コメディ・ライト小説(新)

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パティシエロード☆*『コメント募集中♪』
日時: 2018/01/09 16:55
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c

こんにちはこんばんは、ましゅです。なぜかおはようございますとは言わない←←

のんびりゆったりの更新です~ヾ(;´▽`A
ラブコメ要素はあまりないかな…?そういう系が良かった人はブラウザバックを……<(_ _)>


**episode**

**character**>>1




なんとなくプロフィールを…

現在中2です。4月から受験生。嫌です←
今回の小説のきっかけは私がお菓子作り大好きだからです((

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Re: パティシエロード☆*『コメント募集中♪』 ( No.14 )
日時: 2018/01/15 22:55
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c

**06**



 今日は、バイトが休み。祐子さんに少し用事があるらしく、さすがにバイトだけに店を任せるわけにも行かないから今日は店自体も休みということになった。最近全く息抜きの時間が取れていないから、ショッピングにでも行こうということになり、今に至る。

「ショッピングなんて何年ぶりだろ~!」
「……半年前には行ったでしょ」
「あれ?そうだっけ」

 美麻ちゃんの冷静な突っ込みに私は目を白黒させるしかない。そんな中、やはり葉月ちゃんだけはあまり元気がないようだった。

「どうしたの?葉月ちゃん。ショッピング、楽しみじゃないの……?」

 私が声を掛けると葉月ちゃんはハッとして、くすりと笑ってそんなことない、と言う。……けれどそれは愛想笑いの中の愛想笑い……そんな気がした。

「……ほんとに?」
「本当よ。楽しみ楽しみ」

 葉月ちゃんは笑顔を作っていたが、とりあえず私は深く言及しないことにした。


○*


「服!超絶、服!」
「超絶服ってなによ……」
「最近私服少なくなってきたからいっぱい買うよー!予算は結構ある!」

 私はテンション高めにそう叫ぶと、何人かの白い目線が集まってきた。けれど私は気にしない。楽しいんだから楽しくしていればいい。私が楽しいと言うことに誰かの共有なんて要らないんだから。
 けれど私はさすがにこのお洒落な雰囲気のショッピングモールにはあっていない気がして少し静かにすることにした。

「まぁ、初めにもかの好きなブランド行こっか……」
「ほんと?やった!葉月ちゃんも良い?」
「……ええ……良いけど」

 あまり乗り気ではなさそうな葉月ちゃんの返事に声を掛けようかと思ったが、美麻ちゃんが早く行こうというような目で見ているから後ろめたさを感じつつも私は自分の好きなブランドのところへ行った。


「……お手洗い言ってきても良いかしら」
「あ、いいよ!この店にいるから!」


 店に着いた瞬間、葉月ちゃんがトイレに行った。私と美麻ちゃんの2人で店を回ることとなった。その瞬間、美麻ちゃんが驚くべきことを言った。


「……私、葉月苦手」


 少し低い声で言われたその言葉に、私は背筋が凍り付くような思いを感じた。けれど私はその理由書きになってしまい、聞いてはいけないかもしれないがなんで、と気付けば問うていた。

「お嬢様って言うかね?プライドが高すぎる。最近は結構静かだけど、前はことあるごとに怒ってたよね?」

 葉月ちゃんは少し短気なところがあって、私たちが失敗してしまうと「何やってんのよ!」とバイト中にもかかわらず怒鳴り散らしてしまうことがある。その性格に対して美麻ちゃんは言っているのだろうあk。けれど、今まで美麻ちゃんは私に対して嫌いなものを語る、ということはなかったから彼女が怖く感じた。

「……まぁ、いいんだけど。内部亀裂はマジ勘弁」
「美麻ちゃん、そんなこと言っちゃ駄目だよ……。心の中ではそう思ってても、葉月ちゃんには言わないでね?」
「貴女が嫌いです、なんて言うわけ無いじゃん。真っ向からあの子と対立することになったら言うけど」

 美麻ちゃんは冷静で無感情のように見えるけど、意外と好き嫌いはあったりする。その好き嫌いの大正が「人」しかも「知り合い」……それには少し嫌な感じもするけれど、私が彼女の好き嫌いを否定できる立場ではない。葉月ちゃんが戻ってくるまで、私は服のことは考えられなかった。







第1章からシリアスですみません……こんな感じの小説なんです…<(_ _)>
 

Re: パティシエロード☆*『コメント募集中♪』 ( No.15 )
日時: 2018/01/16 16:53
名前: 麗楓(のんたん)


え......えええええええぇぇぇぇぇ!!!?

楽しい雰囲気で読んでいたら、いきなりシリアスじゃないですか!
申し遅れました、覚えていますでしょうか?
麗楓(元のんたん)です。お久しぶりです。


ましゅさんの新小説だ~と思って見ていたら、まさかの展開ですな......。

ましゅさんのスイーツのスポンジやクリームの表現の仕方が大好きです。まるで自分も一緒にその場に居るかのよう......。
続きが気になって仕方ないです!
これからも更新楽しみにしています。頑張ってください!

Re: パティシエロード☆*『コメント募集中♪』 ( No.16 )
日時: 2018/01/16 23:49
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c

>>15  麗楓さん

こんばんは♪お久しぶりです。私の記憶違いでなければかなりお久しぶりです((

夢に向かって、系だと結構シリアスが入ってしまうんですよね……ヾ(;´▽`A
主人公達の成長を上手く書けたらいいなーと思っています。……先は遠いですが←

ネタバレになってしまうかもしれませんが、今回の1章より2章の方が多分シリアスです(意味深)

私もパティシエを目指しているので、言葉で上手く表現できていて良かったです♪
これからも結構思い雰囲気が続いてしまうかもしれませんが……読んでいただけたら嬉しいです<(_ _*)>

コメント有り難うございました(o^∇^o)ノ

Re: パティシエロード☆*『コメント募集中♪』 ( No.17 )
日時: 2018/01/18 19:19
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c

**07**


「美味しい~!」
「この店初めてなんだけどいけるね」
「でしょ!私行きつけのお店なんだよ~」

 あれから、複雑な気を持ちながらも、せっかくのショッピング。無理矢理にでも楽しもうと思って私の大好きなカフェに行くことにした。葉月ちゃんは少し不機嫌そうで、美麻ちゃんはいまいち楽しくなさそうで。凄く険悪なムードだったが、少しだけマシになったと思う。

「葉月ちゃん、どう?てかこの店来たことあった?」
「……ないわ。美味しい」
「良かった!」

 私がこうやって取り持たないといつか崩れてしまいそう……。

 そんなこんなで私たちは服などを買って昼ご飯を食べて、もう一度ぶらぶらと服の店を回って――あっという間にショッピングの時間は過ぎていった。
 ショッピングモールを出ると、どんよりと曇っていた。

 家が近くなってくると、突然雨が降り出した。

「うそ……やば、早く帰ろう」

 美麻ちゃんがそう呟いて走り出す。それに合わせて私と葉月ちゃんも一斉に走り出した。……なんだか、近々嫌なことでも怒りそうな予感がした。


○*


「おはよ~」
「「「おはようございます」」」

 ショッピングに行ってから数週間――。私たちは、ロールケーキの研究をほぼ終えようとしていた。デザインが決まり、配合なども自分たちなりに考慮を重ねてきたつもりだ。

 そんな中、祐子さんから発せられた言葉は体に電流が走るような思いだった。


「今日限定で、ロールケーキをお店で出してみない?」


 屈託のない笑みを浮かべる祐子さん。私たちのことを思って言っているのか否か――。私たちは一斉に拒否した。

「無理です無理です!」
「まだ完全に決まったわけじゃ……!」
「もう少ししてからではないでしょうか……?」

 全員拒否というのは共通しているが一斉に違う言葉を言ったので祐子さんは全く聞き取れていないようだった。違う違う、と祐子さんは笑みを浮かべたまま言った。

「貴女たち、これまで自分たちの料理を身内以外にしか召し上がってもらったことがないでしょ?やっぱりこういう経験って必要だと思うの。私が頑張ってロールケーキを宣伝するから、貴女たちは一生懸命作って売ってください」

 祐子さんはそれが正しい、というようにきっぱりと言いはなった。いつももっと緩い雰囲気の祐子さんがこんなにはっきり言うことは、ケーキを試食、評価してもらうときにしかないから私たちは首を縦に振るしかなかった――。
 

Re: パティシエロード☆*『コメント募集中♪』 ( No.18 )
日時: 2018/01/18 22:14
名前: ましゅ ◆um86M6N5/c

**08**



 看板を「open」に替えた後。1時間ほどして、お客さんがやってきた。

「いらっしゃいませー!あ、玄くん!おはようございます~」
「おはようございます、祐子さん」

 順番で、美麻ちゃんと葉月ちゃんが奥でケーキ作り――といっても、2人一緒でするようなことではなく個人でひたすら作るだけだから心配はないと思うが――、そして私と祐子さんが表に出て接客、という形になった。

 そして、祐子さんの従兄弟だという……深瀬玄さん、が来た。

「またチョコレートケーキ――」
「あ、玄くん。今日はね、ロールケーキがお勧めなの!この子と、その友達が考えたものなんだよ~」
「へぇ……。なら、ロールケーキ1つ」
「はーい!」

 祐子さんのごり押しで、深瀬さんはロールケーキを頼んでくれた。私は奥へ入り、丁度ロールケーキを作り終わっていた葉月ちゃんに声を掛けてお皿に盛りつけ、緊張しながら深瀬さんの所へ持っていく。

「……ロールケーキです。ごゆっくり……」

 祐子さんの作るケーキを持っていくだけとは違い、自分たちが考えたケーキを持っていく、そして食べてもらうというのはとても緊張する。心臓がこの「magnifique」全体に響くのではないかと言うくらいバクバクと音を立てて動いていた。
 深瀬さんはフォークを手に取り、一口サイズに切って口に運んでいく。私の心拍数はピークに達した。


「…………何だ、これは」


 彼が発した言葉。私はそそくさと戻ろうとしていた足を思わず止めてしまった。案の定、深瀬さんが私をちょっと、と私を呼び止めた。恐る恐る振り返ると、眉間にしわを寄せた深瀬さんが異様なオーラを放っているのが見えるようだった。

「何でしょうか……」
「有り得ない…。これが祐子さんの弟子か」

 ニュアンスで分かる。彼が怒っているのだと。

「君と一緒にこのケーキを作った友達を呼んできてくれないか」
「は、はい」

 これから怒られるんだと言うことを実感した。3人まとめて……けれど拒否権はない。私は言われるがままに、奥でケーキを作っている2人を呼びに行くことにした。


○*


「すみません、お待たせいたしました…」
「「お待たせいたしました」」

 私たちは3人同時に頭を下げる。彼は未だに怒っているようで、ケーキが口に合わなかったのだろうと今来た美麻ちゃんと葉月ちゃんも察したようだった。

「これが君たちが作ったケーキということだな」
「はい…」
「研究期間は?」
「……同時進行だった頃を合わせると、半年間です」
「そうか。だからこんなに質素なんだな」

 彼は何かに納得しているようだった。プロのパティシエから見ているのだから、正確な意見は得られるかもしれないが――それをクレームという形で受け取るのは、やはり怖い。

「クリームになんの創意工夫を感じないのだが?ケーキで大事なのはクリームと生地だろう。家で出すおやつとは違うのは分かっているはず」

 クリームには苦労した。結局、何も手を加えずに甘さを調節――それで最終がまとまったのだが、プロのパティシエから見るとやはり駄目だったのか……。私たちは押し黙るしかなかった。どう反応したらいいかも分からず……。

「生地にもしっとり感が足りない。ふわふわ感は上手いとは思うが、クリームと合っていない。完全にケーキを舐めている味だ」

 舐めている、と言われて私は胸がちくりと痛んだ。いや、皆もきっとそうだろう――。一生懸命研究したケーキが全否定されるのは、分かっていながらも心が痛い。

 深瀬さんはプロのパティシエだ。初めて受けたクレーム、本当に辛いけれど……この経験は生かさないと。涙が出そうな思いを堪えて、深瀬さんが話し終わったタイミングで私は「ありがとうございました!」と礼をして奥へ行くことにした。

 一粒、二粒、涙がこぼれる。……分かってたはずなのに、こんなに辛いなんて。


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