ダーク・ファンタジー小説

ただ、日常を綴る。
日時: 2019/03/14 22:03
名前: 立花 ◆FaxflHSkao



 可愛くて、可愛すぎて、あの頃天使だったショタくんは、
 成長した姿で言うのです。「もう、俺は子供じゃない!」と。










「 お客様 」


 すーぱーうるとらすぺしゃるさんくす!!!!!!!!!!!!!!(意味不明)
 コメントありがとうございます。励みになります。
 読んでくださる皆様もありがとうございます。もしよろしければ、もう暫くお付き合いくださいませ。

■電波 様
□小夜 鳴子 様






藍色の宝石 【中編集】/5作品目

(1作品目)優しい蝉が死んだ夏 >>003
(2作品目) 深青ちゃんは憂鬱だ。 >>029

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4 ( No.33 )
日時: 2017/10/06 16:43
名前: 立花 ◆FaxflHSkao





「あんたが兄ちゃんを殺したんだ」

 あの日、冬の海から菖が遺体で発見された日、彼の妹にそう言われた。
 ぐちゃぐちゃの泣き顔に、俺は声が出なかった。――じゃあ、俺はどうすればよかったんだよ。込み上げてくる吐き気のようなものをごくんと飲み込んだ。気持ちが悪かった。
 声が出ない代わりに口だけが動いた。「ごめん」と。
 全部俺が悪かった、その答えしか菖は許してくれない。




***



 高校生になって友達ができた。
 後ろの席の古渡菖という男。明るくて元気で、そんでもってバカ。
 クラスのムードメーカ的存在の菖とつるむようなキャラでもない俺は、最初彼のことを敬遠していた。だけれども、突然声をかけられ、趣味が合うことが判明。そこからすぐに仲良くなった。
 純粋にいい奴だと思った。だけど薄ら感じてた、きっと何かあるのだと。

「あのさ、おまえの姉ちゃんの話なんだけど」

 仲良くなって一か月も経たないうちに、彼がどもりながら言葉を紡いだ。

「あー、綾ねえのこと。どしたの」
「お、俺さぁ気になってて、協力してくれねえかな。千里」

 お願い、と拝まれ俺はなるほど、と勝手に納得した。
 突然クラスの人気者に声をかけられるなんて、やっぱり変だった。菖は俺のことを利用したかったんだ、綾ねえのことが好きだから。俺を利用して綾ねえに近づきたかったんだ。

「うん。いいよ、もちろん」

 本物のバカだと俺はこの時そう思った。
 菖はいい奴だ。純粋な、ただのバカ。愛すべきバカなのだ。

   「綾ねえに菖のこと、伝えておくね」


 俺が笑ってそういうと、ありがとうと菖は土下座しながらお礼を言った。

「俺、嫌われるかと思った……。千里に近づいたのも、綾さんのこと聞きたかったからだし。ほんと、千里っていい奴だよな。ありがとう」


 菖はぎゅっと俺の手をつかんで上下に振った。
 チャイムが鳴って、千里が教室に戻ろうと俺の手を引っ張った。

「あ、俺そういや三上先生に呼ばれてんだった。いかなきゃ」
「……え、そうだっけ」
「あぁ。菖は先に行ってて。あとから俺も行くから」

 菖がうなづいて、先に出ていく。ひとりきりになった俺は緊張がとけたのか、へなへなと座り込んでしまった。
 きゅー、どうして菖みたいな人気者が俺なんかとつるんでくれるのか、

「ほら、やっぱりそうじゃん」

 あんさー、全部綾ねえのことが好きだから。
 悔しくて悔しくて、苦しくて苦しくて仕方がなかった。菖の恋を応援すると約束しつつも、早く振られて苦しんで壊れてしまえと思った。
 
「俺だけだよ、おまえのこと友達だと思ってたの」


 全部違った。おまえは俺のことをただ利用したかっただけだ。
 きっと、俺たちの関係はすぐに破たんする。だって偽物の「友達」だから。

 
「もしもし、綾ねえ」


 ズボンのぼけっとからスマートフォンを取り出して、電話をかける。二回目のコールで彼女は出た。

「綾ねえっていつ結婚するんだっけ?」



*続くよ

5 ( No.34 )
日時: 2017/10/07 22:11
名前: 立花 ◆FaxflHSkao




 綾ねえが婚約者をつれてきたのは、三か月前のことだった。
 「私ね、この人と結婚したい!」綾ねえは有無を言わさない勢いでそう言った。母さんも父さんも結局綾ねえの気迫に押され「綾の思うようにしなさい」と結婚をあっさりと許したのだった。
 あとになって、綾ねえがこそっと俺に耳打ちしてきた。

「略奪成功したよ」

 その表情は、今までに見たこともないほどはじけた笑顔だった。
 好きな人がいると綾ねえが俺に告白してきたのは一年前。それから一か月経ってその相手が既婚者だと知る。体の関係になったのはそれから三か月経って。彼が奥さんと別れたのは、今からほんの二週間前のことだった。
 綾ねえは好きになったら必ず落とす女だった。流石に愛人から奥さんになるまでとは思わなかったけれど、綾ねえが幸せならそれでいいと思う。
 だけど、それは絶対に両親には言えない。きっと、その一言は「黙っておけよ」という脅しだったのだろう。

「おめでとう。心から祝福するよ」

 心無いおめでとうを言うのはこれで最後にしてほしい。



***


 電話を切って、俺は教室に戻る。
 綾ねえの入籍は一か月後になるらしい。それまで、俺は菖に嘘をつき続けようと思った。
 それは菖のためじゃない。自分のためだ。俺を利用しようとした菖に、少しだけでいいから傷ついてほしかった。自分の純粋な「友達が出来た喜び」を馬鹿にされたその行為をもっと恥じてほしかった。

「遅かったじゃん、千里」

 後ろからぽんと肩を叩かれる。すぐにそれが菖だと分かった。

「あぁ、でも間に合っただろう」

 俺は机の中から教科書を取り出して適当に机に置いた。先生が来たのはすぐだった。
 


 放課後になって、菖が俺の家に行ってみたいと言い出した。きっと綾ねえに会いたいのだろう。俺は感情を全部飲み込んで、笑っていいよと答えた。
 うちの実家は小さな定食屋を営んでいる。俺の通っている高校の生徒もよく来る、安くて美味いで有名な店。そこの看板娘が綾ねえだ。
 帰り道、しょうもない話をして、小石を蹴った。菖が嬉しそうに笑うから、少しだけ心が痛かった。

 綾ねえは美人だし、明るいし、優しいし。ただ恋愛に関しては面倒くさい女だった。
 きっと綾ねえに婚約者がいなかろうと、菖は彼女を落とすことはできない。


「こんにちは、この子が千里の言ってたお友達?」

 綾ねえは何も知らずに菖に話しかける。嬉しそうな菖を見て、やっぱり胸が痛かった。
 これから綾ねえは男子高校生の気持ちをずたぼろにするのだ。そんなことになろうとは一ミリも思っていない二人を見るのはやっぱり愉快だった。感情がぐちゃぐちゃになって、自分は最低だと思った。――今すぐにでもトイレに行って全部吐き出したい。


「やっぱ、素敵だったよなぁ。綾さん」
「そうかぁ。普通じゃん」

 浮かれて表情筋がおかしくなった菖が話しかけてくる。
 空は夕陽で赤く染まっていて、俺たちの影が長く伸びていた。

「ほんと、お前のお陰だよ。ありがとう、千里」

 くるりと踵を返して此方を向いた菖の笑顔にただ心が痛かった。
 俺はとんでもないことをしているのだと、気づかざるを得なかった。
 騙してるんだ。大切な友達に、嘘をついてる。
 ざまあみろと心の中で俺が叫んでいて、それをどうすることもできなかった。


 ごめん、菖。笑顔の彼に心の中で謝った。
 悪いことをしている自覚がありながら、それでもやっぱりこの感情はどうしようもなかったんだ。




6 ( No.35 )
日時: 2017/10/18 17:27
名前: 立花 ◆FaxflHSkao




 菖に全部がばれたのはとある冬の日のことだった。
 綾ねえがぺらっと喋った。今度の日曜日に結婚式があるんだけれど、菖くんも来る? 菖の固まった表情を見て、俺は声が出なかった。

 一緒にうちでラーメンを食べた帰り、菖が絞り出すような声で俺に言った。

「明日さ、ちょっと話があるんだけど。いつものところで待ってて」

 今にも消えそうな小さな声。俺はどうすればいいのかわからずに、ただ頷いた。
 話したいこと、そんなの誰だってわかる。なんなら今言えばいいだろうと思った。
 むしゃくしゃする心を抑えて、俺は菖の隣を歩いた。

「じゃあ、また明日」
「また明日」

 別れ際、菖の後姿を目で追った。明日、ようやく俺たちは親友という偽りの関係を破壊する。
 俺はようやく罪悪感から解放されるんだ。

「……俺は、悪くない」

 それは自分だけが報われる手段。菖だけを傷つけて、菖だけを苦しめる。
 こんなことになるなら、もっと早くに関係を終わらせておけばよかった。
 復讐なんて、考えなければ。俺だけ傷ついたまま、それでよかったのに。




 もう、戻れない。もう、後悔したって遅いのだ。

 ぽつりぽつりと降ってきた雪が、俺の肩につもる。
 泣きそうになるのを必死でこらえて、俺は家に帰った。





***


 「お前は何も知らないから」


 いつもの場所に行くと、もう菖はそこにいた。
 赤いマフラーに黒のコート。彼の息は真っ白だった。

 海岸沿いに立った菖は俺を見つけてにこりと微笑んだ。
 そして大きな声でこっちに叫んだ。


 「お前はそのまま、一生気づかないまま、幸せにいてほしい」


 その声が海に響いた瞬間、彼はゆっくりと落ちて行った。
 それはスローモーションのようだった。
 菖が海に落ちてしばらくして、俺はゆっくり彼のいた場所に近づいた。もう菖の姿はなかった。

 呼吸がうまくできなくなって、うっうっと過呼吸のような症状に陥る。
 あやめ、あやめ、あやめ、あやめ――何度も心の中で彼の名前を呼んだ。それでも彼が返事をすることはなかった。
 
 震える手でスマートフォンをポケットから取り出す。
 どうすればいいのかわからなくて、俺は電話マークのアイコンをたっぷした。
 キーパッドで110を打ち終わると、コール音が少し聞こえて、そのあとに男の人の声が聞こえた気がした。
 何を言っているのか理解できるはずのことでさえ、頭がうまく回らない。ただ声を絞り出して言葉にするだけで精いっぱいだった。
 
 「友達が、海に落ち、ました……」


 雪が降っていることに気づいたのは、電話を切ってからだった。
 自分が泣いていることに気づいたのは、パトカーが来てから。
 自分が殺してしまったことに気づいたのは、彼の妹のあの一言を聞いてから。




「あんたが兄ちゃんを殺したんだ」



 口は勝手にごめんと動いていた。
 彼女のたった一人の家族を奪ってしまった自分は、酷く悪人に思えた。
 後悔は雪のように心の奥深くに積もっていく。溶けることなく、永遠に。


7 ( No.36 )
日時: 2017/10/20 18:47
名前: 立花 ◆FaxflHSkao


 千里さんはすべてを話し終えたあと、大きく息を吐いた。
 じっと私を見据えるその目に、私は思わずどきっとする。どう思った、とでも聞かれるのだろうか。私は何を言えばいいのかわからずに黙りこくってしまった。

「俺が菖を追い詰めたんだ。あんなに姉のことが好きなんて思ってもみなかった」

 まさか、死ぬまで。と私の脳内で勝手に付け加えられる。
 だけど、どうしても私はその話の内容に納得できなかった。きっと千里さんは嘘偽りのない過去の話をしてくれたのだろう。だけど、そうじゃなくて……。

 だってその話は断片的なものだ。千里さんが何をしたか、どう思ったか。ただそれだけ。
 兄がどういう感情で「死」を選んだのかを知らないと、そのパズルは完成しない。





   「お前はそのまま、一生気づかないまま、幸せにいてほしい」


 兄の最後の言葉はきっと、本音だったのだと思う。
 だけど、それが本音なら兄が傷ついたのはきっと。

 ゆっくりと紐解かれていく「嘘」に息がうまく出来なくなる。私が気づいても、それを勝手に千里さんに伝えるわけにはいかないのだ。
 冷たくなったスープの入ったマグカップを持って、私は立ち上がった。

「私は間違えてなかった。やっぱり、兄を殺したのは千里さんだったんですよ」


 全部に気づいてしまうと、心が痛くて仕方なかった。
 千里さんのせいなわけがない。こんな悲しいお話が全部千里さんのせいであってたまるか。心の中でいっぱい反論しながらも、やっぱり本当のことは言えなかった。

「一生、後悔してください。一生、兄の呪いに囚われ続けてください」

 私はそう言って、食器を流しに置いてリビングを出た。
 ゆっくりと歩いて部屋の扉を開けて、そのままベッドに飛び込んだ。やんわりと冷たいその布は、いつしか私の涙で濡れていた。
 知りたくなかった、気づきたくなかった。

 いろんな感情が胸の中で交錯して、今すぐにでも吐き出してしまいたかった。



 私は目を閉じて当時の兄の笑顔を思い出す。幸せそうに親友の話をする兄の姿を思い出す。
 きっと、好きになってほしかったんだ。叶わないってわかってても傍にいたかったんだ。

 大粒の涙が目から零れ落ちると同時に、うまく息がすえなくなった。
 うっうっと過呼吸のような状態になって、私は大きく咳き込んだ。

「好きだったんだね、千里さんのこと……」

 後悔した。あんなこと言わなきゃよかった。
 私があんなこと言ったせいで、千里さんがもっとこれからも苦しみ続ける。それが兄の本当の願いな訳がないのに。

 胸のあたりを押さえて、ゆっくり息を吸ってはいた。酷く頭が痛かった。

 きっと兄の本当に好きな人は千里さんだったのだ。
 生前の彼が話していたのは全部千里さんの話だった。私が兄から綾さんの話を一度も聞いたことないのだっておかしい。そもそも兄は好きな人の家族だからといって外堀を埋めていくタイプの人間じゃないのだ。そんな賢いことできるわけない。

 「綾さんのことが好き」そんな変な嘘をついたのは、きっと怖かったのだ。自分の気持ちに気づかれることが。あの人は優しくて暖かくて、そして弱くて脆い人間だった。
 自分が好きだとばれて、気持ち悪いと拒絶されるのが怖くて怖くて仕方がない。


 でも兄は、その嘘が千里さんを傷つけているとしってしまった――。
 兄は千里さんのことが大好きだった。それが恋愛感情だったのか、友情だったのかはわからないけれど。嘘をついてまで仲良くなりたかったというのは痛いほどにわかる。
 

「だからって、死ななくてもいいじゃん……」

 私は寝転がって自分のカバンについているお守りを開ける。中に入っている一枚の紙を見て、私は小さく笑った。

『千里にごめんって謝りに行く。
 千里と早く仲直りしたい』

 兄の部屋に置いてあったノートの端にあったその文字。私はその部分だけ切り離して、両親からもらったお守りに大事に入れておいてある。
 きっと何かあったのだろうとは思っていたけれど、こんなどうでもいいいざこざだとは思わなかった。

 ばーか。と私は泣きながらもういない兄に向ってつぶやく。
 きっと死ぬつもりなんてなかったのだろう。馬鹿な兄が足を滑らせて海に落ちたのだろう。
 千里さんが私みたいにそう思えるようになるまで、私は彼の隣にいたいと思った。

 私も嘘をつき続けながら、千里さんの隣にいる。
 千里さんの幸せを願いながら、ずっと、ずっと。

8 ( No.37 )
日時: 2017/10/30 18:06
名前: 立花 ◆FaxflHSkao




「……さん、里さん、千里さん!」

 何回か彼の名前を呼んだけれど、なかなか彼は目を覚まさなかった。死んでしまったかのように眠り続ける千里さんを見て、私は不覚にも綺麗だと思ってしまった。
 小さな唸り声と、歪む表情。体を何度か揺らすと、ようやく彼は私に焦点を合わせた。

「あれ、深青……」

 それはまるで譫言のような小さな小さな声だった。
 驚いた表情の千里さんに、私は特別出血大サービスということでにこっと笑って見せた。

「今日はどうしたの。いつもむすっとしてるくせに」
「なにそれ。そんなこと一度もないはずなんだけど」

 私は千里さんの布団を引っぺがし、腕を強く引っ張った。いつも私が千里さんにしてもらってたみたいに接すると、彼は恥ずかしそうに笑って小さな声でごめんと言った。何がごめんなのか、聞いてみようと思ったけれど、声にはならなかった。千里さんの表情が儚くて、すぐにでも消えてしまいそうだったから。

「昨日言ったこと、覚えてますか?」

 千里さんが部屋で着替えている間、私は扉の前で彼に話しかけた。
 聞こえる程度の声で言ったはずだけど、返事はなかった。
 千里さんが着替え終わったのか、扉が開いて私は思わず前に転びそうになった。腕をぎゅっとつかんで私を抱きしめた千里さんは震える声でつぶやく。

「覚えてるよ」

 一生、兄の呪いに苦しみ続けろ。――きっと、兄はそんなこと望んでないのだろう。どっちかといえば、自分のことを忘れて幸せになってくれとでもいうタイプの馬鹿だから。でも、そんなのじゃ兄が報われない。

 一生気づかないまま、幸せでいてほしい。ごめん、その願い叶えられそうにないや。



 「兄ちゃんを殺したのは、千里さんです。誰が何と言おうが千里さんです。誰に慰められても、千里さんがやったことは最低最悪で、一人の人間の人生を壊したんです。私の大事な兄の人生を終わらせたんです。ちゃんと、覚えててくださいね」


 私は笑って、千里さんの背中に腕を回した。
 私はこの人が好きだ。兄を殺したと罪悪感でいっぱいになって、その罪滅ぼしで妹を引き取るなんて馬鹿なことするこの人が大好きだ。
 誰にも渡したくない。この人は兄だけのものでいてほしい。

 私の好きは恋愛感情じゃないことに気づいて、ちょっとだけ悲しくなった。
 
 

「ねぇ、千里さん。今日は土曜日ですよ」

 顔を上げると、千里さんが泣きそうな顔でこちらを見ていた。
 私はゆっくり彼の頬に手を当てて、ゆっくりと撫でた。

「今日はお仕事お休みですよね。一緒にどこか遊びに行きましょう」


 泣けばいいのに。泣きたいときは泣けばいいのに。
 兄の死の時、彼は泣かなかった。きっと泣けなかったのだ。
 これからは、私が守ってみせるよ。この弱くて脆い、優しい兄の大好きな人を。





 大好きだよ。だから、私は今日も君の隣で笑ってる。

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