ダーク・ファンタジー小説

怪物に蝕まれた者
日時: 2019/02/21 16:49
名前: 麻呂タロー

これは、少女が怪物に蝕まれるお話・・・


〈登場人物〉
 
 金坂 凜(かねさか りん)
 ごく普通の中学二年生。吹奏楽部員。
 ・・・だった者。
 
 三條 実咲(さんじょう みさき)
 凜の友達。吹奏楽部員。
 とても落ち着いていて、冷酷な人に見えるが、優しい人。
 
 菅 浩太(すが こうた)
 凜の後輩。家が近く、幼馴染でもある。
 とても優しく、協調性があるが、自分の意見を突き通すときもある人。
 
 プレデー
 ナニかの主らしい。いったい何者なのかは分からない。
 
 ※若干、恋愛も入っているので、苦手な方はご注意を!

Page:1



Re: 怪物に蝕まれた者 ( No.1 )
日時: 2019/02/21 00:36
名前: 麻呂タロー

ある日、夢を見た。
そこは、とてもとても暗いどこか。
そこに、私と、よくわからないナニかが蠢いていた。
「オマエハ、タイショウシャ。」
対象者?いったい何のこと?
「ワレ、オマエ、タベル。ソレ、キマリ。」
食べるって何?いったいどういうこと?
「オマエ、エラバレタ。ダカラ、プレデーノ、コニナル。」
コって何?やだ、怖い・・・
ナニかがもぞもぞと近づく。
「サア、コッチヘ・・・」
嫌だ。止めて。嫌、嫌、イヤ、イヤ、イヤ!
・・・・・・そして、私は何も見えなくなった。




「コレデ、プレデーハ、スクワレル・・・ワガ、ヌシヨ・・・」

Re: 怪物に蝕まれた者 ( No.2 )
日時: 2019/02/27 23:40
名前: 麻呂タロー

「・・・はぁっ!、はぁ、はぁ」
なんだ、夢か・・・夢だよね
あのナニかを思い出すだけで背中に蟲が這うように悪寒が走る。
気づくと、全身汗でびっしょりだった。
「シャワー浴びよ・・・」
気づけばもう朝練の時間は過ぎていた。
「やばっ!もう最悪。先輩になんて言おう・・・」
もうあの夢は見たくないし、思い出したくもない。
あの夢のせいで妙に体が重かった。

Re: 怪物に蝕まれた者 ( No.3 )
日時: 2019/03/10 17:52
名前: 麻呂タロー

「実咲おはよー」
「おはよう凜。今日はどうしたの?朝練来なかったから先輩、すごく怒ってたよ。」
「それがさー、聞いてよ!なんか変な夢見ちゃってそれで寝坊しちゃって・・・もう最悪!!」
「どんな夢だったの?」
「えーっと・・・」
さすがにあの夢のことは口には出せなかった。だって、今思い出すだけでも震えが止まらなくなってしまう。
「うーん・・・あんま覚えてないけど、バナナで何回も転ぶ夢かな(笑)」
「そんな夢で遅れたの(笑)しかもバナナってセンスがヤバいね。」
ちょっとおかしくて二人で笑いあった。さっきまでは恐ろしかったが、実咲と話しているうちにそんなことなど忘れてしまった。

Re: 怪物に蝕まれた者 ( No.4 )
日時: 2019/03/15 13:19
名前: 麻呂タロー

あれから一週間がたった。あの夢のことなど私はとうの昔に忘れてしまった。
吹奏楽部では大会などの時に自分たちの楽器をトラックなどに積んで運ばなければならない
それは管楽器のみならず、打楽器もだ。小さいスネアドラムとかだけだったらいいのだが、
大きく重いティンパニやマリンバもだ。しかも、私たちの音楽室は3階にあるのでそこから階段で
自分たちで運ぶのだ。これがどんなにつらいものか・・・(泣)
「凜ちゃーん、マリンバ運ぶの手伝ってー!」
「はーい、分かりましたー!!」
(マリンバかぁ、あれ、重いんだよなぁ・・・)
先輩に言われ私はマリンバの端を持った。
「あれ?なんか軽い・・・せんぱーい。じゃあ、行きますよー!」
「え?ちょっと待って!端っこを二人で持たないと危ないでしょ!男子じゃないんだから!」
「ダイジョブですよ先輩!なんか余裕で持ててるんで。さ、行きましょ!」
先輩が持っているほうは二人で、私は一人で持って一階まで下りた。

Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


URL


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。