コメディ・ライト小説(新)

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妖戯れ
日時: 2019/04/05 09:20
名前: 天使のような悪魔
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12331

                 妖探偵事務所活動記録

最初に断っておくが『妖探偵事務所活動記録』だなんて格好つけて書き出しているが探偵事務所公認というわけでわない
(春夏秋冬部長に提案してみたがあっさり却下された)
ただ僕が個人的にたらたらと不思議な世界について 否、僕がただ妖と戯れるだけだ
それでも僕の話を聞いてくれるのであれば僕は嬉々として語ろうと思っている

第1話
札切ふだぎり 璃空りくの妖戯れ】
未公開

第2話
春夏秋冬ひととせ 一年ひととせの妖戯れ】
>>12

第3話
犬神いぬがみ 駒理こまりの妖戯れ】
投稿中

第4話
霧野きりの 切子きりこの妖戯れない】
未完成

第5話
柏崎かしわざき 波戯なぎの戯れ】
未構成

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Re: 妖戯れ ( No.10 )
日時: 2018/08/21 10:35
名前: 天使のような悪魔

『ふぁ〜、おはよ みんな』

瞬間、札切先輩が目にも留まらぬスピードで自室から出てきた春夏秋冬部長の両手足を太い縄で拘束した

というか、そんな太い縄を何処に隠し持っていたのか

『ふぬ〜〜、何をすんだよ 優人!ぼくは一年様だぞ!偉いんだぞ!早く縄を解け!』

そんな春夏秋冬部長の抵抗(といっても固く縛られた縄が解けるわけがなくただダイニングで暴れまわっただけだが)を無視し札切先輩は、

『一年...昨日死神グループのセールスマンから受け取っていたものは何だ』

春夏秋冬部長は数秒逡巡した後、拗ねたように言った

『…別に、ただの防犯グッズだよ』

『嘘だ 死神グループが《ただの》防犯グッズを販売している訳がない 一年、どんな効果のある防犯グッズだ』

『...どんな効果ってそんまんまだよ さっきからずっと柏崎が視覚を狂わせる、視覚を狂わせるって言っていただろ』

『はぁ、一年、この事は佐藤さんに報告しておくからな』

『報告できるモンならやってみろよ』

なんだろう…春夏秋冬部長の小物臭が半端じゃないんだけど

札切先輩はテーブルの上に置いてあったスマホを手に取り、耳元にあて言った

『もしもし佐藤さん、一年が今度一緒にお洒落したいそうです』

その瞬間、春夏秋冬部長が絶望するのが分かった

Re: 妖戯れ ( No.11 )
日時: 2018/08/23 11:12
名前: 天使のような悪魔

付記 後日談 エピローグ...恐らくこの3つの内のどれか

あの後春夏秋冬部長は、放心状態だったので防犯グッズの設置場所を聞き出せなかった

仕方なく、札切先輩と一緒に僕と犬神先輩が被害のあった正面玄関の辺りを探した

やっぱり、というか当然ドアにがっつり「それ」はついていた

眼球の様な形...否、そのまんま充血した眼球だった

こんな派手なものなのに見つけるのにおよそ一時間かかった

僕たちの目は節穴か!と思ったが札切先輩が言うには春夏秋冬部長オリジナルの幻術がかかっていたらしい

幻術ってすごい便利なんだな〜

そしてその眼球は、札切先輩が処理した

眼球が処理されたからか、僕の左腕は元に戻っていた

気絶した犬神先輩は眼球の処理が終わった後、目を覚まし

『寝坊しちゃった! 朝のランニングに早く行かなきゃ!』

と、自身が腕を失くしたことを忘れた様だった

そして、何より嬉しいことは、この後のこと

処理が終わり、ダイニングで一服中、札切先輩が口を開き

『柏崎君、今日は本当に一年が迷惑を掛けたね ただ...あれが一年の平常運転なんだ だから、今回のお詫びとこれからのお詫びとしてお代の300万から100万減らさせてもらうよ』

『え? 本当に良いんですか?』

『うん まぁ、あれが一年の普通だから...これからの分も含めてね』

というわけで、僕はアルバイト初日にして100万円の返済(?)に成功したのだった

Re: 妖戯れ ( No.12 )
日時: 2019/03/25 12:45
名前: 天使のような悪魔
参照: https://goo.gl/mPimB5

第弐話
【春夏秋冬 一年の妖戯れ】URL↑

第弐話【春夏秋冬 一年の妖戯れ】は妖戯れNo.1〜No.11をまとめたものです
多少、話が変更されているのでそちらもお読み頂ければと思います
尚、続きは変更後の物語をベースに進めていきます

Re: 妖戯れ ( No.13 )
日時: 2018/08/28 16:12
名前: 天使のような悪魔

四月 二十七日 土曜日 午前七時

妖探偵社二十二回目の出社、
訳あって僕は、妖探偵社に300万円の借金をしており、(勿論、一高校生に300万円の借金が返せるはずがなく)妖探偵社で働き借金を返すことになっている
これまでに受けた仕事は零件...
借金総額...150万円
つまり、妖探偵社でアルバイトを始めてから一度も仕事をしていない...
つまり、 四月六日の騒動を除けば、借金は1万も返せていない
いや、正確にはお皿の洗い物や洗濯などの雑務なら毎日のようにしたのだが…
でもそれは、春夏秋冬部長達のお手伝い(というかお世話)であって妖探偵社の仕事ではない
なんというか、もっと数々の難事件をズババババッと解決するような展開を予想していたのだが現実はそう甘くないか...
今も二階の住居スペースのキッチンで春夏秋冬部長の為にコーヒーを入れている訳だし

『おーい 柏崎、早くコーヒーだせー』

ダイニングから春夏秋冬部長の苛立った声が飛んでくる

『柏崎君、ぼくはブラックで』

同じく札切先輩

『ランニング行ってくるからお風呂にお湯張っといてー』

裏口からも犬神先輩の声が飛んでくる
そういえば妖探偵社のビルは、仕事スペースである地下1階、1階、3階は正面玄関から入れるのに住居スペースのある、2階だけは裏口に回らないと入らないといけないだよなぁ
いや、待て
考えるべき点はそこではなくて...
これじゃ、まるで僕が春夏秋冬部長達の執事じゃないか

Re: 妖戯れ ( No.14 )
日時: 2018/09/01 16:06
名前: 天使のような悪魔

『お待ちどうさま』

そう言って僕はダイニングのテーブルの上にコーヒーを置く

『あの春夏秋冬、

僕は妖探偵社の召使いではないのですが...
いつまでも春夏秋冬部長達の言いなりなっているつもりはない
だから、この雑用仕事をやめさせてもらおうとお願いした
のだが、僕の切実な願いが春夏秋冬部長に届くことはなかった
正面の春夏秋冬部長はおろか、隣に座っている札切先輩までも届きはしなかったようだ
何故なら、春夏秋冬部長が僕の淹れたコーヒーを、

『ブゥーーっ』

と吐き出したからだ
……えっと〜僕何かしましたっけ?
隣に座る札切先輩のほうを見やるが、彼を状況が分かっていないようだ
おそるおそる僕は訊く

『えと〜春夏秋冬部長、どうしたんですか?』

すると春夏秋冬部長はギロリとこちらを睨み、怒鳴った

『どうしたも、こうしたもない! 柏崎!おまえ、ぼくのコーヒーに砂糖と間違えて粉末洗剤を入れただろ!』


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