ダーク・ファンタジー小説

七色が紡ぐ物語
日時: 2019/01/05 16:00
名前: azuno*

語られていた話がある。七色のリングが揃ったとき大きな虹が
空に現れ世界に新たな平和が訪れるという。

現在、そのリングはあちこちに飛び散り宝として大切に保管され
ている。それを狙う魔族たちが現れ始めていた。

【序章】 >>01-02
【第一章】純潔のエルフ >>03-07
【第二章】忍耐の奴隷 >>08-13
【第三章】慈愛のアンドロイド >>14-18
【第四章】誠実の武士 >>19-22
ミルフィの予感 >>23
【第五章】勇気の武闘家 >>24-28
【第六章】節制と怠惰王 >>29-31
私たちのチャンス >>32

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Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.29 )
日時: 2019/01/02 22:35
名前: azuno*

ミルフィ「お疲れ様!!ほら次は節制のリングがある場所を
目指すわよ」
ミルフィは笑顔でそう言った。
ミルフィ「笑顔の島、エミュール島よ。客を笑顔にするために
遊園地や温泉などがたくさんあるの」
ツバキ「お、お、温泉!!」
ミルフィ「冒険家たちの心身を癒す、それがモットーの島よ。
貴方たちも疲れてるでしょ?休んできなさい。リングもちゃんと
持ってね」

****
エミュール島、凄い賑やかだ。
???「ようこそ、冒険家さん!!」
???「笑顔の島、エミュール島に来ていただきありがとうございます。
申し遅れました。私はここの案内人ヴェルデ、彼女も案内人で
名をミルルです」

桃髪の少女がミルル、金髪の男がヴェルデという。
ヴェルデ「ミルフィ様から伺っております。さぁ先に宿へ
案内しますね」
メイ「わぁ、賑やかね!」
ミルル「可愛い子猫♪いいなぁ私も飼いたいなぁ」
ヴェルデ「この島は冒険家様たちの心身を癒すために精進しています。
さぁ、到着しましたよ」
ツバキ「凄い…大きい宿ですね」
レオ「ホントに俺たち、ここに泊まっていいのか?」
ヴェルデ「えぇ、従業員は皆フレンドリーな方ばかりですから
会話してみるのも良いと思いますよ」

Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.30 )
日時: 2019/01/03 17:56
名前: azuno*

ツバキ「わぁ!美味しそう!!」

ツバキは並べられた料理を見ながらそう言った。
バイキング形式のディナーで他の客たちと仲良く話しながら
楽しめるという。
???「あれ、お姉さんたちも冒険家なの?」
ツバキより少し背の低い少女が声を掛けてきた。彼女は巫女服を
着ている。
???「もしかしてツバキさん!!?あの!!私はホノカっていうの
見習いの巫女なんだよ」
ツバキ「そんなに有名なの!?」
ホノカは大きく何度も頷いた。ホノカは何かを思い出した。
そしてツバキにある物を渡した。それは藍色に光るリングだ。
メイ「それって節制のリングじゃない!」
ホノカ「話してくれたお礼だよ!」
ツバキ「ありがとう、ホノカちゃん」
ホノカが去った後、ツバキの隣に座った青年が呟いた。
???「初めまして虹の王の転生者」
レオ「なんでそれを…まさか…」
薄い緑色の髪の青年が大きな欠伸をした。
???「怠惰王グリウズ、俺はぶっちゃけ国も王も関係ないし
戦うのもかったるいから。それに虹の王も寛容だったらしいけど
影王も寛容だし、無理に戦わなくていいってさぁ。俺は
敵対心はないよ、この機に少しだけ教えてあげるからさ」

グリウズからは敵対心を感じられない。
ツバキ「…七王って何なんですか」
レオ「ツバキ?どうしたんだ急に」
グリウズ「以外だね。てっきり影王のことを聞いてくるかと思った」
ツバキ「それも聞きたいですけど、でも…何か引っかかって」
グリウズ「いいよ、じっくり説明してあげるよ。七王は簡単に
言えば狂人、影王から大罪の力を分け与えられた、ね…
だから力も強いのさ。一人一人、一騎当千の力を持つ。だけど
力には代償がある、月に一度ね。俺なら昏睡、暴食は飢餓感、
色欲は発情、強欲は欲求、傲慢は五感停止、憤怒は暴走・自傷…」

Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.31 )
日時: 2019/01/03 18:56
名前: azuno*

グリウズ「本当は大罪の七リングもあるけど虹の王がそれを
粉々に壊したから今はもうないよ」

メイ「…ねぇアンタ、そんなに色々喋って大丈夫なの?」
グリウズ「別に隠すのも面倒くさいし…影王ですら僕を殺せないよ。
僕は影の国を覆う結界を司っているからね、そうなったら国は
大混乱して王も面倒になるから、そうだ!僕と繋がろう虹王」
ツバキ「え!?」

グリウズは優しい笑みを浮かべる。
グリウズ「といっても頻繁に協力はできないけどさ。影にも
光は必要、光にも影は必要さ。虹王、否ツバキ僕は負けたよ君の
器の広さに…自分で言うのも難だけど僕の力なら君たちを
救えると思うんだけどなぁ…」
ツバキは少し考え、顔を上げた。

ツバキ「分かった、協力してグリウズ。貴方は悪い人じゃない」
レオ「オイオイ、マジか?」
グリウズ「いやぁそう言ってもらえると嬉しいよ。じゃあ僕は
これで帰るね」

グリウズは席を立ち消えてしまった。だが席にネックレスと紙が
残っていた。
ツバキ「…虚飾公と憂鬱公、憂鬱公は虹王を探し虚飾公は牢獄島に捕らわれている」
メイ「数万年前にその二人は虹王のために鬼神の如く暴れ回り影王を脅かしたって…」
レオ「じゃあその二人を味方に着ければ、結構な戦力アップだな」

その翌日、島を出た二人と一匹は次の島を目指す。

Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.32 )
日時: 2019/01/03 20:30
名前: azuno*

ジルド「影王、いいのかよ!?グリウズの野郎、虹王と手を組んだらしい
じゃねえか!」
ジルドは怒鳴り散らしていた。影王は面白そうに笑った。
影王「良い、そこから奴らを叩きのめす方がよっぽど良いだろう?
我の後継者も染まるだろう」

****
ツバキたちは虚飾公と憂鬱公について何か知らないかミルフィに
聞いてみた。
ミルフィ「虚飾公はどちらの味方でも無かったはずよ。憂鬱公は
虹王に興味を示し傭兵として戦っていたらしいけど…」
メイ「へぇ…」
ミルフィ「でも影王も恐れたと言われているし、これはチャンスよ!」

ミルフィが元気よくそう言った。

Re: 七色が紡ぐ物語 ( No.33 )
日時: 2019/01/05 16:33
名前: azuno*

ミルフィ曰く、力だけでなく数でも覆して行かなくてはということで
魅惑の島、ガラウ島へやってきた。ここには最近、魔殺しなどと
言われている悪魔がいるという噂がある。
ツバキ「この島は元々黒い瘴気が多かったらしく魔族が多かったって
ミルフィは言ってたね。それで魔族から逃げられるために
仮面をつけ始めたとか」
メイ「確かにそんなこと言ってたわね」
ジェイン「昔からあることとかは割と無くならねえモンさ。もう
ここには黒い瘴気はねえ、でもこれがここの特徴って意味も
あるから残してんだ。仮面を外していいのは洗顔や食事、自宅に
いるときだけらしい」
レオ「ジェインも詳しいな」
ジェイン「まぁな。ッ」

ジェインが足を止め辺りを見回す。ツバキもレオもメイも何かを
感じた。
ツバキ「あのぉ…なんか静かすぎない?」
ジェイン「あぁ、可笑しいな…魔殺しってアンタか?」
小さい男の子がジェインたちを指差す。
男の子「あの人たち嫌い、ネオンあの人たちぶっ壊そう」
レオ「なんか…物騒じゃね?」
ツバキ「悪魔ですね、完璧」
ジェインが振り向きざまに拳を振るう。何かを殴ったようだ。
紫の羽を持つ男だ。彼はジェインと距離を取る。
ジェイン「大丈夫アイツは別に影王との関係はない。確か
ネオンだったか。純粋な子どもで遊ぶなよ、年上が格好悪いぜ」
ネオン「知るかよ」
ツバキ「…私の勘、ネオンは何か悩んでるよね?このまま人間を
弄ぶ悪魔でいようかどうか…ってね」
ネオン「な、悩んでねえ!」

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