コメディ・ライト小説(新)

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RIAN
日時: 2017/03/26 15:30
名前: グラム

全ての声をコピーできる声帯を持つ高校一年生、『琴理』
天真爛漫でちょっと強引な彼女が設立したいのは…
【アイドル部】!?

実力もメンバーも足りない彼女が、三つ子の姉妹たちと部活を始める!

琴理はさまざまな個性を持つアイドルの卵たちと関わるうちに
自分の【声】だけでは補えない何かを見つけて行くーーーーー




…と、まぁあらすじだけだとこんな感じのテンプレ青春モノですが、テンプレだけにはなりません!ならせませんとも!!

読んで楽しんでいただけると幸いです。コメントくださると喜びます!!
((キャラ紹介は追々していきます。

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Re: RIAN ( No.11 )
日時: 2017/04/05 12:12
名前: グラム

 10
教室に戻ってきた琴理たち三人を見て、理音と千重は驚いた。
「何かあったのかい?」
「…」
「暦?どうしたのよ」
「な、なんでもないぞ。
 ちえ、少し話があるのじゃが」
「何だい?」
琴理は嫌な予感がして、暦に声をかける。
「あ、あのっ」
「ことり、悪いのう。苦労ばかりかけて」
「そんなことないですよ、まずはみんなで話を…」
がらがらっ
ドアを開けて、暦と千重が教室を出て行ってしまった。
「何があったのよ」
「…のぞみ先輩が、こよみ先輩とちえ先輩を嫌ってた」
「えっ?何で」
琉理が口を開く。
「よく考えたら生徒会が帰宅部を嫌うのは当然。
 のぞみは、今まで何もしなかった帰宅部の人たちを嫌ってる」
「あたしたちは一年だから部活やってないのは当たり前だけど
 二年生や三年生で帰宅部っていうのは許せないのかもね」
「それじゃあ、ことのっちも勧誘できないじゃない!あの人も生徒会でしょ!?」
琴理が重々しく頷く。
「…そう、なる」




暦と千重は廊下で話していた。
「…というわけなんじゃ」
「ふん、そりゃあ当然の結果だねえ。
 他に帰宅部の三年を探すしかないねえ」
「ちえ、ことりはのぞみとことのっちを入部させたいと考えておる。
 わらわたちは初心者じゃし、もっと歌が上手いアイドルを入部させるべきじゃと思うんじゃ」
千重がはっと顔を上げる。
「それって」
「早めにここを抜けよう。そして帰宅部に戻るのじゃ」
「アホ!それじゃああいつの夢はどうなるんだい!?」
「…」
「…」
「ちえ先輩!こよみ先輩!!」
廊下を騒々しく走る足音が聞こえ、千重と暦が目を見開く。
「「ことり!?」」
「二人とも、やめないでください!!!」

Re: RIAN ( No.12 )
日時: 2017/08/07 12:18
名前: グラム

 11(ことりの口調ちょっと変わります)

「ダメっス!二人とも考え直してくださいっス!」
「「ことり…」」
「そうよ!」
大きな甲高い声に三人が振り向く。そこには、目に涙をためた理音が立っていた。
「何勝手にやめるなんて言ってるのよ!だって二人は…っ」
「大切なメンバー…そう言いたいようよ」
「ちょ!りゅうり!」
琉理が相変わらずの無表情で理音の隣に並ぶ。
「りおんの言う通りっス。のぞみ先輩とことの先輩を説得しましょう!」



「ってことで!!来たんス!」
「はぁ……」
生徒会室。琴理を含めたアイドル部5人が希未の前で立っている。
希未は椅子に座ってしばし琴理たちを見上げてからため息をついた。
「それで、わたくしとことのにアイドル部に入部してほしい。そういうことですのね?」
「そうっス!!」
「断りますわ。他をあたってくださいませ」
「ええええええーーーーっ!?」
琴理の大声に希未が思わず顔をしかめる。
「逆にそんな理由でわたくしたちをアイドル部に誘い込めると思ったんですの?」
「だって楽しいぞ!わらわたちと一緒にアイドルやろうっ」
暦が身を乗り出して訴える。
しかし
「…楽しいとかそんな理由でアイドル続けられるならそんな楽なことありませんわよ」
希未の声は小さく、消えてしまいそうなほどだった。
唇をかみしめて、暦に向き直る。
「わたくしとことのはあなたたちとは違いますの。遊んでばかりのあなたたちとはね」
そう言って、奥の部屋に行ってしまった。




教室に戻って来て
「説得は無理そうだねぇ」
千重が口を開いた。
「なによあの副生徒会長!ちょっとはうちらのこと考えなさいよ!」
「りおん…」
「理音、琉理、千重先輩、暦先輩。
 あたし、決めたっス」

「校内ライブやりましょう!!」

「「「えっ…?」」」

Re: RIAN ( No.13 )
日時: 2017/08/07 23:18
名前: のんたん

......アイドルものが好きなので、サクサク読めました。ことのさんと希未さんが気になりますね。

あと個人的に暦ちゃんが凄く好きです! 喋り方が古風な感じで面白いです。
キャラが全員個性が強くて素敵です。これからも頑張ってください!ヽ(´▽`)/

Re: RIAN ( No.14 )
日時: 2017/08/21 07:59
名前: グラム

のんたんさん、コメントありがとうございます!希未とことの...どうなるんでしょうかね笑
嬉しいです!私も暦ちゃんが1番好きです(≧∇≦*)これからもぜひ読んでくださいね(o´艸`)

Re: RIAN ( No.15 )
日時: 2017/08/21 22:15
名前: グラム

 12

「説得でダメなら、行動で示すしかないっス!」
「そうだけど…うちらにそんな技術あるわけ?
 ライブって、歌も衣装も場所もセットも必要なのよ」
「みんなで協力すれば大丈夫だよ、りおん」
「りおんじゃなくて、りねよ!!バカ姉のその自信はどっから来るのかしらね」
理音がため息をつくと、暦がくすりと笑った。
「さっそく大きな試練のようじゃな。楽しんでみようかのう。
 そうじゃ、わらわは…うーむ、舞台セットを持ってこよう!」
暦の発言に皆がざわつく。
「持って…くる…!?」
「うむ!わらわの家は神社じゃから、いろいろ集まってくるのじゃ」
「な、何がよ」
理音が後ずさる。
「きれいなものじゃぁ…!ピカピカした様々な装飾品じゃよ。
 はて…あれはいったいどこから来ておるのかのう」
目を輝かせて語る暦から理音はさらに後ずさって離れた。
「じゃあ、私はそれを持ってくるのと飾り付けるのを手伝うわ」
「それは助かるぞ!わらわ一人では難しいからの!」
琉理と暦ががしっと手を合わせる。
「じゃぁ、アタイは衣装を作ろうかねぇ」
「ふん、あんたにそんな高等技術できるわけ?」
理音が千重をあおると、千重は得意げに答えた。
「あんた知らないのかい?アタイはあの有名ブランド『ナガセーヌ』創立者の孫なんだよ」
「えっ!?」
「ちえ先輩が!?」
理音と琴理の反応が気に入ったのか、千重はふふんと鼻を鳴らして
「そうだよ。だからアタイにだって服のセンスはあるのさ」
と豪語した。
「ちえ先輩!!すごいっス!あたし、ナガセーヌの服きれいだから着てみたいなーって思ってたんス!高いから買えないけど」
「ふふん、まぁ、アタイを有名アイドルとして舞台に立たせてくれたら考えてやってもいいかもねぇ」
「じゃ、じゃあ、不本意だけどちえ、あんたが今回の衣装担当ね。
 ただし、変なの持ってきたら承知しないから!」
「アタイに任せておいてくれればいいさ」
千重がにこーっと笑った。


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