コメディ・ライト小説(新)

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生徒会”執行部”と”捜査部”~舞い散る桜STKとの出会い~完
日時: 2017/07/18 17:53
名前: 雪姫

盗撮犯逮捕! 学園爆破!? エリアンの侵略! 学園祭は命懸け? 事件を解決するのか、はたまた事件を起こす方なのか
無口で笑わない猫 風月(ふうげつ)春(はる)
たまに吐く毒舌が癖になる針鼠(ハリネズミ) 茨音(いばらね)智子(ともこ)
趣味は女の子へのセクハラ淫犬 中原(なかはら)彩乃(あやの)
天然乙女キラー狸(タヌキ) 小林(こばやし)餡子(あこ)
…たち【生徒会捜査部】メンバー+一人は今日もハチャメチャな学園生活を送っています。


 ―宝石みたいに輝ける青春って・・・

              本当にあるのでしょうか?

★主な登場人物★

《諷焔(フンエン)学園・高等部》(一年生メンバー)

「あれ? そういうことじゃなかったんれすか。」
・風月 春(ふうげつ はる) ♀ 1ーA
私立の女子校行っていたけれど色々あって高校受験してこの学園に入学してきた子、普段は大人しいけど隠れサディストなところがあったりする。あとオタク要素が入っていたりする、人見知り
容姿はふんわりとした栗色の髪の毛にクールそうな顔、笑うと嫌がられるといってなかなか笑わない。
とにかく智子と趣味が真逆なのだが仲はいいようだ、成績は中の上。
趣味はお菓子作り、彼女が作ったお菓子はプロ並みの美味しさ。

「無理するなって言ったでしょ、気をつけなさいよ。」
・茨音 智子(いばらね ともこ) ♀ 1-A
春と急に友達になることが出来た女の子。我侭だけど友達思いで優しい女の子?
容姿は文学少女っぽいが武道などに長けていて春よりはサドなところが多いというギャップを持っている、オタク要素はないし逆なところが多いけれども何故か仲が良い。
藍色の瞳にアホ毛のようなものが一本生えている黒い髪の毛、銀縁のめがねをしている。


(二年生メンバー)

「ハルルは真面目さんだね~」
・中原 彩乃(なかはら あやの)♀2-B
【生徒会捜査部】部長兼【生徒会長】 文武両道、容姿端麗、気品もあり性格も良し、廊下を歩けば誰もが二度見てしまう学園のマドンナ、ただし表面上は…のはなし。
中身はセクハラ&下ネタ大好き、ただのエロオヤジ、特技は目視でスリーサイズを当てること(男性のもできる)
白銀の銀髪碧眼、ウサギの耳/虫の触覚、のように別れたアホ毛が二本生えている。長さは肩ぐらい。

「春さんわぁ、本当にオモシロイ人ですねぇ」
・鈴野 零(すずや れい)♂2-B
彩乃の双子の弟、両親の離婚につき苗字は違う、ドSのサディスト、あどけない天使の様な笑顔とまったりとした、話口調で相手を油断させたところで、鋭い一撃をくらわす、今は停学処分中。
春と過去に因縁めいたものがあるらしい…?
顔は彩乃と瓜二つ、銀髪赤眼、二本のアホ毛、肩までの長さ、姉との違いは目の色と腹黒さ。

「風月はあんま笑わないな…笑えば可愛いのに」
・古賀 潤(こが じゅん) ♂ 2-B
春と同じ小学校だった男の子であこがれの人(初恋の人)
めんどくさいことは大の嫌いと言いつつ、困っている奴が居たら放っておけないトラブルシューター(解決屋)
双子とは幼馴染でいつも面倒事に巻き込まれ、後始末をさせられる苦労人。
容姿は、クールでニヒルな一匹狼風の不良っぽい、見た目のせいで勘違いされやすい、藍色のウルフヘアでツリ目、いつも怒って睨んでいるような表情。
仲の良い友人たちからは『コガジュン』というあだ名が付けられている。


(三年生メンバー)

「いいえ! こしあんなんて邪道よ! 餡子はつぶあんだわっ」
・小林 餡子(こばやし あこ)♀3-D
【元生徒会長】で今は受験戦争という現実から逃げた敗者であり、癒し担当みんなのお姉さん的存在。
実家は老舗和菓子屋、餡子(アンコ)が大好き、でもつぶあんしか認めない、こしあんは敵。
容姿はまさに大和撫子、黒い瞳に艶やかな黒髪で腰までの長さがある、普段着が着物。

***
その他 >>04
***

◇エピソード◇
0.はじめまして?          >>01
1、Pink Lily          >>02
2、学園の母            >>03
3、これが生徒会捜査部の変人たち >>05 
4、それでもボクはヤッてない!   >>06
5、ミッション・イン・ワンワンコ >>07
6、株急上昇↑からの株急降下↓   >>08
7、四人の変態と一人の不良少年   >>09
8、アルタイル・ベガ        >>10 
9、その挑戦状謹んで破り捨てます  >>11
10、天国への階段          >>12 
11、十円と事件           >>13
12、beforeafter >>15
13、昼下がりの校舎裏にて >>16
14、遠い昔の思い出 >>17
15.腐った赤い紐で繋がれ/結ばれた仲>>18
16.扉が閉まっているのなら窓から入ればいいじゃない。>>19
17.捜査会議 >>20
18.プールに潜んだ獣 >>21 
19.悲劇を好む悪魔  >>22
20.舞い散る桜STKとの出会い >>23
登場人物達からの祝いの言葉 >>25

 
∽掲示板∽
2017/7/4(火)スレ設立
2017/7/18(火)物語完結



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Re: 生徒会”執行部”と”捜査部”  ~舞い散る桜STKとの出会い ( No.21 )
日時: 2017/07/18 13:06
名前: 雪姫

そして次の日の放課後。作戦結構だ。
古賀先輩はなにがあってもすぐに駆けつけられるようにスタンバイ、茨音さんは河野先生がいると思われる監視室向かい、会長と小林先輩は水泳部員のみんなと協力して隠しカメラを設置&撮影。

河野先生との話が終わった茨音は監視室から出て来くる。準備オッケーと会長が春に向かって手を振る。それを見て了解と小さく頷く。

今日ここには蒼先輩はいない。河野先生の視線の先を春だけにするためだ。
心なしか河野先生の目が変な方向に向いていると思ったのは私だけ…?

プールで気持ちの悪い視線を感じながら一通り泳ぎ終わると、茨音さんが「トイレ一緒に行かない?」と誘ってきた。
これも作戦の内。トイレなら河野先生の目は無い、その隙に撮れたら写真と映像を確認するのだ。

トイレに行くふりをしながら、隠れていた会長たちとバトンタッチ。
小林先輩がプールで泳ぎ、会長がバレないようにこっそりと監視室の中が見え、声が聞こえる場所にボイスレコーダーとカメラを置いてくる。

トイレに入った後、茨音さんと春は撮った証拠品を確認する。

「うわっずっと春のこと見てるよ! キモ!」

河野先生はずぅーーと執拗に春だけを見つめている。水泳部顧問なのに、水泳部員ではなくただの一生徒の春熱い眼差しで見つめている写真ばかり。
撮った映像には……「蒼も良かったが風月も中々上玉じゃないか……グヘヘ。どうやってアソンデやろうかなぁ」気持ちの悪い獣が写っていた。

カメラにはバッチリと証拠が撮れていた。後はこれを豚饅頭(ぶたまんじゅう)に突きつけて、全国の女子生徒達に謝罪の言葉を乞うだけだ!
(話が大きくなっているような気がする…でもない)

ここからは春、独りで頑張らないといけない。怖くないと言えば噓になるが、こんなの放っておけない! 世の中に放置してはいけない人物だと思う! 河野先生はちゃんと然るべき刑罰を受けないといけない。
そう思って自分を奮い立たせて春は飛び込むように監視室へと入っていった。



【で】





沢山の書類やら機械やらが散乱とした監視室にて。

「失礼しまふ先生」

「お、風月がこんなところに来るなんて珍しいな。さっきは茨音が来たし、今日はお前ら(捜査部)はなにしようと企んでいるんだー?」

ニタニタと笑う河野先生。少し前では別にただの馴れ馴れしい先生だなと思うだけだっただろう、けど今は違う。この笑顔を見ていると腹が立ってしょうがない。

「どうしたんだー? そんなところで固まって…ほらこっちに来いよ」

河野先生は自分の膝の上をポンポンと叩く、それは貴方の膝の上に乗れと? 絶対に無理!

…正直言って気持ち悪い、もう回れ右して帰りたい。でもどうにかここで言わなくちゃヘマしたことになって捜査部のみんな、協力してくれた水泳部のみんなに迷惑をかけてしまうれす。

私は深く深呼吸…五秒後…河野先生の顔を向いてすぐにスッと息を吸って言った

「河野先生、貴方に…
 
 女子水泳部員たちから盗撮の疑いがかけられているれす」

言った! 言ってやった! 嬉しくてつい小さくガッツポーズをしてしまった春に

「何がそんなに嬉しいんだ? 風月」

「っ!!?」

椅子に座っていたはずの河野先生が立ち上がり春のすぐ傍にまで迫って来ていた。大人の男性、春より当然背が高く大きい。

「っ」

このままでは危険と本能的に判断し、監視室をいったん出る。

「おいおぃなにも逃げることはないだろう? せんせー泣いちゃうなー」

「嘘吐き」

「あ?」

逃げ惑っているとプール際まで追い込まれた。他の人達は安全のため避難している、事実上今ここには春と河野先生しかいない。

「ほらそこは危ないから、俺のところへおいで?」

腕を広げじりじりと近づいて来る河野先生に向かって

「証拠があるんれすよ!」

トイレから出る際、茨音さんから借りたジャージ上のポケットに入っていた小型カメラを目の前に突きつける。

「このカメラに映ってまふ。ハッキリと!」

自分で言ってトイレで見た河野先生の気持ち悪い映像がフラッシュバックし、恐怖に体が震える。だけどここで負けたらいけない! 全世界の女子生徒のために!
(…どんどん話が大きくなっているような気が…以下略)

河野先生にカメラを見せつけてから先生の様子が可笑しい

「キヒヒヒヒ」

変な笑い方/奇声をあげ

「ニヒィ~」

まるで化け物が美味しそうな獲物を見つけ喜びの笑みをこぼしたような表情を春に向ける。

危険だ、この人は危険だ! と本能が春に警告を鳴らす。

でもここで引き下がるわけにはいかない、一歩前に踏み出し

「河野先生。謝ってくださいれす……被害にあった女子生徒たち、蒼先輩そして…

 曳鬼谷 愛さんの事件を認め自首しれくらはい!!」

「ヒャファァァァ!!!」

ドシャアアアン!!!

何がいけなかった?

18.19悲劇を好む悪魔 ( No.22 )
日時: 2017/07/18 15:30
名前: 雪姫






でもここで引き下がるわけにはいかない、一歩前に踏み出し

「河野先生。謝ってくださいれす……被害にあった女子生徒たち、蒼先輩そして…

 曳鬼谷 愛さんの事件を認め自首しれくらはい!!」

「ヒャファァァァ!!!」

ドシャアアアン!!!


何がいけなかった?


何を間違えた?


あぁ……そうだ


曳鬼谷さんの名前を出した時だ


河野先生が突然襲い掛かってきて


「ヒャファァァァ!!!」

そんな大きな怒声を響かせた河野先生を見ながら私は鈍い衝撃を受けて体をプールへと傾かせてそのまま

体が言うことを聞かない苦痛に耐えながらもプールへと落下して沈み込んだ…

体のどこもかしこもが衝撃で痛い

体の自由が効かない/動かない

水の中にいるから息も出来ない、次第に意識は遠のいて私はプールに沈みながら、瞳を閉じて意識も暗闇の中に沈ませた。



+++???side

「春!?」「風月!?」「ハルゥ?」「まぁハルちゃん!?」

隠れて事を見ていたその他捜査部員が姿を現す。

「テメッ!」

河野を殴ろうとする野蛮な古賀を彩乃が

「コガジュン! ハゲよりハルゥの方が大事!」

と言って殴るのを止めさせて古賀は舌打ちしたあとプールの中へ飛び込んだ。
プールの水深は一般的な深さでそんなには深くないからまず溺れることはない……フツウは……ね。

「キヒヒヒヒ……ぁ?」

奇声を上げてた獣が美味なごちそうを見つけた。

「……河野……先生」「ニタァ~愛ぉ~~~」

スペシャルゲストの登場だ、美味しそうな子熊 曳鬼谷 愛。河野の最初の被害者であり

「俺の愛。俺の愛じゃないか」

狂ってしまう程に熱い愛を注ぐ相手。その一方的な愛は相手を支配するだけじゃ飽き足らない、全てを手に入れたって足りない。

「愛…どうだ? 俺痩せただろ?」

「………」

「昔の俺は太ってて醜い豚だった、だからお前は俺の誘いを断ったんだろ? そうなんだろ?

 それ以外に俺と付き合うのを断る理由なんてないもんなぁ~愛?
 
 でももう大丈夫。俺はこんなにスリムに、それにお前のお友達を見つけたよ…」

河野は先ほど自分が付き落とした、風月 春へ視線を向ける。

「これでもうお前も寂しくない! 俺もいるしギャハッ……「ホントッ五月蠅い豚だこと~」ブヒッ!?」

フフフ……またまたスペシャルゲストの登場だね。

「…理事長?」「お姉ちゃん~!?」

「フッ」

満を持して現れたのは、諷焔学園 理事長 小林 最中(こばやし もなか)やり手の理事長さんだよ…フフフ。

「…どうして理事長…「あぁ喋らないで~アナタ口が臭いから~」

おっとりとした口調から繰り出される毒舌は鋭利な刃物よりもよく斬れると言われ、一部の性癖の人たちからは人気らしいよ。
え? ボクにはわからないなーそんな趣味はナイからね…フフフ。

「河野先生~鬼塚学園長がお呼びですよ~。今回の件についてね~」

「そんなっ!? お…私はなにも…「だから喋らないで~自分では気が付かないかもしれないけど~
 アナタの口臭~公衆便所のような臭いがするわ~」……ガーーーン!!」

膝から崩れ落ちる河野に容赦なく止めを刺す。

「それに~ふぅげつちゃんをプールに落とすところ、このまん丸おめめで見ちゃたし~
 自白しているシーンは撮影してるから言い逃れは無理ね~」

「なっ!?」

小林(姉)の指さす先をみると隠しカメラのレンズが日光を反射してキラリと光る。

「こ、こんなの横暴だ!! 俺はなにもやってない!!」

醜い豚は所詮どんだけあがいたとしても醜い豚。

『続きは署で話してもらおうか』

「ッ!?」

予め小林(姉)が呼んでいた警察が到着して、男二人でガッチリと腕を押さえられ河野はプールの外へとつまみ出された。

プールに平穏と静けさを取り戻すと

「ふぁぁぁぁぁ!!」

彩乃が大きく息を吐き出した。それに続けて小林(妹)と曳鬼谷も安堵の息を出す。

「こ、怖かった…」「本当にね~」「腰ヌけた…」

「うふふ~三人共だらしがないわね~」

「でもお姉ちゃん~なんでここにいるのよ~?」

「あら? いない方が良かったかしら~?」

「それは~……」

「…冗談よ~。ある子に挑戦状を出されたのよ~」

「は? 挑戦状?」

「そうなのよ~【今日この時間プールでオモシロイ事が起きるから、オモシロクなくさせたらキミの勝ち/ボクが望むオモシロイ結果になったらボクの勝ち】って書いてあったの~」

「なにそれ…ふざけてんの?」

「ソウカナ? その挑戦状のおかげでモナカ姉が来てくれて、助けてくれただしバンバンザイじゃにゃい?」

「そーかな? なんかアタシはなっとくいかない」「私もなんか変だと思いますその挑戦状…」

真面目な眼鏡娘たちは疑うのをやめない。結果良ければすべて良しってならないなんて、ナンテ窮屈な人生を送っているんだろうね。

でも今回の勝負は引き分けかな?

彩乃の計らいで曳鬼谷が来て河野が発狂したのはオモシロかったけど、小林(姉)が登場して事件無事に解決コレじゃあツマラナイ。

ハッピーエンドなんて犬に食わせればイイ。

あっ待って……ソウダ、ボクにはまだオイシイ果実が残ってた。やっぱり好物は最後に食べた方がイイよね。
タシノシミが増えるから…フフフ。


+++古賀side風

クソッ! 昨日かっこよく「なにが起きても守ってやるから安心しろ」なんて言っておきながらこの始末だ。



【俺は…またアイツを守れないのか!】




プールの長さは二十五メートル、深さも一般的でそんなに深くはないはず。

何処だ? 何処にいる? 風月……

ふにゃり

腕に変な感触がする。水…じゃない。誰かの忘れた水着……でもない…これは…

海藻?

ここはプール…海じゃない。じゃあこのやけに大量にある海藻はなんだ?

クソッ海藻が体にまとわりついてきて泳ぎづらい、これじゃあ俺まで…
ミイラ取りがミイラじゃねぇーかよ!

「いた!」

海藻を分けて泳ぎ進んでいると見つけた、海藻まみれでプールの底に沈んでいる風月を。

ピクリとも動かない。気を失ってやがるのか! 畜生が!


「ッ!?」

持ち上げようとするが重い! 重たすぎる! 意識のない人は、意識がある時よりさらに重いとテレビで見たことがあるがここまでとは聞いてないぞ!

それに…この重さはどちらかと言うと……プールの底に固定されているような…

悪戦苦闘しているとかちゃっという音がし、急に軽くなった。

不思議には思ったが俺も息の限界、不自然なプールの底は調べずに風月を抱きかかえ顔を上げプールサイド目指して浮上する。


+++再び???side


「おいっやべえ、風月の奴意識失ってやがんぞ!」

「春!?」

チッさすがは力バカだね…ボクが考えていたよりもずっと早かったや…でも、人がxxxするには丁度いい頃合いかな?

さてはてキミはドチラに転ぶのかな? 風月 春君――

「そこに寝かせて~呼吸は~」

呼吸なんてしてるワケないじゃないか。数分間プールの中で海藻に鼻と口を塞がれてたんだからサァ。

「イキしてないよ、モナカ姉! ど、どうしよ…「落ち着きなさ~い」

こうゆう時、まったり派はイイね。緊張感あるシーンが台無しだよ! アハハハッオモシロイ!

「春! ねぇ…目を開けてよ…春!!」

「風月さん…まだお礼も言ってないのに逝かないでよ…ムヒが哀しむでしょ…」

「ハルちゃん、まだうちのお饅頭食べてもらってないわ~。だからまだ死んではだめ~」

「ハルゥが居なくちゃダメだよ! それじゃあ…捜査部じゃなくなっちゃうよ…ねぇおめめパチリだよ…?」


泣きながら風月に寄り添う蛆虫(うじむし)共。お涙ちょうだい? それのなにがオモシロイの?

そんな話より誰かを殺して悲劇を創った方が断然オモシロイよ! 喜劇より悲劇の方がニンゲンって生き物は好むから。

「こんなところで死なせてたまるかってんだろ!!」

古賀は人工呼吸をし始めた。あーあ、それ素人がしたら逆効果になるのにねー。

イチ・ニ・サン・フゥー

イチ・ニ・サン・フゥー

イチ・ニ・サン・フゥー

これを何度も繰り返す、女子は間接キスだヤッターマンとか思うの? 一人死にかけたてる奴いるのにソレ無視で?
ま、それがニンゲンの本性ってやつだろうね。化けの皮ハゲたり。

「…ゲホッ」

え…は…?

「春が……水吐いた!」

「えっほ…ゲホッ」

「ふぅ~これで一安心かしらね~」

「ホント? やったじゃんコガジュン!」

「ははっ……そうだなー……疲れた」

「ワーイ」

とそれぞれ喜びの声を上げる捜査部諸君。

あーあー……これじゃあ…ボクの完敗決定だよー。

こんなツマラナイ、ハッピーエンドなんてボクは絶対に認めないからね。

まぁ…いいさ、まだゲームは始まったばかりこれから勝てばいいヨネ?



           





             フウゲツ  ハル  










+++???side終












敗れた悪魔は嗤う



       愚かなる



           ――子らが笑う姿を




                              続く















20.舞い散る桜STKとの出会い ( No.23 )
日時: 2017/07/18 17:17
名前: 雪姫






警察に連行された河野先生はその後取調室で全てを白状したそうだ。

まず最初起こした、曳鬼谷さんにやった事については
河野先生はある日幼女時代の曳鬼谷さんと出会い、醜い自分の見た目を気にせず普通に接してくれた曳鬼谷さんに一目惚れし、彼女の傍に合理的にいるために必死に勉強して教師になったそうだ。
そして曳鬼谷さんの通う学校の教師になり、ついには担任にまでなってあの事件を起こしたそうだ。
ただ毎日学校で眺め、登下校も眺め、家の中の生活までも覗き、STK(ストーカー)行為をしていても飽き足らず、もういっそのこと曳鬼谷さんを監禁して彼女が持つずべてを自分のものにしたかったらしい。
でもそれは失敗。曳鬼谷さんからは拒絶され、逮捕はされなかったけど彼女とは離れ離れになってしまった。

酷くショックを受けた河野先生は、拒絶された原因は太っていることだと思い整形手術を決意! 全財産を用いて、今のイケメン先生になったらしい。
その後に起きた蒼先輩、春たちの事件は河野先生なりの曳鬼谷さんへの罪滅ぼしだったらしい。なにを滅ぼしていたんだろう…?
同じことをされた被害者同士で何をさせようと言うのだろう…?

最後に春を突き落とした件については、突き落としことは認めるけどプールの中に海藻を沈め体をプールの底に固定する装置を設置したのは否定したらしい。
理事長に挑戦状を送り付けたのも違うと否定したそうだ。

春を殺りかけた人物は誰だったのだろうか…?





【で】



そしてあの日から数日後…寮の食堂にてみんな集合の晩餐会。

「それじゃー事件解決を祝ってー

「「「カンパーイ!!」」」

みんなでグラスを持ち上げる。中身はアップルジュース。
テーブルの上には和食から洋食中華、沢山の料理が並べられている。すべて古賀先輩の手作りだ。

「生徒会の仕事をしている間に先を越されるなんて…あむ」

今日は無礼講、執行部のメンバーも参加している。ちなみに桜ヶ丘くんは女子の制服を着ている。
茨音さんに耳うちで「なんで桜ヶ丘…女子の制服きてるの?」と聞かれたけどそこは軽く流しておいた。あと稲葉さんが鼻血を吹き出して倒れたけどそれも軽く流しておいた…。

「へっへーん! ヒマヒマの捜査部の勝利だね」

「…ヒマな捜査部と忙しい執行部…くふ」

「笑わないでよーヒッキー!」

「笑われてもしょうがないじゃないのかな、これは」

「えー蒼ちんまで~」

蒼先輩と曳鬼谷さんも参加している。今回の事件の被害者と功労者だから。

「それにしても…女子よりも高い女子力…パネェ…脚フェチ先輩「うっせぇぞ、メガバ」

メガバ? メガネをかけている稲葉さん…だからメガバ?

稲葉さんと古賀先輩は楽しそうに話している。ちょっと羨ましいな…私じゃあんなに楽しく話せないから…。

「デザートには~うちのお饅頭あるからね~」

「おぉうあの老舗和菓子店のお饅頭……じゅるり」

「ははっよだれが出ているよ、曳鬼谷くん」

「でもわかりますよ、その気持ち。餡子姉の家のおまんじゅうはすっごくおいしいもん」

「あぁ~だからシバさん、そんなふくよかな体系に…「貴女とそう変わらないはずですけど……?」

またこのふたりは……言い争うを始めだす。やっぱり喧嘩する程仲が良いって奴なのかもしれない。

「コガジュンはお嫁さんになれるよねー」

「なんで嫁なんだよ、オレは男だぞ?」

「でも…そうね古賀くんはいい主夫になれそうだわ」

「神無木まで…あのなぁ」

「古賀パイセンを嫁に貰ったら生活は安泰ですね」

「…確かに、毎日こんなおいしい料理が食べれるなら不良でもいいかも」

「オレは不良じゃねーし曳鬼谷、お前にかんしちゃオレが作るどうこうの前にまともな食生活をしてから言え!」

「カップ麵やインスタント食品は美味しいかもしれないけど、何事も程度が一番だよ曳鬼谷くん」

「うっ、アタシ今いじめられてます?」

「これはイジメじゃない、愛のムチだ」

「愛ちゃんだけにー? うわっさむっニギャー!!」

馬鹿にしたように笑う会長にイラついたのか、古賀先輩がおもっいっきり会長の頭をぶっ叩いた。
しばらくの間会長がテーブルにうっぷしたままだったけど……きにせず料理を楽しもう。

みんなそれぞれ好き勝手に話し、時には喧嘩をしながら楽しい晩餐会はエンドロールに向かって流れてゆく。


【で】


一通り料理を食べ終わった頃、副会長さんが

「でも貴女たち捜査部が勝っただなんて、私は認めないんだから!!」

と大きな声を上げた。会長は口についたソースを舐めながらニヤリと笑い

「もろちん! 今回の勝者はボクたちと言うよりハルゥだからね」

「……私れす?」

「そそっ。だってチミが体を張って頑張ってくれたから、ハゲ太の悪事を暴くことが出来たんだもんっ!」

そうかな、一番頑張ったのは怖い思いをさせられたのに勇気を振り絞ってプールに来てくれた曳鬼谷さんの方だと思う。
曳鬼谷さんを見ると、目が合い首を横に振られた。曳鬼谷さんも私が今回の一番の功労者だと思ったみたい。

「間をとって勝者のハルゥの願い事をイッコ叶えたいと思いまーす!」

執行部が勝ったら、一人一個ずつ会長が出来る範囲で願いを叶えてくれる。

捜査部が勝ったら、副会長さんをアレの刑にしょす……だったけ。


その間で私の願い事を会長がひとつだけ叶えてくれる…


                        だとしたら私は――



































「わぉ~~ん!」

「なんで吠えてんだよ阿呆」

「わぁ……桜の花が舞って…「桜餅が食べたくなるわね~」餡子姉!」

「うふふ~」

「すごいわね…これは桜吹雪っていうのかしら?」

「夜の…お花見……ぐふふ」

「これは…すごいどす」

「………わぁ」

「風月くんに感謝だね」

「ムヒも連れて来てあげればよかった……」


私が会長に頼んだのは【みんなでお花見がしたい】丁度今が満開の見どころだと朝のニュースでやっていたから。

すると会長が「じゃあ今行こう! すぐ行こう! 思い立ったが吉日あとは大凶日なんだから!」と言い出して今に至る。

桜の花びらが風に吹かれて踊っているみたい…すごく綺麗。

舞い散る桜吹雪とはしゃぐみんな…これはいい画だ。思い出メモリーに永久保存決定だね。




「ふぅちゃん…」



不意に懐かしい呼ばれ方をされたような気がした。でも気のせいでしょうそこには私以外誰もいなかったのだから――








舞い踊る桜



  舞い散る桜吹雪


      ――に包まれ彼の者声はかき消され


            花びらと共に何処か彼方へと飛んでゆくのだった

























                              舞い散る桜STKとの出会い 【完】

Re: 生徒会”執行部”と”捜査部”  ~舞い散る桜STKとの出会い ( No.24 )
日時: 2017/07/18 17:36
名前: 雪姫






警察に連行された河野先生はその後取調室で全てを白状したそうだ。

まず最初起こした、曳鬼谷さんにやった事については
河野先生はある日幼女時代の曳鬼谷さんと出会い、醜い自分の見た目を気にせず普通に接してくれた曳鬼谷さんに一目惚れし、彼女の傍に合理的にいるために必死に勉強して教師になったそうだ。
そして曳鬼谷さんの通う学校の教師になり、ついには担任にまでなってあの事件を起こしたそうだ。
ただ毎日学校で眺め、登下校も眺め、家の中の生活までも覗き、STK(ストーカー)行為をしていても飽き足らず、もういっそのこと曳鬼谷さんを監禁して彼女が持つずべてを自分のものにしたかったらしい。
でもそれは失敗。曳鬼谷さんからは拒絶され、逮捕はされなかったけど彼女とは離れ離れになってしまった。

酷くショックを受けた河野先生は、拒絶された原因は太っていることだと思い整形手術を決意! 全財産を用いて、今のイケメン先生になったらしい。
その後に起きた蒼先輩、春たちの事件は河野先生なりの曳鬼谷さんへの罪滅ぼしだったらしい。なにを滅ぼしていたんだろう…?
同じことをされた被害者同士で何をさせようと言うのだろう…?

最後に春を突き落とした件については、突き落としことは認めるけどプールの中に海藻を沈め体をプールの底に固定する装置を設置したのは否定したらしい。
理事長に挑戦状を送り付けたのも違うと否定したそうだ。

春を殺りかけた人物は誰だったのだろうか…?





【で】



そしてあの日から数日後…寮の食堂にてみんな集合の晩餐会。

「それじゃー事件解決を祝ってー

「「「カンパーイ!!」」」

みんなでグラスを持ち上げる。中身はアップルジュース。
テーブルの上には和食から洋食中華、沢山の料理が並べられている。すべて古賀先輩の手作りだ。

「生徒会の仕事をしている間に先を越されるなんて…あむ」

今日は無礼講、執行部のメンバーも参加している。ちなみに桜ヶ丘くんは女子の制服を着ている。
茨音さんに耳うちで「なんで桜ヶ丘…女子の制服きてるの?」と聞かれたけどそこは軽く流しておいた。あと稲葉さんが鼻血を吹き出して倒れたけどそれも軽く流しておいた…。

「へっへーん! ヒマヒマの捜査部の勝利だね」

「…ヒマな捜査部と忙しい執行部…くふ」

「笑わないでよーヒッキー!」

「笑われてもしょうがないじゃないのかな、これは」

「えー蒼ちんまで~」

蒼先輩と曳鬼谷さんも参加している。今回の事件の被害者と功労者だから。

「それにしても…女子よりも高い女子力…パネェ…脚フェチ先輩「うっせぇぞ、メガバ」

メガバ? メガネをかけている稲葉さん…だからメガバ?

稲葉さんと古賀先輩は楽しそうに話している。ちょっと羨ましいな…私じゃあんなに楽しく話せないから…。

「デザートには~うちのお饅頭あるからね~」

「おぉうあの老舗和菓子店のお饅頭……じゅるり」

「ははっよだれが出ているよ、曳鬼谷くん」

「でもわかりますよ、その気持ち。餡子姉の家のおまんじゅうはすっごくおいしいもん」

「あぁ~だからシバさん、そんなふくよかな体系に…「貴女とそう変わらないはずですけど……?」

またこのふたりは……言い争うを始めだす。やっぱり喧嘩する程仲が良いって奴なのかもしれない。

「コガジュンはお嫁さんになれるよねー」

「なんで嫁なんだよ、オレは男だぞ?」

「でも…そうね古賀くんはいい主夫になれそうだわ」

「神無木まで…あのなぁ」

「古賀パイセンを嫁に貰ったら生活は安泰ですね」

「…確かに、毎日こんなおいしい料理が食べれるなら不良でもいいかも」

「オレは不良じゃねーし曳鬼谷、お前にかんしちゃオレが作るどうこうの前にまともな食生活をしてから言え!」

「カップ麵やインスタント食品は美味しいかもしれないけど、何事も程度が一番だよ曳鬼谷くん」

「うっ、アタシ今いじめられてます?」

「これはイジメじゃない、愛のムチだ」

「愛ちゃんだけにー? うわっさむっニギャー!!」

馬鹿にしたように笑う会長にイラついたのか、古賀先輩がおもっいっきり会長の頭をぶっ叩いた。
しばらくの間会長がテーブルにうっぷしたままだったけど……きにせず料理を楽しもう。

みんなそれぞれ好き勝手に話し、時には喧嘩をしながら楽しい晩餐会はエンドロールに向かって流れてゆく。


【で】


一通り料理を食べ終わった頃、副会長さんが

「でも貴女たち捜査部が勝っただなんて、私は認めないんだから!!」

と大きな声を上げた。会長は口についたソースを舐めながらニヤリと笑い

「もろちん! 今回の勝者はボクたちと言うよりハルゥだからね」

「……私れす?」

「そそっ。だってチミが体を張って頑張ってくれたから、ハゲ太の悪事を暴くことが出来たんだもんっ!」

そうかな、一番頑張ったのは怖い思いをさせられたのに勇気を振り絞ってプールに来てくれた曳鬼谷さんの方だと思う。
曳鬼谷さんを見ると、目が合い首を横に振られた。曳鬼谷さんも私が今回の一番の功労者だと思ったみたい。

「間をとって勝者のハルゥの願い事をイッコ叶えたいと思いまーす!」

執行部が勝ったら、一人一個ずつ会長が出来る範囲で願いを叶えてくれる。

捜査部が勝ったら、副会長さんをアレの刑にしょす……だったけ。


その間で私の願い事を会長がひとつだけ叶えてくれる…


                        だとしたら私は――



































「わぉ~~ん!」

「なんで吠えてんだよ阿呆」

「わぁ……桜の花が舞って…「桜餅が食べたくなるわね~」餡子姉!」

「うふふ~」

「すごいわね…これは桜吹雪っていうのかしら?」

「夜の…お花見……ぐふふ」

「これは…すごいどす」

「………わぁ」

「風月くんに感謝だね」

「ムヒも連れて来てあげればよかった……」


私が会長に頼んだのは【みんなでお花見がしたい】丁度今が満開の見どころだと朝のニュースでやっていたから。

すると会長が「じゃあ今行こう! すぐ行こう! 思い立ったが吉日あとは大凶日なんだから!」と言い出して今に至る。

桜の花びらが風に吹かれて踊っているみたい…すごく綺麗。

舞い散る桜吹雪とはしゃぐみんな…これはいい画だ。思い出メモリーに永久保存決定だね。




「ふぅちゃん…」



不意に懐かしい呼ばれ方をされたような気がした。でも気のせいでしょうそこには私以外誰もいなかったのだから――








舞い踊る桜



  舞い散る桜吹雪


      ――に包まれ彼の者声はかき消され


            花びらと共に何処か彼方へと飛んでゆくのだった

























                              舞い散る桜STKとの出会い 【完】

登場人物達からの祝いの言葉 ( No.25 )
日時: 2017/07/18 17:44
名前: 雪姫







やった! やったよ母さん! 無事に完結したよ!

全二十話(当初は半分くらいの予定だったのにまさか…ここまで長くなるとわ思ってなかったぜ…)

なんとか完結致しました!! でわキャラクターの皆さまからもお祝いの一言をばw

<捜査部の面々>

春「…完結おめでとうれす」

智子「完結おめでとーございまーす!後で餡子姉のとこのおまんじゅうでお祝いしましょ」

彩乃「オメットさん! ボクの活躍はいかがかな? ボクは「会長長い」ブーブー!」

餡子「おめでと~うございま~す。見てくれる人が零人説でも私ぃ~は貴方の頑張りを知ってるわ~」

潤「おめでとう。他にはないのかって? ねーよ馬鹿」

<執行部の面々>

栞「おめでとう。今回は負けてしまったけど次回こそは絶対に勝ってやるんだから捜査部!」

つつみ「おめでとうございまーす! 完結祝いに一緒に副会長のお胸をアレしましょう!」

桜ヶ丘&山田「おめでとうございます(どす)」

<その他>

蒼「おめでとう。この駄作小説を最後まで読んでくれてありがとう。
愛「作者の代わりのお礼言ってあげる……ども
ムヒ『ピギャァ』

河野「……ぉれ」
最中「喋らないでって言ってるでしょ~? 貴方の口臭は世界一臭いとされる缶詰よりもなんだから~
警察『もういいだろ? さぁ牢屋に帰るぞ…。

さくら「完結おめでとうございますぅー!
鳴上「おめでとう。次回作からはちゃんと出番が欲しいものね
絢香「本当なのですよ! 次は春なんかじゃなくてわたちを主役の話にするなのですよ!
???「アハハハッ! 少ししか出てないキャラの祝いの言葉なんか聞いたって出て来たって誰が喜ぶんだい?


みんなアリガトー!! (一部除いて)みんなアイシテルぜーー!!




ここまでご愛読本当にありがとうございました<(_ _)>

もし宜しければ感想など頂けると、自分は天へ召されます。

次回作を書くエネルギーとし今日もかっ飛ばしていくぜうぇーい!!














この作品は完結致しました。ご愛読誠にありがとうございました。次回作を宜しくお願い致します。


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