コメディ・ライト小説(新)

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在り来たりな日々の中で。
日時: 2017/06/22 19:46
名前: もっちゃん

数年ぶりに書かせていただくことにしました。
読み切りのつもりですが、気が向いたら続きも書きたいです。

-登場人物-

松井 朔良 (まつい さくら)♂

木野崎 怜二 (きのさき れいじ)♂

氷野山 一哉 (ひのやま かずや)♂

山野 修 (やまの しゅう)♂

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Re: 在り来たりな日々の中で。 ( No.1 )
日時: 2017/06/22 19:47
名前: もっちゃん


「はあ!?おい、ふざけんなよ怜二!!」
「いって…ふざけてんのは朔良だろ!!」
「俺はふざけてねえよ!!」

二人の男の怒号が昼休みの中庭に響き渡る。
そこに別の二人の男が現れる。

「はいはい、今日は何があった?
とりあえずふたりとも胸ぐらつかむのやめような。」
「修くんの言う通りだよ、喧嘩はダメ!」

そんな二人をあきれたように宥めるのは、しっかり者の修。
少しおどおどしながらも、二人の喧嘩を止めようとするのは一哉。

「とりあえずこっち来い。」
「うぇ~~~~またぁ~~~~?」
「いや、お前らが喧嘩するからだろ!?」

文句を言いながら修に引きずられているのはお調子者の怜二。

「ちょ、ちょっと!?どこ行くの朔良くん!?」
「もう一発殴らねえと気が済まねえ…」
「だっ、だめだってば!ボクになにがあったか話してよ!!」
「ちっ、マジむかつく…」

そういってベンチに座りなおしたのは怒りっぽい朔良。

「とりあえず落ち着こう…?ほら、桜が満開だよっ!!」
「俺は花に興味ねえよ…」
「えっ、名前が朔良なのに…?」
「いや、関係ねえだろ!!」

一哉の天然さで、朔良から怒りの色が消える。
少しの間、二人は黙り込む。
話を切り出したのは、一哉の方だった。

「で?怜二くんと何があったの?」

「…たんだ。」

「え?」



「怜二が俺が買ったプリンを勝手に食べたんだ…!!」


しん…と再び静寂が訪れる。

「それ、だけ?」

一哉はポカンとして朔良を見つめる。

「それだけとはなんだ!!」
「ご、ごめん。」
「あのプリンはなあ、学食で一日五十個限定で売られてるプリンなんだよ!!
苦労して手に入れたのに、あいつはそれを全部食いやがって…」

思い出してまた腹が立ったのか、朔良は拳に力を入れる。
だが、先ほどのように殴りに行こうとはしなかった。
それなりに反省はしているらしい。

「殴ったのは悪いって、わかってるんでしょ?」

一哉は優しく問いかけた。

「おう。」

それに朔良も落ち着いた声色で返す。

「じゃあ二人を探しに行こう?」

そういって一哉は立ち上がり、朔良に手を差し伸べた。

「ああ。」

差し出された手を掴み、朔良は立ち上がった。


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