつけられた。
相棒の自転車と共に。


全身の痛みを感じた直後、
彼女は意識を失った。

Re: チーム陽-ポジティブ- ( No.2 )
日時: 2016/05/27 14:04
名前: 心葉

「う、うーん...」


意識と共に戻ってきた両肘、両膝、背中の痛みに思わず顔をしかめながら、夏樹はゆっくりと目を開けた。と__


覗いていたのは、青い瞳...



「うぇっ、えええええええっ!?」



夏樹は驚きのあまり、叫びながら飛び起きた。変な声が出てしまい、慌てて口を手で押さえる。

夏樹の周りには、4人の男女がいた。
どうやら、今までソファーの上で気絶していたらしい。

夏樹が叫ぶと、青い瞳の青年がぱっとその場を離れた。人間とは思えない、美しい銀髪がなびく。
青い瞳の人だけでなく、そのほかにもう3人いたのだが、彼らも少しびっくりしたのだろう、少し肩を震わせた。
でも、目は完全に夏樹を見据えている。


(だっ、誰なのこの人たち! 自転車と一緒に浮き上がったあとのことは全く覚えてないんですけど...)


そのとき、ふと恐ろしい考えが脳裏をよぎった。
考えたくもないのだが、その可能性は十二分にある。



(私...もしかして、誘拐された!?)



青目に銀髪なんて、普通じゃあり得ない外見だ。
不良とか、ちょっとふざけた人が、カラコンをつけたり髪を染めたりする...
夏樹のイメージはそんな感じだったのだが、この青年の容姿はそれにまるであてはまってしまう。
服は清楚なものを着ているが、何しろこの人のことは何もわからないのだ。警戒するに越したことはない。
少し後ろで固まっている3人も、もしかするとこの青年とぐるなのではないか。



そうなると、今のこの状況は[とてつもなくヤバい状況]ということになる。



家には帰れるかな__
このまま死ぬのかな__
なんていうネガティブな考えばかりが脳内を埋め尽くしていく。
夏樹は被害妄想をすることが多い。その妄想で、怖くなったり、傷ついたりということは幾度となくあった。



しかし、考えている暇はない。
ようやく脳が働き出した夏樹は、ソファーの下にあった鞄をひっつかみ、くるりと向きを変えて進行方向にある扉に向かって全力疾走した。


しかし、人生そう簡単にいかないものである。



「ちょっと待って」

扉の前に、銀髪青目の青年が立ちはだかる。

その貫くような視線に、夏樹は思わず怖じけついた。
一歩後退する夏樹。青年は夏樹のほうへ一歩近寄った。



「話したいことがあるから...じゃなくて、話さなきゃいけないことがあるから。残って」




そう言った彼の目は、獲物を見つけたときの鷹の鋭い目そのものだった。


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