コメディ・ライト小説(新)

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罪恋***好きでいてもいいですか?***
日時: 2017/09/03 18:17
名前: Aika

+:*;.・。prologue。・.;*:+



最初は見ているだけで幸せだった。

結ばれなくてもいい。
遠くから貴方の笑顔を見られるだけで充分だった。
それ以上は何も望まなかった。


なのに。



いつからだろう。
こんなにも、 あふれ出すぐらい。
抑えきれないぐらいに。
貴方を好きだと思い始めたのは――――。



罪恋***好きでいてもいいですか?***

更新start→2017.4.2


***目次***

登場人物紹介>>1

*.・1章・.*
第1話>>2第2話>>5第3話>>6第4話>>7
第5話>>10第6話>>11第7話>>12第8話>>13
第9話>>14第10話>>15第11話>>16第12話>>17
第13話>>18

*.・2章・.*
第14話>>19第15話>>20第16話>>21第17話>>24
第18話>>25第19話>>26

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Re: 罪恋***好きでいてもいいですか?*** ( No.22 )
日時: 2017/08/14 01:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o
参照: http://From iPad@

ふおおおおおおおお←
……深夜テンションでおかしいですm(*_ _)m

こんばんは! お久しぶりです~(*゚▽゚)ノ
あがっていたので今まで読めてなかった分を一気に読ませて頂きました!

まだ私がコメントした時は、智也くんが出てきたばっかりだったのにこんなにも進展が……!!
毎話、どきどきしてます(ノ)゚∀゚(ヾ)

本当にAikaさんの文章好きです(* ॑꒳ ॑* )


裕樹さんのところどころ出るかっこよさとか、可愛さとか、桜ちゃんを思いやる気持ちとか本当にいいです!!(*´▽`*)

本当にこういう幼馴染がいたらいいなぁって思うのですが、ただ良いだけじゃなくて苦しいんだろうな(´;ω;`)


今すごいいい感じのところで終わってますね!|´-`)チラッ
すごい続き気になります笑(´◉ω◉)←

無理ない程度に頑張ってください!
応援しています( ̄^ ̄ゞ

byてるてる522

Re: 罪恋***好きでいてもいいですか?*** ( No.23 )
日時: 2017/08/17 01:47
名前: Aika

→*てるてる522様*

わぁ!お久しぶりです~(’-’*)
なんと!一気に読んだのですか!wありがとうございます(´・ω・`)駄文で読みにくいのに(笑)

はいー!裕樹さんとの距離、智也との関係にも少しずつ変化が起きております!
桜の気持ちが今後、 どちらに傾いていくのかわたしも気になります←えw
うんうん!裕樹さんみたいな歳上の幼なじみ良いですよね!わたしも裕樹さんみたいな人が傍にいたら絶対に桜みたいに恋に落ちてますw

のろしゃん更新ですが、 地道に頑張ります(^^)/
今後とも応援よろしくお願いします(>_<)


Re: 罪恋***好きでいてもいいですか?*** ( No.24 )
日時: 2017/08/17 10:59
名前: Aika

Episode17:喧嘩するほど仲が良い。




「意外に映画、 面白かったな」
「うんうん!特に後半のシーンがめっちゃ良かった」

映画を見終わって。
今は二人で他愛のない会話をしながら、ショッピングモールのなかを歩いている。

「マジで?俺もそう思ったんだけど!」
「えー!やっぱり?智也、わかってるじゃーん!」

智也とそんな風に話ながらも。
頭の片隅では別のことを考えていた。

―――ぶっちゃけ。
智也とは中学時代からの長い付き合いなだけあって話が合うし一緒にいて苦ではない間柄だ。

だけど。





男の子としてどう思うかって聞かれると。






途端に分からなくなる。






そりゃあ、 顔も悪くないし。軽音部でギターボーカルを努めるだけあって歌は上手だし。
性格だって…口は悪いことはあるかもしれないけど、さりげなく助けてくれる。そういう優しさを持ち合わせてる人だって、 わたしは知ってる―――。




なのに。





「―――桜?…聞いてる?」

そこでハッと我に返り智也に向き合う。

「あ…ごめん、 何?」
「昼飯、 どーするかって話。なんか食いたい物とかある?」

そう聞かれ。 少し間を開けたあと。
わたしは、 口を開いた。

「えーっと…パンケーキ、 食べたいかな」
「よし!オッケー!行こうぜ。俺、良い店知ってるし」

そう言って彼はわたしの手を引っ張って歩き出す。
わたしは、 智也の広い背中を眺めながら黙って彼に着いていくだけだった。



■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


「うわぁ!かわいい!」

智也に連れてこられたのは。
店内がファンシーなイメージの内装のパンケーキのお店だった。
わたしがはしゃいでいると。
智也が得意気に言う。

「だろ?ぜってぇ、桜が気に入ると思った!」

その表情に。
かすかに鼓動が鳴り響いて―――。
苦しくなった。

そんな顔してそんな事言うの…ずるい。

わたしは耐えきれず智也から目を背けた。
思わず…好きって、 錯覚しそうになるから―――。


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


「お待たせいたしました、 ウサギの生クリームたっぷりのパンケーキとくまさんの小豆と抹茶のパンケーキでございます」

店員さんが頼んだメニューと伝票を置いていく。
わたしはというと。

「おい!いつまで笑ってるんだよ、お前」

―――智也が頼んだメニューがツボに入ってしまい笑いに陥っていた。

「だって…その顔で可愛いうさぎのパンケーキって…あはははっ!」
「うっせぇな!仕方ねぇだろ!チョコは苦手だし抹茶だって、食えねぇんだから!」
「生クリームは平気なのに?」
「だから、うっせぇっての!」

赤く頬を染めながら。ムキになって怒る智也がなんだか可愛く見えて。
からかうのが、楽しくなる。
本人には不愉快なだけかもしれないけど。

ひとしきり、 笑って。
からかったあと。

不意に智也が真剣な顔でわたしの瞳を真っ直ぐに見据えながら問いかけてくる。

「桜。…一口、 いる?」

一瞬。
何のことだかよく分からなくって。
わたしがポカーンと固まっていると。

智也がフォークにささったパンケーキをわたしの口元に持ってきた。
わたしは、 顔が熱くなって。

「え!え!いいよ!もらうけど自分で食べれるか、らぁ!!」

捲し立てて異論を立てているうちに智也がわたしの口に生クリームのパンケーキを突っ込んできて。

何も言えなくなる。
だまって赤い顔のまま、口をモグモグしていると。

「―――さっき、 バカにした仕返し」

そう智也が言って。ふっと、薄く笑う。

わたしは、その表情にカチンとなって。
自分のフォークに小豆と抹茶のパンケーキを刺して同じように智也の口元に突っ込んだ。

智也はパンケーキを飲み込んだあと。
わたしに向かって言い返す。

「おまっ!…俺、抹茶食えねぇって言ったばかりなんすけど!吐きそうになったわ!」

そんな智也に対して。
わたしも、負けじと言い返した。

「やられたら、倍にして返すのがわたしの信条なので」
「ムカつく~!」

そんな風にくだらない言い争いをしながらわたしたちは食べ進めていき、お昼の時間を過ごした。



口喧嘩をしてても。





心なしか。






わたしを見つめる、 智也の瞳は。
気のせいかもしれないけど、 ほんの少しだけ優しくって、 暖かい瞳をしているかのように思えた―――。

Re: 罪恋***好きでいてもいいですか?*** ( No.25 )
日時: 2017/08/29 16:14
名前: Aika

Episode18:想いを言葉に。






「ありがとうございましたー」

パンケーキ屋さんを出たあと。
わたしたちは、何となくショッピングモールのなかを回っていた。

なんか…こうして並んで歩いてると。

やっぱり、 わたしたちって付き合ってるみたいに見えるのかな―――。


そんなことをぼんやりと考えていると。
雑貨屋さんのところで智也が立ち止まり、不意に口を開いた。


「このぬいぐるみ…めっちゃ桜に顔似てんなー」

智也がそう言って指したのは。
可愛い顔の熊のぬいぐるみだった。
わたしは、ムッとして言い返す。

「何それー!わたしが熊みたいってことですか!」

てっきり。
そうだよって言って…いつもみたいにバカにしてくると思った。


だけど。



返ってきた言葉は。




「ちげぇよ!こいつみたいに…可愛いってコト」




わたしはそれを聞いて。
ポカンとしてしまって―――。



何も言わずに智也から目をそらした。



やばい。



わたし、 多分…
いま、顔赤い―――。




「あのさー…これから、行きてぇところあんだけど…いいかな?」

頬をポリポリとかきながら、そう言う智也。
わたしは、無言で頷いて。
智也に着いていった。




*******************************************************



連れてこられた場所は。
綺麗な噴水のある公園だった。
ショッピングモールの近くにこんな公園があるのなんか知らなかったな―――。

「智也…よく知ってたね、こんな場所」
「まぁな…なんか考え事したいときとか、一人になりたいときとか…行きたくなるんだよな、ここ」

ベンチに腰掛けながら智也はそう呟く。
わたしも、智也につられて隣に腰かけて言葉を紡ぐ。

「じゃあ、ここは…智也にとってお気に入りの場所なんだね」

智也は頷いてから。
わたしの方を向いて、真剣な瞳で言う。


「―――この場所教えたの…桜が初めてだから」


智也にとっては特に何の意味も持たない一言なのかもしれない。
だけど…。そうわかっていても。


わたしの鼓動はさっきからドキドキしてばっかりだ。

わたしは、 真っ赤な顔で言い返した。


「あのね、智也!それは好きな人とかに言うことであって…さすがのわたしも誤解するから!マジで」
「―――誤解じゃねぇし」

遮るような智也の言葉に。
わたしは、ビックリしてキョトンとした。

そして、智也はさらに言葉を重ねる。




「この場所に連れてきたのも…お前に聞いて欲しいことがあるから」





これは。




まさか。






智也は息を大きく吸って。
わたしの方を真っ直ぐに見つめながら。







自分の気持ちを言葉にする。










「―――俺…ずっと前から、 桜が好きだ!だから、俺と付き合ってください」









それは。
智也らしい、 ストレートな告白だった―――。










5月の風がそっと吹いて。
新緑の木々を力強く揺らしていた―――。

Re: 罪恋***好きでいてもいいですか?*** ( No.26 )
日時: 2017/09/03 18:16
名前: Aika

Episode19:想い、 想われる恋。





『―――俺…ずっと前から桜が好きだ!だから、俺と付き合ってください』


吸い込まれるような…真剣な瞳で智也はわたしに向かってそう告げた。
わたしは、そんな智也のことを直視できなくて。
思わず目を背けてしまった。

それから、 震える声で目を伏せたまま…口を開いた。

「―――本気、 なの?」

智也の気持ちを疑ってるわけじゃない。
だけど…特別可愛いわけでもない、何の取り柄もない自分を好きだって言ってくれていることが嘘みたいで―――。

思わず、 そう聞いてしまった。

おそるおそる、顔をあげると。
そこには、優しく微笑む智也がいて―――。

わたしの質問に答える。



「―――本気に決まってんだろ、 バーカ」



はっきりとそう言われて。
わたしは、戸惑ってしまい。
何も返事ができずにいると。

智也がわたしの頭をポンポンしながら、言う。


「別に今すぐ返事が欲しいわけじゃねぇからさ。ただ、お前に…俺の気持ち知ってもらいたくて言っただけだから気にすんな」


わたしを気遣う智也の優しさに。
複雑な気持ちを抱えてしまった。

―――今まで、 わたしは智也のことをただの友達としてしか見てなかった。
男の子として見たことなんか…一度っきりもない。

だって。




わたしの瞳には…。









裕樹さんしか、 見えていなかったから―――。










「―――ごめん、智也。わたし、好きな人がいるの。ずっとずっと…好きな人がっ…だから」
「―――そんなこと、知ってる」
「え?」


驚きもせずに。
智也はハッキリとそう言った。

なんで…。 誰にも好きな人がいるなんて、言ったことないのに―――。




「―――好きなんだろ?…相田のこと」




わたしの瞳を真っ直ぐに見つめながら、そう言う智也は。少しだけ、 どこか切なそうに見えた。
わたしは、罪悪感を感じながらも。
小さくコクリと頷いた。



「先生だし…何回も諦めようとした。けど、無理だった」

消せなかった―――。
この恋心は。

たとえ、 許されないとしても。

わたしは、 あの人を好きでいたい。



「―――それでもいい」



智也の予想外の言葉に。わたしは、ビックリして目を見開いてしまった。



「お前が相田を本気で想ってるように、俺だってお前に本気で惚れてる。だから、相田のこと…いまはまだ忘れられなくていい。俺がアイツのコトなんか忘れられるぐらいお前を幸せにしてやる」


その言葉に。わたしは、涙が溢れそうになった。
本気で…智也はわたしのことが、 好きなんだ―――。

でも、そんなに想ってるならなおさら―――。



そんな、智也の気持ちを振り回すようなことできるわけない。




「―――だからさ…その上で俺と付き合うこと、考えろよ」




そう言って智也はまた、いつもみたいに。
わたしの髪をくしゃっとした。

もう、何を言っても。
きっと、智也は引き下がらない。
そう思ったからわたしは。


「―――分かった。そこまで、言うなら…考えてみる」


とりあえず、頷いて。そう返事をした。
すると、智也は嬉しそうに笑った。

その笑顔に胸の奥がチクッと痛む。





■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■




「じゃあ、また明日な」
「うん、ここまで送ってくれてありがと。今日は楽しかった」
「おうっ!じゃあな」


わたしのマンションの下で智也とお別れしわたしは、階段を上がっていく。
自分の家の階まで上がると。


―――ドンッ。



勢いよく人とぶつかってしまい、尻餅をついてしまった。




「―――すみません、急いでたもん、で…」

ぶつかった人がそう言って、手を差し出していたから。わたしは、とっさにその手を掴み顔を上げると。そこにいたのは、見知った人物。

「―――せん、せい?」

裕樹さんだった―――。




ここ数日間、まともに視線なんか合わせてなかったから。こんな間近で見るのは久しぶりで―――。

わたしは、なんだか緊張して顔を見れずにいた。




「す、すみません。あの、ありがとうございます」
「別に…俺の方こそ悪かったな。怪我とかしてねぇか?」
「はい、大丈夫です。それじゃ」


二人っきりが耐えられなくて。
わたしは、そそくさと自宅へ向かおうとすると。

途端に。

腕を力強く握られた―――。



まるで、 『行くな』って言ってるみたいに―――。




「―――あの、先生?…なにか」
「―――アイツと…長谷部となんか、あった?」




アイツって…智也のこと、 かな。

もしかして、 顔に出てたのかな―――。




「もしかして…告られた?アイツに―――」




必死に聞いてくる、先生に。
わたしは、何も答えられずにいると。

さらに、握られた腕に力が込められて―――。



「っ…痛ッ」


思わず、そう叫んでしまった。
すると、先生は我にかえって。

「悪いッ…ごめん。俺、何きいてんだろーな。関係ねぇのに。今のは忘れて」

それだけ、捲し立てる様に告げて。
そそくさと、わたしのもとから去っていった。

ポツンとひとり、取り残されたわたしは。
さっきまで握られていた腕をそっと片方の手で支える。
それから、 目頭が熱くなり。
ポロリと涙が頬を伝った。



―――はじめて。




裕樹さんのことを、 怖いと思った。




「ねぇ、先生…わたし、先生のことが分からないよ」




小さい頃からずっと一緒で、近くにいたのに。
なんか、今は。
ずっと遠いところに裕樹さんがいるみたいで―――。



先生は、 なんで。
わたしと智也の関係を気にしてるの―――?

妹として幼馴染みとして、 心配してるの?
それとも―――。






先生の気持ちを知りたいのに。
わたしには、 その一歩が踏み出せなくて―――。





その場で立ち尽くしたままだった―――。


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