コメディ・ライト小説(新)

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片恋.・。*平行線の恋模様*。・.
日時: 2019/09/16 01:30
名前: Aika
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12215

.・。*Prologue*。・.




――恋をすると、 毎日がドキドキして
ワクワクして…キラキラした楽しい気持ちでいっぱいだと思ってた。



でも。



あたしの、人生初めての恋は。
そんな綺麗なものじゃなくて―――。





切なくて、 苦しくて、 もどかしくて―――。






どうして、 君を好きになってしまったんだろうって何回も後悔した。
いっそ、 嫌いになりたい。
そう感じたことだって、何万回もあったと思う。



だけど。




そのたびに。




君の笑った顔が頭をよぎって。






好きって想いが溢れて止まらなくなる。








誰か、 教えてください。







―――好きって…どうしたら、やめられるの――?







―片恋.・。*平行線の恋模様*。・.―

更新start!
→*H30.3.29.Thursday*

.・。*お客様*。・.

♭てるてる522様
♭蜜柑わたあめ様
♭みかんさいだーくろーばー様
♭夜桜様



<<目次>>

登場人物紹介>>1

*1章*報われない片想い*

第1話>>2第2話>>5第3話>>6第4話>>11
第5話>>12第6話>>13第7話>>14第8話>>15
第9話>>16第10話>>17第11話>>18

*2章*叶いもしない恋模様*

第12話>>19第13話>>20第14話>>21第15話>>22
第16話>>23第17話>>26第18話>>27第19話>>28






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Re: 片恋.・。*平行線の恋模様*。・. ( No.24 )
日時: 2019/07/25 19:03
名前: 夜桜


初めまして、読ませて頂きました。

淡い恋模様が綺麗に描かれている、
素敵な作品でとても魅力を感じました。

続き、楽しみにしていますので
お体に支障が無い程度に頑張ってください。

これからも応援しています(^^)

Re: 片恋.・。*平行線の恋模様*。・. ( No.25 )
日時: 2019/08/04 21:48
名前: Aika


→夜桜様*


初めましてです(’-’*)
読んでいただきありがとうございますm(_ _)m

魅力だなんてそんなww
お褒めの言葉が並んでいて、嬉しい気持ちで
いっぱいです(笑)

文才皆無の亀更新ですが
最後までお付き合いいただけると嬉しいです(>_<)

ではでは、これからも応援よろしくお願いします♪

Re: 片恋.・。*平行線の恋模様*。・. ( No.26 )
日時: 2019/08/26 00:03
名前: Aika

Episode17:小さな嘘。





――――――『柚月って、 輝が好きなの?』


そう聞いて…
じっと、 あたしの瞳を逸らさずに
真っ直ぐ見つめてくる幼馴染みの視線から
目を逸らせなくて――――。

あたしは、 鞄を握る手を強めてから…口を開いた。


「―――好きじゃ…ない、 よ」


正直…本当のことを言う勇気がなくて。
あたしは、とっさにそう答えてしまった。
すると。
達也は元の柔らかい表情に戻って。

「そっか、 よかった」

そう小さく呟いて、 また歩き始めた。
よかったって…何がよかったんだろう―――。

あたしは、そんな疑問を頭に浮かべながら達也の隣を歩いた―――。


**************************************


「じゃあな」
「うん」

下駄箱で上履きに履き替え、達也とお別れする。

前までのあたしだったら…
もっと、 話していたいとか一緒にいたいとか
思ったりしたんだろうか――――?

その場で大きくため息をつく。
こんなこと、 考えたって仕方がないことなのに。

しかも…達也に、 ほんとは皆瀬先輩が好きなのに
とっさのことで嘘をついてしまった。



「ごめんね、 達也…」



雑踏の中で…誰に言うでもなくボソッとそう呟いた―――――。


もう少し…気持ちの整理がついたら、そのとき相談するから。



心の中でそんなことを思いながらあたしは、自分の教室へと向かっていった。




Re: 片恋.・。*平行線の恋模様*。・. ( No.27 )
日時: 2019/09/08 21:43
名前: Aika

Episode18:相談。





あれから、達也や皆瀬先輩と何かあったわけでもなく…日にちが過ぎていき。
高校最初の中間テストはあっという間に過ぎていった。

中間テストは、皆瀬先輩と一緒に勉強した成果が出ていて、数学はなかなかの出来だった。
他の科目も赤点がなかったので、とりあえずホッとした結果だった。


「柚月ー!テスト、どーだった?」

お昼休み。 お弁当をもって芽生の元へと行くと、グデーッと机に突っ伏している芽生にそう聞かれた。
この様子は…もしかして、芽生はテストの出来はいまいちだったのかな…。

「あはは…まずまずかなーって感じ!芽生はー?」
「まぁー、 赤点がなかっただけマシかなーって感じ!やっぱ、 柚月は高校入っても頭良いんだなー」
「いやいや、そんなことないから!数学とかは皆瀬先輩に教わってたまたま良かっただけ…で」

言いながら、ハッとする。
おそるおそる、芽生を見るとにやにやとあたしの顔を見ている。
この顔は…絶対にめんどくさいやつだ。

「えー?何々??あんなに、皆瀬先輩のこと嫌ってたのに仲良くいっしょに勉強したのー?ちょっと、その話詳しく教えてよー」

予想通り。
絡まれた。

まぁ、いいか。
芽生には、いつか相談したいと思ってたことだし。


「あ…あの、さ。今から言うことは誰にも言わないで欲しいんだけどさ――――」



*******************************************



「――――え、 わたしの知らない間にそんな事になってたのー?」

なりゆきで…。
あたしが、 達也から先輩に気持ちが変わってしまったことを話すことになってしまった。

それがよっぽど、意外だったのか。
芽生がお弁当を食べる箸を止めてポカーンとしている。

そりゃそうだよね。
中学の頃、 あんなに達也が好きだったのに――――。
自分でも、なんであんな奴を?って…思ったし。


それでも。



この気持ちから目を背けることができなくなっている自分がいる――――――。



あたしが、何も言わず俯いていると。
芽生が口を開いた。


「――――まぁ、 人の気持ちは変わるって言うしねー。わたしは応援するよ!柚月の出した答えに」


そう言って。 ニコッと優しく微笑んだ。
あたしは、 その笑顔に。


「ありがとー、 芽生!」


そう返した。



「それで、さ…これから先輩にどう接していいのか分かんなくて困ってるんだよねー。なんか…先輩には忘れられない人がいるみたいだし」

そうだ…。
テストとか色々あって、有耶無耶になっているが
先輩には星羅さんという想い人?みたいな人がいるみたいだ。
その人がどういう人なのかあたしには、全く分からないけど――――。

なんとなく…
先輩にとって大切な人だというのは聞かなくてもわかった。


「そんなのいつも通りに接したらいいじゃん!」
「え…?」
「ただの先輩から好きな人に変わっても先輩は先輩だし…いつもの柚月のまま色々話せばいいんだってー」

芽生のアドバイスは…当たり前なんだけど、的確で。
心強く感じた。

「そうだよね…。ありがと、いつも通りに話してみるよ」
「うん!意識しすぎて固くなりすぎないようにねー」
「ならないしー」

――――キーンコーン…。

そこでチャイムが鳴り響いていて、お昼休みは終わりを告げた。










Re: 片恋.・。*平行線の恋模様*。・. ( No.28 )
日時: 2019/09/16 21:25
名前: Aika

Episode19:恋の病。




好きだって…
自覚したときには、 いつだって遅くて。

貴方の瞳には、 あたしではなく
別の誰かが映っていて―――――――。

あたしの想いは
決して交わることのない…
平行線の道を辿っていく―――――――――。



*********************************************


先輩の事が好きだと自覚したのは良いものの…
未だにこの気持ちには戸惑っていた。

だって…
こんな奴、嫌いーとかむかつくーとか心の中で最低な事ばかり考えてたのに。
それがいきなり…恋心に変わるなんて…誰だって思わない。
しかも…あんなに達也が好きだったのに。
人の気持ちって、こんな簡単に変わってしまうものだろうか――――――?

「はぁー…よりによって、先輩かぁ」

思わず溜め息が出る。
芽生にはいつも通りに話したらいいって言われてるけど。
だけど。


絶対… いつも通りでいられるはずなんかない。
意識するに決まっている。

どうしたらいいんだろう。



そんなことを悶々と考えていると…
気がついたら音楽室の前まで来ていた。

そう。
あたしがこんなに、もやもやと考えていたのは今日からテスト明けで部活動が再開するからだ。
つまり…今日からまた、先輩と顔を合わせる日々が始まるということ。

ほんとに耐えられる気がしない。
まだ会ってないのに…ドキドキうるさいし。

そんな風に音楽室の前で入れず、悶々としていると。

「あれ?柚月」

不意に声をかけられた。
振り向くとそこにいたのは、楽器を片手に持っている達也だった。

「えぇっ…達也。パート練習は?」

この時間は他のパートの人は各教室で練習しているはずなのに。
なぜいるんだ。

「いや、ちょっと楽譜を部室に忘れたから取りに来ただけなんだけど」

な…なるほど、 音楽室の隣の部室に忘れ物か。

すると。達也があたしの方を見ながら音楽室を指差して。問いかける。

「―――――入んないの?」
「はっ、入ります入りますー」

そう言って達也から逃げるように音楽室に入った。

音楽室に勢いよく入ると…
皆瀬先輩の他にも数人が揃っていた。

「あ、 ゆづっち!やほー」
「あ…はい、 こんにちはー」

先輩達に挨拶を交わして、あたしは楽器の準備をする。

とりあえず、皆瀬先輩と2人っきりじゃないだけよかった。

そうやって胸を撫で下ろしていると。
先輩と視線が合う。
瞬間。
鼓動が大きく跳び跳ねた。

慌ててあたしは、先輩から視線を外す。
不意打ちは… ずるい。





赤くなっているであろう顔を… あたしは必死で隠した。




「あれ?ゆづっち、顔赤くない?」
「ほんとだ、 風邪かー?」

先輩たち二人のそんな発言にドキッとする。

「きっ…気のせいじゃないですかねー」

適当にそうやって受け流すと、先輩たち二人は心配していたが諦めてくれたようで本当に辛くなったら言ってねーと、優しい言葉をかけてくれた。

顔が赤いのは… 風邪のせいじゃない、なんて。
誰にも…言える気がしなかった。









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