コメディ・ライト小説(新)

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僕らの生物部日記
日時: 2018/09/22 12:21
名前: 水野ユウ

 僕がこの部活に入った動機となったのは、この高校生活を何事もなく過ごしたいからだ。
 例え漫画やラノベのように異能力や超能力を持っていても、僕はその主人公逹のように正義漢ではない。事件に巻き込まれるつもりもない。
 「うわっ!ヘ、ヘビだ!」
 「誰か先生呼んでこいっ!」
 以前の僕ならば、そんなイベントを求めていた頃もあっただろう。
 いつか、自分だけが特別な存在になれないかと。
 いつか、世界を強大な敵から救う存在になれないかと。 
 いつか、美少女とキャッキャウフフな展開にならないかと。  
 けれど、そんな存在は、現実には必要とされていなかった。それに気づいた僕は、「日常」を求めるようになった。
 だから僕は、 
 「先生っ。あのヘビを何とかしてください!」
 「わ、私ヘビは無理なんですぅ·····」
 「あっ、あのヘビって生物部の······」
  ······何も見なかったことにした。

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