コメディ・ライト小説(新)

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流星列車 〜明け方の七夕日記〜
日時: 2017/07/14 21:18
名前: 日向蜜柑

 喜田高、旧校舎屋上。古びた橙色の三角屋根テントに、ちぎれそうなほど使い込まれた看板がある。そこには『天文部』がいた。あの日から部員数ゼロになった天文部は廃部となり、今ではあの日の夜が、語り継がれる。


   一話 手触れ

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Re: 流星列車 〜明け方の七夕日記〜 ( No.1 )
日時: 2017/07/14 21:20
名前: 日向蜜柑

「部長〜まだなんすか〜」
顔を真っ赤にしているのは、喜田高天文部一年、織田咲春。普段は根元が明るめの茶色のマッシュルームのような髪型だが、今は髪が汗でタケノコのようになっている。
 「まだまだっ。織田ファイトー」 
 「織田咲ですよっ」
 「ああーごめんちょ」
 「ふざけてるんですか」
少し変わった人。この人は天文部の部長の曽我光希。見た目は童顔。はっきり言うと、入部した時なんでここに小学生がって真剣に悩んだっけ。俺は正直言ってこの人が苦手だ。部室にオカルト系雑誌起きまくってるし、うまい棒めっちゃ持ち込んでるし、まぁコンポタ味はいいとして・・・。この人が部長でいいのだろうか。いいも何も、部員が俺とこの人だけだし仕方ないのかもだけど。てかよくこの部持ってるよなぁ。普通二人とか廃部候補になるだろっ。そう思うと天文部って謎だらけだな・・・。
 「織田くんっほら、着いたよ」
 「えっ」
俺と部長の目の前に現れたのは、古ぼけた神社だった。紅の鳥居は剥がれ落ち、香の薄れた煙がほのかに感じる。
 「ここって・・神・・社。」
 「そうだね、でもここじゃない」
そう言いながら、紺青の髪を風に煽らせて、部長は奥を指差した。部長の人差し指は、木の狭間から見える、緑を指していた。
 「あそこが目的地。三夜村だ」
三夜村。そこに何の意味があるのか部長は教えてくれないけれど、きっとなんか理由があるんだろう。
 「行こっか」
俺は一息飲んで歩き始めた。


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