コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ユカイナナカマタチ
日時: 2017/08/25 21:03
名前: 紅

初めて投稿してみます!

どうぞよろしくお願いします


二年二組ひとりひとりの物語を書いていきます
最後まで書けるかわかりませんが頑張りますっ

―☆―☆―☆―


二年二組の名簿表

01、安藤夏希(形から始まる不純恋愛)>>2
02、井上圭斗(ハツコイ・ヒトメボレ)>>3
03、上村隆之介(近くて届かない想い)>>5
04、大野涼香(あなたが好きで幸せでした)>>8
05、岡村真実(平行線)>>9
06、小川拓海(悩乱ツインラブ)>>12
07、勝井蘭(恋?何それ美味しいの?)>>13
08、河田知輝
09、木下杏沙
10、北山彩夏
11、小林大貴
12、後藤勇聖
13、坂口新
14、佐々木あゆみ
15、島谷萌子
16、城田陽瑠美
17、鈴木奏太
18、瀬尾崇泰
19、園田結音
20、高橋悠基
21、田中誠
22、田中優里
23、田之上寛紀
24、寺岡茉莉
25、永田海生
26、中村一樹
27、西川紗良
28、林佳穂里
29、廣瀬蓮
30、藤原翔太
31、星宮晃琉
32、牧野南帆
33、松本俊哉
34、南美優
35、三原明大
36、村松咲希
37、山崎響
38、山本未来
39、吉田怜衣
40、渡辺実季

Page:1 2 3



Re: ユカイナナカマタチ ( No.10 )
日時: 2017/08/11 22:24
名前: うさみるみ

はじめまして、うさみるみです。

とっても面白かったので、感想書かせてもらいます♪

個人的には、結音ちゃんが気になります!

あと、上村くんも!

結音ちゃんのお話楽しみにしてます😆


Re: ユカイナナカマタチ ( No.11 )
日時: 2017/08/17 23:14
名前: 紅


◇うさみるみさん

ありがとうございます!

結音ちゃん、キーパーソンですよね
私も今考え中です...笑

ご期待にこたえられるよう頑張ります(*^^*)

Re: ユカイナナカマタチ ( No.12 )
日時: 2017/08/19 00:08
名前: 紅


06 小川拓海おがわたくみ


「岡村、絶対お前のこと好きだぞ」

クラスメイトの山崎にこう言われた。

正直岡村の想いはうすうす気がついていた。

そして良いやつだとも思っている。

でも、俺は岡村に限らず誰とも付き合えないのだ。



俺には彼女がいるから。



「ちょっと、拓海きいてる!?」

「ちゃーんと聞いてるよナナ。」

4月10日、俺は一年の時のクラスメイトの『ナナ』に告白された。

初めて告白され、さらに俺も好きだったから、迷わずOKしたのだ。

もうすぐ、2ヶ月を迎える。

しかし、ナナは俺たちが付き合っていることを隠したがっている。

なので俺は友達にも家族にも、誰一人として言っていない。
(読者は別だが)

毎日こうして近くの公園でウダウダしている。

「拓海、今度はどこに行きたい?」

「んーあれは?近くにできたショッピングセンター」

電車で一駅ほどの所にできた巨大な建物は、有名なお店がたくさん入っており、人で賑わっている。

そしてナナにはまだ言ってないが、2ヶ月記念に何か買えたらなと考え中だ。

「えー!!知り合い絶対いるよ!だめ」

「前から思ってたけど何でそんなに隠したがるの?いいじゃん」

「だめに決まってるじゃん!わかるでしょ?」

「わかるわけねーだろ!」

「彼女のことくらいわかれよ!」

「無茶言うな!お前はわかりにくいんだよ!」

「拓海の方がわからない!いつもぼーっとして!」

「してねえよ!お前こそ遠回しに言うだろ!?」

「なに!?文句あんの!?」

「もっと素直になれっつってんだよ!」

「もう拓海のバカ!ばいばい!!」





「ーーーていうことがあったんですよ」

俺は初めて自分の兄にナナのことを打ち明けた。

兄は途中から半分飽きれ顔で俺の話を聞いていた。

「んで、そのデートが一応明後日なわけ」

「ほお、ヤバイじゃんオトウトクン。」

兄貴は俺が相談料に渡した、500円玉をくるくる回している。

完全に面白がってるな。

「あのな拓海、女はめんどくさいんだよ。お前がひかなきゃ」

「わかってるよ。もうそろそろ反省してるし」

「喧嘩してからどのくらいたつ?」

「1週間。」

「そんな君には、このカードをあげよう」

兄貴は財布から大量のカードを取りだし、何枚かめくった。

そしてその中から二枚のカラフルなものを俺に手渡す。

「なにこれ」

「そのショッピングセンターの裏にある小さなテーマパークのチケットだ。もう古いから知り合いはいないと思うぞ」

兄貴は俺の肩を掴んで、顔を近づけた。

「ここの観覧車でゆっくり話してこい」







そして現在、俺たちは観覧車にいる。

うまく誘うことに成功した俺は、事前に小さなリングを購入した。

女を物でなだめるのは好きじゃないが、ないよりかはましだろう。

肝心のナナは朝から必要最低限しか話さず、今もずっと外をみている。

ポケットの小さな箱を握りしめ、ありったけの勇気を振り絞り、口を開く。

「ナナ、ごめんなさい。俺の心が狭かったです。」

ナナの指に指輪をはめる。

キラキラしてておもちゃみたいなリング。

これでも精一杯選んだんだ。

恐る恐るナナをみると大きく開かれた目に涙がたまっていた。

「拓海ごめんね。ごめん。付き合っているの隠したかったのは、拓海がモテるからだよ。岡村さんとか寺岡さんとか敵に回したくなかったの。でもね、もういい。私拓海と1週間しゃべれなくて寂しかった。だからもういいの。これからも一緒がいいの」

ナナはカバンからネックレスを二つ取り出した。

細くて少し大人目な、ペアネックレスだった。

「3日早いけど2ヶ月記念に」

ナナの笑顔が本当に愛しい。

俺は幸せなんだな。

「よし、拓海!ショッピングセンターでプリとろ!」

「泣いた顔でいいのかよ」

「もういいや。ていうか指輪センス無さすぎ~」

「なんだって!?」







そういえば、兄は何であんな大量の券を持っていたのだろう。
永遠のなぞである。

Re: ユカイナナカマタチ ( No.13 )
日時: 2017/08/22 22:08
名前: 紅

いつの間にか参照100突破!感謝(*^^*)



07 勝井蘭かついらん


「蘭、また告られたんでしょ?」

私の友達の七人グループに急に問い詰められた。

またこの話か~...

「そうだよ、断ったけど」

「えええ、また?もったいなーい」

グループで最もきゃぴきゃぴしていて黄色い声を出す美優。

「蘭は何で付き合わないの?」

こんな質問を平気でするリア充の結音。

「蘭、告白されるだけ幸せなんだぞ」

半分自虐風に口を揃えていう、真実と茉莉。

「まあまあ。本当に好きな人と付き合うべきだよ」

キープ君がいるからって余裕なあゆみ。

「でも、若いうちに付き合っといた方がよくない?」

一方叶わぬ恋をしている、余裕ない陽瑠美。

「そのへんにしとけば?蘭の人生だし」

こんな風にいってくれるけど内心興味があることがバレバレな、怜衣。

以上二年二組のこの七人と私は行動している。


「私は男子に興味ないから」



そう。

私は男子にこれっぽっちも興味がない。

それよりもこの七人が好きなのだ。




昔から転校が多かった私は、友達作りに必死だった。

転校しては別れ、転校しては別れ...

短期間で仲良くなれるのはせいぜい女子のみ。

男子とまともに会話したのは幼稚園が最後かもしれない。

そんなわけで、私にとって男子は得たいの知れない生物なのだ。

もう一つ言うと、私の体格のことを言ってくる、低知能なものとして印象悪い。

その点女子はかわいいし皆良いこ。

今回で少し転勤が落ち着き、こんなにも長く滞在したのは初めてだ。

そしてこんなにも『友達』と仲良くできているのも、初めてだ。

だからこそ、このメンバーに勝るものはない。

例え誰であっても。



前に一度、怜衣に相談したことがある。

「私、恋したことないし、できないかもしれない」

「まあ今のままだと不味いだろうね」

「でも、女子の方が楽しいし」

「蘭は何で恋したいの?何に焦ってるの?」

ナニニアセッテルノ

どきっとした。

え、そんなことわたしにもわからないよ。

でも焦っている。

「私もそんな皆みたいに上級者じゃないから分からないけど...恋ってしようと思ってするもんじゃなくない?」

「そうなのかな」

「それはいわゆるアレですよ。『恋してる自分かわいい』てやつ。私は蘭にそうなってほしくない」

「怜衣ありがと」


私もいつか空から降ってくるような恋をするのだろうか。

それはいつ?

いや、考えないでおこう。

今は大好きな七人とたくさん想い出作る方が有意義!




私はまた今日も幸せを感じている。


Re: ユカイナナカマタチ ( No.14 )
日時: 2017/08/28 23:29
名前: 紅


08 河田知輝かわたともき


「おい河田、3日連続遅刻とはどういうことだ」

担任の...奥野だか奥山だったかにまた呼び出された。

くそ、今日は早く帰りてーのに。

「さーせんしたぁ」

「なんだその態度は。それにお前、また髪の毛やっただろ」

「しょーがないんすよ、俺色抜いてるんで。茶色は染めてないっす」

「いいか、明日までに黒にしてこないと毎日補習授業受けてもらうからな!」

あーもーまじめんどくせー。



ダッシュで帰って玄関を開けると、ピカピカのパンプスがあった。

あーよかった、間に合った。

リビングに入ると、見慣れた女の人がキッチンにたっている。

下手くそな鼻唄なんか歌いながら。

ふとリズミカルな包丁の音が途切れた。

「ともくん、お帰り。遅かったね」

「ともくんって呼ぶな。ちょっと呼び出しくらって」

「え、何々告白!?」

「ばか、ちげーよ。先生だよ。髪の毛とかその辺の話」

この女は隣の家に住んでいて、俺はマキと呼んでいる。

父子家庭の俺たちの家にきて家事を手伝ってくれている。

大学生になった今も二日に一度は来ていて、もう家族同然。

性格もさっぱりしていて、がさつだけど一緒にいて気が楽。

実は俺がちょっとした集団に属するようになったのも、マキの影響だ。

夜につどって、お酒とかタバコとかバイクとか。

マキは俺が参加し出した頃のボスの彼女だった。

今はすっかり女子大生だが、昔はかなりだったらしい。

昔から俺に影響を与えてきたマキ。

俺は今も昔もマキに会えるのを楽しみにしている。


マキが、好きだから。



次の朝、今日は遅刻しまいと家を早めに出る。

すると、隣の家から出てくるマキと偶然出くわした。

ラッキーじゃん。

マキ...と声をかけようとした瞬間、俺はすべてを悟った。

ーーー男が、いる。

マキと一緒に大学生くらいの男の人もでてきた。

俺だってわかるぜ、朝男と一緒ってどういうことか。

嘘だろ、マキ。

さらに許せないのはその男。

元気でやんちゃな人が好きって言ったよな。

俺の髪色も一番好きって言ってくれたよな。

なんで黒髪で眼鏡で陰気なやつなんだよ。

俺はマキのために団にもずっといたし、自分のスタイルを怒られてでも守り抜いたのに。


ふざけんなよ、マキ。



マキがこちらに気がついた。

でも何のうろたえもなく、手を振っている。

「ともくーんおはよ。あ、紹介するね。」

ごくっと唾を飲み込む。





「この人私のお兄ちゃん。あは、似てないでしょ~」


は!?!?


「初めまして、マキの二つ離れた兄です。えと...」

「あ、この子はね」

俺の背後に周り、背中に抱きつきながらこう言った。

「大好きなともくん!」






マキの彼氏になるにはあと何年かかるだろう。

でも彼女とか彼氏とかもう...






もうなんでもいいや。


Page:1 2 3



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。