コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

透明な愛を吐く【短編集】
日時: 2019/07/16 00:17
名前: あんず ◆zaJDvpDzf6
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=4705

 
 この透明な指先で、君への透明な愛を綴ろう


***

こんにちは、またははじめまして。
あんずと申します。

明るい話から暗い話まで、何でもありの短編集です。続きやおちはあったりなかったりします。
更新速度は遅めですが、楽しんで頂ければ幸いです。

*お客様*

 *Garnet 様
 *一青色 様
 *いろはうた 様
 *友桃 様

2016年4月9日 執筆開始


*目次(予定含)*

▼透明な愛を吐く >>008

▼青い記憶に別れを >>004

▼君の消えた世界で >> ???

▼悪役と手のひら >>006

▼春を待つ、 >>007

▼降りそそぐ、さようなら >>009

▼向日葵の揺れる >>012

▼水飴空 >>015

▼星の底 >>016

▼憧憬 >>017

▼COMMUOVERE >>019

▼HIRAETH(未完) >>020

▼前略、親愛なる彼方あなたへ >>021

***

*その他*

▼2017.11 旧コメライ板よりスレッドを移動しました。

▼2018.3.18 #1推敲版を再投稿しました。

▼2018.3.28 #3を一時削除中にしました。

▼2019.7.14 #13を修正しました。

▽2018. 夏の小説大会にて金賞を頂きました。
 

Page:1 2 3 4 5



Re: 透明な愛を吐く【短編集】 ( No.9 )
日時: 2018/05/13 19:48
名前: あんず




 #6 『降りそそぐ、さようなら』
 

 手紙は何日も前から書き始めていた。
 
 それこそあいつに催促されるよりもずっと前から。なのにどうしても書くことが思いつかなくて、便箋に居座る空白は依然として埋まらない。それを見るとやる気まで失せて、筆はいつの間にか数日止まったままだった。
 それでも日に日に手紙の期限が近づいてくる。それを思うたび比例するように私の思考はもたついていく。書きたくもない手紙なんて、授業で書く無駄に長い作文と大して変わらない。嫌気が差す。最近は随分と雨が続くから、多分それも相まって溜息ばかりが増えていく。あいつへの提出期限は、明日だ。
 
 だから仕方なくこんな、馬鹿馬鹿しいことだけれど、私は宛先の本人足る者の隣で手紙をしたためている。そろそろ催促するあいつの声も煩いし、部屋に篭っても私の筆は進まないから。だからといって、もちろん中身は見せない。あいつだってわざわざ見ようともしてこない。あくまでこれは、彼に当てた私からの「手紙」なのだ。
 
「ねえ、書けた?」
「……書けない。うるさい」
 
 ムスッと返した私の声に、あははと軽快な声が返る。何が面白いのか隣で鳥類図鑑を広げて読む彼の傍ら、私の持つペン先は同じ場所をぐるぐるとなぞっているばかりだ。
 なんでもいいからさあ、俺に手紙を書いてよ。なんて、適当な言葉で頼んできたくせに、渡された便箋は三枚分。これだけは最低でも書けと言う。何様だ、手紙ってそういうふうに頼んで書いてもらうものではないはずだ。それに、こいつは一体こんな手紙に何を望んでいるんだろう。
 
「ねえ」
「ん、なに?」
 
 随分と熱心に鳥の図を追う姿にぼんやりと声をかける。てっきり返事はないと思っていたら、思いの外すぐに返事があった。集中している時のこいつは、とことん私を無視するはずなのに。いつもみたいにあてのない、独り言のようなつもりが拍子抜けだ。しかもその目はこちらを見ているものだから、仕方無しに言葉を続ける。
 
「ねえ、ほんとに明日、死ぬの」

 自分の声が少しだけ震えたのが分かった。それを悟られてしまうのが何となく気に食わなくて、不自然に咳をした。きっと気付かれているだろうけれど。
 彼は数秒おいて口を開いた。「うん」と返す、その言葉は淀みない。それからまた少し間を空けて、もともと笑っているばかりの口元をさらに歪める。彼の赤い唇が目に焼き付く。
 
「うん、死ぬよ」
 
「……ふうん」
 
 自分は多分、変な顔をしている。答えた彼の笑顔にイライラとする。自分から聞いたくせに、随分と勝手だけれど。あっけらかんとした顔も声も、私はこいつが嫌いだ。こんなときは特に気に食わない。
 数週間前、私に死ぬと宣言してから彼の言葉は変わることなく同じもの。そして多分、本当に明日死ぬんだろう。私はそう確信している。彼は嘘をつかない。それは私が一番、痛いほどに知っていることだ。いまさら疑うのも馬鹿馬鹿しい。
 
 それに私がこいつの立場にいたら、死にたくなるのもまあ分からなくない。そう思うから、きっと止めることも野暮なのだ。私は見送らなければいけない。それが私の義務だと、やっぱり自分勝手にそう思う。
 
「俺が死んだら寂しい?」
「まさか」
 
 だよね、と彼の細い肩がすくめられた。もう会話を断ちたくて、相変わらず書くこともないのにペンを握った。俯いて紙を見つめても、別に言葉が浮かんでくるわけでもない。また溜息が出る。このまま紙までも湿ってしまいそうだ。
 
 だいたい、手紙なんて書くとしたら彼自身だろう。遺書ってやつだ。なんで私が死にたがりに言葉を書き残さないといけないんだ。おかしい。そんな恨みを込めて睨みつけても、今度こそ彼は熱心に鳥の写真を目で追っていて気付かない。息を吐いて、仕方なく開けた窓の外を見た。
 外は土砂降りだった。傘をさして歩くのはあまり好きではないのに、この中をまた歩いて帰るのか。いいことが一つもない。便箋の空白も埋まらない。ただ、明日も雨だったら彼は死ぬことを諦めてくれないかな、なんて考える。彼は鳥になって空を飛びたいと言うから、雨だったら飛べないだろう。ああ、私はもしかしたら寂しいのかもしれないな。もちろん、そんなことは死んでも口には出さないけれど。
 
「手紙さ、俺が灰になる前には書いて。で、棺に入れといてよ」
 
 そしたらいつか読むからさ。言いながら彼は立ち上がった。どうやらもう帰るらしい。壁の時計は二時を指している。私はまだ座ったままだ。人気のない図書館の自習スペースは薄暗く、彼の顔はよく見えない。ただ気配から笑っていることだけは分かった。こいつはそういう奴だ。
 
「じゃあね」

 ひらひらと振られた手が遠ざかっていく。遠ざかったまま、私はあの背中を見ることは二度とないのだと考える。またね、とは言わなかった。それは私の中の淡い望みで、彼にとっては邪魔にしかならない他人の願望だ。だから代わりに笑ってやった。笑顔で送り出した。ざまあみろと舌を出す。彼は背を向けて見ていないだろうけど、それでももう何だって良かった。
 
 
 前日までの雨が嘘のように、やってきた朝は快晴だった。
 
 
 *
 

 ペンは止まることなく動いていく。彼は望み通り鳥になって空を飛んだけれど、だからといって私はこの手紙を書くのを止めるわけにはいかない。これは約束だ。まだ人間であった彼が交わした最後の約束だろうから、それくらいは果たしてやりたい。
 大切なものは失ってから気付きます、とありふれた言葉が頭を駆け抜ける。ということはつまり、彼は私にとって大切ではなかったのだ。いてもいなくても気持ちは変わらない。向かう気持ちは苦々しい。私は心の底からあいつが大嫌いだ、だから涙も流れない。ああ、よかった。
 
 あれだけ書くことがないと悩んだのに、今では黙々とペンを走らせている。もう返信は来ないから、そう思って好き勝手に書きためるうちに、手紙はまるで日記のようになってしまった。三ページはとうに超えている。数日間の面白くもないことを連ねた紙は、私の前に降り積もっていく。
 彼への言葉はあまりにも少ない。私の恨みつらみと、恥ずかしいくらい赤裸々なことばかり。つまりこれは手紙でなくて、私からあいつへの独白なのかもしれない。返事を待たない一方的な一人語りだ。
 
「……あ」
 
 顔を上げた先、時計はまた二時を指していた。彼の告別式が始まってからすでに数時間。今日も雨が降っていて、やはり外は薄暗い。湿った臭いが鼻を刺した。じめじめとした空気が肺に纏わりついて、カビが生えてしまいそうだ。出棺の時間が近づいていた。こんなギリギリまで式にも出なくて、手紙だけ棺に放り込みに行くなんて無礼だろうか。それでもこれだけは書かなければいけない。それが約束だ。
 
 便箋最後の半分ほどの空白。今まで書いてきた日記のような拙い文章は切り上げて、最後くらいあいつに言葉を残しておこうか。そう思うと途端に筆が止まって、やっぱり伝える言葉は何もないような気もする。
 だからといって、最後まで私について書くのも気に食わないのだ。あいつに最後に言葉を書き残すなら、私は私自身ではなくて、もっと詩人のような粋なことを残したい。
 
 私はあなたのことが好きでした、試しにそう書いて、急いで紙を破り捨てた。ぞっとしない。分かりきっていたけれど、それは私達の言葉ではないのだ。
 好き嫌いとか、そんな二つの言葉で私達は語れない。といっても、私達があたかも小説のような、詩的で複雑な関係であったかと問われればそれも違う。ただ、違うのだ。そもそも人間の関係性を好きだとか嫌いとか、そんな言葉ですっきりとさせてしまう奴等のほうがおかしい。私達はそんなに馬鹿で単純な生き物じゃない。
 
「ねえ、そうでしょ」
 
 私達は、馬鹿ではないよね。
 返事は帰ってこない。それでも一人で頷いた。彼だって頷くと分かっている。なぜならこれは彼の言葉なのだ。彼は鳥に憧れていたわけだけど。人は馬鹿じゃない、とまるで呪いか何かのように唱えていたのは彼だ。だから言葉を書き進める。
 
 私はあなたのことが、何だったんだろう。彼は私に何かを残したわけでもないのに。その部分ばかり書いては消して、消して、破り捨てた。三十回を数える頃にようやく、すとんと言葉が私の中に降りてきた。しばらく手を止めた。呼吸までも潜めた。自分の言葉に納得をして、それからもう一度ペンを取る。半分ほど空いたままの空白を睨みつけながら手を動かす。
 
――ここまで長々と私の話ばかりで呆れたでしょう。この手紙を書き終えたら、私はあなたを忘れます。もう思い出しません。だからあなたも、私の夢にも思い出にも出てこないでください。私の全てから消えてください。そのくらいはする義務があなたにはある。
 
 子供じみた理不尽な言葉を書き連ねて、いよいよ最後の行が埋まる。ひどく泣きたくなって、それでも涙は出なかった。悲しいわけではない気がした。それでも苦しいのは本当だった。馬鹿じゃないか、何がそんなに。
 この手紙はまるで遺書のようだ。私の日記と、さようならの言葉ばかり。私が書いた、彼の遺書。いや、彼自身の手はそんなもの残さなかったから、所詮は私の傲慢か。それならやっぱり、これは恋文とでも呼べばいいだろうか。
 
 震える手と胸の高鳴りの中、夢中で息を吸い込んで、吐いた。声に出しながら一文字ずつ。最後の行にペン先が向かう。私の全てをここで捨ててやる。いいよ、よろこべ、この言葉だけは全部、何もかもあんたのものだ。死にたがりに残す言葉はもうこれっきりだ。だから聞かせてあげよう、私は。

 
「私はあんたのことを、」
 

***** 
 
 
 雑談板の小説練習スレッド「添へて、」さんにて投稿した短編です。ありがとうございました。

Re: 透明な愛を吐く【短編集】 ( No.10 )
日時: 2018/05/18 00:47
名前: 一青色

こんにちは。一青色です。
「透明な愛を吐く」から始まり、「降りそそぐ、さようなら」どれも綺麗で、本当に大好きです。カキコで書いたり、読んだりし始めたばかりで、感想とか書き慣れてないのですが乏しい語彙、表現力を駆使して精一杯伝えます。(どれだけ好きか)
私は悪役と手のひらがすごく好きで、共犯者になってくれるほど自分を好きでいてくれる友人っているのかな、逆に共犯者になってもいいと思うほどの友人っているのかなと凄く考えました。答えは未だ見つかっていません。
青い記憶に別れを、はなんだかリアルで、切ないけど、心から祝福する結衣さんが本当に綺麗だと思いました。ありがとうのメッセージがすごく響きました。
あんずさんの書くお話はどれも本当に綺麗でプロの作家さんじゃないことに驚いています。カキコはなんでプロじゃないんだろう?と思うような物書きさんが多いですね。切なくて悲しいはずなのに、読んだ後の心の洗われる感じはあんずさんの作品ならではだと思います。次の作品も楽しみにしています。過去に書かれたものも探して読みます!!本当に好きです。

Re: 透明な愛を吐く【短編集】 ( No.11 )
日時: 2018/05/23 00:30
名前: あんず


 > 一青色さん
 
 こんにちは。
 
 綺麗、と言っていただけてとても嬉しいです。読後に爽やかかどうか? を割と気にしているので、そう言っていただけると励みになります。
 私はどうしても暗い話を書いてしまいがちなので、せめて終わりだけでも気分良く読める作品に、と…!それもまだまだ難しいですが。いつかは普通に明るいお話も書いてみたいです……。
 
 悪役と手のひら、は色々な人に気に入っていただけたようで嬉しいです! 私も共犯者という立場を書いたのは初めてです。でも書いていて楽しかった作品でした。
 傍から見たらわからない、彼女たちにしか分からない。そんな"縁"があるのだと思います。絆と言うと少し和やかで良い言葉すぎる気がして。あるいは愛のような、ぐちゃりとした重いものかも。罪を背負うのは、もしかしたら本人たちはあまり気にしていないないのかもしれません。どこまでも行こう、二人で、そんな気持ちだけで彼女たちは旅をするのかもしれないなと思います。ここからの未来の想像は、もちろん人それぞれですが。
 
 青い記憶に別れを、は珍しくハッピーな話のつもりでした。今読むと微妙ですが、きっと彼女の成長と恋という点では幸せな話なのかなと。
 
 たくさんの嬉しい言葉、本当にありがとうございます。ひたすらに嬉しいです。頑張ります。
 一青色さんの小説も楽しみにしています。
 
 コメントありがとうございました!

Re: 透明な愛を吐く【短編集】 ( No.12 )
日時: 2018/05/23 00:33
名前: あんず

#7 『向日葵の揺れる』
 
 
 透明に生きたいのだ。清らかなままに息をして、何も知らずに瞼を閉じて、そうして涙を流したい。考えるのは空のことだけでいい。宇宙を透かす柔らかな青色を、体いっぱいに詰め込んで息を止める。
 
 きっと感情もいらないだろう。僕に色をつけてしまう何もかもを捨てて、透き通っていたいのだ。だから愛もいらない。愛こそ、いらない。情欲に塗れていなくても、純粋に誰かを思うだけでも。僕の胸は触れられない青色で埋め尽くしておこう。
 
──空は宇宙を映すから、あれは透明なんだ。
 
 擦り切れた記憶に相槌を打つ。僕を満たす幸せな色は空の色、だからそれも透明なのだ。僕は溶けてしまう。何も知らないで涙を流して、いつしか僕は空になりたいのだ。そこに星はいらない。まっさらな空。ただ、美しいクリスタルのようなそれに。
 
 *
 
 目を閉じる。例えば、遠い日の窓辺を想像する。たっぷりとした日の光と、眩しいほどの向日葵に憧れた日のこと。息を吸う。記憶の中の、むわりとした張り付く暑さが僕を包んでいく。何遍も何遍も繰り返した、僕の想像の中に浮かぶ夏空。
 
 太陽の下、青白く透き通るような君の肌が、柔らかく照らされている。普段来ているものと同じ色なのに、まっさらなワンピースはふわふわとして綺麗だ。少し大きすぎる麦わら帽子が、君を優しく守っている。揺れる帽子が形作る、足元の大きくまあるい影。覚束ない足取りで、それでもこれ以上ないくらいに楽しそうな君が歩いてゆく。
 
 
 たった一度だけ見た光景だ。もう二度と目にしないだろう夏の日。今でも思い出す、一回きりの蝉の声。君もそう思うだろう。僕らはまるで、蝉のようだね。
 
 *
 
 透明に生きよう。
 
 あの日の君と同じ色の入院着を握りしめる。ひらひらも、ふわふわも、まるでないこの服を、僕は愛おしく思う。白こそ、僕らの夏の色だ。あの日の麦わら帽子の影と、鬱陶しい湿った風に揺らされた透明な白。
 
 感情は、いらないだろう。僕に色を付けてしまう。白でいよう。透明な、あの日の白色のままで。
 
──君も、私も、透明だ。宇宙の一つだ。夏の日の、哀れな蝉だ。
 
 遠い記憶へ頷いておく。微かな吐息。目まぐるしい色彩の洪水。透き通った窓の向こうに、きっと今年も向日葵が見えるだろう。そこには多分、あの日のようで少し違う、湿った夏の風が泳いでいるのだ。
 
 ああでも。今の僕に、こんなにも美しく力強い夏は、
 
 
「……眩しすぎるね」
 
 
 透明な僕は、ほら、溶けてしまいそう。
 

Re: 透明な愛を吐く【短編集】 ( No.13 )
日時: 2018/05/28 20:50
名前: いろはうた

あんずちゃんお久しぶりです!!
ずっとずっと遊びに来たかったあんずちゃんの物語に
来ることがようやくできたよ……
感無量だわ……( ;∀;)
長いこと遊びに来られなくてごめんね……


読んでみて、ガラス細工のように美しい世界観に魅了されました……
こ、これはすごすぎる……
ぜひ短編集を出すべきだよこれは!!

個人的には、透明な愛を吐く、が一番好きです。
あの透明感、切ない独特の空気感、たまらんです。
出版してください(真顔)

ダークファンタジー?の方にも書いているのかな?
また覗いてみるね!!


これからどんどん暑くなると思うけど体に気を付けて
更新頑張ってね!!


Page:1 2 3 4 5



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。