コメディ・ライト小説(新)

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アメノチハレ
日時: 2018/03/17 14:39
名前: あると

───20XX年 東京────
久しぶりに戻ってきた、この街。
たくさんの人が渡る交差点。
クラクションの鳴り止まない道路。
そして───。
お洒落な女の人や芸能人のような男の人が行き交う8年前と変わらないこの街に私は18歳まで住んでいた。
人がいつでもごった返し暑苦しい人混みの中、私は下を向いて歩く。

13歳の春。
『ただただ勉強したくないだけだよ。』
私はそうやって嘘をついた。
本当は『友達』から逃げたかったのだけど。
『友情』とか『友達』とかイマイチ分からなくなってから私は嘘をつき続けている。
『友情』ってナニ?
『友達』ってナニ?
『友情』トカ『友達』ッテホントニヒツヨウ?

‎\\ドンッ//
「あ、さーせん」
考え事をしてたらキラキラした男の子にぶつかってしまって謝らせてしまった…
『ご、ごめんなさい』
こんな自分勝手で身勝手な私にぶつからせてしまってごめんなさい、という意味もそっと含めながら小声で謝り、そっと顔を見ようと首を持ち上げた。
だけどその時には男の子はいなくて。
いないものと見なされたのかな…
私が謝ったの、聞こえたかな…
なんてまた心配事が増えて目から涙がこぼれそうになる。
立ち上がろうと、バックを持つと
「どうしたの?大丈夫?」
と女の子が心配してきてくれた。
『ご、ごめんなさい。す、すぐ帰ります。』
びっくりして私が言うと、女の子は『え?』という顔をして
「え、あ、帰らなくてもいいんじゃない!?」
『へ?』
流石にこれにはびっくりして聞き返すと、女の子はちょっと顔を赤くして
「あ、ごめんね、私泣いてる人見るとついつい話しかけちゃって…えへへ。」
って言われたから、やっと私が泣いてることに気がついて
『あ…あ、ありがとうございます。』
とかお礼をいってみた。
トマドワレルカナ?
イヤガラレルカナ?
少し不安になりながらそっと様子を伺うと女の子はひまわりみたいにニコッと明るく笑いながら
「それは良かった〜!ごめんなさい、いきなり話しかけたりして。」
と言って、不審者みたいだったかなあ?と1人で思い込みながら
「まあ、そんなに泣かないで!きっといつか笑えるから、ね?」
って言ってくれた。

《きっといつか笑える》
そんなことを教えてくれたのは13歳の春、道の真ん中で泣いていた私にただ1人心配して声をかけてくれたあの女の子だけだった。

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Re: アメノチハレ ( No.1 )
日時: 2018/03/14 01:01
名前: 夕月アイム

注意事項とか、かくといいと思いますよ。うざかったら無視して下さい。あと、とっても面白かったですっ!


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