コメディ・ライト小説(新)
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- Re:素晴らしき絵空事の世界と私(男)。
- 日時: 2018/01/20 19:32
- 名前: レンリツ不等式
【私(男)と赤毛の少年と絵空事の世界(旧題)】
真っ暗な空間、その中にスポットライトの様な光がぽつんと闇の中で光っていた。
私は、取り敢えず何かを求めるようにその光の元へと近寄った。
私はさっきまで何をしていたか全くもって覚えていない。
死んだのか?いや、痛みは感じないなぁ。毒殺か?でも苦しんだ感覚はない。
そもそも自分が死んだのかすら分からない。あ、死んだ瞬間なんて分からないか。
取り敢えず光の元へと辿り着いた私は、辺りを見回す。しかしやはり周りは真っ暗だ。
「真っ暗で、何も無いのか…。」
「何も無い虚無は嫌かい?じゃあそんな君に行く宛をやろう。」
「え?」
闇の中からの突然の返答に驚く。しかし闇の中に人の気配はなく、しんとしている。
「だーかーらー。君をここから救ってあげるって言ってるのー。」
「あ、すいません。えっと…ここから抜け出す方法を教えてくれるんでしたっけ?」
「そーだよ。あんた、向こうに掛けてある額縁が見えるかい?」
「はい、見えますけど…。」
「そこに飛び込め。」
「え。」
「いいから。説明はその後にするから。」
「でも、絵に飛び込むなんてあの某ゲームとか某ホラゲじゃないんですから…。」
「うるせぇ黙れ。めんどくせぇ奴だな。もういい。えいっと!」
「えっ?うわぁぁぁぁ!!!」
「つべこべうるさいから、放り込んでやった。やったぜ。…さて、俺もアイツのことを追いかけるか。俺はアイツの“ガイド”をしなきゃいけないんだからな。」
PrologーEND
*.。.:*・゚*.:*・゚
[あいさつ。]
えーっと、初めまして。レンリツ不等式です。
初投稿です。よろしくお願いします!
[おねがい]
荒らしは帰って、どうぞ。
コメントしてくれると発狂します()
文句は受け付けません()というか文句があるなら見なければいい()
[Contents]
キャラ紹介:その1>>001
Piece1:“ガイド”ライフメーカーとキャメロット王国
⋆1⋆>>002-
Page:1
- Re: 私と赤毛少年と絵空事の世界。(仮題) ( No.1 )
- 日時: 2018/01/16 23:44
- 名前: レンリツ不等式
【キャラ紹介】その1
ローザ・ツェルッティ(ローザ)
一人称:私
二人称:あなた
性別:男
髪色:緑がかった金髪。長さはボブくらい
目色:スカイブルー
見た目、名前が共に女の子のようだが男である。(よく間違えられる)
気がついたらキャメロット王国におり、自分の記憶を取り戻すためにガイドのライフに言われた通りに王国の問題を解決していく。全ての魔法が使える。何故使えるかは覚えていない。
ライフメーカー(ライフ)
一人称:俺
二人称:お前
性別:多分男
髪色:赤
目色:ルビーレッド
いきなりローザの目の前に現れた謎めいた“ガイド”。
彼を色々サポートしてくれているようだが何故そんな事をするのかは不明。
しかもあたかもローザに何があったか詳細を知っているような口振りのようだが…?
- Re: ⋆1⋆ ( No.2 )
- 日時: 2018/01/20 19:27
- 名前: レンリツ不等式
Piece1:“ガイド”ライフメーカーとキャメロット王国
☾⋆1⋆☽ ⋆゜
絵の中に飛び込み(強制)、眩しい光の中目を開けてみると
「ここはどこでしょうか…?と言ってもだだっ広い草原、としか言えませんが…ってわぁぁ!?」
「やぁこんにちは。」
突然、私の目の前に現れた赤毛の少年。唐突に声をかけてくるからびっくりした。
「えーっと、あなた誰ですか?というかここどこでしょう?」
「人の名前を聞くときはまず自分から名乗るものだろ。」
「あ、すいません。私はローザと申します。あなたの名前は?」
「俺の名前はライフメーカー。適当に呼んで。そしてここは[キャメロット王国]の[ヘクター草原]。あ、魔物は居ないから安心しな。」
「ま、魔物!?というかキャメロット王国なんて聞いたことないし…。」
「え、お前魔物知らないのかよ。まぁいい。後で全部説明する。取り敢えず、お前が今日から住むところに連れていく。」
「ありがとうございます。」
今日から住むところか…。取り敢えず前いたところの記憶はほぼ無いし、なんでここにいるか分からないし。
まるで某異世界転生的なのを私はしてしまったのだろうか?
そもそも魔物ってなんだろう…?思い出せないや。
「そんじゃ行くぞー。1、2、3!」
「へ?」
パチンッと指パッチンの音が聞こえると、フッと身体が一瞬謎の浮遊感と眩しい光に包まれる。
良くある瞬間移動とかテレポートとかいうやつだろうか。
☪︎*。꙳
「今の瞬間移動魔法ですか?」
「あぁ。そうだよ。何だ?お前も出来るのか?」
「いや。瞬間移動魔法は使えませんが…。普通の魔法なら…ほら。」
普通の魔法なら私にも使える。実際に目の前にある落ち葉の山に火をつけてみた。
「お前魔法使えるんだな。すげー。このキャメロット王国、というかこの辺りの国々の人々で魔法を使える人たちは人口の20%、さらにその内訳は[全く使えないちょっとした魔法]を使える人が15%、[簡単な魔法なら少し出来る]人が4%、[実践でも使え、尚且つその魔力を制御出来る]人が1%。その1%の人はとても貴重な存在で国に雇ってもらうか超上級冒険者としてがっぽり稼いでる。」
「魔法ってそんなに凄いんですね。私はどの辺に当てはまるのでしょうか?」
「何なら今お前がどのくらいの程度の魔法使いなのか見てやるよ。」
「あ、ありがとうございます。」
「んじゃあ早速。今はあの木の葉に火をつけたから、次は思いっきり風を起こしてみろ。」
「はい。では…えいっと。」
ビュオ!!
「ふむふむ…。次は…。」
☪︎*。꙳
「次で最後だ。あの魔物を倒せ。」
「はぁ?!無理ですよそんなの!まぁ…やってみます。」
目の前に居るのは豚のようなコウモリのようなモンスター。
彼曰く弱い方らしい。
「よし。えい!」
ボォッ
「キュイァァブー!!!」
BOM!
「消えた…。倒したってことでいいんでしょうか?」
火の魔法1回で倒れたってことは…。かなり弱い魔物のようだ。
「倒したよ。ふむふむ、ふーん…。お前は純粋で最上級の魔法使い[ベールグランデ]だな。さっきの話に合わせるとお前は魔法を使える1%の人間だ。すごいな。」
「え、そうなんだ。というか…幾ら何でも疲れましたよ。」
「あ、家に連れていくの忘れてた()じゃあ今日は家に着いたら休むか。明日ここについて話してやるよ。」
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