コメディ・ライト小説(新)

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八神柱の盗賊 (第二話更新しました)
日時: 2018/05/04 15:53
名前: たぐばぁ&ぐちたろう
参照: http://taguba to guchitarou shousetsu

プロローグ
イェーイ!またイタズラしてやったぜ!
私、水稀(ミズキ)は思わず笑みを洩らした。
(だって、簡単に神器を奪えたんだもんなぁ)
ここは天界。神の住まう世界。だから私も神。
私は守護神。水属性。
私は“八神柱の盗賊(ロヴァーズ)”と呼ばれている。
お菓子や親から神器、時たまお宝を盗む。
仲間はあと七人いる。
炎属性の舞火(マイカ)。
自然属性の桜歩(サホ)。
雷属性の真輝(マキ)。
光属性の明音(アカネ)。
闇属性の冥羽(メウ)。
風属性の葵射(アオイ)。
土属性の菜鬼(ナオ)。
ちなみに、私を含めて全員女子だ。しかも全員貴族以上の出だ。
そんな位の高い家にはやっぱり由緒正しき神器がある。
神器を親から盗み、扱う練習をしている。全員、だいたいの能力は扱えるようになっている。
その時はまだ知らなかった。
私たちが神器を盗んで遊んだことで始まる、異世界盗賊生活がー!!

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Re: 八神柱の盗賊 ( No.1 )
日時: 2018/05/04 13:09
名前: たぐばぁ&ぐちたろう
参照: http://taguba to guchitarou shousetsu

第一話 捕まり地上へつき落ちる

「家帰ったらさぁ、また親に怒られたんだけど」舞火(マイカ)
「うちの親、神の位は弟にやるって言ってた…」桜歩(サホ)
「それね!うちんちもそうだったわぁ!」真輝(マキ)
「でも親が怖くて反論できなかった!エッヘン!」水稀(ミズキ)
「あぁ、そうそう。神器は肌身離さず持ってるわ!って言ってたわ」明音(アカネ)
「あたしんちは笑いながら返しなさいって言われた」冥羽(メウ)
「それって、怒られるより笑いながら言われた方が怖いヤツじゃん」葵射(アオイ)
「たしかに!うちんち神器隠されたぁ!」菜鬼(ナオ)
いつもの隠れ家で集まる私たち。今日の話題は“昨日神器を盗んだあとどうなったか?”だ。
だいたいの家は怒られたみたいだ。
桜歩ちゃんの家は特別だからなぁ。ホントにこんなことをしてて良いのか?
桜歩ちゃんの位は貴族なんてもんじゃない。最高のクラスだ。
天界の創造者の太陽を祖先にもつ太陽神が天界を治めている。
桜歩は太陽神の娘なのだ!礼儀作法等を子供の頃から仕込まれていたのを覚えている。
桜歩は天界の支配者の娘であることを嫌がっていた。
昔から優しく、可愛い桜歩は姫として相応しいと言われていたが、本人は姫という言葉を特に嫌がっていた。
桜歩は自分で人を支配する立場は合わないと言っていたのだ。
でも姫である位がいくら嫌でも自分の運命は変えられない。
だから私は心配していたのだ。姫である身で、盗賊をやっていて良いのかを。
それを聞こうとして口を開きかけたが、外で大勢の人の足音が聞こえたために質問をやめた。
「大勢の人が外にいる…。もしかしたら隠れ家の場所がバレたかも!」
その言葉を聞いて全員が驚いた!本格的に私たちを捕まえ、刑に処すことが決まったという表れだからである。
「全員大急ぎで地下室から撤退!」リーダーの明音が叫び、全員が動き出した。
そのときだったー隠れ家の扉が思いっきり開け放たれ、外から兵士が雪崩れ込んできた。
盗賊たちは兵士をみて、やっぱり親の命か!と思った。
兵士たちの胸には、守るべき神の紋章がついていた。
あっという間に盗賊たちは捕まってしまったのだった…

天界に唯一ある城。そこには太陽神とその従者の天使たちが住んでいる。
盗賊たちを捕まえたものたちは兵士という名の天使たちなのだ。

その城の玉座に一人の神が座った。橙色の髪に橙色の瞳。太陽神の祖先、太陽の特徴をよく受け継いでいた。
その太陽神の前に盗賊たちが引き出された。
「“ロヴァーズ(八神柱の盗賊)”よ。イタズラが過ぎたのではないか?我はお前たちのしたことを赦してきた。
だが、お前らの親たちと話し合ったのだ。刑に処すことが決まった。
だが、命をとることはせん。我らは親なのでな。無闇に我が子の命は奪いたくない。
いくら、太陽神の力がなく、どの神でも持つような治癒の能力を持つような娘でも我の娘。
殺したくはない」
盗賊の桜歩以外の七人は横目でちらりと桜歩を確認した。歯を食いしばっているのが感じられる。
「お前らは“地上送り”の刑に処す。親たちも見に来ているぞ…フフフ。さあ、処刑を始めよう」
太陽神は不敵に笑い、処刑衆を促した。
突如、玉座に現れた地上へ繋がる穴を見たときに水稀は思った。
「順番はもう決まっておる。炎・雷・光・闇・風・土・自然・水の順で処す。反抗力の強い者からにした」
“神の束縛”により体を動かせなかったのが解かれ、突き落とされていく。
私は確信した。これなら痛い一発を打ち込んでやれる!
どんどん仲間が落とされていき、最後は私と桜歩ちゃんだけになった。
「桜歩。我の位はそなたの弟の桜郎(サクロウ)に譲る。そなたは解放されて嬉しいだろうな」
痛いところを突かれて桜歩は顔を歪めた。
そのまま桜歩ちゃんは突き落とされていく。
「さて、最後は守護神か。攻撃力は低いし、暴れられないからな。最後じゃ」
周りからは失笑が聞こえてきた気がした。実際に笑っていたのだろうが。
突き落とされる瞬間に束縛が解かれた。
私は思いっきり魔法、“楯の反動”を使い、兵士を弾き飛ばした!
その場に混乱が走る。太陽神も狼狽えている。
私はこの時を待っていたのだ。束縛が解かれた瞬間を狙って神器を盗む、盗賊の仕事をしたのだ。
盗賊の親たちをボコボコにーしないで、“楯の反動”を使って吹き飛ばし、神器を回収した。
そして、体のなかに収納した。
水の神だから水になることができる。水の体なので心配はしなくて大丈夫。
そのまま玉座に走り、“楯の反動”で弾いた。太陽神は炎属性だから、水属性の攻撃は効果覿面だったらしい。 
その勢いのまま、太陽神の神器を奪い体のなかに収納した。
そして…そのまま逃げる!!!
地上へ繋がる穴へ走り、飛び込もうとした。
「“神の束縛”」太陽神はいい放つ。
私の体に束縛の模様が浮き出て手と手、足と足をくっついて縛られた。
そのまま私は地上に落ちてった。

Re: 八神柱の盗賊 ( No.2 )
日時: 2018/05/04 15:51
名前: たぐばぁ&ぐちたろう
参照: http://taguba to guchitarou shousetsu

第二話 異世界旅人盗賊となる

ベシャ!痛みは感じないけど…こりゃ体が再生するのに時間かかるな。だりぃ。
けっこう遠くまで水が飛んじまった。
『!?大丈夫か!?』気づいてくれた。
すぐに桜歩ちゃんは再生を手伝ってくれた。
「ふぅ、ありがとう!」私はお礼をいう。
「上で何があったの?」代表してあかねんが聞く。
「ちょっと、反抗してきた!ウフ」
「反抗?出来るわけないよ!“神の束縛”だよ?」
冥羽が問う。フフフ。私の頭の中には計画がしっかり練り上がっていたのだ!!ーってのはウソだが。
「それが反抗出来るんだ。地上に落とされるとき、束縛は解かれるじゃん。その時に反抗しただけ。」
「反抗して、得はあった?」得なんかねぇだろと言わんばかりの口調で言われた。
クソー、真輝め!自分が早い段階で落とされて反抗できなかったから疑ってんな?
「得はありますー。これが証拠ですー」っとうざめに返してみた。ちょっと挑発だ。
右手から神器を八個取り出す。
「全部ある!?ち、ちょっと桜歩ちゃん!太陽の杖あるけど!?」「え!ちょっ!嘘でしょ?」「イヤ、ホントだって」
あおちゃんと桜歩ちゃんは慌てている。
まぁ、神器の中で特別な太陽の杖取ってきたからな。
太陽の杖は遥か昔に太陽が創ったとされる神器だ。
これには、絶対に他にはない能力がある。それは、主人の持つ力に反応して、自らをもその力に変化するのだ。
分かりやすく言えば、太陽神が炎属性ならば、杖も炎属性になるってこと。主人が水属性なら、杖は水属性になるのだ。
私は、天界で神器を奪ったときの話をした。
みんなは呆然。あたりまえだ。天界で守る仕事の神が、天界で暴れてきたのだから。
「神器…はとりあえず手にいれたけど…この先どうする?」あかねんは問う。
まだ自分の神器“疎通笛”を撫でている。まだ信じられないみたいだ。
「天界に戻る」という意見がでた。それは無理だ。
地上からの攻撃を防ぐため、私の祖先が結界を張ってしまったのだ。
このことはなぜだか知らない人が多い。基本的なことなのに、と思う。
そのことを伝えると、他の案を出すように促された。
「まだ力不足だから出来ないけど、もしかしたら結界破れるかも」
その言葉に特に真輝が反応した。
「それは、ホントか?」「わかんない」
私は即答する。
「今、私は“神の束縛”を受けたまんまなの!これを解かない限り魔法は使えない。ーだから…」
『なんで束縛されたままなの?』なおちゃんとまいかが同時に聞いてきた。ふたりは顔を合わせてフフっと笑う。
「最後に地上に自分から落ちようとしたとき、太陽神にかけられた。で、この解除をしなきゃいけないけど今は誰も出来ない。なら、旅に出よう!」
『はぁ!?』皆さんきれいに揃いました!いい反応をありがとう!
「旅しながら解除の方法を探せばいいじゃん。あと、盗賊の仕事は忘れてないよ!本来の目的神器は手にいれたけど、他のお宝はゲット出来てないしさ。いいじゃん。せっかくの地上、楽しまなくちゃ!」
「うーん、みんなの意見がないならこれで賛成にするよこれでいい?」
「まいかはいいよ!」「私はさ。天界から離れられればいいよ」「うちもいいかな」「私はどっちでもいいや」
「めうは…旅はしたくない。だってダルいもん」「ワイはどっちでもいい」「あたしは冒険にでる!お宝お宝!」
まいか、さほちゃん、まき、あかねん、めう、あおちゃん、なおちゃんの順にはつげん。
「じゃあ、旅に出ること確定だね!名前はロヴァーズでいいけど、八神柱の盗賊でもいいかな?神ってバラしちゃ問題じゃない?」
あかねんは心配そう。だが、心配はない、はず。
「誰も地上の人は神だって信じないって。私たちは空想の人物だから」
「そうだね。まぁ、異世界人ですって言っても大丈夫らしいからね」
あかねんは納得した。
「まぁ、なんかあったら異世界旅人盗賊とでも名乗っとけばいいんだ」
なんと言葉発したのはまきだった。ネーミングセンスについては何も言うなって顔だ。
他の七人は苦笑いした。

Re: 八神柱の盗賊 (八人の服をアレンジしてみました。) ( No.3 )
日時: 2018/05/04 21:56
名前: たぐばぁ&ぐちたろう
参照: http://taguba to guchitarou shousetsu

試しに、八人の服をアレンジしてみました。
服に興味がないのはミズキと一緒なので、変だったり、意見があったらコメントください。

 異世界旅人盗賊の洋服 上

うーん、体がっ、痛い…。
昨日は野営をしたから固い地面で体が痛くなってしまった。
私の着てる洋服は特別分厚いわけじゃないけれど、他の七人に比べればましなのだろう。
私は狼をイメージした服になっている。(私には狼の耳と尻尾があるからな)
紺の短パンに白地に水色の横縞が入ったTシャツに狼の毛皮の耳用の穴あきフードつきマントを着ている。
毛皮のマントの裾には座った狼の刺繍が金色の糸で入っている。
腰には短剣が刺せる鞘付のベルトを巻いている。少しポケットが付いてるから、小物は少し入れられる。
個人的にこのファッションは好きだ。
他の七人も起き出していた。

一番最初に起きたのはまきだ。
大きくふぁーっとあくびをしたあとに、「腹減った…」ともにょもにょ言っている。
まきも私と同じような洋服だ。
黒の短パンに白地のTシャツに稲妻模様が入ったものを着ている。まきは虎の耳と尻尾があるから、洋服も虎をイメージしてある。
虎の毛皮の耳用の穴あきフードつきマントを着ている。
私は狼の毛皮は白っぽいグレーの無地のマントだから、まきみたいに黄色に黒の横縞が入ってるのはカッコいいと思う。
後ろにまきの神器“破壊の大太刀”を刺すための鞘を背負っている。それもまた、まきを男らしくかっこよく見せている。
まぁ、まきは女だが。
実際に私は洋服にあまり興味は無いのだが、さっぱりとした動きやすい服は好きだ。

次に起きたのはさほちゃんだった。
「体が痛い」と、私と同じようないけんだった。それはごもっともだと思う。
さほちゃんは兎をイメージした服になっている。さほちゃんにはウサ耳と丸い小さな尻尾がある。
洋服はカントリー少女風だ。
クリーム色のワンピースに腰のところには黒のベルトを巻いている。
さらに、花の刺繍がワンピースの裾に入っていて誰がみても可愛い。さすがお嬢様って感じ。
私とまきはショートで髪は降ろしていたがさほちゃんはショートでハーフアップにしていた。
洋服と髪型はとてもよく似合っている。

次に起きたのはまいかだった。
いつもは二重の目が、今は一重になっている。相当寝ぼけてるようだ。
すでに、「ここは何処だっけ?家かぁ~」などと供述している。
めうほどではないが、まいかは少し天然なのである。
天然な狐であり、ウソはつかない。天然な狐ほど珍しいものはない。
まいかは狐だけあって…これからはめんどくさいからもう説明はしないが、やっぱり耳と尻尾がある。
まいかは茶色のスカートに薄黄色のTシャツを着ている。
その上からカーキ色のポンチョを着ている。
まだこくりこくりしているが、それがまた可愛い。さほちゃんとは別の可愛さである。
さほちゃんが少女的な可愛さで、まいかはちょっと大人になったと思っておしゃれをする中学生みたいな可愛さだった。
だんだん二重に戻ってきたからそろそろしっかりと目をさますだろう。


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