コメディ・ライト小説(新)

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明日の天気は?どうですか?
日時: 2018/03/01 17:34
名前: あんか

 愛してるって言ってたのは、学人。私はそんな、純粋で素直な彼に憧れてた。明日の天気は学人の好きな、晴れですか?私は今日も、元気です。

 学人は、私のことが好きだって言ってた。ただ、ひたすら。そんな学人の事、私も好きだった。ただそれだけの話。それだけの話が、幸せで嬉しかった。明日の天気はどうですか?

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Re: 明日の天気は?どうですか? ( No.16 )
日時: 2018/04/03 17:09
名前: あんか

 学人は、私を玄関から家の中へ、学人の部屋へとあげた。学人の部屋にあがるのは、初めてじゃなかった。何度も何度も入ったこの部屋も、こんな気持ちになっているなんて、想像してなかったから、ドキドキが止まらなかった。
 部屋を見渡すと、ディズニーのプーさんと私のと対のミッキーマウスのぬいぐるみが窓から、私をこっちを見てた。 

 なんだか、そわそわする私。それを見て学人も落ち着かないよう。

 そして二人で向かいあって、私たちはキスをした。それは私にとって初めてで、二人にとって初めてのキスでもあった。 

 好きだ。愛してる。

 そう言う学人。

 私は、幸せを手に入れたと思った。昔から欲しかった幸せ。手に入れられた。これで学人は私のものだ、ってそう思っていたの。

Re: 明日の天気は?どうですか? ( No.17 )
日時: 2018/04/04 15:51
名前: あんか

 それから、学人と私が初めてのキスをして、1週間たった頃だった。私が家の玄関のドアを開けて、コンビニに行こうとした時だった。家の目の前で、可奈さんが立って待っていた。 

 どうしたの?何かあった?

 私は可奈さんに、そっと聞いてみた。すると可奈さんは、

 あ~、え~。学人の手前、何も言わなかったけど、私はあんたのこと気に入らない、大っ嫌いなんだよね。 

 そう、話だした。

 学人は大人しいし、いいやつだけど、学人の告白は成功したかもしれないけど、あんたはあんたの方から告白しなかったじゃないか。しようともしなかったじゃないか。 

 と、言った。 

 えっ・・・。

 私は可奈さんの話に驚いて、言葉を漏らした。

 あんたって、卑怯だ。汚いよ。あんただって、いやあんたの方が学人のこと好きなように見えた。学人は初めから、こっそりと付き合うことになってもいいのか、聞いてきた。私もそれを承知で付き合ってた。付き合ってる時の学人は、あんたを目で追って、あんたを想ってた。そんなこと、私にもわかってた。だけどそれ以上に、あんたは学人のこと好きで愛してた。だから私はあんたのこと気に入らなくて、大っ嫌いなの。

 と、私に向かって話した。

Re: 明日の天気は?どうですか? ( No.18 )
日時: 2018/04/08 13:37
名前: あんか

 私はそんな・・・。
 
 なに?いいわけ?

 私は本当に可奈さんに、いいわけをしようとしていた。可奈さんに言われて、恥ずかしくなって口をつむぐ私。 

 あんたって、いいご身分なんだよね。私は学人のことが好きです。でも、告白はしません。でも、両想いです。あ~ん、学人。告白、早くしてくださ~い。だったでしょ。

 そんなこと・・・。

 そうだって言ってるでしょ!

 そう言って可奈さんは、私の頬を強くひっぱたいた。

 痛い。

 私は心の中で、呟いた。

 
 大っ嫌い!!!あんたなんか!!!

 そう言うと可奈さんは、私から去って帰っていった。


 痛い。


 私は可奈さんの帰っていく姿を見ながら、ひっぱたかれた右の頬を、右手で押さえていた。
 頬だけじゃなく、心が頭までもが強く痛かった。

Re: 明日の天気は?どうですか? ( No.19 )
日時: 2018/04/12 16:21
名前: あんか

 私はもう、今日はコンビニに行くのをやめようと思って、家の中に入ることに決めた。でもその時。

 ダァァンッッ!!! 


 よう、あんた・・・。

 えっ・・・。 

 家のドアを開けて一歩、家玄関に足を跨ごうとしている時、私の顔近くを手がすごい早さで押しとおり、壁ドンをされたかのように腕が、目の前に映った。

 な、何?

 私はすごく驚いて、心臓がドキマキしていた。だけど、その腕をどけ、腕の先の体から顔にかかる部分をおそる、おそる、覗いてみた。
 
 あ、秋人さん!

 よう、あんた。なんで言い返してくれなかったんだよ。

 壁ドンをしたかのようにしたのは、秋人さん。秋人さんということが、分かった。だけど、秋人さんは、この間の時よりも何10倍も怖い顔をしていた。


 なんで、可奈に言い返してくれなかったんだ! 


 そう言いながら、秋人さんは今度は思いっきり玄関のドアを1発殴った。


 なんで、なんで、なんだよ。


 そう言って泣き崩れてしゃがみこむ秋人さん。私はその秋人さんを見ながら、疑問と恐怖でいっぱいだった。 

 可奈。俺は可奈のことが大事なのに・・・。

 私はまた、どうしたらいいか分からなくなっていた。

Re: 明日の天気は?どうですか? ( No.20 )
日時: 2018/04/18 17:22
名前: あんか

 可奈と俺は中学を卒業してすぐに、引っ越して来たんだ。親どうしが仲が良かったからさ、可奈の家が引っ越すときに、俺ん家もついてきたんだ。お前らと一緒で、家まで近所だった俺らは保育園から中学まで、いつも一緒だったんだ。一緒にいるのが当たり前だったんだ。  
 だけど、高校の入学式の時、可奈は学人に一目惚れしやがった。 
 その日あんたと学人が、運動場の桜を見てるときだった。急に俺と話すのをやめた可奈は、学人見つめ、頬を染めながら、あんたを睨み付けた。
 そして可奈が俺に言った言葉は、何だと思う? 
 一目惚れした。私はあいつに恋したんだ。あんな瞳が澄んだキレイな奴を見たのは、初めて。あいつと私は付き合う、って言ったんだ。 
 それを、聞いたときの俺のショックな気持ち、分かるか?分かんないだろ? 
 お前らと違って、俺は何度も可奈に告白してたんだ。後は可奈が、イエス言ってくれるだけだったのに。それなのに、それなのに。あいつは、学人は俺から可奈をとってこうとしてたんだ。 
 もう、ダメだったんだ。可奈は、あいつに学人に夢中で。可奈は言い出したら聞かない奴だから。
 だから、俺は学人のことが嫌いなんだ。大っきれいなんだ。

 
 そう泣き崩れながら、秋人さんは私に向かって怒鳴った。


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