ダーク・ファンタジー小説

幼き心のひと雫【更新再開】
日時: 2019/03/10 08:13
名前: 月兎

簡単ではありますが、あらすじを紹介します!!

小学五年生の葉子(ようこ)は3年前に殺人事件で母親を亡くし、

父親と二人暮らし。それまでは幸せに暮らしていた。

が、葉子の身に怪異が襲う!!

そこに現れたのは……

こんなあらすじとなっています。

次に登場人物の紹介をします!!

・月森 葉子(つきもり ようこ)…小学五年生の女の子。3年前に母親を亡くした。
・霜田 瑠璃香(しもだ るりか)…図書館で知り合った。オカルト女子。

更新ペース

亀の歩くスピードよりも遅い







目次(完結した章のみ)

序章(第1章)〜忍び寄る怪異〜 >>01-19

第2章 〜光と影〜 >>20-35

第3章 〜明かされた真実〜 >>36-48
その他
・第三章…グロ注意!!
・この小説はいつになったら完結するのでしょうか……

お知らせ
・とくにないと思う

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: 幼き心のひと雫 ( No.1 )
日時: 2017/01/28 08:56
名前: 月兎

序章〜忍び寄る怪異〜













「………」私は黙ったままだった。「葉子、顔色が悪いぞ。どうかしたのか?」
「………」ある出来事以来、私は父に心を閉ざしたままだ。「別に……パパになんか関係ないでしょ……」「どうしてだよ…パパはお前を心配して言っているんだぞ?」……嘘だ。嘘に決まっている。パパがそんな事思う訳ない……だって…













~パパがママを殺したから~



「その話、ホントなの?」「うん。ホント。」静香はきっと驚いているだろう……殺したなんて思っている訳ないから……「最近元気ないね。どうしたの?」「えっあ、そう?」はぁ、どうしたんだろ私。「保健室にいけば?」
保健室にいけば先生がパパに連絡してパパに私の元気がないことがバレてしまうだろう。そうすればいつか私が例の事件について知っていることにパパが
気付き口封じをするだろう。「いいの。私の事は気にしないで……」
「私が心配性なの知ってるでしょ?だから、正直に言って?ね!!誰にも言わないから!!」「…しつこいよ……」「あ、ごめん!!でも不安な時はいつでも言ってね!!」「わかった。」

ープルルル……

「葉子、携帯なってるよ。」「あ!!ホントだ!!」

ピッ(携帯の操作音)


「もしもし?」
『あっ葉子?』
「どうかした?」
『明日図書館行かない?』
「いいよ!!」
『じゃ!!今から心霊サークルあるから!!』

ピッ

まったくもう……弓美(ゆみ)はマイペースなんだから……「あ!!今日塾あるんだった!!バイバイ!!」「…バイバイ。」家に帰りたくない……家に帰ったら…


ねぇママ!!おそとにでてもいい?
ダメよ。外に出たら雪で転んじゃうでしょ?
えー!!ちょっとだけ!!ね?いいでしょ?
ダーメ!!
え ー!!

4歳の時、勝手に外に出て雪で転んじゃったんだ。その時私は泣いちゃて……助けてくれたのはママだっけ?あの時は本当に嬉しかったな……でも、そのママはもうこの世にはいない……そしてそのママを天国送りしたのはパパだ……これからどうすればいいのだろうか……パパと2人で暮らしていくなんて…とてもできない。パパなんていなくていい。どこかへ行ってしまえばいい……きっと誰かが私を引き取ってくれるだろう……

~黄昏の帰り道、私は絶望を背負って歩いていた~

To be continue

Re: 幼き心のひと雫 ( No.2 )
日時: 2016/02/05 16:20
名前: 月兎

「葉子、おそーい!!」「あ、ごめーん!!」私は駅前で手を振っている弓美に向かって手を振り返した。「どうして遅れたん?私ずっと待っとったんよ?」相変わらず言葉がなまっている…「ちょっと寝坊しちゃって…」「ふーん…ま、いっか!!」……違う…本当は……そんなんじゃない……もっと恐ろしい事が……「どうしたん?顔真っ青やけど…」「ううん、なんでもない。ちょっと考え事してただけ…そ、それよりもほら…図書館いくんでしょ?」「そう……知ってるやろ?私の特殊能力…隠しても無駄やで…」弓美が本気になると怖い。別の意味で……




「図書館到着!!さてと…これからどうするか…」「え?決めてなかったの?」「う、うん…まぁ…ね……」「今から決めよっか!!」「そ…そんなぁ~」



行かなければ良かった……今考えるとそう思うけど……だって……誰も思わないよね……まさか、あんな事が起こるなんて………あの20分は悪夢だった……弓美……ごめん……私のせいで………



20分前……

「ねぇねぇ!!この街の七不思議って知ってる?」「何?それ…」
「@、星空小学校の廊下をむやみに走るとなぜかつまづいて頭から血を流して死んでしまう。A、階段の踊り場の鏡を44秒間見つめると、あっちの世界に引きずりこまれる。B、1年7組の名札をつけた目のない女の子に会うと目をくりぬかれてしまう。」
「ちょっと待って!!怖すぎるよ…それ……」「え…そう?じゃあ解説をす「もういいって!!」

キーンコーンカーンコーン……

(チャイムなんてあったっけ?)

『いまかラ、おにゴッコをはジメます……せいゲンジカンハ20ぷんです……オニのみナさんハ、せいゲンジカンイナイにターゲットをコロシテクダサイ……ターゲットは、月森 葉子、河野 弓美、霜田 瑠璃香の3人デス……ソレデハハジメマス……』

(……殺す?一体何がどうなってるの?)

コツ……………コツ…………コツ………コツ……

「誰か来てる……」「…え?どうすればいいの?」「どうするって……逃げるんだよ…」「ゆ、弓美は…どうするの?」「私かい?私はここで囮になるから葉子は先に逃げてて……」「え…でも……」「いいから早く!!!!」「う、うん…分かった……」

私は逃げて逃げて逃げまくった。でも……いくら待っても弓美は現れなかった……


キーンコーンカーンコーン……
『ミナサマにオニゴッコのシュウリョウをお伝えイタシマス。オニのものは スベテシンデクダサイ……』

(終わった……?)
私は最後に弓美としゃべった場所に行った……

「……弓美?どこに…いるの?いるんなら…返事して……」
でも、そこに生きている弓美の姿はなかった……そのかわり…1体の屍が転がっていた。
「弓美?……………弓美!」
そこには変わり果てた姿の弓美がいた……
私の目からとても冷たいものが流れ出した……
親友を失った想いと弓美を救えなかった想いだ……
その涙の味はほろ苦かった……
それと同時にめまいに襲われ、屍の横に倒れてしまった……




ふと、生暖かいものが額に触り私は目覚めた。
額に手を当て、自分の目で『それ』を確かめると……………
血だった……
………弓美がいない……


「気づいた?」「え?あなた…誰?」「もぉー……命の恩人になんてこと言うのさ……あたしの名前は霜田 瑠璃香(しもだ るりか)!!よろしく!!」「よ……よろしく……」「あんたの名前は?」「つ、月森 葉子……」「あたしねぇ…死体解剖してんの!!あんた、死んじゃってんのかと思ってさ……」「……ひっ!!死体……解剖?」「そだよ。こう見えてさ、あたし26歳だからね?」「そうなんだ……」「あんまりここに長居するのは良くないからね…一刻も早くここを出ないと…」



~絶望と希望…それは「死」と「生」でもある……希望を失った者は早くに死
んでしまう。弓美は友達のために鬼に立ち向かったが、本当にそうなのだ
ろうか…葉子と一緒に逃げる事は出来なかったのだろうか…~

To be continue

Re: 幼き心のひと雫 ( No.3 )
日時: 2016/02/13 22:14
名前: 月兎

「葉子って星空小?」「う、うん」「へぇー…あの学校、丑三つ時になると赤い服の女が[でる]って知ってる?」「ううん、知らない…けど…何?それ…」「40年以上前にこの学校で亡くなった女先生の霊だよ。今も自分が死んだ事に気づかず校舎内をさまよってる。もし女先生に見つかると……」「何?」「そのまま倒れて意識不明。原因は分からないよ。ただ……」「ただ?」「女先生に見つかって助かった人は一人もいない」「ひっ!!」「ああ、心配しなくていいよ。それと…女先生は青色のものが嫌いらしい。」「どうして?」「さぁ……知らない。それよりもさぁ…丑三つ時の学校、行ってみない?」「いっ……行きたくないよ……夜の学校……」「怖いの?」「そりゃそうだよ!!」「あちゃー…そうかー…残念だねー。」「だって…死ぬんでしょ?」「あたしについて来れば大丈夫だって!!」「本当かなー……」





8月8日午前1時40分星空小学校正門前……

「……本当にやるの?」「…………………………………………………………………………………」「?」「…………………………………………」「何かしゃべって?」「どしたの?」「いや、なんでも…」「じゃ、入ろ。」「………。」





つづく……

Re: 幼き心のひと雫 ( No.4 )
日時: 2016/02/14 08:38
名前: 月兎





ママはどうして死んじゃったの?
寿命が来たんだよ。
えーなんでー?
寿命はね、人それぞれ決まっているんだよ。
(嘘ばっかり…父さんなんか嫌いだ……本当は母さんは……銃撃戦に巻き込まれて死んだのに……旅行先で巻き込まれた……私が悪かったの?違うよね?本当は…本当は……)




月夜の中、私達は夜の学校を歩きまわった。結局【赤い服の女】は見つからなかった。でも、それで良かった。もし見つかると死んでしまうから…

「見つからなかったかー…」「いや、見つからない方がいいよね?」「実はあたし、あの女先生を見つけて成仏させてあげたかったんだ……」「え!?」「あの女先生、本当にかわいそうなんだ……。……学校側の不注意で起こった……あの先生ね、生前はすごく優しい先生で、その時代は学校でも普通に体罰があったの…それが、女先生はいくら生徒が悪いことをしても悲しそうな顔をして注意するだけだったの…その子の母親のような接し方だったよ…だから生徒たちはこれ以上先生を悲しませるのはいけないと思ってきちんと学校生活を送るようになったの…でも、ある日事件は起きた……それがかなり惨くてね…体育館の天井の電気、あるでしょ?アレが先生の頭に落ちてきてね…その時は体育をしていてね……大きな音がしてね…生徒たちが何事かと後ろを振り向くと……先生が大量出血を起こしていて……生徒たちはすぐに職員室に行って助けを呼んだの…先生が血まみれになってたおれてるって…教師はすぐには救急車を呼ばなかったんだ…なぜかって?その教師、『授業中』って言ったんだよ?信じられない…事件の大元となった電気は古いものだったみたい…しかもそれだけが…あとは全て新しいものだったよ…その後、事件は[事故]として扱われてしまったの…そのせいで女先生は死んでからも成仏できずに怨霊と化してしまったの……その後、夜の学校に女先生の霊が[でる]って学校中に噂が広まってしまったの……先生、すごく辛かっただろうね……みんなに怪談扱いされてたから…でも、女先生は夜現れて生徒を殺したりなんかしなかった…だって先生は生徒が好きだから……それで、当時事故扱いしてた先生たちは学校の屋上から飛び降りて自殺してる…女先生のしわざなんかじゃないよ…だって…あんなに優しい先生が人を殺すと思う?ただ、あの先生はまだ成仏できてなくて…学校中をさまよってるの…それもみんなには姿が見えない《かたち》で……だってみんなを怖がらせたくなかったから……たぶん今でもずっと…生徒たちを見守っているんだろうね……じゃ、帰ろうか……」「うん……」



~昔この学校で亡くなった女先生は今もこの学校のどこかで生徒たちを見守っている。怨霊は怨霊でも、怨念の強い者のみが人をおそう。最初はこの女先生も憎しみを持っていたが、その憎しみはいつしか優しさへと変わっていた。



Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


URL


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。