コメディ・ライト小説(新)

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平行世界~こうして出会った同一人物~
日時: 2016/10/04 04:01
名前: 白

今のところの重要な登場人物設定


主人公(少女)

黒澤 未弓
(くろさわ みゆ)
年齢:約14歳
性別:女
容姿:丸っこい顔、ややつり目で中性的な顔立ち。前髪はギザギザで長さは目が隠れる程。後ろ髪は毛先が肩甲骨まである。上の方にだけ淵のあるオレンジ色の淵の眼鏡をかけている。少しぽっちゃり系。身長は150㎝程。服装は下半身はジーパン、上半身はディズニー系がほとんど。
性格:自分自身をかなり底辺の方だと認識している。オタクで被害妄想を良くする。現引きこもり。優しさはあるはず。PC依存症。女子として欠落している部分があったり。大人数は苦手。元の本質は下のもう1人の自分と同じ。
備考:微霊感有り。器用。超感覚(共感覚)の持ち主だったり?。黒澤(男)が居る方の世界では「白沢未夢(しろざわ みゆ)」と名乗っている

向こう側の世界の登場人物

黒澤 未弓
(くろさわ みゆ)
年齢:約14歳
性別:男
容姿:黒髪黒の瞳。全体的にシュッとしていて、目つきはややつり目。前髪はギザギザで眉が少し隠れるほどまでの長さ。後ろ髪はうなじが隠れる程。髪型は若干ボサッとしている。中性的な整った顔立ち(イケメン?)。身長は170㎝程。ピアスやイヤリングなどではなく、もっと手軽に取り外し可能な銀の耳飾りを左耳に、黒と銀のベルトの様な物を首に、茶色の皮のベルトと銀のブレスレットが交差しているような形状のブレスレットを右手首に。どれも必ず付けている。服装は大体パーカーに動きやすいジーパンが多く、オレンジと黄色の伊達眼鏡を外に行くときはしている。パーカーの下にはTシャツを着ている。
性格:ギャグじみている残念なイケメン。優しさはある。此方も多少オタク。面倒臭がりなところがある。元の本質は主人公と同じ。
能力:本人は「夢想変換」と呼んでいる。
この能力には2方向の使い道がある。
本人は一つを「変化へんげ」と呼んでいる。
変化したモノの力を使えるようになる。1部だけ変える事も可能。変化できるモノに制限など無いが、弱点や本能まで変化したモノと同じになり、完全なオリジナルになるとしたらそれ相応の苦痛と精神の消耗を与えられる。触れて居るモノ、地形などを変化させる事も可。だが、地形を変化させる事はオリジナルよりはまだマシだが、体力を消費するのであまり使わない。
2つ目は「纏い」と呼んでいる
纏ったモノの出現、操作、造形(具現化)が可能となる。纏ったモノ次第で回復や強化などが可能。纏ったモノ次第で容姿が変わるのは毎度のことだが、性格まで変わる事もしばしば。属性として纏えるモノに目立った制限はないが纏ったモノと弱点が同じになる。
どちらも「変身」「変換」に関係する
備考:この能力を生まれ持ち、一躍大人気、そしてテレビや雑誌、新聞に取り上げられた分、その反動に普通の生活はしずらくなり、外に出る時も身を隠さねばならない為、薬や能力の力を抑え込む飾りを何時もつけている。


梧桐 優我
(ごとう ゆうが)
年齢:約14歳
性別:男
容姿:髪は地毛で茶色。真ん中分けで、前髪は少しふわっと浮いている感じ。後ろ髪は全体の髪を寄せているかのように、後ろの方の中間部分に束ねていて、その時の髪の長さはうなじに届くか届かないかぐらい。目つきは切れ長で、つり上がっている。眉は少し太いが濃さは普通。此方も全体的にシュッとしていて、身長は176㎝程と、中学生にしては長身。服装はジーンズの様な生地で出来ているジャケットに、ジーンズのズボン。下にはカッターシャツを着ている。
性格:完全なるツッコミ気質?。綺麗好きな方でしっかりしているが、たまぁに何処か抜けて居る様な一面を見せる事も。此方も多少オタク。
能力:空間移動(ワープ能力)
このワープ能力は、マーキングしていないところには行けない。つまりは行った事のない場所には行けない。行けたとしてもそれはあまり正確ではなく、迷子になる事もあるかも。だが、同じ場所で別世界と言うのはまだ繋げられる方。鏡など、姿が映る物や反射する物なら効果は抜群。ワープ時は、闇の様な靄を出す。
備考:とある集まりで黒澤(男)と出会った。彼も希少な能力の持ち主だった故、注目はされたが、それは黒澤(男)の影に入り、普通の生活を送れている。コイツも重要時、又は黒澤(男)の思いつきに付き合う事以外では能力は使わない。

篠崎 匠海
(しのざき たくみ)
年齢:約14歳
性別:女
容姿:日本人らしい黒の髪はふんわりしている。本人から見て前髪の左側は後ろの方に向けて止められており、左半分だけオールバック状態。後ろ髪は背中の中央までの長さ。顔立ちは綺麗に整っており、つり目。童顔ではない。大人の女性と言う雰囲気を醸し出している容姿。主に学校で登場するキャラクターなので、大体の姿は黒のスカーフの白いセーラー服。スカートは黒で、折っているのか膝上5㎝程。身長は162㎝程。学校以外では灰色のノースリーブの上着に長袖の白のワンピース。丈は膝上10㎝程。下には黒のズボンを履いている。
性格:上の人間には上の人間が相応しいと言う何処か相手を見下している。だが逆に言ってしまえば、黒澤の類の人物たちを尊敬し、認めている。若干ナルシストだったりする。何と言うか…、学校のお姉様的な雰囲気。
能力:「エンジン」
加速系能力。体育祭の時とかでリレーに使ってたら上位に入れそう。
備考:黒澤(男)並にモテる。その為、黒澤(男)にふさわしいのは自分しか居ないと思っていた所為か、白沢(黒澤(女))をライバル視又は敵視している。正直言って認めたくない相手らしい。

小早川 日向
(こばやかわ ひなた)
年齢:約14歳
性別:男
容姿:黒髪でキッチリと整えられた、うなじが隠れるほどの男子にしては多少長髪。前髪は眉が若干隠れる程でギザギザ。フレームの付いた楕円形の眼鏡をかけている。たれ目で、少し目が大きく、どちらかと言えば女性寄りの顔立ち。肌は平均的だが、此方の世界の冬には平均より若干焦げている。身長は171㎝程。
服装は、主に白のシャツに淡い緑ののベスト。その上に黒のジャンバー。ズボンはジーパン。白靴下にスニーカー。此方の世界での夏では長靴を履いている。腰にはベルトを付けているが、そのベルトには収納スペースと言えるポケットの様な部分が右側に数個付けられていて、その中には筆やインク、鉛筆や消しゴム、物差しなどが入っている。
性格:アニオタ、漫画オタク、ゲームオタク、そして幻獣オタクである。能力を使わずして、よく幻獣等を書いていたりする。Mに見られがちだったりするが、実はSだったり?礼儀正しく温厚、ネガティブな方に考える事が多い。能力はあまり使わないようにしている。
能力:「絵空事」
本人はそう呼んでいるが、実際は絵の具現化。
それは生き物を生み出す事も可能とされる能力。
あまり使わなかったりするので、彼の能力の知名度は低めだと言える。
ベルトについているポケットの収納スペース。それもこの能力に関わりがある。
備考:黒澤(男)とは中1の頃知り合い、黒澤の方から話しかけてくれたと言う。彼らはとても親しかったが、黒澤の知名度により最近はちゃんとした話などが出来ていなかったり。能力の知名度は低いが、彼の画力の知名度は学校内では高いと言える。

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Re: 平行世界~こうして出会った同一人物~ ( No.8 )
日時: 2016/10/05 08:27
名前: 白

6「学校は修羅場の本場だった件」


翌日、少女はまた空間移動能力で連れて来られ、何故だかとある中学校の校門辺りで黒澤を待っている。
本日1回目の空間移動でまたパーカーとコートを渡され、少女はその姿で居るのだ。
今日が黒澤の通っている中学校の初の登校日なんだとか。
それで少女は車の邪魔にならないよう、自転車で通う人の邪魔にならないようにと端の方で座り込み空をボーっと見上げていた。
たまに不審者を見るような目で教員らしき人物が少女の方を見るが、少女はそれに気づいていないかのようにお構いなしで。
太陽が空の天辺くらいに来たころ、自転車の車輪と地面のぶつかる僅かな音が聞こえだす。
その中で最も沢山の音が集まったような集団があった。
騒がしいと思いつつ少女はその集団の方を見れば、その中心には伊達眼鏡をかけた黒澤が居て、その周りには見覚えのある顔が並んでいたり、見た事ない人が居たり。
その7割が此方の世界での女子だった。

「ねーねー、カラオケ行こうよ」

「なぁ、ゲーセン寄ってかね?」

「だーかーら、先約がる言よるや……、あ、白ー‼」

実は昨日のあの一件の後、梧桐の家の中に戻って呼び名と、この世界で名乗るための名前を適当に決めていたのだ。
そして少女が別世界の人間である故、少女の呼び名は黒澤からは「白」、梧桐からは「未夢みゆ」と呼ばれることとなった。
まぁ梧桐はそれに慣れず「白沢しろざわ」と呼ぶことになりそうだが…。
片手を挙げて横に振り、自転車を押して黒澤は少女を呼びながら少女へと笑みを浮かべて近寄っていく。
それを見て黒澤の周りに居た人達、特に女子たちからの尖った眼差しは少女に痛い程に向けられる。
その光景を見て、視線を感じて、少女は笑顔のつもりで浮かべた苦笑を浮かべて軽く片手を挙げその手を軽く横に振る。
黒澤が少女の元へ歩みを進め、足を止めた頃。それと同時に1人の女子が2人に歩み寄る。

「ねぇ黒澤君。その子誰?2人って…どういう関係?」

その女子はとにかく美人だった。ふわりとしてそうなサラサラの髪質で、その髪は仄かに風になびく。
中性的で、とても綺麗な顔立ち。そんな彼女は微笑みそう尋ねる。
少女と黒澤は同時に首を傾げれば、どうする?とでも訊きあうかのように同時に首を横に捻りお互いの顔を見るのだ。
その息ピッタリな行動に、周囲の人達の苛立ちは増したことを当の2人は知らない。
否、確信が無いのだ。大体は察しているがそれが真実かは分からないと。
周囲の眼に見られ続け、人間に囲まれ続けてきた黒澤と、周囲の眼や言葉、感情に怯えて引きこもりになった少女にはそれが良く察知で来ていた。
微妙な間が過ぎ去ったあと2人は

「「昨日今日の関係?」」

と、また同じように首を傾げ、声の調子、言葉の早さ、寸分たがわず声を合わせてそう答える。
まぁ、事実と言えば事実だが、これを聞いた途端、周囲の怒り、嫉妬、僻みや妬み等々、そんな2人にとっては心臓にどくな感情のこもった視線が向けられる。
主に少女にその視線は、その感情は向けられた。
その時、少女や黒澤の胸元はまたズキズキと鈍い痛みが生じるのだ。
人間には、能力有る無し関係なく元々4つの超能力が備わっていると言われている。
その中の「共感覚」。それは同一人物と言える2人にはあった。
恐らくそれが原因で今そのような状態に陥っているのだろう。
それについて、慣れているのか黒澤は先程と全く様子は変わらない。
だがあまり大勢の中に居る事にさえも慣れていない少女にとってはとても心苦しい物だった。

「昨日…今日の…?それで黒澤君相手にそんなに馴れ馴れしく居られるの?アンタ…何様?…何なのよアンタ…」

「えっ…、えっと。白沢しろざわ未夢みゆ言います。よろしゅu…」

「そう言う事訊いてんじゃないの⁈何⁈アンタ、あたしら舐めてんの⁈だからそんな黒澤君相手にずうずうしく…‼」

そんなボケをかますところは黒澤とそっくりだった。
それを認識したうえで、彼女たちは激怒し怒鳴りつけたのだ。
だが先程から最初に尋ねてきた彼女は微笑みを浮かべたまま。
それでもその感情は2人は何となく察していた。
周囲のこの雰囲気、少女には荷が重すぎる。この中でそれを一番知っているのは、少女の隣にいる黒澤ただ一人だった。

「……すんません……すみません………ごめんなさい…」

「…」

「それでいいn……、黒澤君…?何してんの……?」

黒澤は柄にもなく、否。この状況だからこそ少女の味方に付いていると言う証しであるかのように少女の肩に手を回す。
その表情はとても涼しげな真顔だった。
こんな表情は滅多に見られないモノだと言うのに、何故その子の味方をした時、そんな表情を見せるの?と、周囲の人全員は少し混乱し、疑問に思った。
黒澤本人に至っては、ただ少女を安心させたかっただけだろう。
だが少女は黒澤に触れられた途端ビクッと身を震わせて、その後、恐る恐る其方を見上げたのだ。
一応安心感はあるにはあった。ただ、この行動で余計に周囲からの反感を買ったのではなかろうかと被害妄想を膨らませる。
黒澤のその行動を見て、先程まで穏やかな微笑を浮かべていた彼女は1歩前に出て。

「黒澤君…、どういうつもり?その子は貴方と違う。ただの愚民なのよ?なのになんでよりによってその子を選ぶの?」

「選んだわけやないよ。ただ、多分コイツがこん中じゃ1番理解しあえるんちゃうかって思っただけ。あと、さっきまでお前らの言よる事聴いとったら…、こうやって…俺がコイツ相手に馴れ馴れしくしとれば文句はないって話だろ?」

彼女は目を見開かせ、驚いたような表情を浮かべて黒澤に問う。
あの態度、黒澤はあの子の事を女として見ていない事は彼女には分かっていた。
だがそれでも、言葉を発すると同時に余計に少女に近寄る黒澤を見たら無償に腹立たしくなった。
それに対して黒澤は、まるでギャンブラーの様なそんな面構えで前だけをジッと見る。
ただ、黒澤の行動は逆効果だと言えた。
周囲は黒澤に対して媚を売り過ぎていると同時に、それを恋だの何だのと錯覚を起こしている人物も少なくは無い。
その所為か、黒澤への愛情はそのままで、ただ少女への怒りが上限に達しつつあった。
それで少女は震えるような遠慮気味の声で一言…。

「あの…。うちみたいなんがこんな好かれる人と一緒にってもええんかなってことくらい…、自分でも思てます。けど…、黒…、黒澤君もこう言うとるし、うちと黒澤君の関係に友人以外何もありませんし…」

震え混じりの真の通った声。その声は普段の少女の声よりは大きく、その眼は黒澤と同様、前だけを見ていた。
その言葉にホッとする者も居れば、怒りを残したままの者も。
それでも少女は言いたいことを言ったので少し満足していた。まぁ、それは所詮自己満足に過ぎないのだろうが。
ただ、目の前の彼女の表情は微笑みのまま、その眼は笑ってはいなかった。
不敵に口角を上げた彼女は…、

「ねぇ…、アタシと勝負してみない?貴女が本当に黒澤君の友人か、黒澤君の友人として相応しいか。それだけでも確かめたいの」

「これを拒否すれば…、貴女はもう黒澤君の友人であると言う事も言えなくなるけど…どうする?」と長くも、少女の耳元でそう付け足して言う。
そんなモノ、元々少女に拒否権など無いに当然だった。
黒澤はこの勝負を蹴っても良いと言いたかったが、もし自分がそう言われたらと考えれば予想は付いていた。
だからこそ、敢えて何も言わず、小さく頷く少女をただ不安そうに見ていた。

Re: 平行世界~こうして出会った同一人物~ ( No.9 )
日時: 2016/10/05 08:28
名前: 白

7「友情と愛情~無能力VS能力~」

「「時刻は今日の15時、まぁ試行錯誤(小細工)でもしておくことね」って…。お前能力ないくせになんちゅう勝負受け取んじゃボケェ‼‼」

「やっぱ能力が能力やけんかめっちゃ声とか喋り方似とるなぁ」

「うん。今はソレ置いておこうな⁈」

一旦、梧桐の家にてまた集まり話し合っていた3人。
黒澤が説教をしている合間に少女は本音であるボケを挟んではまた梧桐が少女にツッコんでいた。
3人共、こうしてグダグダとしている場合ではないと言う事はちゃんと理解してはいるつもりだが、ほぼ少女の態度の所為かグダグダになっているのだ。
試行錯誤?少女はこんなに呑気な事を言っているのだから考えてるはずがないなんて、少年2人は確信ありげに内心そう思っていた。
何せ少女は相手の能力さえ分かっていない。
これはお互いの能力を教え合わない方がその場での対応力が試されて良いと言う向こうからの申し出であった。
勿論、他が口出ししてはいけない。
まぁそのおかげで少女が無能力であることがバレていないので一時的にセーフとなったが…。

「どうせまた未弓みゆ絡みの事だろ…。その人達もその人達で飽きないなー」

「どうせまたって…、前にもこんな事あったん?」

「あぁ。前に未弓から聞いた話じゃ、バレンタインの時はもうライオンの群れにネズミ1匹放りこんだみたいに…」

「んっ、んん。優我ー?」

「あー、はいはい」

梧桐がその当時を最後まで言おうとする前に、黒澤は咳払いした後不自然な笑顔を梧桐に向けた。
それで梧桐は苦笑を浮かべて返事をすれば話を途切れさせる。
それでも少女はもう大体の想像はついていたので必要はなくなっていた。
もうじき約束の時間に時計の針が向く。それに気づいた梧桐は無言でワープゲートを開けば時計に人差し指を指す。
それに気づいた少女と黒澤は立ち上がり、ワープゲートに入ればその向こうへと1歩。
其処にはもうあの彼女と野次馬が群がっていた。
その場所は中学校からフェンスを挟んで向こう側の、体育館のすぐそばの公園。
よく近くの幼稚園で遠足に使われている公園だ。
其処の広めの雑草が敷き詰められて生えているような場所。其処で1対1で戦うようで。
少女は彼女の真正面に立った。

「よく逃げなかったわね。其処だけは褒めてあげるわ」

「まぁ…売られたもんは買わなアカンだろうし…。どうせ引き受けんかったら余計視線が痛ぁなるだけやろ?」

「まぁ…。妙なところまで黒澤君とそっくりじゃない…チッ」

彼女が偉そうな上から目線の態度でそう言えば、少女はとても面倒臭そうに言葉を返す。
その少女の発言や態度、雰囲気が何処か黒澤に似ているような気がして、彼女は小声で呟けば舌打ちを零す。
その頃黒澤は、其処から近いブランコに腰を掛けてゆらゆらと揺れながら、表情はそのままでも心配そうな目を少女に向ける。
そして黒澤を標的を見る目で見つめ、お近づきになろうとする野次馬の女子達。
彼女はそれを気にしているようだが、少女はあまり気にしていない様子。
ただ相手の目を見るのみの少女。

「ッ‼」

「え…⁈ッ…‼」

始めの音が聞こえずに、ただ15時を針が指したと同時にそれは始まった。
彼女は脹脛からエンジンの様な筒状のものを片方6つずつ出せば加速して、少女の腹部へと勢いよく蹴りを入れる。
それに対応しきれなかった少女は案の定攻撃をまんまと喰らうのだった。
その感覚、勢いの凄いサッカーボールが腹に当たった時と同じようで、何とか持ちこたえる事は出来たものの、ザザザッと、30㎝程歩みを進めることなく後ろに下がっていた。
蹴りを入れた後、それからは顔面目掛けて右から左へと拳が入ろうとしたその時

「……」

「ッ⁈…ヴッ…ア゛ァ゛⁈」

その拳を少女は握り、その拳を無理矢理抉じ開ければ握手のようにして、相手の関節をコリコリと握っては鳴らし、痛みの走りそうなツボを何度も何度も刺激した。
その光景に皆は驚いた。勿論、黒澤もだ。
少女が能力を使った気配は一切ない。それなのに彼女はかなりダメージでも受けているようなリアクションをするのだ。
その唸り声や逃げるように脹脛を少女の方に向けるその行動は、痛みからでもあるがそれだけではない。
少女のいつも発するのほほんとしたその雰囲気。その雰囲気は今は一変し、それはとても冷たく、恐るべきものだと判断したのだろう。
少女の眼光は鋭くなり、目つきは冷静なようでもまるで睨んでいるような。
その表情は真顔でも笑っているような。そんな曖昧な表情。
少女は彼女がエンジンを逆噴射させたことによって、少女も彼女が距離を取る反動で後ろに少し飛ばされるが、両足で踏ん張って。

「さっきまでの威勢はどうした…さぁ早よぉ…攻撃してみろや」

「ッ‼っだあああああああああああああ‼‼」

その様子は以前に4馬鹿を片付けた黒澤の様で、今野次馬としているその4馬鹿も恐怖を感じていた。
これではどちらが余裕ぶっていたのか分からず、野次馬共はただ見ているだけしか出来なかった。
少女が凄みを増すその一方で、彼女は1度受けたその謎の恐怖を、謎の脅威を前に自棄になりエンジンを全開にして飛蹴りを喰らわせようと腹部目掛けて足を伸ばす。
其処にはそれ程の手ごたえは無く、ただ恐怖が足から頭へ這う感覚しかしなかった。
そう、それは少女が手のひらで、彼女の足の裏側から掴み、もう片方の手で彼女の脹脛を掴んでいたのだ。
其処からは先程のように、大人にとっては気持ちいと思えるそのツボ。子供にとってはとても痛いようだ。
それを知ったうえで、少女はそのツボを強く押す。
彼女は悶え、地面にドサッと音を立てて落ち、少女はただツボを押し続ける。
すると…

「やあああああああ、や、止めてェェェェェ。お願い…お願いいいいいい」

「いけるいける。大人になったら気持ちいと思えるツボやけん、ちゃんと体に覚えさせとかなぁ…」

少女はただ親切心ですとでも言うかのようなニヘッとした笑顔を浮かべて、彼女の背中にまで手を伸ばす。
それに対して彼女は恐れに飲まれていくような叫びをあげる。
その時、周りの野次馬は知った。少女が黒澤の力を見た当時の様な事を。そう…
この少女は決して敵に回してはならないと。
その時、少女はそれを知らず、彼女の肩甲骨を抉るかのように、肩甲骨の裏を強く押し、少女から見たらマッサージ、彼女から見たら拷問をしていた。
それに対して彼女は、ギブギブとでも言っているかのように両手を拳に変え、地面を殴る。

「そそそ、そ、其処まで‼」

「ほいほい」

「はぁ…はぁ…はぁ…」

その時、流石に見てはいられなかったのか、少女にとって聞き覚えのあるような懐かしさを感じる声色の少し黒澤より背が高めの少年がそう言う。
きっと審判でも任されたのだろうとそう少女は認識し、軽い返事をしながら手を彼女から離す。
彼女は悶える事に対してか、その恐怖に対してか、息を荒げていた。
恐らく彼女は少女に油断を見せていたのだろう。
まぁ、この中で少女を見下していない人物など居るはずもなく、ただ野次馬からは驚愕の表情を向けられた。それでも審判は口を開き

「しょ、勝者は…。えっと…、名前なんでしたっけ?…」

「くr……、白沢しろざわ未夢みゆや」

「し、白沢未夢さんです‼」

「い、インチキよ‼‼」

「そうだ…。だいたい、油断なんてしていなければ勝てとった‼‼」

「やり直せ‼‼」

そう飛び交う野次馬の声と飛んで来る空き缶や空のペットボトル。
それは少女にとって屈辱的な物のはずが、実際は彼女に精神的ダメージが行っていた。
ペットボトルなどの飛び交う状況の中、少女だけがただのほほんと、勝った事への快感と達成感に満ち溢れていた。
黒澤も審判を任されていた少年もどうすれば良いか分かっていないと言うのに。
ただ少女だけが、「ザマァみろ‼」と、片手の拳を上げて、より周りからの反感を買う事となっていた。
それでも少女は笑顔を浮かべる。

「止めて…。こんなんじゃ…あたしまで格好悪いじゃない…。油断してたアタシの所為で今回は負けた…。それだけでしょ⁈⁈」

ずっと、ずっと。彼女は良い能力を持ちえたと思っていたのだなと少女は涙目の彼女を見て思う。
少女はその気持ちを何となく理解しているつもりだった。今より幼い頃の少女も、そんな事があった気もするからだ。
少女は、自信の事を見下していた彼女に手を差し伸べ、相手が憎たらしく思う様なドヤ顔に近い笑顔を向ける。
それに対して、余計周りの激怒は増した。
そんな雰囲気な所為か、彼女は取ろうとしたその手をパシッと振り払い、自分の足で立ち上がる。
すると…

「良いわ…。今回だけ認めてあげる。貴女…、白沢とか言ったわね。アタシは篠崎じのざき匠海。ちゃんと覚えておくことね」

「篠崎………は?え、えええええええええええ⁈」

その名はとても聞き覚えのある名だった。
それもそのはず、本来、少女が居る世界に居る、少女が思いを寄せる相手の名がそうであるからだ。
彼女が名乗り、野次馬と共に去って行ったあと、少女は驚愕の表情を浮かべて声を出す。

今回は、片思いの相手と同一人物である人物に恋のライバル視をされてしまった、ちょっぴり不運で、ちょっぴり嬉しい少女の話であった。

Re: 平行世界~こうして出会った同一人物~ ( No.10 )
日時: 2016/10/05 08:29
名前: 白

(7のおまけ)

「そういや白、お前何をどうやったらあんなことに…」

「ん?あぁただのマッサージやでww子供にはまだ早そうなツボ押したったんよw」

この様子から少女には先程の叫び声の上がる地獄絵図がただのマッサージにしか見えていなかったようだ。
無自覚であるが故に余計に恐るべき存在だと認識した今日この頃な黒澤であった

Re: 平行世界~こうして出会った同一人物~ ( No.11 )
日時: 2016/10/05 08:30
名前: 白

8「憧れ」

あの子が来た時は、まるで嵐の様でした。
未弓君を狙う人は沢山いました。それは、女性だけとも限られません。
彼はもはや、中学生の域を超える程の、才能と可能性の満ちた人物でした。
でもそれは…、未弓君1人だけとは限られません。そう僕は、篠崎さんVS白沢さんの決闘で思い知らされました。

僕はその審判の様な役目を渡され…と言うか、無理矢理頼まれて引き受ける事となり、僕の目の前では、皆にとっても予想外と思える展開がありました。
未弓君と親しく見えたあの子、白沢さんが、能力を使った様子も無く勝っていたのです。其処には、何処か自覚のない表情がありました。
それで余計に白沢さんは反感を買ったようだけど、僕には白沢さんが輝いて見えました。それは未弓君に対しての感情と同じ、「憧れ」であると自覚しました。
だから…

「白……。よーやったああああ‼いや、まさかお前が勝つとはww」

「何じゃその言い方‼勝つ可能性や0やないやろが⁉」

「とりま、優我んとこ戻ってこれ伝えよ~」

「話を逸らすな⁈はぁ…、まぁせやね」

彼は左腕に付けている機器で連絡を取り、その数十秒後。2人が表れた時と同じような靄が表れていました。だから…、
2人がその靄に入って行ったあと、小さくなっていくその靄に僕も飛び込んだんです。
何にも考えないで飛び込みました。だって、暫く白沢さんと会えなかったら、もう会えなかったら。その強さの秘密も教えてもらえなくなりそうだったから。
でも……

「うわっ⁉」

「うぇ⁉ゴフッ⁉」

僕はそんな声を出しながら、咄嗟に誰かの脹脛を両手で掴んで、その誰かも盛大に前に向かって倒れていました。その人物が白沢さんでした…。
白沢さんは、両腕を支えとして上半身だけでもあげれば此方の方を振り向き、影のかかったような、黒い笑顔で…

「何か用か?」

と、黒々と、色が見えそうなほどに低い声で尋ねて来たんです。その様子に、他の2人は目を見開かせて状況をただ見ていました。
白沢さんが転ぶ頃には黒の靄は消えてしまっていたので、今の僕には逃げ道なんてありませんでした。すると、この中で1番長身と思える彼が

「ま、まぁまぁ。落ち着いて。とりあえず座ろう?な?お茶くらいは出すからさ」

と、事態を収拾させてくれました。それに対して「は、はい…」と、申し訳なさそうな表情を浮かべて返事をし、白沢さんの脹脛から手を離して、机の傍で正座して待つ事にしました。
目の前には白沢さん、その子の隣には未弓君。そしてお茶を持ってきてくれた彼が4角形の机の2人と僕の間に面した場所に座り、未弓君が本題に入って来ました。

「えーっと…、日向?何でついてきたん?」

「え?コイツ知り合いやったん?」

「うんまぁ、一応クラスメイトやし?話しかけた事ぐらいはあるわ」

白沢さん未弓君に訪ねて来た時と同時に、僕は驚きました。未弓君、僕の事忘れてなかったんだなって。
僕はほぼ、1人で居る時が多いし、未弓君は誰かと居る時が多いから、てっきり僕の事は視界に入っていないものだと思っていましたから。
でも、最初の未弓君の問いに答えようと僕は2人の顔を見て

「2人に憧れて此処に来たんだよ‼」

「「「………え?」」」

僕の答えに、3人共タイミングバッチリでそう声を漏らした。その反応で帰って来たから少し恥ずかしくなって、顔を俯かせました。
2人とはつまり、僕が顔を見て言った白沢さんと、未弓君であることに3人は気づいているはずだと、僕はそう思って彼らからの言葉を待ちました。すると…

「あのなぁ、うちが勝ったんはただのまぐれやし、能力についてこいつらに憧れるんはまぁ分かるわ。あ、それともやっぱこの2人に…」

「ち、違います‼僕は未弓君と白沢さんに憧れて‼」

「せやったらうち、能力ないで?」

「………へ?」

白沢さんのその言葉は、てっきり冗談かと思いましたが、僕はうっかり声を漏らし、キョトンとした表情を浮かべていた事でしょう。
だって、この世はほとんどが能力を所持して、無能力者何て数少ないのですから。希少な能力を持つ能力者が生まれるより、無能力者が生まれる方が確立が格段に低いのですから。
でも僕は、その言葉を信じたとたん、余計に憧れの念を抱きました。

「無能力で篠崎さんの決闘を受けるって凄い事だよ⁉だって、僕でさえ能力に頼る事が多いのに」

僕はこれほどにまで白沢さんの事を凄い人だと思えるのに、白沢さんはそれに対して、先程までの怒りが呆れに変わったように微笑んで「うちは、凄ぉないよ。平々凡々な普通のオタクや」なんて、歯を見せて笑うようにして言いました。
其処には、謙遜なのか、大人の余裕なのか。よくは分からないけどそんな感じの雰囲気が漂っている感じがしました。
その後、白沢さんは僕に尋ねてきました。

「黒の事は分かっとるとして、其処のノッポポニーテールが梧桐優我。うちは白沢未夢。アンタの名前は?」

「ノッポポニーテールって…」

「僕は…。僕は小早川日向こばやかわひなたって言います!よろしくお願いします!」

「うん、よろしゅu…って、えええええええええええ」

苦笑いを浮かべた梧桐くんや、スルーされて少し不機嫌そうな表情を浮かべた未弓君は、白沢さんの驚いたような奇声を聞いて目を見開かせました。そして僕も。

これは、僕が白沢さんに憧れた、夏の日の事でした

Re: 平行世界~こうして出会った同一人物~ ( No.12 )
日時: 2016/10/05 08:30
名前: 白

9「憧れてはなりません」

少女は驚きのあまり、そんな奇声を発してしまい、目を見開かせた。何故なら、自分に憧れの念を持つ彼は、少女の元居た世界の親友の名とそっくりで、容姿もそれなりに似ていたからだ。
つまり、親友と同一人物と言える彼に憧れられたと言う事。実際少女の方がその親友の画力に憧れていると言うのに、まさかそのような事が起こるとは。
まぁ、別世界に来ていること時点で思いっきり驚けるが…。

「ど、どうかした??」

「あ、いや。ゴメンな。何でもないけん」

まさかこのような状況で出会うとは…。ってか出会って早々脹脛掴まれるってどういうこと⁉憧れられるってどういう事⁉なんて、少女は内心混乱していた。
それを黒澤は察した。きっと向こうの世界での2人は知り合いだったりするんだろうと。

「なぁ、白の事…、日向になら…」

「…、否。今はダメだろ…」

「えっと、何の話?」

「ん?あ、いや。まぁいつか話すわw」

黒澤は梧桐に尋ねるが、流石に梧桐は出会ったばかりの人物を信用すると言うのは無理だったようだ。彼は人柄からして秘密は守れそうだが、それでも話さないでおこうと判断した。
だが小早川にとってはとても気分が良い物とは言えなかった様子。小早川は眉を少しハの字に歪めて3人の様子を疑問を抱くような表情で見ているだろう。
混乱していながらも、状況が見えていないとは言えない少女はこの空気を断ち切ろうと思えた。だが何をすれば?何を言えば?そこで口を着いて出た言葉。

「ほういや、小早川君?の能力ってどんな能力なん?」

「え?、あぁ。僕の能力は…その…、簡単に言えば絵の具現化って感じかな?」

「あ、やっぱり?何かほのベルトと関係するんか思っとってさぁ。絵の具現化かぁ…なんかちょっとちゃうかもしれんけど召喚士みたいやねw」

あぁ、その能力は君に似合っている。そう思えた少女。何故なら少女の居た世界の小早川さんもとても絵が好きで、絵が上手で。少女にとっては自慢だったから。
少女はあぁやっぱり、とでも言う様な微笑みで「おぉー」と相槌をうつ。この世界は逆さなところもあれば、そうで無い所もあるのだな…、と3人を視線だけで見ながら成程と。
小早川に至っては、召喚士みたいと言われて、照れたような表情を浮かべれば少し視線を逸らして頬を軽く人指し指で掻けば「そうかな?」と、謙遜するような疑問形の言葉で言うだろう。その2人の雰囲気に、痒みを覚える黒澤と梧桐はジト目でそのオーラ的な物を見れば言い合いを止め、元の位置に座る。

「そんでテメェらは青春真っ盛りか⁉見とるこっちが若干イラッと来るわ‼ウザってなるわ‼」

黒澤は逆ギレしたように、片足をドンと机の上に置くようにすれば、指を曲げ、手のひらを天井の方に向けて、怒鳴り散らすだろう。そしてその言葉を向けられた小早川と少女はと言うと、目を見開かせ其方を見れば驚くような表情で見ているだろう。
それはまるで、爆ぜろリア充とでも言う様な態度なのだろうか。

「いやそれは言い過ぎだろ…」

それに対して梧桐は軽い注意、又はツッコミを入れるだろう。梧桐の表情は険しい表情から、困ったような苦笑へと変わっているのだろうか。
そして、どうどう、と黒澤を落ち着かせようと出来るだけ低刺激の言葉と思える言葉を選んだのだ。

「せやせや。お前やって作ろう思えば青春だ恋人だ作れるんやけんんな不貞腐れんな」

だが少女は彼に火の粉を掛けるような言葉を向けるだろう。少女はその自覚があるかないか分からないが、ただ相手を腹立てるようなヘラヘラとした笑顔を浮かべて、後から静かに「はっ」と鼻で笑うのだった。
モテ男でも中身は自分かと、何処か安心感を持っていた事は内緒で。

「不貞腐れてませんしー。それに彼女とかは作る気ありませんしー。えー?もしかしてお前俺が不貞腐れてるとか思たんー?はい残ねーん。別にー?そんぐらいで褒め合って照れあってるガキのじゃれ合いに誰が不貞腐れるかよ。勘違いもいい加減にしてほしいんですけどー?」

黒澤は、少女からの火の粉を導火線にでも付けたように煽るような、反発するような言葉で言いかえす。その時の画風はまるで、某少年誌の某クズサモナーの煽り顔の時の画風の様なのだろうか。
そして若干図星をつかれたと思ったのか、とても長くなるのだろうか。

「ウザッ。ほんで長い長い」

「アダッ」

少女は苦笑を浮かべながらも、黒澤にデコピンでもしつつ言うだろう。
その姿はまるで、何処かの漫画の日常漫才の一コマの様で、小早川は声を上げて笑った。その姿に少し驚いたかのような表情を浮かべた3人。
小早川のその笑いは、呆れからのものか、それとも本当に面白さからのものか。
小早川は、笑い過ぎて流れ出した涙を拭い、目を擦れば不意にこんな言葉を。

「やっぱり2人は凄いし飽きないや…。僕、2人みたいな人に成れるように頑張るね‼」

キラキラとしたその目で2人を見て、無邪気に笑みを浮かべながら言うのだった。その目に対して、黒澤と少女は声を合わせて真顔で言うのだ。

「「うん、ダメ」」

「多分ロクな大人にならんよ……」

苦笑を浮かべて言った梧桐の一言は2人にとっては余計だったが、まぁ内心は納得していたため何食わぬ顔で黒澤と少女は頷いた後、また声をそろえて「…えっ?」と声に出す。

これからも波乱がありそうな予感がする、梧桐、黒澤、少女の3人であった。


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