コメディ・ライト小説(新)

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ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。
日時: 2019/09/11 16:17
名前: 京都花漣澪

0 登場人物紹介

 どうも。京都花漣澪きょうとかれんれいです。今回コメディ・ライト小説(新)ので、新シリーズを書きます。ジャンルは恋愛です。出来るだけ投稿ペースを上げていきたいと思います!ぜひ、続きも読んで下さい!今回は、登場人物紹介をします!

坂木勇太さかきゆうた
高校二年生。主人公。ぼっち。
 

朝霞彩あさかあや
高校二年生。学園一の美少女。
 

水品理沙みずしなりさ
高校二年生。クール系美少女。

坂木朱莉さかきあかり
中学三年生。勇太の妹で、女優&モデル。


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Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.27 )
日時: 2019/12/03 16:38
名前: 京都花漣澪

27 百合結奈の妄想


「はぁー!坂木くんかっこいいなぁ」
 私、百合結奈です。つい昨日、文芸部に来た同学年の男子・・・坂木勇太くんに一目惚れしてしまいました!恥かしい!ですが・・・彼はめちゃくちゃイケメンでかっこいいんです。普通の女の子には分からないかもしれません。世間一般でいうイケメンとはちょっと違うのです。でも、イケメンです。異論は認めません。
「私のことどう思ってるのかなぁ」
 自己紹介しただけです。覚えてるのでしょうか?不安ですね。彼も私に一目惚れ・・・とか。あるかな?・・・ないですよね。しかも理沙ちゃんも坂木くんのこと好きっぽいです。ライバルかな。なんか激しそうです。
「うふふ・・・」
 当然24話は坂木くん視点で妄想してみた話です。本当にキスなんかしたら・・・。
「きゃぁー!」
 まぁ私、百合結奈は。高校二年生になって、ようやく好きな人ができました。


 

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.28 )
日時: 2019/12/06 15:57
名前: 京都花漣澪

28 井上由香里はこう思っている


「ゆ、結奈先輩、坂木勇太のこと好きだ・・・」
 わたしは、気づいてしまった。結奈先輩が・・・坂木勇太のことを好きだなんて・・・!
「まじかっ・・・」
 あれは絶対に一目惚れだ。間違いない。恋愛経験全くの0の結奈先輩。・・・初恋なんだ。初恋だ!この年で。というか・・・坂木勇太ってモテんの?理沙先輩も好きだし。別にイケメンじゃないし。なんなの?でもモテるの。
 理沙先輩と結奈先輩が同じ人を好きになってしまった。これって・・・。
 恋のライバルじゃん!ライバルだ、二人って!
 なんだこの少女漫画みたいな展開!坂木勇太はどちらを選ぶ?・・・いや、新たなヒロイン登場?なんなんだこれ!めっちゃ見てる方も面白いぞ!
 どうなる、どうなるんだ?よ、予想がつかないな。坂木勇太は誰の手に————?
「そ、そう言えば・・・」
 わたしは、知っている。恋愛眼(なんだそれ?)が鋭いわたしは、知っている・・・。
 あの、学園のアイドル朝霞彩も・・・坂木勇太が好きなのだ。これ絶対。見たから――。
 朝霞彩が、坂木勇太を見つめている姿を。
 これは、絶対、学園一の美少女様、朝霞彩は、坂木勇太の、ことが、好き、なのだ。
 つまり—————朝霞彩と理沙先輩と結奈先輩の、恋愛戦が、始まったということ。
「ふふふふ・・・あ、あはは・・・」
 考えれば考えるほど—――面白い!
 わたしは部室からひっそりと抜け出してきたことも忘れ、にやにやが止まらなかったのだ。

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.29 )
日時: 2019/12/08 15:10
名前: 京都花漣澪

29 学園一の美少女様の降臨



「どうしようか・・・」
 俺は悩んでいた。人生で一番悩んでいるかもしれない。それほど重要なことなのだ。人生で一番(ではないけれど)、俺自身、めちゃくちゃ悩んでいる。
 文芸部に入るか、入らないか・・・。
 水品さんに誘われたんだから、入るべきなのかもしれない。・・・しかも、文芸部は美少女だらけなのだ。ハ、ハーレム学園生活を送れるのだ。最高だ。
 り、リア充になれるのかもしれないし?俺はぼっちだが、最近・・・悔しいが、リア充に憧れてきている。
 そして最近、美少女と話すことが多いし。あれ、俺ってもうリア充?
 で、でも。まだぼっち世界にいるのだ。ぼっちから抜け出すためにも、入った方がいいのか?うん。絶対入部した方がいい。でもなぁ・・・、なんか、男一人っていうのは寂しいなぁ。
 で、まだ断れない理由があるわけで。折角ぼっちで地味な俺を誘ってくれたんだし、水品さんと井上由香里さんは、怒らせたら凄い怖そうだし・・・。まぁ、仮入部でもいいんだけど。でも、あんまり興味ないしな。でも・・・。
 そんなことを考えながら、弁当を食べる。ああ、やっぱりぼっちっていいな。一生ぼっちでいたいわ。でも、彼女できないな。欲しいな・・・。(悲しい)
 や、やっぱり彼女作るために入部するか!それがいいのか!
 俺は唐揚げを口に入れる。彼女がいたら、あーんして貰えるのか。そして俺もあーんを・・・。
「悲しくなってきたな!」
 こんなことを考えるのをやめよう。
 虚しい。
 悲しい。
 哀れだ。
「ごちそうさま・・・」
 なんだか気分が上がらない。皆と食べたら騒いではしゃげるのかなぁ。
 答えてくれよ、弁当箱くん。
 いや、弁当箱に答えを求めるとか、重症かな、俺。
 なんで、ぼっちとリア充があるのだろう?
「そこからか・・・」
 答えが分からない、見つからない。どうするんだ、俺。
 と、クラスが少しざわついているのに気が付いた。・・・何故だろう。
「おい、学園一の美少女様がいるぞ」
「なんで朝霞さんが教室の前にいるの?」
「な、なんかあったのかな・・・。か、彼氏を待ってるとか・・・?」
 彩が教室の前にいた・・・。そして、はっきりと目が合った。
「・・・っ!」
 どうして、彩がいるんだ?
 彩が教室の中に入ると、クラスがしんと静まり返る。彩の足音だけが教室に響く。その音は、近づく。
 俺に向かって歩いていることに気づき、クラス中がまたざわつく。
「おい、朝霞さんが坂木の方へ・・・」
「どうしてだ?接点なんて、ないだろ?」
 そして、俺の前に立った。
「勇太くん」
 あの時と同じ顔、声だ。相変わらず本当に美少女様だ。

 俺は、彼女に何を言われるんだ?

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.30 )
日時: 2019/12/10 17:05
名前: 京都花漣澪

30 衝突 



「勇太くん」
 彩は言った。騒がしさが、止まる。一瞬にして静かになった。彼女は、何を考えているのか。俺には分からない。暫く、沈黙が続く。誰も喋らない。静かだ。この教室で、こんなに静かになったのは、きっと初めてだ。見つめ合う。彩の目は真剣だった。
「久し振りだね」
 やがて彩が沈黙を破った。確かに、久し振りだ。こんな時、俺はなんて答えればいいのだろう。
「・・・そうだね」
 しっかりと彩の目を見て言った。これが正しい答えなのかは知らないが、間違ってはないだろう。これで、いいはずだ。
「なんなの、彩」
 異様に静かだ。俺の声が、クラス中に聞こえる。皆は、黙って俺達を見ていた。
「勇太くん、私のこと避けてた?」
「・・・別に、避けてないよ」
 関わろうとはしなかったけれど。
「避けてたじゃん」
「・・・避けてない」
 俺は彩に関わらなければ良かった。もう、この関係を終わりにしてしまいたい。
「酷いよ・・・避けてたよ・・・!」
 彩の声は震えていた。それくらい、傷ついていたのかもしれない。だけど。
「避けてはないよ。でも、関わろうとはしなかったけど」
 出来れば、いや、関わりたくなかった。でも、彩を俺の家に連れたことは確かだ。でも・・・その選択も間違っていたんだな。そうしなければ良かった。
「・・・なんで、関わんなかったの・・・」
 悲痛な声が聞こえた。もしも、嫌な思いをさせたのなら謝らなくてはならない。
「彩だって、俺と話すのは嫌だったでしょ」
「嫌じゃないよ。嫌じゃないから話しかけたのに。・・・勇太くん、私は嫌じゃない・・・!嫌じゃないの。だから・・・」
 気付いた。今気付いた。もっと早く気付くべきだったのに。
「・・・俺は、嫌だ」
 俺は、学園一の美少女様と話すのが苦手だったんだ。前はどうだったかは分からないけど。
「酷い・・・」
 本当に俺は酷いな。彩は善意で俺に声を掛けてくれたのに。
「そうだね。・・・俺は酷いよ。でも・・・なんで俺に声を掛けたの?」
 「坂木くんっ」って。彩の声が蘇る。そう言ってくれたのは、何故だったのか。
「・・・仲良く、なりたかったの!・・・気づいてよ」
 気付いている、といえば気付いていた。もしかしたら俺に好意を抱いているんじゃないか、と思ったことはあるが、学園一の美少女様に限ってそれはないと思っていた。でも・・・そうだったんだ。
「そうだったのなら、応えられない」
 断る必要は無かった。過去の俺なら喜んでいたかもしれない。
「最低――――っ!」
 バンッ!と彩が俺の机を叩いた。彩は、涙目で俺を睨んでいた。
 皆が、唖然としている。俺は、何をすればいいのだろう。
 キーーーッ。
 椅子の音がした。すると、水品さんが立っていた。そして、俺の方を見た。
 なんで、水品さん―――。
 そして、俺の方へ駆け寄ると、俺の腕を掴んだ。
「坂木くん」
 目が合った。綺麗だな、水品さんも。
「ゆ、勇太くんっ!み、水品さん何して―――」
 そして水品さんは、何も言わずに俺の腕を掴んだまま、走り出した。
「坂木くん、来て」
 そして、教室を出た。・・・俺は抵抗しなかった。
 

Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.31 )
日時: 2019/12/14 15:00
名前: 京都花漣澪

30 水品さんに✖✖された

わーい、31話目です。これからも読んで下さいね!


 俺と水品さんは、屋上へ続く階段へ来た。すると、水品さんに見つめられていることに気が付いた。
「あ、ありがとうございます・・・」
 礼を言うと、水品さんは微笑みを見せた。
「いいのよ。・・・それより、さっきの朝霞さんとの会話、どういうこと?」
「え・・・」
 水品さんは表情こそ柔らかいが、目が笑っていない。ちょっと怖い。うん、親にエロ本持っているのがばれた時みたいだ。俺はないけど。・・・いや、ないですよ。
「えっとですね・・・」
 なんて言えばいいんだろうか。困るな。
「もしかして、朝霞さんが坂木くんの家に行ったとか?」
「はい・・・」
「ええ、そうよね」
 き、気まずい。浮気がばれた時みたいだ。俺はそもそも彼女がいたこともないけど。(悲しい)
「坂木くん・・・私大体分かったわ」
「そ、そうですか・・・」
 気まずすぎる。
「ねぇ、これからどうするの?」
「これから・・・は、考えてないですね」
 指摘されたが、そうだった。これから俺はどうするのだ。彩とは、どう接していくのか。
「なら、坂木くん・・・」
 水品さんは、さっきの怖い顔とは違い、妖しげな笑みを浮かべている。色気が漂う男を誘惑する表情。
「なん、ですか・・・」
 思い切って聞いてみることにするが、嫌な予感しかしない。

「私と・・・恋人になってみる・・・?」

 俺は告白された。人生初の。

「恋人ですか・・・?」
「ええ、恋人よ」
 俺は冷静にそう返すことができた。水品さんは、にやにやしている。

「俺のこと、好きなんですか・・・?」

「ええ、好きよ。私は坂木くんが好き」

 はっきりと、そう言ったんだ、水品さんは。だから俺は。

「恋人のふりでもいいなら、いいですよ」

 と言った。すると、水品さんは少し考えた後、こう言った。

「じゃあ、これから恋人のふり、よろしくね」

 刹那、俺の唇に水品さんの唇が重なった。
「・・・」
 人生初のキスは、水品さんに奪われた。



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