コメディ・ライト小説(新)

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ぽけわーるど
日時: 2019/02/10 21:38
名前: ぽけ

ぽけです。
短い話をここで書きます。
《ぽけわーるど》全開なので、気軽に読んで頂ければっ!
コメント、お待ちしています!
不定期更新なので、そこらへんも、お願いします…。
>>1 スレチガイ友情
ht☆tp://www.kakiko.info/bbs_talk/rea
d.cgi?no=22440でのお題小説(☆を消してGO!)

Page:1



Re: ぽけわーるど ( No.1 )
日時: 2019/02/09 20:47
名前: ぽけ

タイトル:スレチガイ友情
登場人物:高山汐たかやましお中村朱羽なかむらしゅう中村志也なかむらしや

《汐side》AM 8:20
友達はそれなりにいる。
友達を作るのは簡単。
それは、〈頷くこと〉。

「おはよう。」
「おはよー。」
学校に着いたら、まずは挨拶。というほどのこともしていない。ただ、言葉を交わすことは大切。
「汐ちゃん!」
私の席に、ある子が寄ってきた。私はその子に挨拶した。
「おはよう。」
しかし、
「聞いて!あのね、あのね!」
その子は私の声を完全に無視し、自分の話を始めた。
そんな、イラッとする時でも、〈うなづくこと〉。
正直、どうでもいい。その子のことも、その話も。
しかし、人に嫌われるのなら、好かれたい。当たり障りの無いように。
人という生き物は、人に認められる為に動いている。それは、承認欲求というものからきている。
だから、笑って頷いていたら、人は満足する。
「…私、いつも汐ちゃんに話しちゃうね。」
どうやらその子の話は終わっていたらしい。その子は少し申し訳なさそうに言った。
そうは言っても、ある意味、私はあなたの気分を損ねないようにしている訳だし。
と、そんなことを言ったら、全てが台無しになる。
「そう?私は話が聞けて、嬉しいな。」
私は笑顔で言った。すると、その子も笑顔になった。
その子は先生の姿に気付き、
「あ、先生来た。じゃあね!」
と言って、私に手を振りながら、自分の席に戻っていった。

私は何もかも、普通。
テストの点数だって、脚の速さだって、背の高さだって、顔面偏差値だって。
そんな普通の人が出来ることは、とにかく頷くこと。それが私の出来ることで、それが私の立場なのだ。


《朱羽side》AM 8:20
友達はいない。
友達なんていらない。
それは、ーーーから。

「おはよー。」
「おはよう。」
クラスは何時も、騒がしい。
私は学校で、挨拶なんかしない。挨拶する相手もいない。
私は騒がしい教室の中、机に突っ伏していた。特にすることもなく、ただ騒音から逃げるように、昔のことを思い出した。

『なんで?

なんでしゅうちゃんは笑ってるの?

しゅうちゃんは おかしいね。』

私はバッと起き上がった。私は眠っていたらしく、しかも、その時、HRの先生の話の途中だったらしく、クラス中が私の方を見た。
「中村ー。起きたかー。」
先生は私の方を見て言った。
「…す、いま、せん……。」
なんだか歯切れが悪くなってしまったが、誰かが笑うでもなかった。それだけ私に興味がないということだ。
「話を戻すとー、俺は明日からエジプトに行くー。だからー、明日から代わりの先生が来るからー、俺が居なくても、ちゃんとするんだぞー。」
私はその後の先生の話も真面目に聞いていなかった。
それは、さっきの夢のことについて考えていたからだ。
あの夢の声は……
高山汐のものだった。
しかし、先生の話を聞いていないことを、後々悔いることになるとは思いも寄らなかった。


《汐side》PM 8:00
私は自分の部屋でくつろいでいた。ふと顔をあげたら、そこには一枚の写真が写真立てに入っていた。そこに写っているのは、私と、私のクラスメイトの中村朱羽ちゃん。彼女は、私が唯一持っている、頷かない私を許してくれる友達。
幼稚園児のとき、ずっと一緒に遊んでいた。私は小学生のとき、ずっと笑うようになったが、その時はもう全然話さなくなっていた。だが、朱羽ちゃんのことは今も大好きだ。私が素直になれる、唯、一人。

一緒に居ることがなくなったのは、突然だった。
ある日、いつも通り、朱羽ちゃんと遊ぶために彼女の家の部屋に向かった。朱羽ちゃんのお母さんが家に入れてくれ、部屋のドアをノックしたら、朱羽ちゃんは部屋の中から、大きな声で言った。
「こないでっ!!わたしは変なの!だからこないで!」
私は何を言われているのか、サッパリだった。
それから、朱羽ちゃんとの距離が長くなった。

その写真は、私が泥だらけで、朱羽ちゃんは困った顔をしている写真だった。
朱羽ちゃんは、今の私みたいに、いつもニコニコで、可愛い子だった。そして、人のことを心から想って、心配出来る子だった。
でも、私みたいに、友達を作るためでは、なかった。
私はその写真立てを持って、ベッドに座った。そして、そのまま寝転がり、写真を上にかかげ、胸に抱いた。朱羽ちゃんと、再び笑える日を願って。

《朱羽side》PM 8:00
私は、自分の部屋で、今日のことを思い出していた。
「はぁぁぁぁ〜。なんであんなとこで、寝ちゃったかなー。でも、いつも何も言われないからなー。注目浴びるの、ホントやだ。一人でいたい。てか、あのジジィ、気まぐれ過ぎだろ。迷惑でしかない。…もーいい!スイッターでぼやいて、同情求めるわ……。」
自宅ではこんな感じ。独り言言っても、自分しかいないわけだから、聞かれない。一番好きな場所。
下の階はなにやら騒がしいが、気にしない。私には中村志也なかむらしやという兄貴がいるが、どうせ、なんかやらかしたんだろう。
私がこんなにコミュニケーションが苦手なのには、理由がある。
私はある写真立てに入っている写真を見て、思い出した。

幼稚園児の頃。私は、いつも通り遊んでいた。一緒に居るのは、高山汐だ。
彼女は遊んでいる途中、突然言い放った。
「なんで?なんでしゅうちゃんは笑っているの?しゅうちゃんは“おかしい”ね。」
彼女は、最初不思議そうな顔をして、すぐに笑い出した。
私は怖くなった。特に仲が良いと思っていたその相手から、突然“変”呼ばわりされたのだ。
今考えると少し腹の立つ話だが、その頃は相手も自分も幼稚園児で、私は大きなショックを受けた。それから、2日引きこもった。彼女は、毎日部屋のドアを叩きに来たが、私は布団に潜り、拒絶した。その後も、私は彼女だけでなく、“友達”を作らなくなり、他人との関わりを切り、笑うことを辞めた。

私は、ベッドに寝転がった。横を向くと、壁に傷があった。それは、当時つけたもの。悔しくて、ひたすらに引っ掻いていたものだった。
「…こんなにちっちゃくなって。」
私はその傷に優しく笑いかけ、手を当てた。


AM 8:30
「今日から、ここを担当する、中村志也です。よろしくお願いします!」
「え」
「えぇぇぇぇぇっ⁈」

《汐side》AM 8:30
な、なんで、朱羽ちゃんのお兄さんが⁈

《朱羽side》AM 8:30
あーーーーっ。
昨日の夜、バタバタしてたのはそれかっ。
「…あ。」
私は衝撃のあまり立っていた。そのことに、今、気がついたのだ。
「ほらほら、中村サン?座ってください。」
兄貴は笑っていた。くぅ〜〜〜っ!言い返してやりたいっっ!
「………はい。」
でも従うしかない。
でもでも、なんで?
「おや?中村サンは、不本意そうな顔をしているなぁ。」
兄貴は私を見て、ニコニコ笑った。ムカつく。なんで、そんなに他人のフリができるの⁈
兄貴は顔が良い方で、そこだけは認める。
「なんか、イイカンジじゃない?」
「イケメンだしね。」
クラスの女子たちは、コソコソと話していた。しかし、同じ腹から生まれ、同じ遺伝子を持っているはずなのに。雰囲気の差か。
「えー、では。これからよろしくお願いします。これでHRを終わります。あ、高山さんと中村さんは、この後、職員室前に来てください。」

《汐side》AM 8:45
職員室前に来た。
今は朱羽ちゃんと二人っきり。今なら話せる。そう思い、切り出そうとすると、
「お待たせー。俺、ちょっと持ってくものあるから、先行ってて。屋上。」
職員室のドアが開き、しや兄…じゃなく、中村先生がそう言って、鍵を出した。
「お、屋上ですか⁈…わ、分かりました……。」
私は鍵を受け取り、
「じゃあ、行こう?」
朱羽ちゃんに声をかけ、出発した。

「うわぁーっ、すっごい!」
私は何が起こるか不安だったが、屋上のドアを開けた瞬間、一気に解放された。
朱羽ちゃんはドアの前で立ち止まっていた。
「どうしたの?出ようよ。」


《朱羽side》
汐は私の腕を掴んだ。
「やめてっ!」
私はその手を振り払った。
「…あっ、ご、ごめんね……。」
汐は悲しそうに、自分の腕を握った。違う、悲しませたいんじゃない。
私は一歩ずつ進んで出た。その時、ドアが閉まった。しかし、誰も気にしなかった。
長い沈黙。それを破ったのは、汐だった。
「…あ、あの、私…怒らせちゃったかな……。」
その言葉は、私の気持ちとは違った。私は怒っているんじゃなくて、恐れているんだ。友達というものを。
「……ちがう。」
私は言った。
「……私たち、友達でしょ…?」
汐が言った。その時、私の何かが切れた。
「私もそう思ってたっ!でも、あなたは私のこと、おかしいって言ったでしょ⁉︎私はあなたのことを心からの友達だと思ってたのに!汐しか…居なかったのに……。」
私の目からは、涙が流れ、息が切れていた。こうなったら、止められない。私は泣き崩れた。
「そ、そんな…。」
汐は、衝撃的だったらしく、目を見開き、私を見つめた。
「私…そんなつもりはなかった…。ただ、私とは違うから、可笑しいって、その時、世の中のなんでも、可笑しくて……。」
汐はそう言った。そして、私に寄って、背中をさすってくれた。
「ごめんね。ごめんね。」
汐は私にそれしか言わなくなった。
「ここで登場、中村先生っ!」
「はあー⁈」
いきなり、ドアが開き、兄貴がきた。私たちは同時に振り向き、兄貴を見た。
「大体の話、ついたと思うんだけど、お前ら、頭硬すぎ。」
兄貴はため息をついた。
「…うん、そうだな。頭が硬いぞ!どんな時でも馬鹿になれ!」
兄貴はドヤ顔で言った。
私たちは顔を見合わし、一緒に笑い出した。
「あっ!てことは、しや兄…じゃなかった、中村先生…が、全部仕組んだってこと⁇…ですか?」
汐はつっかえつっかえに言った。
「…まぁ、そーゆーことになるなっ!」
一瞬、ぶっ飛ばそうかと思ったが、教師になったばっかりで、可哀想だと思い、やめた。
「…汐、行こう?」
私は汐の手を引き、ドアに向かった。
「鍵、持ってるね?」
「も、持ってるけど…。」
「…あ!お前、それはガチでっ‼︎」
兄貴は私たちを掴もうとしたが、もう遅い。
私はドアを閉め、汐から鍵を貰って閉めた。
「おーい!開けろー!」
「やーだよー。」
「あ、開けてあげよう?こんぐらいでいいんじゃない?」


汐は昔に比べたら、とても優しい子になった。

朱羽ちゃんは、ふざけるようになった。

私たちは、例え性格が変わっても、何度だって戻れる。
何度だって、戻ってやる。

これを機に、そう思った。

Re: ぽけわーるど ( No.2 )
日時: 2019/02/09 17:34
名前: 蒼伊

コメントを書かせていただきます。蒼伊です。
私もそこまで上手いほうではないのですが、1人の読者として感想を書きたいと思います。不快になってしまったら申し訳ございません。

まず、お話としてもストーリーとしても発想はいいと思います。中村朱羽のお兄さんが、自分のクラスの担任になること自体は面白いですね。
しかし、主題が分かりにくいかなと思います。そこはこの二週間と言う、短い期間なので「仕方なかった」とも言えます。

あとは文章中に「〜た。」と言う終わり方が多い気がします。このような終わり方になると「過去形が多い」ということで、読みづらくなります。そのことはまた、知っていくと良いかなと思います。

このように上げましたが、発想であったり、中村志也のキャラクター性は非常に好きです。以上のことを最低限守って頂けると、発想もよく読みやすい小説になるかなと思います。
これからも応援しています。頑張ってください。

Re: ぽけわーるど ( No.3 )
日時: 2019/02/09 20:40
名前: ぽけ

感想ありがとう…っ。感謝感激ですっ!ヽ(;▽;)ノ

予定ではもう一人でてきて、志也目線の話も書いて…。との予定だったんですが、志也が無駄というか、なんと言うか…「こいつ、要らねー!」になってしまいました。

文末については、もう、かれこれ四年くらい悩んでおりまして…。
「物語だし、しょうがないのかな〜。」と開き直りつつあった(−_−;)
自分でも、あるとないとじゃ大違いってのを実感してて、少し変えるだけで、すごーく良い作品になるよね!


締め切りとかなくなったし、ちょいちょい更新してく…かも。(志也達の問題も含め)

とにかくここのスレ、もう、《ぽけわーるど》やさかい!
大☆暴☆走
しまーす(^_−)−☆


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