ダーク・ファンタジー小説

悪夢と現実
日時: 2016/12/11 13:20
名前: 臨

初めてでまだヒヨコ並の下手さですがどうぞ暖かい目で見てくれると嬉しいです!

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Re: 悪夢と現実 ( No.1 )
日時: 2016/12/11 13:30
名前: 臨

               ~登場人物紹介~
斎藤 高明(さいとう たかあき)
金髪に茶色の目。耳と唇にピアスが何個も付いてる。制服を何気に着こなしている。
一見チャラそうに見えるが実は極度の怖がり。

田中 幸太(たなか こうた)
髪も普通の黒髪に黒い目。制服も普通。
運動神経普通。勉強普通。全てが普通だが、性格はめんどくさがり。目の下にクマある。髪の所々ハネてる。

Re: 悪夢と現実 ( No.2 )
日時: 2016/12/11 13:39
名前: 臨

                   プロローグ
此処は....ああ、またあの夢か
僕があの"サイト"を見てから何時もこうだ....何時も"悪夢"にうなされる
僕は何も悪いことしてないのに。
ああ.....来た....今日も来た....嫌だ.....もう、痛いのは嫌だ....
誰か...誰か助けてくれ。この悪夢から僕を助けてくれ...

                      今日も伸ばした手は.....簡単に飲み込まれていった

Re: 悪夢と現実 ( No.3 )
日時: 2016/12/11 14:02
名前: 臨

第一章『有名なサイト』

キーンコーンカーンコーン
今日も1日終わりのチャイムがなる。
これでこの馬鹿みたいな所から解放されて家に帰れるのだ。
「よう!」
今日も来た。入学式の時、少し声をかけたらこの通り。
最初は髪も黒くて、おどおどした奴だったけど、いつの間にか髪も染めて...随分チャラくなったものだ。正直言って....ウザイ。
僕は一人が好きなのだ。
「何....今日も何かあるの?」
まあ、そんな奴に構ってる僕もお人好しなんだろうけど。
「そう!今日はあの有名なサイトを見ようとおもう!」
はあ、また馬鹿げたことを。
こいつビビりのくせしてそうゆう心霊系は見たがる奴なんだよな。
「有名なサイト?何それ...」
まあ、到底僕が知ってる訳もなく聞くと、彼はチッチッチと指を左右に動かす。
うん.....ウザイ!
「今の若者で有名なんだ。なんとマジのサイトらしいぞ。これで行方不明者が出てるって噂。」
行方不明...ね.......そういや、ニュースでやってたな。
「で、それを見ようと......一人でだと怖いから僕も一緒にって感じね。」
性格はチャラくても臆病な所は変わんない。
それが僕は少し嬉しい。
「怖くないし!ただ、お前何時もつまんなそうだから久しぶりにスリルを味会わせようと思ってな」
彼は自慢気にいう。素直じゃないな。
まあ、今日もこいつに付き合ってやるか。

                  僕はまだ気が付かなかった。これから起こる悪夢の足音に

Re: 悪夢と現実 ( No.4 )
日時: 2016/12/11 17:25
名前: 臨

                 高明視点

キーンコーンカーンコーン
俺は何時もこの時間が楽しみだ。
鞄を持ち、あいつの所に行くんだ。
今日は何時もより凄い"ネタ"を用意した。これであのつまんなそうな顔を恐怖の色に染めるのだ。
「よう!」
ほら、めんどくさそうな顔をしているつもりだろうけど此方から見れば嬉しそうな所も見える。
「何....今日も何かあるの?」
ふふふ、此処までは計画通り....あとは....
「そう!今日はあの有名なサイトを見ようとおもう!」
あ、絶対今こいつ馬鹿なことをとか考えてる。顔で分かるんだよ、顔で!
「有名なサイト?何それ...」
俺は指を左右にチッチッチと動かす。まあ、こいつがウザイとか思ってるのもお見通しだ!
「今の若者で有名なんだ。なんとマジのサイトらしいぞ。これで行方不明者が出てるって噂。」
まあ、ちょっと"違う事件"で行方不明の人を此方のサイトで使わせてもらってるだけだけど。
「で、それを見ようと......一人でだと怖いから僕も一緒にって感じね。」
おい、何故そこで嬉しそうな顔をしてる!てか、何気に俺ディスられてね?
「怖くないし!ただ、お前何時もつまんなそうだから久しぶりにスリルを味あわせようと思ってな」
決まった!これで計画通り!あとは友達に頼んだコメントを見てもらうだけだ!
順調順調!
             この時俺は気が付かなかった。俺のせいで....こんなことになるとは

Re: 悪夢と現実 ( No.5 )
日時: 2016/12/11 18:17
名前: 臨

第二章『忠告』

「ただいまー!」
そう叫ぶと、高明は靴を脱ぐ。
「お邪魔します」
僕はそう呟けば自分の靴を綺麗に揃える。ついでに相手の靴も揃える。
そういえば、僕はこいつの家に一度も来たことがなかったのだ。少し辺りを見渡して相手に着いていく。
「本当に幸太ってお母さんみたいだな!」
大声で笑い転げてる相手を蹴り飛ばす。
「で、その有名なサイトって...」
僕が言いかけた時に僕の顔にスマホ画面近付ける。
「先ずはこれを見ろ!」
離れてからスマホ画面を見るとそこにはズラリとコメントが並んでいた。
見るからにどれもその有名なサイトのことを語っていることが分かる。
「「まじでヤバかった」......「これは不味いって!」.....何だよこのコメント....」
コメントを小声でぶつぶつと口に出して読むと、あるコメントが目に入った
『そのサイトは見ないほうが良い。それは死んでも死んでも目覚めない悪夢だ。悪夢から目覚めたとしても....悪夢に追われて、最悪の場合は.....死』
そこまで見ると高明が画面をスクロールしたのか次々と下に行く。
「どうだ?まあ、これから見れば良いよ。しょんべん漏らすなよ?」
相手が挑発的に笑うが僕はそんな相手を鼻で笑い一言
「手前が怖くてしょんべん漏らすなよ....」
言い返すと高明は笑ってパソコンの電源を付ける。

Re: 悪夢と現実 ( No.6 )
日時: 2016/12/11 22:32
名前: 臨

第三章『悪夢への扉』

「んー.....あ、あったあった!このサイトだよ!」
探し出すと相手の方に画面向ける。そこには「悪夢への扉」と書いてあった。
「....悪夢への...扉?......」
高明は容赦なくそのサイトに飛ぶ。
だが、写ったのはただの黒。
「何だ?フリーズしたねか...?....動かねえし...何にも映らない....」
僕は画面を近くで見るも何にもなく、アホらしっと思うと高明の方を向く。でも、高明は顔を真っ青にしながら画面中央を震える指で指差す。
「....画面...中央に....」
「画面中央?....何を言ってる。何にも写ってないじゃん......か....」
僕も目を疑った。さっきまで何にも写ってなかったのに、今は中央に赤い人の形をした"何か"が居るのだから。
「.......おい......電源スイッチ何処だ.....早く教えろ.....早くっ!」
僕は画面から目を離し相手に向き直り怒鳴る
「へ?....あ..ああ、キーボードの一番左....」
高明が一層震え出す。僕は電源を消そうとパソコンを見ると目を見開いた。さっきまで1mm程度だった赤い人の形をした何かがもう直ぐ近くまで来ているのだから。
「ひっ!.....っ......」
消そうと電源ボタンに触れる僅か数秒。何もかもが全てスローモーションに見えた。
画面の中から赤い手が出てきて、僕の手を掴む。そして.....僕を画面に引き摺り込もうとする。
「幸太っ....うわああああああ!」
高明が此方に手を伸ばすが僕の代わりに赤い手が彼の手を掴む。そして僕と同様引き摺り込もうとする。
「せめって....高明....だけっ.....でも!」
高明を蹴り飛ばし赤い手から離すが体が更に引き摺り込まれることになる。
「幸太っ....幸太!」
高明の叫び声が聞こえる。だが、そこで僕の意識は途絶える

Re: 悪夢と現実 ( No.7 )
日時: 2016/12/12 22:31
名前: 臨

第四章『赤い世界』

フッと目が覚めるとそこは赤い世界だった。
全てが赤く染まっており、何処に進んでも赤。
ふと、声がして後ろを振り向くとそこには肌も髪も赤い少年が立っていた。
「お前は誰だ..」
《僕は悪夢だよ.....君の友達が生み出した悪夢....》
自分を悪夢と呼ぶ少年はニヤリと笑う。
「友達......高明か.....あの、馬鹿が....」
友達と言えば一人しか僕には居ない。
《そう.....恨むなら、この僕を生み出した高明君を恨みな♪》
悪夢は愉快そうに笑う。
その瞬間、体から力が抜ける。それと共に全身が警戒音を発する。
横にいる奴から逃げろ。このままだと...死...
そんな恐怖が体中を駆け巡る。
《怖い?怖いよね?....ふふ....》
僕の顔を除き混んで来る。それだけで涙目になる。
「.....や...止めろ.....やめっ....あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
悪夢の手がゆっくりと僕の腹に近付き、貫いていく。どうしようもない激痛が体を駆け巡る。

続く

Re: 悪夢と現実 ( No.8 )
日時: 2017/02/17 21:14
名前: 臨

続・赤い世界

嗚呼もう止めてくれ。
殺すのならいっそ殺してくれ。
「うがっ.....あ.....ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
何時間経ったのだろうか。
今はそれすらも分からない。
もう体はぐちゃぐちゃだ。
腹は裂け、腸は飛び出し、手足は切り落とされ、今は背中の皮膚を剥がされている様だ。
何とも言えないこの激痛。
それが何時間も続いているのだ。
普通の人間ならはもう死んでいる筈だが、生きている。
だって此処は夢なのだから。
「もうっ......止めてくれ!.....早く目覚めろ!頼むから目覚めてくれ!やだ!これ以上は嫌だ!」
そんな悲痛な叫びが木霊するなか愉快そうな声が僕の"お願い"を拒否する。
《ダメダメー。この悪夢はまだまだ続くよ?君に拒否権はないからねー♪》
その答えに絶望を感じる。
誰でも良いから早く助けてくれ......助けて......
タスケテ........コロシテ.......タスケテ.......コロシテ.......モウイヤダ



                                     幸太

っ!?.....タスケテコロシテ.....
                                 助けに来たよ
タスケニ?ボクヲ?
                                   そうだよ
キミはダレ?
                                僕は....タカアキ






遅いよ......馬鹿








目が覚める。
汗で服がグッショリしてる。
周り一面白い。
白いカーテンに白い天井。
横から声がする。
酷く聞き慣れた声。
でも、今はそれがとても嬉しい。懐かしい。
「幸太っ!?......良かった....もう....目覚めないかと思った!ごめん.....本当にごめん!」
高明が泣きながら謝って来る。
生きている。自分は生きているのだ。

高明の手を優しく握る。
すると、高明の目から更に大粒の涙が溢れ出てくる。
外は暗かった。
もう夜なのだ。
窓を見つめながらぼーっとする。











                         一瞬だけ..............外が"真っ赤"に見えた。

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