ダーク・ファンタジー小説

傍観少年
日時: 2015/01/23 16:16
名前: 夢輝

僕のクラスでは今、いじめが起きている。

僕は何もしない。

見てるだけ。

何でかって?

だって滑稽じゃないか。

人間って少し力を手に入れると

それを悪事に使うんだ。

加減ができなくなって時には命までとっちゃうんだ。

笑っちゃうよねぇ?

僕は、



『傍観少年』

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Re: 傍観少年 ( No.1 )
日時: 2015/01/23 16:28
名前: 夢輝

登場人物

芳井 奏太/ホウイ ソウタ(13)
男。この物語の主人公。

古里 響莉/コザト ヒビリ(13)
男。いじめられっ子。

白峰 拓人/シラネ タクト(13)
男。いじめの主格メンバーのトップ。

西尾 賢/ニシオ ケン(13)
男。いじめの主格メンバーの一人。

東野 凛斗/ヒガシノ リント(13)
男。いじめの主格メンバーの一人。

北河 圭佑/キタガワ ケイスケ(13)
男。いじめの主格メンバーの一人。

南田 紅葉/ナンダ クレハ(13)
女。拓人のガールフレンド。 

Re: 傍観少年 ( No.2 )
日時: 2015/01/23 17:03
名前: 夢輝

〜1話・クラスの日常〜
響莉side
「あっれぇ〜?また来ちゃったんでちゅか〜ビビリくぅん〜?」
「・・・。」
ああ。またコイツと会ってしまった。
白峰拓人。
同じクラスなのだから合うのは必然なのだけれど。
「喋れないんでちゅかぁ〜?本ばっかり読んでるとバカになりまちゅよぉ〜」
バッと僕の読んでいた文庫本を白峰が奪った。
「返して。」
僕がそう言うと「返してぇ〜」と白峰の取り巻きの西尾が女の様な声音
で僕の言ったことをマネした。
「返して。」
僕がもう一度言うと、ヒョイと本を僕の顔の目の前に差し出した。
僕が頭にハテナマークを浮かべていると白峰が口を開いた。
「そんなに返して欲しけりゃこーしてやるよッ!」
鈍い音と共に僕と文庫本は僕の机の方に飛ばされた。
白峰が文庫本ごと僕を蹴ったのだ。
僕はヨロヨロと顔を上げてみると白峰とその取り巻き達は僕の方を見てケタケタと笑っていた。
「おい、ビビリィ・・・お前さっき俺に向かって返せとか言ったよなぁ?」
僕は返せではなく返してと言っただけだったがコクリと頷いた。
「だよなぁ。じゃ、こうだッ!」
「グッ・・・」
胃の中身を吐き出しそうになる程の激痛が体中を走った。
白峰は僕が教室の床に横たわっているのをいいことに僕の腹を思い切り踏んづけやがったからだ。
いつも攻撃されそうになると体にグッと力を込めて防御している。
白峰はそれを知った上で僕に不意打ちを仕掛けたのだ。
僕は激痛のあまり腹を抱えてうずくまり、顔をしかめている。
白峰達は授業をサボるのだろう。
どこかに去ってしまった。
ああカッコ悪い。
恥さらしだ。
神様なんていないんだろ!
神様とか言う奴!
いたら白峰達をブッ殺してみやがれ!
そしたらお前を認めてやる!
神様なんていないんだろ!!!

Re: 傍観少年 ( No.3 )
日時: 2015/01/23 17:53
名前: 夢輝

〜2話・救いの手〜
奏太side
あーあ。
また虐められてるよ。古里響莉君。
傍観してるのも楽しいけど、かわいそー。
あ、同情はしてないよ?
ご愁傷様ですって感じ。
だって僕は傍観者。
物語を紡いでいく人間じゃなくて物語を楽しむ人間だから。
そういう意味ではあんなに暗い古里君だってドロドロしてる白峰君達だって光側の人間なんだ。
ならば僕は影の人間かな?
でも、影も影なりに物語を修正しようかなって思ってる。
だって作家さんだってもっと面白いストーリーを思いついたらちょっと修正するでしょ。
僕的には古里君がいじめられっ子のまま中学校生活を送ったってよかったんだけど。
白峰君達にトップと底辺が逆転する絶望を味あわせるのもいいかなって。
だから僕は物語を修正する。
『救いの手』によって。
古里君の復讐によったバッドエンドの物語を。

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