コメディ・ライト小説(新)

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庭瀬和葉 巫女さんになりますっ!?
日時: 2016/07/08 20:27
名前: クローバー

はじめまして、クローバーです。
駄作者です。受験生です。面倒くさがりです。=更新遅い&止まることが多々あります。


「好きです。わたしと、付き合ってください!」
 庭瀬和葉、十三歳。生まれて初めての告白でした。
 お相手は――神様!?

庭瀬にわせ和葉かずは
 中学二年生。代々町の隅にある祠を守ってきた一族の少女。ひょんなことから祠の稲荷神の許婚、姫巫女となる。
☆いなり様
和葉の一族が守る祠に祀られた神。和葉の先祖との契りで、“姫巫女”として和葉を許婚に選ぶ。

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Re: 庭瀬和葉 巫女さんになりますっ!? ( No.1 )
日時: 2016/08/16 16:43
名前: クローバー

 おじいちゃんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんのお父さんは、霊が見えるとのたまうインチキ霊媒師でした。
 ある時彼は伏見ふしみのお狐様きつねさま、別名伏見のおいなりさんと出会い、名を「伏見埼ふしみさき」と改めてお狐様を祀る祠を建て、代々その祠を守ると誓いました。
 それだけでなく、なんと彼は、のちに生まれる子孫と神様との婚儀の約束までしてしまいました。
 そして、ひょんなことから、わたしがお狐様の許婚となってしまったのです――

Re: 庭瀬和葉 巫女さんになりますっ!? ( No.2 )
日時: 2017/02/04 21:02
名前: クローバー

1.告白とウソ

 庭瀬和葉、今、かなりのピンチに陥っています・・・
「ねぇ、今日は庭瀬さんの番だよ?」
「今更やらないなんて、言わないでしょ」
 クラスメイトの中谷さんと西山さんが、わたしを覗き込んでいます。
「もちろんです・・・」
 目線で逃げたいオーラを明後日の方向に放散しつつ、顎を上下に動かします。
「オッケー。じゃ、今日はどこにしよっか?」
 決まってないなら解放していただきたく!
「近場の公園とかでいーじゃん」
「いいね、じゃ、そこにしよう!」

 やって来たのは、他校区と被る位置にある児童公園。
「あっ!男子発見~」
「イケメンだよ!いいなぁ、庭瀬さん」
 二人が指さした先には、三駅ほど先にある私立中学校の制服を着た男の子。
 陽の当たり方で金色にも見える茶髪、長い前髪の間から覗く切れ長の目。確かにかなり整った目鼻立ちです。
「だっ、たら・・・お二人が行かれては・・・?」
「ダーメ!庭瀬さんの番なんだから。譲ってあげる!」
 いえ、結構です!
「ほら、行ってらっしゃい」
 ドンっと背中を押されて、男の子の前によろけながら送り出されます。
 男の子の驚いたような顔を見、仕方なく息を吸い込みました。

・・・・・・

 うちのクラスでは今、“噓告うそこく”が流行っています。
 他校の男子に告白し、振られたらそのまま。OKされたらその場で嘘だとばらす――なんとも趣味の悪い遊び。
 クラスでも発言力の強い西山さんたちグループが、クラスの子たちに順番にやらせているのです。
 一度、嘘だと告げられた男の子のほうが「今は嘘でも、嬉しかった」と、その女の子に改めて告白したこともありました。
 その子は今、裏切り者とグループの子たちに虐げられている。つまり、クラスで平和に生きたければ、彼女たちの求める方向に進むしかないのです。

・・・・・・

 やるしかない。
 覚悟を決めて、わたしは言葉を吐き出しました。
「好きです。わたしと、付き合ってください!」


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