コメディ・ライト小説(新)

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ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。
日時: 2019/09/11 16:17
名前: 京都花漣澪

0 登場人物紹介

 どうも。京都花漣澪きょうとかれんれいです。今回コメディ・ライト小説(新)ので、新シリーズを書きます。ジャンルは恋愛です。出来るだけ投稿ペースを上げていきたいと思います!ぜひ、続きも読んで下さい!今回は、登場人物紹介をします!

坂木勇太さかきゆうた
高校二年生。主人公。ぼっち。
 

朝霞彩あさかあや
高校二年生。学園一の美少女。
 

水品理沙みずしなりさ
高校二年生。クール系美少女。

坂木朱莉さかきあかり
中学三年生。勇太の妹で、女優&モデル。


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Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.11 )
日時: 2019/09/14 16:39
名前: 京都花漣澪

11 水品理沙の日常


「坂木勇太・・・」

 私は誰もいなくなった教室でそう呟いた。きっと彼には届いていないでしょうけど。

「坂木勇太・・・」

 名前を呼べば呼ぶほど、彼のことをもっと知りたくなる。

「坂木勇太・・・」

 なぜか彼のことが気になってしまう。理由は―――分からないけれど。

「坂木勇太・・・」

 同じクラスの男子。図書室でたまたま目に入って、惹かれた。なぜだろう。彼から目が離せなかった。気づけば、ずっと彼のことを、目で追っていた。自分でも分からないほど彼に興味があった。

「坂木勇太・・・」

 彼は私と同じで独りぼっちだ。声は聞いたことがない。いつか聞きたい。彼の声を。ちゃんと聞きたい。

「坂木勇太・・・」

 彼に明日も会いたい。彼とずっと一緒にいたい。何も知らないのに。姿しか見たことがないのに、でも、一緒にいたい。話しかけてほしい。

「坂木勇太・・・」

 今日も彼のことを夢見るだろう。明日も彼のことを目で追うだろう。

 明日になったら、彼のことを想う気持ちももっと強くなるだろう。

 


Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.12 )
日時: 2019/09/14 16:38
名前: 京都花漣澪

12 夜ご飯



「ほ、本当に泊まるの?」
「そうだよ!さっきも言ったじゃん」
 彩が俺の家に泊まることになってから、10分後。早くも不安が出てきた。
「嫌なの?」
「嫌じゃないけど・・・、恥ずかしいだろ・・・」
 今まで、誰かを自分の家に泊めたことがないどころか、呼んだことともないのだ。同性ならともかく、異性となれば、恥ずかしいに決まっている。つい昨日までぼっち生活を満喫していたんだぞ?
「えー、恥ずかしい?」
「恥ずかしいよ!リア充には分かんないかもしれないけどさ・・・」
 逆に恥ずかしくない人が不思議だ。女子と二人きりだなんてさ・・・、今でさえドキドキしてるのに泊まるんだよ?ドキドキして、恥ずかしいよ!しかも、学園一の美少女様だし。
「じゃあ彩は、男子を泊めたことあるの?」
「遊んだことならいっぱいあるけどね。家に泊めたことはないよ」
「だよねー」
 この状況おかしいぞ。美少女様が俺に家にいることからおかしい。
「普通は恋人くらいしか家に泊めないんじゃねぇの?友達でも異性だと恥ずかしいじゃん」
「こ、恋人っ。いないから分かんないけど」
 彩が彼氏なしって言った!好きな人はいるのかな?じゃ、じゃない。そうじゃない。彼氏なしで嬉しいって訳じゃないし。そんな訳ないし。
「ま、まぁ、私は大丈夫だからっ!夜ご飯作ろうよ」
「いいけど・・・、俺料理作れないしなぁ・・・」
 一回作ってみたんだけど、まずすぎて、もうあんまり作ってない。
「私、料理できるから、大丈夫だよ」
 おー、流石学園一の美少女様。料理までできるのか。
「じゃあ、お願いするよ」
「ふ、二人で買い物に行こうよっ!」
「い、いいけど・・・」
 めっちゃドキドキするんだけど・・・。



 1時間後



「じゃあ、開始ーーーーっ!」
 チャーハンを作ることにした。余談だが、彩には朱莉が着ていたエプロンを渡した。ちなににすごい可愛い。朱莉も似合っていたが、彩も似合っている。エプロン姿もいいなぁー❤。
「道具借りるよー!」
「はーい、好きに使っといて」
 俺が言うと、彩は道具を出していく。慣れてる感じだな。ちなみに料理していることろも可愛い❤。
 彩は、野菜を切ったり、フライパンで焼いたり、手早く、こなしていく。
「勇太くーん。もうすぐ完成するから!」
「はーい!」
 やっぱり笑顔が可愛い。って可愛いって言いすぎだ。自分でも気持ち悪いと思うが、まぁ本当なのでいいだろう。可愛い❤。
 チャーハンのいい匂いがしてきた。すごく美味しそうだ。ちなみに俺はソファに座って待っている。手伝ったら、逆になんか悪いし。
「出来たよ!」
「、今行く!」
 見事な出来栄えだった。プロの専業主婦並みの腕前だろって言いたくなるくらいには上手だ。
 彩は、お皿を並べてくれたり、準備を一人でやってくれた。
 その姿も可愛い(⋈◍>◡<◍)。✧♡!
「勇太くん、どうかな?」
「うーん、見た目だけでも素晴らしい!合格」
「ありがとう!」
 勝手に合格とか言っちゃったが、喜んでいるのでいいか。
「食べよう」
「そうだな」
 椅子に腰かけ、手を合わせる。
「「いただきます」」
 チャーハンの味は・・・、めちゃくちゃ美味しい。亡くなった、母さんのチャーハンの味と似てるなぁ・・・。
「どう?美味しい?」
「すごく美味しいです」
 料理も上手だなー、彩は。
「えへへ、ありがとう」
 照れた姿も可愛い❤。
「そ、そういえば」
 と、彩が言う。俺は、飲んでいたお茶のコップをテーブルに置く。
「どうした?」

「こ、こういうのって、あーんとかするのかな・・・」

 多分、お茶を飲んでいたら、噴き出していただろう。
「な、何言ってんの・・・」
 顔が赤くなる。意味は分かってるよね・・・。当然・・・。

「あーんとか・・・、な、なんでもないっ!」

 顔を赤くして言う彩。恥ずかしさに気が付いたか。
「恋人しかやんないんじゃないの、それ」
 あーんだなんて、友達ともやらないだろう。やったら、やられたら死ぬくらい恥ずかしいぞ。
「こ、恋人しか・・・」
「そうだろ、友達じゃやんないだろ」
「だよね・・・」
 すると彩は大きな声で言った。

「勇太くん!い、いまだけ恋人のふりをしよう?」

「は?」
 恋人のふり・・・。

「ええええええええええええええええええええええええええっ」

 彩、何言ってんの!?



Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.13 )
日時: 2019/09/14 16:54
名前: 京都花漣澪

13 恋人のふり


「な、何言ってんの!?恋人のふりって・・・」
「恋人のふりをしようってこと・・・」
 顔を赤くして言う彩。落ちた箸を拾いながら、俺は考える。
 恋人のふりだぞ・・・?彩は何を言ってるんだ?ほ、本気なのか・・・?

「勇太くん、嫌だったらいいの。私は、私はそういうことがしたいの。どんなものか、知りたいから・・・」

 嫌では無い。嫌じゃない。俺だって、なんか恋愛小説みたいな、恋人のふりをしてみたい。だけど・・・。彩とだよ?学園一の美少女様と恋人のふりだよ。チャンスだが、恥ずかしくて言えない!っていうか彩がなんでこんなことを言うの?どうすればいい・・・。
「ごめん。今の忘れて。冗談だから」
「え・・・、そう」
 嘘だ。冗談だったらそんな悲しそうな・・・、重い顔をしない。
 
 なんだかそれが、もやもやするんだよ・・・。

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.14 )
日時: 2019/09/15 14:51
名前: 京都花漣澪

14 喧嘩


「・・・」
 それからは沈黙が続いた。何となく重い雰囲気になってしまって、話すことがない。互いに黙ったまま、ご飯を食べる。気まずいな・・・。どうすればいいんだろう。
「勇太くん、お皿は置いといていいから。洗うのも私がやるよ」
「あ、ああ。任せた」
 俺は食べ終えると、テーブルを離れ、ソファに座った。折角彩が来たんだから、最後まで楽しければ良かったんだけどなぁ。学園一の美少女様とは上手くいかないよな・・・。
「勇太くん・・・。さっきのは忘れて。ただの冗談だから」
「・・・そうか」
 絶対忘れることなんか出来ない。あんなこと言われて、忘れる訳ないじゃん。
「勇太くんっ!もうすぐ終わりそうだから、遊ぼう!」
 水が流れる音がした。もうすぐ終わるのだろう。けれど・・・。
「彩」
「何?」
 俺の声は多分重かったと思う。女の子にこんな声、しちゃいけないと思う。折角学園一の美少女様が自分の家に泊まってくれるんだから、嬉しいはずなのに、でも・・・。

「やっぱり帰ってくれ。今日は、無理だ」

 これ言うのに、度胸いるなぁ。だって、学園一の美少女様、彩に言うんだから。けれど後悔しないと思う。

「今日は・・・、そんな気分じゃないから。ごめんね、彩、今日はもう帰ってくれ」

 やっぱり俺なんかにラブコメだなんておかしい。似合うはずがない。

「勇太くん・・・」

 彩が嫌いとかそんなんじゃないけど、俺にはリア充との差がある。こんな状況耐えられない。

「私が悪かった。冗談であんなこと言って・・・。ごめん。私は勇太くんの家に泊まりたいよ・・・」

 彩は悪くない。むしろ俺が悪いかもしれない。

「いいんだ。俺なんかと友達にならなくても、家に泊まらなくてもいいんだ!」

 こんな選択しか出来ない。でも、迷惑かけたりするのは悪い。俺なんかじゃなくていいんだよ。

「私は、私は勇太くんじゃなきゃ嫌なの!だから」
「断る」
「・・・なんでよ!どうしてよ!勇太くんいいって言ったじゃん!ならどうして!」
「俺が彩と一緒だなんて無理だ。まだ俺はそんな勇気は持ってないから」
「いいってば!そんなの関係ないから!勇太くん、私―――」
「帰れ!さっさと帰れ!」
 こんなに彩に冷たく出来るだなんて思ってなかったけど、これしかない。

「分かったよ!私もう帰るからっ・・・」

 彩はそう言い、鞄を持つと帰って行った。泣いているように見えたのは気のせいか。違う。俺が泣かせたんだ。

「もう彩とは話さないかもな・・」

 俺は最低な男だ。こんなビッグチャンスを無駄にして、何がしたいんだろう。自分でも分からない。分かっていることは・・・。


 俺の青春ラブコメはあっけなく終わったということだ。

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.15 )
日時: 2019/09/15 14:50
名前: 京都花漣澪

 閲覧数100超えました!皆様が読んでくださったおかげです。ありがとうございます!感想とかあったら自由に書いて下さい。宜しくお願い致します。

15 図書室


 もう夏になるな。夏休みが楽しみだ。
 あれから一週間が経った。彩とはもう話していない。結局何だったんだろうか。俺は元のぼっちライフを満喫していた。やっぱりぼっちの方が落ち着く・・・。
 今日は図書室に来ていた。あまり生徒がいないから、ぼっちにとっては、天国。
 何を読もうかな。そう思って、取り敢えず歩いていると、ある生徒に目が行った。

 水品理沙。学園一のクール美人。
 長く、さらさらした黒髪に、美しい白い肌。
 いつも図書室にいて、本を読む姿は絵になる。
 美少女というか、大人な感じのする、美人という方が近く、可愛いというより綺麗だ。
 クールな感じを兼ね備えているが、胸は大きく彩と同じくらいか、少し大きいか。クラスの男子によると、水着姿はセクシーだとか。
 成績優秀で、テストでは学年トップ三に毎回入るくらい。
 スポーツも、学年女子彩に続く二位。
 とても俺と同じ高校二年生とは思えない。
 俺と同じクラスで、クールとセクシーが重なった完璧美人。
 ミス浅木では六位くらいだったか。

 図書室にいて、いい意味で浮いている。別次元の人というか、近寄りがたい感じなのだ。

 目が合ってしまった。水品理沙と、目が合ってしまった。
 水品理沙は俺のことを何十秒か見つめ、本を閉じて立ち上がった。
 なんかドキドキした。俺のタイプは清楚な美人だからな・・・。
 水品理沙は俺の方へと向かって来る。金縛りにあったように動けない。
 ついに水品理沙は俺の前に経った。身長が高い。彩も高いが、更に数センチ高い。

「あなた坂木勇太よね・・・」

 氷のごとく冷たく、でも美しいその声は俺の心に響く。
 水品理沙の声を初めて聞いた。
 というかなんで水品理沙が俺の名前知ってんの?同じクラスだからか・・・。
「さ、坂木勇太ですけど・・・」
 上ずった声になってしまった。彩に話しかけられた時よりも緊張する。
「そうよね。あなた私のこと見ていたけれど、どうしたの?」
「えっ・・・。いや、たまたま―――」
「そうなの?私に興味があるんじゃないの?」
 ええぇ?
「え、別に、そういう訳じゃないですけど・・・」
 やばい、絶対に見惚れてたなんて言えない。

「あなたは違うのね。けれど私は、あなたに興味があるのよ」

「ええ?どういう、意味ですか・・・?」

 





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