コメディ・ライト小説(新)

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メモ。 優斗side
日時: 2017/10/12 07:44
名前: 奏

「くっそ!
俺、何であんな事…。」
俺の名前は、フィンチ優斗。
名前からして日本人じゃない事はお分かり頂けるだろう。
母は、アメリカと日本のハーフ。
父はフランスとイギリスのハーフだ。
日本人離れした、この顔も、俺が日本人ではない事を物語っている。
青い瞳。
色白。
無駄に整っている鼻。
そして、一番嫌なのは、髪の色。
六年生の時の修学旅行で京都に行った時、やはり目立った。
駅などで整列する時だ。
しかも後ろの方だから、より、金髪が目立つ。



普通が良かった。
皆と一緒の事がしたかった。
でも、俺は皆とは違う。
日本人ではない。
俺には、4分の1しか日本人の血は流れていない。
皆俺を普通扱いしてくれなかった。
友達として見てくれなかった。
けれど、玲那は違った。
彼女は、他の人と平等な態度で接してくれた。
彼女だけは、
俺を外国人じゃなく、普通の、1人の友達として接してくれた。

「俺、いつから玲那の事好きだったんだ…?」
しばらく考えて、いったん、頭の中を空っぽにしてしまおうと思った。
部屋を出て、ある部屋に入った。
その部屋には、ピアノが置いてあった。
指を鍵盤に乗せる。
力を入れて、音を奏でる。
自分なりの想いを、指に込める。

「Per formance is Yuuto.
Wasn’t is brought along a lot?
(なかなか感情的な演奏ね、優斗。
大分上達したんじゃない?)」
「母さん。
日本語で話していいよ。
俺、英語使い過ぎて、日本語怪しいから。」
苦笑する。
「もう、気を付けてよ?
その感情的な演奏、玲那ちゃんに向けてるの?」
母さんもケラケラ笑う。
「…、なんでもお見通しだな。」
「そうかしら?
…、想いを込めて伝えれば、必ず相手に伝わるはず。
優斗には、そんな力があるから。」
母さんは何かを思い出し、懐かしむような顔をする。
「Good luck!(幸運を祈る。)」
「Thank you.(ありがとう。)」

end

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