ダーク・ファンタジー小説

『永遠の生、瞬間の死』7話更新
日時: 2015/01/05 23:59
名前: 青

どうも、この掲示板での投稿は初めてになります。青(あお)です。中一男子/女子。

感想など軽い雑談okです!コメントいただいたら返して行きます。ていうか感想ください。

さて、紹介はこのくらいにしておきましょう。小説へどうぞ!


※この小説は、題名の通り、生と死を題材にしており、著者独特の死生感があります

※若干ファンタジーです

※今から1000年後ぐらいで、日本はちょっと平安時代に戻った文化を主としています。

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Re: 『永遠の生、瞬間の死』軽グロ有 ( No.4 )
日時: 2015/01/04 11:00
名前: 青

◎一回書いたのに消えた…orz



第4話#ノイズに溺れ


遠い何処かで、あの男の声がする。あいつの声は“いつも”どこか嫌味を含んでいる。

それがうざったくて、私はノイズの中に潜った。その方が楽だ。

ぼうっとしていると、目の前に少女がどこからともなく現れた。

_これは、昔の私だ。

まだまだ可愛い背丈。今は170もあるが。
薄い桃色の大きな瞳。右目は長く伸ばされた前髪で見えない。そして前髪のその部分は、局地的に青く染まっている。それ以外は白なのにな。

この前髪をこんな風にしたのは両親だ。
遠い昔、私の祖先を代々遡ると、“天羽月冴”という人が居たらしい。

月冴さんは、殺し屋である義父に育てられていて、驚異的で狂気的なまでの殺人の才能を持っていたそうだ。

たまに殺人欲を押さえられない_ということもあったらしく、大変だった。

しかし、“色摩真生”さんに出会い、精神的な支えを作ったので、収まったらしい。

その色摩真生さんはとても優しい人だったそう。
そのことから私は真生と名付けられたけど、大違いだと思う。

で、その月冴さんの才能が覚醒遺伝して、私に。そういうことらしい。

どうも私は右目を開いたとき、殺人欲が高まるようで、前髪で覆ったのだと。

_けどある日、村人に襲われて、其のときに、前髪を切られてしまって。

何人殺しただろう。軽く100は回ったと思う。

10歳にして多くの殺人を犯した私。そのままどこかへ逃げ回って。
その先々で人を殺して。

確かそうだった。気が狂れていたから確かじゃないけど。

だんだんあの男の声が近くなる。嫌だ。会いたくない。もう少しだけ_



第4話#ノイズに溺れEND

Re: 『永遠の生、瞬間の死』第5話更新 ( No.5 )
日時: 2015/01/04 21:18
名前: 青

第5話#赤色の近衛兵


また…小さい頃の事を思い出した。

一番近くて、心を許していた人の事を。


確か、あなたは足が速くて、それを追いかけ回していた私も、自然と速くなった。

そして私の近衛兵だった。私のことを真生さんと読んで、いつもくっついてきてくれた。いつも見るのは背中。

楽しい話を聞かせてくれた。私の知識源はあなただった。今でも感謝している。

私は嫌われていて、恐れられていた。だから、よく村人が襲ってきた。けれど、あなたは私を守ってくれた。

あなたは傷だらけ。
私は掠り傷ひとつない。

あなたは護衛するとき、一度も刀を抜かなかった。切られてばかりだった。相手を傷つけることは無かった。

それはあなたの体の回復力が、私の殺傷力に並べて異常だから。血は吹き出していたし、少々グロテスクだったけど。

だけど、あなたの母親が死んだその日、あなたは気が動転してどこかに走り去ってしまった。

あなたが目を離した間、私は前髪を切られた。

あなたにはそれから会わなかったけど、帰ってきたときには血の海だっただろうね。


無かったことにしていた記憶が甦ってくる。

意識が戻ってくる。ノイズが薄れていく。



『やあ、覚めたようだね』

「…」

『いきなり倒れるんだもの、ビックリしたよ、“真生さん”』

「…!」

『しっかし、君も全然変わっていないね。でも少し男らしいんじゃない?僕は可愛かった昔の君が好きだったな』

「…」

『どう?そろそろ思い出した?』

「あんた…近衛兵の_」

『_の?』

「月冴」

大正解!と茶化すように目の前の男が言う。そんなところは変わっていないな、と思う。


第5話#赤色の近衛兵END

『永遠の生、瞬間の死』第5話更新 ( No.6 )
日時: 2015/01/04 21:30
名前: 青

◎読めないかも漢字

月冴/つかさ【人名。】

覚醒遺伝/かくせいいでん【父母から子ではなく、祖父母やもっと前の代から、孫などに遺伝すること。】

近衛/このえ【護衛する対象の一番近くにいる兵。常について回る。】

続けて読んでくれてる人なんているんだろうか。しくしく。

Re: 『永遠の生、瞬間の死』5話更新 ( No.7 )
日時: 2015/01/05 13:28
名前: 青
参照: (´=∀=`)1/6から更新スピード落ちるので今、量産します

第6話#対称な僕ら



「…月冴兄もかわってないね」

『懐かしいな、その呼び方は』

なんだか重い沈黙だった。それに耐えかねた月冴兄がキッチンへ早足で歩く。一つ一つの動作に、懐かしさを覚える。なんでか泣きそうになった。
そんな自分の意味が解らなくて、嫌だ。

『紅茶』

「どうも」

『…それで、何の話だっけ』

「解ってる癖に」

『_やっぱり?ばれる?』

「それでどうなの?」

『僕はここを動く気はないよ』

「…」

『何か言いたいことがあるの?言いがたいことかい?』

「…そうだよ、凄い言いがたい」

月冴兄がおもむろに紅茶をすする。広いこの建物に、カップを置く音が響く。気持ち悪いくらいに。

『君が言い出せるように、少し話をするよ』

「ありがとう」

『君が居なくなってからの話なんだけどね』



第6話#対称な僕らEND

Re: 『永遠の生、瞬間の死』5話更新 ( No.8 )
日時: 2015/01/05 23:53
名前: 青
参照: (´・д・`)見てくれている方いましたらコメント下さい

第7話#漆黒の近衛兵



母上は、僕を献身的に支えてくれていた存在だったから、それだけに悲しみが大きかった。

近くの、ただただ水溜まりを大きくしただけのような池の前に僕は立ち尽くした。

池の中に、鯉がいた。死んでて、浮いていた。僕はただ、汚いものにしか見えなかった。

_死んでるか…

_!真生さん!真生さんはどうした!

僕は自分のことに必死になって、守らなくてはいけない、僕のもうひとつの支えである真生さんのことをすっぽかしていた。

もしあなたまでいなくなってしまったら僕は_!

僕を情景で描写しているように、空が僕を煽っているように、それまで気にも留まらないほどの微量だった雨が、急に刺さるような激しい雨に変わった。


「はぁっ…はあっ…」

居ない?

真生さんがいつもいて、僕もいつもいる。二人の部屋にあなたはいない!

もう、手遅れだと言うのか…?

_いや、違う。殺されてしまったというなら、血痕や遺体が残されるはずだ。ましてやこの部屋は絨毯。血が浸透したら、完全に拭い取ることは不可能だ。

僕はかなり大きな自信、確信を持って廊下の板を踏みしめた。

玄関に向かって歩き出すと、どこからともなく妙な音がする。

何の音だ?

短い周期で同じ様な音が延々と続いている。

不意に自分の足元を見る。目線が足を通り越して、また戻ってくる。

_脚が、震えているのか?僕が聞いていたあの妙な音は、僕の脚の音だったのか?

何を怖じ気づいているんだ。僕は早く真生さんを見つけて、守るんだよ。

どうやら、僕の心に体はついてきていないようだ。全く、困ったものだ。

_違うだろ?

自らの体から声がする。

_そう、違う。僕の体は本能的に恐怖を悟っているのだ。僕はそれを自分の良いように思い込みたいだけだ。

僕の体か悟った恐怖。恐らく、僕はあなたが死んでいるところなんて、見てしまっら最後、精神が崩壊して、どうにかなってしまうだろう。

ならば、覚悟をしよう。

例え、あなたが何処へいってしまったとしても僕は見つけだそう。もしもその行く先ががあの世だったとしても。

僕は何処までも、共に逝こう。



第7話#純白の近衛兵END

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