ダーク・ファンタジー小説

便利屋死神の依頼録
日時: 2017/11/11 07:42
名前: 山桜
参照: http://灯籠と篝火

part1 その公爵、誕生。
ある日、
ある者の、
処刑が行われようとしていた。
その者は今までに、
星の数ほどの人を殺した。
その者の死を、
ある者はその場で、
ある者は己の家で、
ある者は友と、
ある者は家族と、
様々な関わりを持つ者、場所で。
全世界は待ち望んだ。
「罪人、名を述べよ。」
その者は、ギロチンの前で、ぐったりと立っていた。
「名を、述べよ。」
長い、白い髪から、大きく、紅い瞳を覗かせて、その者は答えた。
「私は‥‥‥」
その者の名は、
「私は、リア・ミラティアだ。」
その者の名は、リア・ミラティア。
ありきたりな表現で、
その者の異名は、
死神=B
「罪人、リア・ミラティアを、斬首の刑に処す。」
男が述べる。
それと同時に、歓声が巻き起こる。
その様子に、何故か、その者は微笑む。
「罪人、前へ出よ。」
その者は、前に何歩か歩む。
その、目と鼻の先には、ギラギラとした鈍い光を放つギロチン。
しかし、その者は笑みを絶やさない。
「首を入れよ。‥‥‥‥‥‥これから、大罪人リア・ミラティアの、刑罰を執行する。」
また、歓声が飛ぶ。
様々な罵倒の語彙が被せられる中、その者は尚も微笑み続ける。
「最後に、言い残すことは?」
男が問う。
その者は、少し首を傾げてから、言った。
「無い。」
そう言い終えると、首をギロチンの中に入れる。
次に、手を入れる。
そんな中でも、微笑む。
「刑罰を、執行せよ!」
男が手を振りかざす。
この男が、手を振り下ろすと、ギロチンの刃が落ちる。
しかし、何処かで声がした。
「さようなら、貴方達の命。」
その声の方向には、黒い帽子に、藍色の短い髪を肩に垂らした、シックなドレスを身に纏う、大きなバッグを持った少女。
「せめて、ご冥福をお祈りいたします。リア・ミラティア。」
少女が次の言葉を紡ごうとした時、男の手が振り下ろされる。
その刹那、その者は言った。
少女が紡ぐ言葉と、重なるように。
「「愚かな者に、裁きを。」」
ギロチンの刃が、その者に当たるその瞬間。その者は消えた。
困惑する、周りの民衆。
しかし、すぐに考えは閉ざされた。
視界が暗くなったからだろう。
‥‥‥‥‥‥きっと、目が覚めたら、そこには川が三本、美しく水が流れてるのだろう。
数分が立つと、そこに残されているのは、
その者、少女、そして、一人残された記者。
「‥‥‥‥‥世に、伝えろ。」
そして、さらに言葉を紡ぐ。
私は、死なない
私は、いつもお前達のそばにいる
誰よりも、お前達が最初に出会い、最後に会う者
私が、生ける者すべてに贈る、たった一つの
贈り物を
お前達は、拒めない
知れ
私は、死神
冥府に住まい、魂を狩る者
私は、死神
お前達の命は
いつも私の、手のひらに

「‥‥‥‥長い口上は終わりましたか、リア。」
「ダリア!」
パッと、その者‥‥‥‥リアの目が輝く。
「服!男物の貴族の服がいいな。」
「‥‥‥今度は誰になるんですか?」
少女‥‥‥‥‥‥ダリアは、うんざりとするように問う。
「そうだなぁ。ヒルサはもう使えないし、ハバキマも‥‥‥」
「いっそのこと、また作ったらどうです?」
「珍しいね。いつもは無意味に増やすなというのに。」
「今回は無意味ではありません。」
「そう?なら、遠慮なく。」
そういうと、姿が変わる。
白い長い髪は、前髪は少し目にかかるほどの、後ろ髪は肩までの長さに縮む。
白い髪から、薄い緑に色が変わる。
身長は伸び、175pくらいだろうか。
顔つきは、好青年に。
「どう?ダリア。」
「悪くはありません。それでは、最後に名前を。」
「名前かぁ‥‥‥‥‥適当でいいよね?ベトロン・バキラス。」
「本当に、適当ですね。まぁ、いいんじゃ無いですか?では、英国政府の情報に、バキラス公爵として、情報を入れておきます。屋敷は調達済みです。」
「仕事が早いね。感心する。」
「では、まず、屋敷にご案内します。」
そうして、赤い舞台から、二つの影が降りた。


はい!どうもこんにちは!
初めましての方は初めまして!
旧コメディで陰陽師の女≠連載中の、素人作家。山桜です!
ダーク・ファンタジーでいいのかな?と思いつつ、陰陽師の女とは、がっつり系統が違うので、とりあえずのような感じでここに分類しました。
便利屋死神の依頼録。
いかがでしたでしょうか?
まだ、全然本編には入っていませんが、続きが気になる!と思ってくださったら幸いです。
これから、様々な出来事が起こります。
しかも、この作品。
陰陽師の女≠ニ違って、全然原本はできてませんので、色んなことを起こるのは決定なんですが、まだまだ先の展開が、作者でもわかりません。
なので、リア・ミラティアの素顔を、皆様と一緒に探していこうと思います!
今日はこの辺で閉めさせていただきます。
それでは!
「ご閲覧ありがとうございました!」
次回!part2 その公爵、断る。
明後日投稿予定だよ!

Page:1 2



便利屋死神の依頼録 ( No.4 )
日時: 2017/11/18 21:18
名前: 山桜
参照: http://灯籠と篝火

part5 金と愛を選ぶ意味
むかしむかし、あるところに。
ある、二人の少女がいました。
一人は、お金持ちの子供。
一人は、貧しい子供。
お金持ちの子供は、親からの愛に飢えていました。
貧しい子供は、お金にありませんでした。
しかし、互いの子供は、親友でした。
ある日、貧しい子供は、お金持ちの子供に、あるお願いをしました。
お金持ちの子供は、お願いを叶えてあげました。
また、ある日。
貧しい子供は、お金持ちの子供に、お願いをしました。
お金持ちの子供は、お願いを叶えてあげました。
また、ある日。
貧しい子供は、お金持ちの子供に、お願いをしました。
そのお願いを、お金持ちの子供は断りました。
すると、次の日から、貧しい子供は、お金持ちの子供と遊ばなくなりました。
一人になりたくない恐れから、お金持ちの子供は、お願いを叶えてあげました。
そんな事が、何回も続いたある日。
お金持ちの子供は、病気になりました。
貧しい子供は、毎日お見舞いに行きました。
ある、花を添えて。
数ヶ月後、お金持ちの子供は、死んでしまいました。
その後、貧しい子供がどうなったのかは、誰も知りません。

「‥‥‥アイン、なんですか?この話は。」
パタン。と音を立て、冊子を閉じる。
アイン、と呼ばれた青年は、藍色の髪を撫でながら答える。
「さっきの依頼人のことさ。お願いを聞いてくれない≠チて言ってたけど、そんな事でいいのかな?」
「しかし、まだ、お金持ちの子供≠ヘ死んでいません。」
「未来だよ。変えることの、できない。」
アインは、嘲るようにいう。
アイン=アベル
リア・ミラティアの変装。
爵位は、伯爵。
藍色の髪に、青い瞳。
身長は185センチくらいだろうか。
白いシャツに、青いベスト。薄黄土色のズボンを履いている。
「まぁ、それはともかく‥‥‥。」
冊子をゴミ箱に入れながら、ダリアは言う。
「その依頼、受けるのですか?」
「受けるよ。面白そうだし。」
「そうですか?」
ダリアは首を傾げながら問う。
冊子をゴミ箱から取り出し、パンパンと誇りを叩く。
そして、顔の横に持ってきて、言葉を告げる。
「お願い≠ヘ、なんだったんだろうね?」


はい!どうもこんにちは!
六兆年と一夜物語≠ノハマり中!
素人作家の、山桜です!
いかがでしたでしょうか?
愛に飢える少女と、お金に飢える少女。
どちらを選べば、意味があるのでしょうか。
これは、誰にもわからないのかもしれません。
愛≠選ぶ人もいるでしょうし、もちろん、お金≠選ぶ人もいるでしょう。
その選択は、どちらが正しいのか。
それがわかる人も、いないでしょう。
私の考えは、こうです。
愛は大切。しかし、愛を持ち続ける幸せを維持するには、必然的にお金も必要になる。
結果的には、幸せを求めれば、どちらも必要ということ。
と言うのが、私の考えです。
何を偉そうに語ってんでしょうねぇ。私は。
これに関しては、侮辱しても平気です。
と言うか、コメント見れないですしね。
まぁ、今回はここで閉めさせていただきます。
それでは!
「ご閲覧ありがとうございました!」
次回!part6 お願い≠ニは。
明後日投稿予定だよ!お楽しみに!

Re: 便利屋死神の依頼録 ( No.5 )
日時: 2017/11/19 10:23
名前: うんち

うざい
長い

便利屋死神の依頼録 ( No.6 )
日時: 2017/11/20 20:38
名前: 山桜
参照: http://灯籠と篝火

part6 お願い
「お願い、ラーレ。お金を貸して頂戴!」
大声で、赤い髪の女は叫ぶ。
「‥‥‥嫌よ、シーナ。一体何回目だと思ってるの?流石に私も、もうお金はないわ。」
金髪の女は、困ったように答える。
「お願いよ!そうしないと、私の家が!」
「ねぇ、シーナ。自分で何か働いたら?そうすれば、安定してお金が‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥ラーレも、私を捨てるの?」
「そう言ってるわけじゃ‥‥‥。」
「私、知ってるのよ。」
「え?」
予想外の言葉に、シーナは戸惑う。
「あなた、彼氏が出来たんでしょう。とうとう、ガナマと結ばれたのね。おめでとう。でも‥‥‥。」
そこで、一度言葉を切り、息を吸ってまた言葉を並べる。
「あなたは、知っていたでしょう?私も、ガナマに焦がれていたのに‥‥‥。」
「ラーレ‥‥‥。」
「ねぇ、シーナ。あなたは幸せでしょう?だから、その幸せを、私に分けてくれたっていいじゃない。」
「‥‥‥ラーレ。幸せは、自分で手に入れるものよ。分けてもらうものじゃない。」
きっぱりと、シーナは言う。
ラーレは短い赤毛をくしゃくしゃにして、怒りながら吐き捨てる。
「何よ!所詮、ただのお嬢様じゃない!お金があるかないかの違いで、何で私が格下になるのよ!?」
「ラーレ‥‥‥。」
ラーレに向けて、手を伸ばす。
「触らないで!もう、あんたなんか知らない!」
そう言うと、走ってその場を後にした。

アインの屋敷
「死神!」
「その名で呼ばないでくれないかい?Gard。不本意な名前なんだ。」
「少女じゃないわ!私はれっきとした大人の女よ!」
「大人の女だと言ってる人ほど子供なのです。」
ダリアが冷たく言う。
その言葉に、フン。と鼻を鳴らして言う。
「あなたねぇ、年上にそんなこと言っていいと思ってるの?」
「それはこっちのセリフですね。私は一応あなたよりは年上です。身長と童顔で判断しないでいただきたいのですが。」
刹那、アインは見た。
二人の間に、雷が走った事を。
「‥‥‥‥仲が悪いなぁ。」
「そんな事より死神=Iお金なら払うわ!私の言いなりにならないシーナを殺して頂戴!」
「それは構わない。と言うか、以前承諾した。」
「細かいことは言わないで!それじゃあ、頼んだわよ!」
「前金制、targetに対する敬意を持った上での備える花を持参。targetに対する殺し方のテーマ。以上が殺しに関する条件。」
「そんなのどうでもいいわ!勝手に決めて頂戴。」
そう言った瞬間、アインはあるものを投げた。
そのあるものは、ラーレの頬をかすめ、赤い線を引いて壁に突き刺さる。
「‥‥‥‥‥ナ、ナイフ‥‥‥。」
「ふざけるなよ、小娘。金で全てが解決すると思ったら大間違いだ。」
「‥‥‥アインは、リアの人格≠フ中で、最も気楽な性格で、荒々しい。怒らせない方が、身のためです。」
コクコクと、頷く。
「もう一度チャンスをやる。また明日、ここに出向け。」
その言葉を最後に、彼女は気を失った。

「‥‥‥アイン、やめてください。」
「何を?」
「無意味に気絶させるのをです。」
「気絶させるつもりはなかったんだけどなぁ。」
「気絶させてるので、もう遅いです。‥‥‥家に連れて行くのは私なんですよ。全く‥‥。」
「ごめんごめん。」
「あと一件、仕事が入っています。それを真面目にこなしたら、許してあげないこともないです。」
そう言うと、チリン。とベルが鳴る。
「ちょうど来ましたね。‥‥‥どうぞー!」
ドアが開く。
そこに立っていたのは、金髪の背の高い女。
不思議の国のアリス≠思わせるようなファンシーな服装に、全く似合わない険しい顔。
その人物に向けて、アインはこう、言葉を放つ。
「いらっしゃい。シーナ・ヘインゼルタ。哀れなる、金の申し子。」
最後の不思議な一行に、首を傾げながら、美しく微笑む。


はい!どうもこんにちは!
宿題大変!素人作家の山桜です!
いかがでしたでしょうか?
お願い。は、お金を貸して。でしたね。
想像していた人も、いたんじゃないでしょうか。
あと、今回は少し趣向を変えて、お金持ちの子を心が良い子に。
貧乏の子を、心を醜くしてみました。
面白くできたでしょうかね?
そして、差し出がましいですが、ちょっと残念なお願いが‥‥‥。
P,Nうんちさんと言う方が、なぜかコメントではなく、掲示板の方に投稿して来ました。
何でこんなことができたかわかりませんし、もしかしたら友達が面白がってやったのかもしれません。
友達だったら、次回の投稿で謝罪させていただきます。
もし違ったら、今回は見逃します。
ですが、次回こんなことがあったら、管理人・副管理人に連絡させていただき、その記事を消去させていただきます。
こんな素人小説を読んでくださっている方々のためでございます。ご了承ください。
私自体は、皆様の考え方は人それぞれなので、表現の自由は尊重したいです。
ですが、それはコメントの方でやっていただきたいです。
読んでくださっている方々が、不快な思いをするのは、私としては一番耐え難いことですので、やめていただけると助かります。
残念ですが、あったことなので、お願い申し上げました。
これだけで済むなら、何も、犯人探しなんて致しませんので、そこは安心してください。
では、ここで締めさせていただきます。
それでは!
「ご閲覧ありがとうございました!」
次回!part7 二人の少女の感情は
明後日投稿予定だよ!お楽しみに!

便利屋死神の依頼録 ( No.7 )
日時: 2017/11/22 19:57
名前: 山桜
参照: http://灯籠と篝火

part7 二人の少女の感情は
「金の申し子?なんですか?それは。」
首を傾げながら、シーナは問う。
「君の知らぬ、ただ一つの事実。ラーレ・バルトナタが、君を縛り付けている理由。」
「アインの戯言は無視して構いません。どうぞおかけください。」
「ちょっと、ダリア!?」
クスクス笑いながら、シーナは座れと促されたソファに腰をかける。
「ご依頼は?お嬢さん。」
シーナは少し伝えるか戸惑ったあと、胸の中央に右手を添えて、にっこりと微笑む。
そして、口を開いた。
「アインさん、私を殺してくださいな。」
アインは、微笑みながら問い返す。
「何故?」
「ラーレの為に。」
ウフフ、と微笑み、口に手を当て、咳き込む。
「私の命は、もう終わります。」
「だろうね、医者でもない僕から見ても分かる。結核≠セね。しかも末期だ。でなければ、金持ちが治させないはずがない。」
「よく分かりましたね、当たりです。」
「ならば、故に。何故君は、その儚い命を、自ら捨てる?親友と自分。僕なら間違いなく自分を選ぶね。」
フフ、と笑う。
「私は、親友を選ぶんです。アインさん。人の心は、移りゆくものですが、故に、私は。」
「友を選ぶ、か。美しいな。」
「あなたには到底無理ですね。」
痛烈な言葉を、ダリアは放つ。
「では、最後に問う。友を選ぶのならば、何故、生きると言う選択をしない?」
「アインさん、私はーーーー。」

「面白い依頼だったね。ああ言うのは、好きだな。ラーレ・バルトナラのはつまらないが。」
「供える花は、ガマズミ≠ナしたね。」
「暗い意味の花言葉だね。」
花言葉の辞典を開きながら、アインは言う。
「暗いと言うか、狂気を感じます。」
「そう?でも、二人の感情は面白いね。」
パタン、と辞典を閉じ、本棚に戻す。
「そうですか?」
「そうだよ。」
花瓶に生けられた花の中から、ガマズミを取り出す。
「シーナ嬢は、強いて言うなら永遠の愛≠求め、ラーレ嬢は、絶対的なる金≠ェ欲しかったんだよ。」
「それはそうでしょう。それが結果的に、この結末になったのですから。」
「いやいや、そう言うことじゃなくてね?」
花瓶に生けられた花の中から、今度はイカリソウを取り出す。
「相反しているようで、根本的には同じってこと。」
「どう言うことですか?」
「もう、察しが悪いなぁ、ダリアは。」
「何か言いましたか?」
少しおかしい発音で、ダリアは言う。
「まぁまぁ、落ち着いて。で、さっきの話の続きなんだけどね‥‥‥。」
ガマズミと、イカリソウを片手に持つ。
もう片方の手で、ハサミを取り出す。
「根本的には、どちらも、絶対的なモノ≠求めている。実に、幼い、混じり合いで、僕にとっては、とても好ましい。」
そう言うと、ハサミを使って、二つの花を茎と花にわける。
「こうなったら、ラーレ嬢には、イカリソウを選んでいただきたいね。」
「何故ですか?私は、オニユリの方がいいと思いますが。」
「オニユリの花言葉は嫌悪≠セろう?そんな単純な言葉より、感情に忠実な花を添えてほしい。」
花のみになったイカリソウに、軽く口づけをする。
「イカリソウは、追従の意を持つ、花言葉だから。この場合は、追い従える≠セけれども。」
「‥‥‥なんとなくですが、やりたいことがわかりました。アイン。」
「君のそう言うところが好きだよ、ダリア。」
微笑みながら、アインは言う。
「キモい。」
と、冷たくダリアは言葉を放つ。
「‥‥‥さようならだ、金の申し子。」


はい!どうもこんにちは!
持久走大会で、44位と言う、不吉な数字をもらってきました!
素人作家の、山桜です!
いかがでしたでしょうか?
ガマズミとイカリソウの花言葉はえげつないですよ〜?
そして!
金の申し子って何なんでしょうねぇ?
ふふ、内緒です。
まぁ、次回判明するはずなので、お楽しみに!
ラーレとシーナの名字?が分かりましたね!
ヘインゼルタ≠ニ、バルトナラ=B
これは実は‥‥‥。
と、焦らしたところで、締めさせていただきます!
それでは!
「ご閲覧ありがとうございました!」
次回!part8 金の申し子
明後日投稿予定だよ!お楽しみに!

便利屋死神の依頼録 ( No.8 )
日時: 2017/11/24 13:22
名前: 山桜
参照: http://灯籠と篝火

part8 金の申し子
「死神!」
大きな音を立て、ラーレ・バルトナラが現れる。
「その名で呼ぶな。」
「花はイカリソウ<eーマはゆっくり≠ニ!」
「‥‥‥‥‥‥。」
何とも言えない表情で、アインは瞬きする。
「良かったですね。思った通りになったじゃないですか。」
「なんか‥‥‥。思った通りに行きすぎて怖い。」
「死神が何を言う。」
ダリアが、ため息をつきながら言う。
「代金、五百ドル。」
「あるわ。それぐらい。お小遣いから取れるもの。」
「流石、と言いますか。」
「何がよ?」
ダリアの怪訝そうな言い方に、ラーレは首をかしげる。
「いえ、流石、泥棒貴族≠ナ裏の世界で通っている家系だと思ったので。」
「バルトナラ≠チて名前は、泥棒業界で知らない人はいないね。ただ、現当主がサボりぐせが多くて、基本貧乏らしいね。」
「そうなのよね。パパがいっつもお酒ばかり飲んでるから、滅多にお金が入らなくて。」
困ったもんだと言うように、肩をすくめる。
「それを理由にシーナ嬢にたかるのもどうかと思うけれども‥‥‥。」
「何故?せっかくの金の申し子≠使わない手はないじゃない。」
「そう言えば、金の申し子とはなんですか?」
「全く、ダリアは無知だなぁ。」
「すみません。無知で。後悔の念で、貴方を殺してもいいですか?アイン。」
そう言いながら、包丁を取り出す。
「ごっ、ごめんなさい!ダリア!」
「切り刻まれるご覚悟はおありですか?」
「ありません!」
「関係ないです。」
「でっ、ですよね!」
逃げ出すアイン。
包丁をアインに向かって投げる。
その包丁は、ラーレのすぐ横を通り、壁に刺さる。
「キャァァァ!」
「チッ。」
舌打ちするダリア。
藍色のスカートについたポーチから、ナイフを数本取り出す。
ソファの後ろにラーレは隠れる。
アインは逃げ場をなくし、二階に行こうとする。
ナイフを投げ、それを制するダリア。
近くにあった鉄製のしおりを持ち、投げられるナイフに応戦する。
キィーン、キィーン、と、金属音が鳴り響く。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
応戦しながら、アインは謝り続ける。
「ダメです。」
ナイフが、一本アインの体に刺さる。
「イダァァァァァァァァ!」
「やかましい!」
アインの動きが止まる。
その瞬間、ダリアが刺さったナイフを引っこ抜いた。
血を吹き出し、倒れるアイン。
脈をとる。
「‥‥‥生体反応なし。」
淡々と、ダリアが告げる。
「え‥‥‥。」
「あぁ、ご安心ください。依頼は遂行致します。」
「キャ、キャァァァ!」
そう、叫び声をあげると、ラーレは走り去っていった。

「う、うん?」
目を開ける。
「起きましたか。」
「‥‥‥痛い。」
「でしょうね。」
あくびしながら、ベッドから起き上がる。
「八千九百五十六万回目の死亡と蘇生。おめでとうございます。」
無表情のまま、拍手をする。
「あんまり嬉しくないなぁ。」
「ところで、先ほど聞きそびれましたが。金の申し子とはなんですか?」
「うーん‥‥‥。大したことじゃないんだけどなぁ‥‥‥。」
「言いなさい、また死にますか?」
「遠慮します。」
ベッドから降り、また大きくあくびをする。
「本当に大したことじゃないんだよ?」
「その発言は死にたいと捉えていいんでしょうね?」
「違います。」
即座に否定する。
「金の申し子って言うのは、簡単にいったら、誰よりもお金関係のことに恵まれている子のこと。」
「どう言うことでしょうか。」
「例えば、シーナ嬢が会社を立てるとする。」
頷くダリア。
「その会社は、決して不況に立つことはない。いかなる時も、順風満帆な状況でしかない。」
「!?」
「事例を立てようと思えば、まだたくさんある。彼女が落し物を届ければ、その倍の価値はあろう謝礼が来る。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「彼女が情けをかければ、その人も幸せになる。」
「そうなると、矛盾しませんか?」
「なんで?」
首をかしげるアイン。
「何故、ラーレは幸せを受けないのでしょうか。」
「あぁ、それは‥‥‥。」
そう、一度言葉を切り、次の言葉を紡ぐ。
「情けをかけられて幸せになるのは、一瞬。彼女にとっての幸せとは、親が盗みを働くこと。」
「‥‥‥なるほど、だからラーレはあそこまでシーナに固執するのですか。」
「実際、情けをかけるのが一回と決まったわけでもないしね。」
「ならは、何故シーナはそこまでお金関係のことに恵まれているのですか?」
「seen goldgod love ladie。」
「‥‥‥シーナは金の神に愛された唯一の乙女=B」
「そう言う事。ハラン≠焉A面白い子を好きになるよね。」
「貴方は人のこと言えないでしょう‥‥‥。」
その言葉に、アインは首をかしげた。


はい!どうもこんにちは!
スペル間違ってたらどうしようかと思ってます!
素人作家の、山桜です!
いかがでしたでしょうか?
英文、間違ってたらすみません!
金の申し子は金の神に愛された唯一の乙女でしたね!
金の申し子の設定に悩みましたが、王道系?の設定にしました!
ラーレが逃げ出しましたが、ま、なんとかなるでしょう!
閲覧回数八十五回突破!ありがとうございます!
今回の投稿で百回に行くといいなぁ。
百回いったら、番外編投稿しますね!
リアが大量虐殺した時の番外編です!
お楽しみに!
まぁ、いつも通りでしょうけどね。
では、この辺で閉めさせていただきます!
それでは!
「ご閲覧ありがとうございました!」
次回!part9 ヘインゼルタの家系
明後日投稿予定だよ!お楽しみに!



Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


URL


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。