コメディ・ライト小説(新)

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friend
日時: 2016/06/05 10:07
名前: 白猫(蝉時雨)

春、桜の季節。
今年から中学生の私は、小学校とは違う、これから待っている中学校生活に期待を膨らませていた。

そんな私が出会ったのは、他の小学校出身の、面白く、頼りになる。
そんな『部活仲間』だった___



きっとお初にお目にかかります。蝉時雨と申します。
友人が小説を書き始めました。
題名は「friend」です。
作者の白猫様から投稿依頼がありましたので、僕の方から投稿させて頂くことになりました。
白猫様は自宅にネット環境があらず、本人が直接投稿する事はできませんので、僕が直筆の原稿を頂いて少々の加筆修正の後、代理で投稿することになります。

それでは、友人「白猫」様作の友情ストーリーを、お楽しみください。



(現在はパソコンが使えるようになったそうなので、白猫様本人からの投稿が増えると思います。)

Page:1



Re: friend ( No.1 )
日時: 2016/06/05 10:16
名前: 白時雨

「ハァ……学校、嫌だなぁ」

  4月、今日は中学校の入学式だった。
正直、学校なんて行きたくなかった。小学校ではいじめを受けていた時期もあった。
その理由のひとつは私が幼い頃から持っている不思議な能力や、強い霊感を周りに知られたくなかったからだ。
……まぁ、万が一バレてもあまり害は無いだろうと思うが。

「わぁ、もう皆来てる……!」
 教室に入ると、ほぼ全員が席についていた。
まさか遅刻したか、と少々パニックになったが、なんとか大丈夫だった。
クラスメイトは見た感じとても個性豊かで、ショートカットで眼鏡を掛けた物静かそうな子や、身長がとても大きくてうるさい男子など、いろんな人がいた。
 しかし、夏季と同じクラスで良かった。
夏季とは、頭が良くて優しい、私の小学校1年の頃からの自慢の友人だ。
私の実際の口調はこんな風にきつく、嫌われるかと考えて学校での口調を変えた時も、受け入れてくれた。
そんな夏季と友達になった時、とても嬉しかったんだ。

「__これで先生からは以上です。」
 やがて先生の話が終わり、夏季と話そうと移動する。
「一緒のクラスになれて良かったね」私が笑って言うと、
「そうだね!」
夏季も笑い返してくれた。

 次の日、私は夏季なつきと、野々のの鈴音れお五月さつき_この3人も小学校からの友人であり、とても仲が良い_の5人で学校に向かった。
はじめは夏季、鈴音、五月の4人で行くつもりだったが、昨晩急に野々から”一緒にいかないか”と電話があり、5人で行くことになった。
だが、夏季達はこの事を当然知っている訳が無い。
私は少量の不安を抱えながら朝を待った。
しかしそんな不安も束の間、集まってみれば野々もすっかり輪の中に溶け込んでおり、安心した。

 その日は学校で席替えや班決めをした。
残念なことに夏季とは同じ班になれなかったが、あまり悪い班ではなく、寧ろ良い方なのではないか、そう感じた。
それに、”真奈ちゃん”という他の学校から来た子とも仲良くなれた。
きっかけは、たまたま名字が同じだったこと。


 進学しての初めての友人、個性豊かなクラスメイト。
私の周囲の環境は小学校時代と比べて目まぐるしく変化して、まるで私を呑み込む大きな波みたいだ。
しかしそんな忙しい毎日は、学校を楽しく思わせる最大のスパイス。
私はこれから続く学校生活に思いを馳せていた。

Re: friend ( No.2 )
日時: 2016/06/05 10:31
名前: 白時雨

 次の日、旧友である穂乃ほのも一緒に登校した。
私は電車通学であるため、いつも電車の中で様々な話をする。真先に出た話題は、『友達は出来たか』というもの。
「私はまだいないかな」
穂乃は自問自答した。
普段自らの問いに答えない穂乃には珍しく、少し驚いた。
次に野々が嬉しそうに
「結構出来たよ!」
と答え、続いて私も
「2人出来た」
と少し笑みを浮かべて答えた。

 前に話したものでは真奈まなという子1人だけだったが、実際には”日菜ひな”という少し天然だけど友達想いで優しく、頼りになる子とも仲良くなっていたのだ。

 そうこうしている内に学校に着いた。
私の通う学校は朝一番に来た人が教室の鍵を取りに職員室まで行かなければならない。
が、同じクラスで同じ電車に乗っていた男子が2人、私達より早めに着いていたが、「面倒臭い」と言って拒否。
一緒に来た女子グループ唯一の同じクラスである夏季に至っては「面倒臭いから行ってきて」と押し付けてくる始末。
仕方なく職員室前まで来るが、どう言えばいいのやら。
「どう言えばいいんだろ……」
と小さくひとりごちる。
少し考えて言うべき事を頭の中で整理して、深呼吸する。
徐々に激しくなる胸の鼓動を無視して、意を決して職員室に踏み入った。
「1年F組の山崎やまざき 美花みかです、F組の鍵を取りに来ました。」
その時偶然にも担任の先生がおり、私の姿を見るや否や忽ち笑顔になり、
「あぁ、おはよう!鍵そこの取ってね!」
とよく通る声で鍵を指差しながら言った。此方に来ないのはプリントの作成でもしているからだろうか?
「はい、ありがとうございます。失礼しました。」
私はいつまでも職員室の空気に触れているのが辛く感じられたので、鍵を取ってそそくさと教室に戻った。

戻ると、例の男子2人に「遅い」と言われとても腹が立ったが、必死に堪えた。

Re: friend*作者から ( No.3 )
日時: 2016/06/03 23:33
名前: 蝉時雨

ここからは本人様の投稿になる予定です。
因みに上記(>>1>>2)のペンネームは白猫+蝉時雨=白時雨です。
それでは、
ご本人様の一切無駄のない文でお楽しみください。

Re: friend ( No.4 )
日時: 2016/08/08 12:11
名前: 白猫

こんにちは白猫です。
今作からは、自分で投稿させていただきます。
蝉時雨さん代理で投稿していただきありがとうございました。
頑張りますのでよろしくお願いします。

Re: friend ( No.5 )
日時: 2016/08/08 12:35
名前: 白猫

その日の授業は自己紹介がほとんどだった。
本音を言うと学活でやったのだからほかの教科もやる必要はないだろと思う。
それに、発表するほど嫌いな事はない。
10休みは夏季と話をしていた。
でも夏季は「イタズラ好き」だ。
休み時間になると、必ず一回はくすぐってくる。
私はそれが嫌で逃げるのだが、夏季は足が速く、すぐに追いつかれてしまう。
だから、「夏季と話をしている」ではなく「夏季に襲われている」のほうが正しいかもしれない。
10分休みが終わるころには、私の息がすっかり上がってしまっていた。
それを見た周りの人たちが、まるで私たちを茶化すかのように、「仲が良いね」と言ってくる。
確かに私と夏季は小学校からの友人であり、ずっと仲は良い。
けれど、なぜ逃げているところを見てそう思ったのか分からなかった。
私は、苦笑していることしかできなかった。


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