コメディ・ライト小説(新)

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優しくゆるい世界
日時: 2016/11/07 15:41
名前: 通俺

小難しい設定も、救われない物語も、明らかなる矛盾も

この世界は内包しない、なぜなら優しく緩いからだ


 こんにちわは、通りすがりの俺略して通俺とおれというものです。
しばらくリハビリがてらに書こうと思い立ったものなので、過度な期待というものは捨て置いてチラシの裏でも見てるような感覚をお願いいたします。

attention!!この世界は以下のものを含みません
・小難しい設定、世界観
・真面目な恋愛描写(作者が死ぬため)
・シリアス、シリアルはある
・バッドエンド
・矛盾なき設定

......Are you ok?

-キャラ紹介
・モブ君 このお話の視点役をしてくれる便利な存在
唯一の真面目君?モブだから悪魔の力を宿してたり、親が殺し屋だったり、異世界に転移してすごい力を持っているわけでは絶対ない。

・主人公君 この世界の主人公、不条理なこの世の常識をつかさどり大体の原因

・他多数 名前すらないくせして大体おかしい
魔法使い、犬娘、殺し屋、生き別れの家族となんでもござれ

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Re: 優しくゆるい世界 ( No.1 )
日時: 2016/11/07 17:17
名前: 通俺

-プロローグ 『不条理じょうしき
 
「センセー、主人公君が急になにもないところ見て会話しつつ教室から飛び出していきました」
「わかった」

わかるなっ!
季節は春、まだろくにクラス内で会話も始まっていない今日この頃、健全な男子高校生であるモブは頭を抱えた。
ちなみにこの報告をしたのもモブ、そう俺である。本来なら教師が主人公の精神の健康を心配してもおかしくない事件を報告したというのに、まるで教師は熟年の夫婦のようにそれを流した。

この世界はおかしい、少なくとも俺はそう認識できた。
俺は生まれてから今に至るまでの記憶を確かに保持してはいたが、ほんの数週間前まではこんなバカげた世界であったなんて気が付いてすらもいなかった。
だが、ふと転んで頭を打ったその日から、俺はどういうわけかこの世界の不自然さに気が付くようになってしまったのだ。

まずうちの家族構成、両親は海外出張でおらず俺の一人暮らしである。ここで既におかしい、が俺の境遇なんてまだまだありうるレベルだ。
次に、先ほど話題に出てきた主人公君の家族構成だ。
・両親 元凄腕の異世界人らしく、ほぼ家にいないらしい
・妹 なんかの生まれ変わりらしくこの間主人公に向かって火の玉を飛ばしていた
・謎の同居人たち 気が付いたら主人公の家に住み着いている奴ら、たいがい美少女。しかもなぜかクラスメイトになっている。

こんな感じで漫画ですらそんなにもう使われないだろう設定がどんどんでてくるのだ。
というか異世界人って何さ、魔法ってなにさ?そんなふざけた単語やら現象が目の前で起きているというのにクラスメイト達は全く気にせず過ごしているし。

というか勝手に増えていくクラスメイトが一番怖い、なんか席が増えてるなーって思うじゃん?朝の会で先生が「今日からクラスメイトになる○○ちゃんです」の一言で終わるからね?しかも次の休み時間になるともうなじんでいるから。
怖ぇよ!?本当にあった怖い話じゃねぇんだぞ!?あとそういう日は大体そいつを中心としてイベントが発生するんだ、屋上でお弁当食べてたら急に怪物が出てきたり!
終わった後何事もなかったかのようにまた日常に戻る!

たまーに校内で爆破事件が起きたりする、巻き込まれた奴はアフロになる
いやなんでだ!?明らか人が死ぬレベルの一発でも黒焦げアフロで終わるのが恐ろしい。

ほぼ毎日校内で物損事故が起きたりする、次の日には直ってる。用務員さんがやっているらしいが明らか一日で直るレベルではないというのに!

主人公がケガした時なんて軽い奴なら瞬きした瞬間に治ってる、治癒魔法を使ったわけですらないらしい。

そんな世界なんだ、ここは

Re: 優しくゆるい世界 ( No.2 )
日時: 2016/11/09 13:25
名前: 通俺

「せんせー、主人公君の席を中心に殺気があふれかえっています」
「喧嘩はよくないぞー」

それどころではない、と俺はため息をついた。主人公君はタラしである。彼が女の子と触れ合えば大体頬を赤く染めるし1イベントを共有すればもはやその目は恋する乙女そのものになる。
そんなのが一人や二人ならきっとほほえましい恋愛話になったのだろうが、残念なことに主人公君は少なくとも二日にいっぺんはイベントを起こす。となれば、二桁を超えるのはそう難しくはなかった。
そんな彼女たちはなぜかこのクラスに編入してきて、主人公君の周りに座る。
おかげで1週間に一回は席替えをしなくてはならないレベルだった。

席替えはランダムである、クラス委員長である俺が用意してるのだから間違いない。作成する日は身の危険を感じてい居るが、公平にしている。
そのはずなのに、主人公君の周りには必ず彼女らが座る。そうして、今日も彼をめぐる戦いを始めるのだ。

まず朝、彼女らのうち2.3人が主人公君と一緒に登校してくるのだが、それは毎日主人公君が起きる前に玄関の前で行われている醜い争いの勝者ということである。
ちなみに俺はその争いの音で目を覚ます。騒音被害で訴えたら勝てると思う。
内容は書きたくないが、ハーレムの中のうちの何人かが回復魔法とやらで治さなくては毎日棺桶業者が儲かるレベルと言っておく。
その後、にこにこ笑顔で主人公君と他愛もない話をして登校してくるのだからなんとももいえない気分になる。ちなみに主人公君は気が付いていない。
難聴というレベルではない

次に昼、お弁当博覧会の開催である。
みながみな作ってきた弁当を持って主人公君を屋上へ連れ去り、さりげないという皮をかぶったなにかで口におかずを詰め込んでいく。
無論、あーんということができるのは勝者のみである。一見するとまだまともに見えるかもしれないが、病的に愛している彼女らである。だいたい料理に何か盛っている。血液などかわいいものになるものだったり、薬(自然由来)だったりする。
あと壊滅的料理が下手なのもいるが、主人公君は気にせずというか気づかず食べる。
味覚死んでるんじゃないか?

下校、ここまで来ればわかるかもしれないが勝者がともに帰る......と見せかけて今日の勝者に対する報復である。
こうすることで、疑似的なローテーションが作られている。ひどい話だ。
そして何故か俺が主人公君と一緒に帰る。
校舎から響いてくる爆発音などは耳に入らないようで、今日も彼はそのままイベントを巻き起こす。俺は最近帰り道で女の子に出会ったら理由をつけて逃げるようにしているが、主人公君は帰してくれない。
君は強いから何とかなるかもしれないが、俺はモブなのである。まさしく家に帰るまでが戦場だ。

夜、主人公君のうちが騒がしくなるのを感じ、また明日クラスメイトが増えるなと予感しながら俺はくじ引きを作る。
この時、電話線を抜いて、天戸や何重にも重ねた鍵をかけることが重要だ。さもなくば死ぬ。
俺の隣で柴犬のシヴァが震えているのもいつものことだ。おそらく動物的直観で外にいるものを感じているのだろう。
ついこの間、旧校舎にいたという幽霊もハーレムメンバーに加わったため、お札と塩もまくことを忘れない。

引っ越したいと思う毎日である。


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