二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」
日時: 2012/07/27 11:25
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

デート・ア・ライブ二次創作ss

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Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.1 )
日時: 2012/07/27 11:34
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

里「だから、そのままの意味よ。クビ」

神無月「ちょ、ちょっと待って下さい司令ッ!ど、どうしてそのような事に…」

琴里「そりゃ、不景気でラタトスクの予算が減ったのよ。あんたたちの給料を減らしでもしないとこのフラクシナスは潰れるわ」

神無月「な、ならば、給料カットでもいいじゃないですか!?」

琴里「いえ。それでは駄目なの。何だかんだ言って末端にだってそれ相応の給料を与えている今、それくらいでは問題は解決しないわ。カットしても足りないのよ」

神無月「だったら末端を……」

琴里「あんた、さっき言った事、覚えてる?足りないの。わかる?それに、末端までクビにしたら、ラタトスク艦内に不満が溜まるわ。ここは、今この艦内で私に次ぐ権力者を切る。それは艦内の不満を、「あぁ、仕方ないな」と思わせることが重要なのよ。理解した?神無月」

神無月「そうですか……私は、不要だった、のですか……」

琴里「勿論、神無月の腕は認めているわ。だけど、仕方ないのよ。副司令、副艦長……その肩書きは、今後令音に担って貰うわ。問題はないでしょう?」

神無月「私は一体これからどうやって生きていけばいいんですか?」

琴里「住居は、精霊用のマンションの一室貸すわよ。まだあそこには十香と四糸乃しかいないし。部屋は有り余ってるわ。仕事は自分で探しなさい。あんたは性癖以外はかなりイケてるんだから」

神無月「そ、そうですか……では、お部屋、お借りしますね。ありがとうございます」

琴里「一応、リストラという形ではなく、自主退職という形にしておくから、手当ては出るでしょう。お金がなくなるまでに、次の仕事でも探しなさい」

神無月「では、司令……今まで、ありがとうございました……!!」オジギ

琴里「ごめんね……ごめんね神無月……」

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神無月「とは、言ったものの……」

神無月「ここから、どうしましょうか……」

神無月「行く当てもありませんし……」

神無月「ひとまずは、マンションへの引っ越しを済ませましょう!他にすることもないですし」

まんしょん!

神無月「引っ越ししても、私あまり私物持っていないんですよね。ずっと艦内にいましたし」

神無月「あるのは……生活用具と<聖琴里勲章>くらいでしょうか」

説明しよう!聖琴里勲章とは、五河琴里の写真で作った缶バッチである!

神無月「服、買わないといけませんね。いままで軍服や支給の服を着ていたことが多かったせいで、私服持っていないですし」

神無月「と、なれば、現在の所持金を確認!一応、貯金もありますけどそれはもしもの時にしか使いません。計画的に進めるべきですッ!」グッ

神無月「…………2864円」サァァァッ

神無月「これでは服買えないじゃないですか!自炊したとして1週間くらいしかもちません!」バチーン

神無月「はぁ……はぁ……財布を投げるのはいけませんよね……」

ピーンポーン

神無月「私に来客ですか?知り合いは殆どいないはずなのですが……」

???「いるんでしょ!?ここにいると聞きました副司令!」ガンガンガン

神無月「ちょ、ちょっと扉を叩かないで下さい!いるのはわかっていますから!」

神無月「どちら様でしょうか」ガチャ、ゴン

???「ッ!?つぅー……何してるんですか副司令!扉くらい気を付けて開けてください!」

神無月「は、はぁ……で、どうしたんですか?中津川。まだ勤務中なのではないですか?」

中津川「まったく……副司令?自分の置かれている立場を思い出して下さい。私も副司令と同じです。要はリストラされてしまいました」

神無月「やはり私だけではありませんでしたか……まぁ、とりあえず、中に入って下さい。立ち話というのもなんでしょうし」

中津川「そうさせてもらいましょうかね」

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神無月「………と、言うことは、私や中津川の他にも数人、解雇されていると。そういうことですね?私の様にこのマンションに入居した者はいないのですか?」

中津川「恐らく……副司令だけかと思いますよ。ほら、一応副司令なんですし。呼び出しには早く応じてくれたほうが都合がいいじゃないですか」

神無月「そういうことですか……えぇ。簡単にですが、わかりました。でも、ここにきたのはそんなことを伝える為だけではないですよね?目的を話して頂けますか?」

中津川「………さすが、あの司令の下にいただけのことはありますね副司令。では、本題に入ります」

神無月「お仕事を頂けると、嬉しいのですが」

中津川「やはり副司令もそう思っていましたか!?そうです私たち、元フラクシナス構成員で、小さなカフェでも始めようと思い立ちまして!」

中津川「私たち、構成員をクビになった身になっても、司令に尽くしたいのですよ!」

中津川「店舗はもう見つけてあります。後は人員を集めるだけなんです!副司令、参加、していただけますね?」

神無月「……構いませんけど……資金等はどうするのですか?店舗展開にはかなりの予算が必要になると思いますが……」

中津川「そこは問題ありません。幹本に調達させました」グッ

神無月「幹本のプライベートの暮らしには私も疑問を覚えていた事はありますけ……負担にはならないでしょうか」

中津川「大丈夫ですッ!その代わりに、私も沢山の嫁を失ってしまいましたが……」

神無月「凄く身を削ってますねそれ!?そんなのに私が参加してもいいのですか!?」

中津川「いえいえ。参加してくださいよ。副司令がクビになったと聞いて始めた事なんですから」

神無月「そ、それはそれで嫌な言い方ですよね……」

中津川「フラクシナス構成員で指折りの美型ですよ?クルーにするには、もってこいの人材じゃないですか。副司令は性癖以外は完璧なんですから」

神無月「それ、司令にも言われましたよ……皆さんそう思っていたのですね……」

中津川「と、に、か、く!もう決まっている事なので、契約書にサインを頂けると嬉しいのですが」

神無月「当てもありませんし、構わないのですが……こうもあっさり職に就けていいものなんでしょうか?」

中津川「そんなの後で考えればいいでしょう!私たちはフラクシナス構成員ですよ?訓練は積んでありますし、この能力を無視するのは勿体無いじゃないですか」

神無月「いいですけど……」カキカキ

神無月「あ、司令に尽くしたいというのは、つまりどういう事なのですか?」

中津川「ふっ……まぁ、任せておいて下さいよ。ちゃんと考えてありますから」

神無月「では、これでよろしいですね?ありがとうございました、中津川。仕事が無くて困っていた所だったので」

中津川「では、これが制服です。仕事場は夜刀神十香の作戦の時に使った店を買い取りました。Fー08・オペレーション『天宮の休日』で村雨解析官が使用した店です。勤務は明日午前8時からで、よろしいですね?」

神無月「えらくいい場所を買いましたね……私は構いません。では、後日、落ち合いましょう」

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よるだよ!

神無月「はぁ……仕事は見つかりましたが……なんとまぁ、餌を持ってこられたから食べたみたいな感じですよね……」

神無月「制服、ですか……と言ってもこれ、殆どスーツですよね。男性用なら、こんなものしか無いのはわかりきっていますが」

神無月「ここにいても話になりません。というかお腹空きました。夕食でも食べましょう」

神無月「近所にスーパーなんてありましたっけ……」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.2 )
日時: 2012/07/28 08:50
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

神無月「ふーんふふーんふふふーん♪」

神無月「パスタが安かったなんて少しラッキーですよね。クビになったのだから幸先はいいわけではないですけど……」

神無月「トマト缶と鰯で軽く作りますか……」

神無月「あ、あぁ……調味料が一切ないですね……困りました」

???「あ、あれ?神無月さんですか?」

神無月「……あ、士道くん。こんなところで何をしてるんですか?」

士道「いやいや、俺はいつもここで買い物してるんですけど。神無月さんこそ、何やってるんですか?いつの艦内にいるのに」

神無月「あ、そうです。思い出しました」

士道「何をですか?」

神無月「隣に引っ越してきた神無月恭平と申します。以後、お見知り置きを」

士道「」

士道「ちょ、ちょーっと待って下さい?話が読めないんですけど」

神無月「要は、士道くんの隣に越してきたのですが」

士道「えっと……何故に?」

神無月「詳しい事情は面倒なので省きますが……簡単には、クビになりまして」ニッコリ

士道「全然笑える話じゃねぇ!?ってかクビってどうして!?神無月さん一応副司令じゃなかったんですか!?」

神無月「他の構成員も、リストラされているのですよ……今把握しているのは、中津川だけですが」

士道「ご時世つれぇ……」

神無月「司令直々の命令でしたので。私はそれに従うまでですよ。仕事も見つかりましたし」

士道「それで、夕食を作るための材料を買いにきた、と……」

神無月「そういうことです。……ところで、士道くん?よろしければ、調味料を貸して頂けないでしょうか?今から調達するには所持金が足りないもので……」

士道「どんだけ困ってるんですか!?今の所持金は!?」

神無月「2864円で、パスタが180円、トマト缶が100円、鰯が150円なので……」

士道「2434円て!?お金足りるんですか!?」

神無月「足りないんですよね。一食でこれなので……あ、まぁ一日でこれなら10日程なら……」

士道「いいです!もうしばらくウチにご飯食べに来て下さい!給料日に幾らか貰えればいいのでッ!」

神無月「で、でもそれでは……」

士道「ウチは十香のお弁当も一緒に作ってるんですから、一人増えたくらいで変わりませんから。お隣さんが餓死したなんてニュース聞きたくないですし」

神無月「あぁ、士道くん!貴方はそんなにも優しい人だったのですね!?司令の兄として相応しいです!今後も司令をよろしくお願いします!」

士道「今後も何も、琴里の心配よりも自分の心配をしてくださいよ」

神無月「あ」

士道「どうしたんですか?」

神無月「(゜ロ゜)」

士道「言語を使用して下さい」

神無月「………では、司令と同じ晩御飯を、私は食べるのですよね?」

士道「ま、まぁ、そうですけど」

神無月「私は、司令と同じ食卓を囲むのですよね?」

士道「そうなりますね」

神無月「すっごぉく気まずくなるじゃないですかぁ!」

士道「………そこですか?」

神無月「主に司令がッ!」

士道「ってそっちかよ!?」

神無月「だって、士道くん、考えてみて下さい。今日クビにした人と一緒にご飯ですよ?」

神無月「わかりやすく言うと、絶交って言ったその日の夜にばったり会っちゃうくらいに気まずいです」

士道「その例えは一体なんなんだ!?」

神無月「わかりやすかったでしょう?」

士道「わかりやすかったですけど……」

神無月「では、構わないじゃないですか。士道くんは私に大人しく調味料を貸せばいいのですッ!ほら、私がこんなに困っていますよ?」

士道「人に借りるのになんと上から目線なことか……」

神無月「にんにくがあればなお、嬉しいです」

士道「あ、すみません。この前にんにくは使っちゃって無いんです」

神無月「(゜ロ゜)」

士道「その顔好きですね!」

神無月「………………」テクテク

士道「えっと……神無月さん?」

神無月「………………」テクテク

士道「あ、帰ってきた。何か手に持ってる」

神無月「………………ふぅ」ゴトッ

士道「なんで無言でにんにくを取ってきて無言で俺の買い物かごの中に入れたんですか!?」

神無月「えっ?だって、今、丁度にんにくを切らしていたとお聞きしましたが」

士道「図々し過ぎるわ!どんだけ俺ににんにく借りたいんだよ!?」

神無月「にんにくがないとトマトと鰯のスパゲッティは出来ないんですよ?」

士道「だからどうしたッ!?」

神無月「………士道くんはそんなにも薄情者だったのですね……司令から、「士道は、人絶望に対しては妙に敏感」と聞いていたのですが……私の絶望には反応していただけなくて……」

神無月「ま、まさか士道くんのその<絶望感知>は女性にしか適応されないのですか!?」

神無月「稀代の救世プレイボーイの名は伊達じゃなかったのですね!!」

神無月「そして男には一切の興味を示さない女たらしだったのですね!?」

士道「なんか物凄い言われようだ!?」

神無月「はぁ……しかたありますん……」

士道「仕方ねぇのか仕方あるのかどっちだよ!?」

神無月「どちらとも言えるし、どちらとも言えない。その結果は士道くんのにんにくによります……」

士道「いやどんだけにんにく欲しいんだよ」

神無月「……………」スッ

士道「今度は何をするつもりですか?」

神無月「私ににんにくを貸して下さい!」orz ドゲザー

士道「美しすぎる……なんて土下座だ……」

神無月「お願いします士道くんッ!私にッ!私ににんにくをッ!貸してッ!下さいッ!」

士道「大声を出さないで下さい!目立つじゃないですか!」

神無月「お願いしますッ!にんにくをッ!にんにくをぉぉぉぉぉぉ!」

士道「もういいですからッ!にんにく買いますからッ!」

神無月「ほ、本当ですか!?」パァァァッ

士道「素直な人だなおい……この人、性癖以外なら完璧なんじゃないのか……?」

神無月「すみません。士道くん、それ言われるの三回目ですよ」

士道「そ、そうですか………」

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神無月「と、言うわけで初めての五河家に訪問しました」

士道「……半ば無理矢理だった気がするけどな……」

神無月「士道くん?何か言いましたか?」

士道「い、いやぁーなんでもないですよー今何時ですか?」

神無月「……おかしな士道くんです。えっと、今の時間ですね?現在丁度午後5時です。司令が一時帰宅するのは6時半なので、それまでに仕上げてしまいましょう」

士道「なんでそんなこと知っt……あぁ、職場が一緒だからか」

神無月「そりゃ、上司の行動時間くらい皆把握していますよ。特に<フラクシナス>構成員は」

士道「多分そこが特別なだけじゃないですかね……」

神無月「そんなことはどうでもいいんです。士道くん、キッチンお借りしますね」

士道「はいはいどーぞー………はぁ……こっから飯作んなきゃなんだよなぁ……」

神無月「食事ですか?私が人数分作っても構いませんが」ジュゥゥゥ

士道「いやいやいや!食材は神無月さんが買ってきたものでしょう!?負担をかけるわけには……」

神無月「いいえ。今晩は私に振る舞わせて下さい。まぁ、その、引越し蕎麦みたいな物だと思って気楽に」トントントン

士道「そ、うですか?わかりましたよ……ありがとうございます」

神無月「いえいえ。私にキッチンと調味料とにんにくを貸して下さったお礼とでも受け取って下さい」サッ、ジュゥゥゥ

士道「まだにんにく引っ張るのか……」

神無月「感謝の気持ちは忘れないようにしないといけませんから………熱ッ!?」ジュゥゥゥ

士道「気を付けて下さいよ……」

ピーンポーン

神無月「来客ですか?」

士道「あぁ。ちょっと行ってくるな」

神無月「はい」ニッコリ

ピーンポーン

士道「はいはーい今でまーす」

ピーンポーンピンポピンポピーンポーン

士道「っだぁぁぁもう!連打すんなっていったろ十香!?」

ピーン

士道「よし。今開けるからなー」

士道「ょぃしょっと」ガチャ

十香「おぉ!シドー、ご飯を食べに来たぞ!」

ポーン

士道「押したままにしてるのもやめてくれよな……」

十香「それにしても、このピンポンは凄いな!押すとシドーが出てくるぞ」

士道「いやそれはインターホンと言ってだな……必ずしも俺が出るとは限らん」

十香「………む。こ、これは香ばしいにんにくの香り!シドー、今日の夕餉はなんだ!?」

士道「あ、あぁ。今日は俺が作るんじゃねぇんだ」

十香「ぬ?な、ならばピッツァか!シドーがピッツァを注文したのか?」

士道「あ、いやピザなそれなら。どうして発音良く言った」

十香「ピザではないピッツァだ!と、この前眠そうな女とやったゲェムで言われた」

士道「さ、さいですか……とりあえずまぁ、あがれよ。もうすぐ出来るだろうし」

十香「うむっ。お邪魔するぞ」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.3 )
日時: 2012/07/29 19:31
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

神無月「おや?十香じゃないですか!随分可愛らしい客人が来ましたね」ポコポコ

士道「からかわないで下さい。ほら、十香。覚えてるか?ラタトスクの……」

十香「うむ。神無月だな。覚えているぞ。私も良くして貰ったからな」

士道「そか……そう言えば、十香は何時もラタトスクに健康診断に行ってたよな…」

十香「最近は行っていないがな。シドーのお陰だぞ?感謝している」

神無月「お二人はどのような関係で?」ジャー、サッ、チッチッ

十香「む?それはだな、私とシドーは激しく求め合って繋がっている関係なのだ」

士道「いやいや、誤解を招くような言い方はやめろ。俺が十香と……その……」

神無月「わかっていますよ。私はフラクシナスの副司令ですよ?元ですけど。二人の関係どころか、そのように仕向けたのは私たちなのですから」ジュゥゥゥゥ

十香「ぬ。そうなのか?シドーは私に会いたかっただのデェトしたいだの言ってきたのは、貴様らがせってぃんぐしたものだったとは……シドー……私は、本当はシドーの求められていなかったのか……?」

士道「何言ってんだ。俺は別にラタトスクが無くても十香と会ってたと思うぞ?ほら、初めて会った時はラタトスクと関係は持って無かったし」イケメンガオ

神無月「ふむ……それはそうですね……私たちがサポートに入ったのは、十香が学校校舎に現界したときからですから」サッ、ドバッ、マゼマゼ

十香「な、なら、シドーはコイツらがいなくとも私と出会っていたのか?」ウルウル

士道「ま、まぁ、そうなるけど……」

十香「シドーは……私と出会う、運命だった……むふふふふ」ニヤニヤ

神無月「さて、惚ける前に夕食と致しましょう。私が作った物ですので、味に保証は出来ませんが、どうぞ召し上がって下さい」コトッ

士道「おぉ………案外美味しそうに出来てる……」

神無月「失礼なっ!私、こう見えてちゃんと料理くらい出来ます!」プンプン

十香「」ワキワキ

神無月「お好みで、粉チーズ等をかけると美味しくいただけますよ?十香」

十香「」ブンブンブン、サァッ、ドバッ

士道「いやそれ山盛りになってんぞ……大丈夫じゃねぇよな……」

神無月「まだそれぞれにおかわり一回分はありますよ。失敗なら私が責任を持って食べますので」

士道「あ、十香ーそこの棚からスプーンとフォーク取ってくれー。あ、一応琴里の分も」

十香「了解したっ!早く夕餉にしよう」

士道「はいはい。いいから早く取ってくれ。食事はそれからな」

神無月「急がなくても料理は逃げませんよ。さて、と。いただきましょう」

十香「ほら、依頼の品だシドー。受け取れっ!」ピシュッ

士道「いや投げんじゃねぇよ!危ねぇだろうが!!」バイーン

神無月「あと数pずれていたら救急車を呼ばなければならない所でした……」

士道「ったくもう……ちゃんといただきますしてな」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.4 )
日時: 2012/07/29 19:32
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

士道・十香・神無月「いただきまーす」

士道「………う、うめぇじゃん」

十香「美味だッ!美味しいぞ神無月!」バクバク

神無月「喜んでいただいで私も嬉しいですよ」ニッコリ

士道「ほんとに……一回、精神矯正でもしたほうがいいんじゃねぇの?」

十香「うまーっ!神無月!貴様本当に性格がマシなら完璧だったのではないか?」

神無月「それ、行く先々で言われるのですが……まぁ、皆さんがそう思っている分には、仕方ありませんよね」クルクル

士道「作りに来てもらえれば、俺も楽なんだけどな。神無月さんは琴里と一緒なのが気まずいんでしょ?」

神無月「私は大歓迎なのですが、司令と顔を合わせるには、少し時間が欲しいですね……」

十香「む?神無月は琴里と喧嘩でもしたのか?私が間を取り持ってやってもいいぞ。報酬はきな粉パンだ!」

神無月「いえいえ。私が司令と喧嘩すると思いますか?」

士道「いやあなたの場合は一方的に殴られておしまいでしょうに……」

神無月「てへっ☆バレちゃいましたか」

十香「喧嘩でないとすれば……一体なんなのだ?」

神無月「説明するとなれば……難しいものなのですが……」

士道「いや、無理に言わなくたっていいんですよ?俺が説明しときますし」

神無月「ははっ、士道くんは優しいですね。でも、この場合は質問された私が答えた方が良さそうです」

神無月「士道くん、十香が人間らしくなっている事に気付いていますか?」

士道「いや、前から人間みたいな行動を取ってましたけど……少し子供っぽくはありましたけど」

神無月「彼女は元精霊ですよ?人間の原理がまともに合致すると考えてはいけません」

神無月「彼女は<知る欲求>と言うことを知ったのですよ。これは、人間としての深層心理、欲するという事を深く進めた状態であることがわかります」

士道「欲する……ですか」

神無月「人間の三大欲求、食欲、性欲、睡眠欲。これら3つを含む、生理的欲求については、私たちは心配していませんでした。精霊も生き物ですから」

神無月「でも、知識欲、獲得、優越、防衛……これ等の高次的な欲求に関しては、人間が後天的に、社会構造によって形成された欲求です。そして、社会はこれがあることを当たり前だと認識しています」

士道「えっと………つまりは?」

神無月「士道くんは、他人に認められたい。周囲から愛されている、という実感は、あった方が嬉しいですよね?」

士道「えぇ……まぁ、普通は認めて欲しいですよ」

神無月「では、蟻などの昆虫類は、認めて欲しいから、働くのでしょうか?」

士道「違いますけど……」

神無月「そういうことです。人間は社会の地位や、承認、そのような事を欲する高次的な欲求を持っているのです」

神無月「その1つが、知識欲、なのですよ。高次的な欲求は面倒なんです。言葉で一概に説明出来るようなものではありません」

神無月「私たちラタトスクは、精霊との対話によって戦闘により殺害を否定する、いわば平和的解決によって精霊たちを守りたいという集団なのですよ」

神無月「私たちの問題点は、幾つも挙げられました。そもそも、精霊を無効化したところで人間社会に溶け込めるのか、今後のアフターケアまで出来るのか、それが私たちラタトスクの課題でした」

神無月「アフターケアに関しては、顕現装置を使用すれば、何等問題ありませんよね。でも、前者は問題点として残ってしまいました。人間社会に溶け込めるのか?それが課題でした」

神無月「大袈裟ですが、もし仮に士道くんが数百人の精霊を救ったとします。彼女らはどうやって生きていくのですか?生き物を救うとは、その生き物の今後も責任を持って育てることと同義なのです」

神無月「少し話が反れてしまいました。すみませんね。私たちはそう言う集団で、士道くんはそう言う集団の核となっている事を認識して欲しかったのですよ」

士道「そ、そうですか……」

神無月「精霊が殺されるのを見ているだけなのは嫌なのでしょう?」

士道「当たり前だっ!俺は十香を、四糸乃を、琴里を救ったんだ。精霊に例外なんていない。俺は、助けてと手を伸ばした奴全員を救うさ。例え、綺麗事だと罵られても、俺は間違っているなんて思わない。俺は正しいはずなんだから」

神無月「………それでこそ、士道くんですよ。では、十香。お答えしましょう」

十香「途中から何の話なのかわからなくなったぞ……」

神無月「十香は分からなくても結構ですよ?難しい話ですし。お答えしますよ。」

神無月「司令と喧嘩したのか、でしたね?答えはNo です。私は元々喧嘩しない主義ですし、今も司令が大好きです」

十香「で、では……どうして顔を合わせたくないのだ?」

神無月「私は、その……解雇されたんですよ。司令に。所謂、リストラという物です。司令が気を遣って、自主退職にしてくれたお陰で、当面のお金は保証されていますが」

十香「……?リストラとはなんだ?解雇?」

神無月「おや、わかりませんでしたか?すみません……学生に分かりやすく言うと、退学、です」

十香「ふむ……と、言うことはだな……」

神無月「私は、もうラタトスクのクルーでも、フラクシナスの副司令でもないってことです」

十香「そうなると、どうなるのだ?」

神無月「簡単に言いますと、もう、村雨解析官にも、司令にも、どのフラクシナス構成員とも、関係が断ち切られたことになりますね。十香に分かりやすく言うと、絶交、ですかね」

十香「…………」カタカタ

神無月「ど、どうしましたか?十香」

十香「その……悪かったな。神無月の気持ちも知らないで……考えが甘かったようだ……」プルプル

神無月「まぁまぁ、お気になさらぬよう」

十香「気にしていたのは貴様の方であろうが!!神無月!!」

神無月「………はて。なんの事やら」

十香「惚けるものいい加減にしろ!私は、シドーに逢うまではずっと一人だったのだ。シドーは、私を肯定すると言ってくれた。私は、世界から存在を否定されていると思っていたからだ」

十香「だから、私はその時の感情が痛い程にわかるッ!貴様はずっと、ずっとずっとずーーーっと、あの艦内にいたのであろう!?貴様にとっての世界はあの空中艦ではないのか?」

神無月「えぇ、否定は出来ませんね。私はずっと司令の補佐をしていましたので」

十香「嫌だろう。そうであろう!!わかる。私には、貴様の事が痛い程にわかる」

神無月「同じ事を二回も言わなくてもわかりますよ」

十香「話に水を注すでない!私は貴様を救いたいと思っているのだ。かつての私にシドーがしてくれたように、今の私は貴様に何かしてやりたい。私を頼ってくれないか、神無月」

神無月「…………っ」

十香「私はまだ……いや、これからもずっと、未熟なままだろう。貴様とは年齢も、重ねた知識の量も、経験も劣る。だけど……あぁっ!なんと言えば良いのだッ!?」

士道「十香。無茶すんなって」

十香「シドーは今関係ない!私は今、コイツと……神無月と話しているのだ!」

士道「いや、そう言うことが言いたいんじゃないんだ。十香には言葉が少なすぎる。まだ真面目な話が出来るような程じゃあない」

十香「そんな!私はただ……」

神無月「いえ、十香。ありがとうございます」

十香「神無月!私はまだ何も……」

神無月「もう、十分に伝わりましたよ。十香。では、改めて、ご挨拶をさせていただきます」

神無月「十香の隣室に引っ越して来ました、神無月恭平と申します。以後、お見知り置きを」


Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.5 )
日時: 2012/07/30 22:41
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

翌日、午前八時

神無月「はぁ……中津川はまだでしょうか……」

神無月「言っときますけど、私集合時間の一時間前にはいるんですけど」

神無月「いや、でもここで合ってますよね……?天宮の休日は確かここで……」

神無月「私は外に出たりあまりしませんし、正解かどうかもわかりませんけど」

神無月「普通なら、こんなものなのでしょうか?それにしても、集合時間くらいは守って欲しいものです」ハァ……

ガチャ、ゴンッ

神無月「アイタッ!?」

中津川「あ、副司令ってばここにいたんですか?遅いなーっと思って出てきて正解でしたよー」

神無月「なぁぁかぁぁつぅぅぅがぁぁゎぁぁぁ…………」

中津川「………いかがいたしましたか?」

神無月「いかがも何もないですよ!昨日私に、扉を開ける時くらい確認しろ、と言いましたよね!?あの台詞を今の貴方にプレゼントフォー・ユーです!」

中津川「あ、扉ぶつけちゃいました?めんごめんご☆」

神無月「ノリが軽すぎます!もっと誠実な感じで謝罪してください!」

中津川「そ、そんな……///体で償えだなんて………」

神無月「そろそと怒りますよ?中津川」ゴゴゴゴゴ

中津川「じょ、冗談じゃないですかぁー……副司令ったらぁ☆」キャピッ

神無月「……………イラッ」

中津川「ちょ、温厚な副司令のキャラがずれてますよ!戻って下さい!」

神無月「まぁ……こちらにも問題点は有りましたよ?指定された場所が店内とは知らずに外で待っていたことです。でも、中津川は天宮の休日としか言ってくれませんでしたので」

中津川「後で気付いたんですよ。そう言えば副司令のメールアドレス知らないなーって。まーあの人の事だし来るだろーとは思ってましたけど」

神無月「そんな風に思われていたのですね……」

中津川「ま、まーまー……いいじゃないですか!中はちゃんと空調完備しているので、快適なはずです」

神無月「わかりました。中で制服を着させて貰いますので、少し時間をいただけますか?」

中津川「構いませんけど……」

神無月「では、しばしお待ちを」

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神無月「怖いくらいにサイズもピッタリですね……どこで私のサイズを知ったのでしょうか……」

中津川「似合ってるじゃないですか!」

神無月「いや、昨日の間にサイズチェックをしていなかった私が悪いのですが、それにしてもピッタリ過ぎませんか?」

中津川「いや、普通にサイズくらいわかりますよ。軍服のサイズ知ってましたし」

神無月「私 結構大きい筈なんですけど…」

中津川「それくらいどぅってこと無いですよ。稼ぎは副司令がするんですし」

神無月「か、稼ぎって……私に何をさせるつもりなんですか?」

中津川「何って……私言いましたよね?カフェを開くんですよ」

神無月「それと私が稼ぐ事との関係性が見出だせないのですよ」

中津川「クルーにするって言ったじゃないですか」

神無月「私が……クルーですか?」

中津川「ざっくり言うと副司令には接客係をして貰います」

神無月「私が接客ですか?」

中津川「そうですよ!貴方は性癖以外は完璧なんです!ルックスも素晴らしい。身長も高身長ときました。神はやはり公平です。貴方のその外見、スペック、それの上昇値を公平にする為にあの性癖が追加されているのですね!」

神無月「すみませんが……話が反れていますよ」

中津川「結果的に言えば、性癖を隠して下さい。神無月副司令」

神無月「わ、私はそんな色情魔に見えていたのですか!?」

中津川「貴方は何時もそうだったでしょうが……」

神無月「そ、そんな……ショックです…」

中津川「あんまり気にしなくても結構ですよ。開店は9時を予定しています。それまでに、マニュアルを読んでいて下さいね」

神無月「マニュアルだけで良いのですか?そういうものは、人に教わる方が、効率がいいと思うのですけど……」

中津川「先輩なんていませんし、他のクルーは、人格や経歴に問題が多数あるんですよ?そんな私たちにコミュニケーション能力を求めるんですか?」

神無月「わかりましたよ……仕方無いです」

中津川「では、よろしくお願いしますね。私は厨房で調理をしていますので」

神無月「中津川が調理ですか?私が見た方が……」

中津川「貴方は接客に集中してください。幹本がもうすぐチラシを持ってきてくれるので、それを川越に配らせます。ピークはお昼時でしょうね。それまで、頑張って下さいね、神無月副司令」

神無月「は、はぁ……」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.6 )
日時: 2012/07/30 22:49
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp


神無月「マニュアル程度なら理解出来ましたが……やはり人間相手にしてみない事には、何とも言えませんね……」

神無月「客も来ないまま既に昼3時です」

神無月「新装開店なのに、この盛況では、今後どうなる事やら……」

カランカラン

神無月「おや、お客さんですか。いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

???「えっと……神無…月…さん……来ま…した」

神無月「四糸乃ではないですか。今日はどうしたのですか?」

四糸乃「あ、あの……今日は……お客さんと…して…」

よしのん『やっはー、神無月さん元気ぃー?』

神無月「よしのんも、こんにちは」

よしのん『もぉー堅っ苦しいのはやめにしてちょーだい。あ、でも一応お客さんだから、そこはよろしくねー』

神無月「えぇ。心得ました」

四糸乃「そ、れで……ですね…えっと…私、お客さん……です」

神無月「えぇ。わかっていますよ」

四糸乃「そ、それで……私は…お、おやつを……」

よしのん『あぁあぁそーだ!神無月さんさぁー、さっきこぉーんなチラシを貰ったんだけどー』

神無月「チラシですか?確かに川越が配っているとは聞いていましたけど……」

神無月「なになに?【美青年ウェイターがおもてなしっ!フラクナシス、本日オープン!ほっとした時間を貴女に。オープン記念として、アップルティーを注文した方にはもれなくアップルパイが付いてきます】……ふむ…なるほど…」

四糸乃「そっ、それで!私が……士道さんに……お、お願い……したんです…そしたら、お金を…くれて……」

よしのん『いやーさー。四糸乃ったらこれでも張り切っちゃっててね。珍しく外に出てきちゃうんだからねー……神無月さん、お願いしちゃってもいいかなー?』

神無月「えぇ。構いませんよ。では、姫」

四糸乃「………?」

よしのん『ほぉーらっ!四糸乃呼ばれてるよ!』

四糸乃「………わ、私ですか?」

神無月「そうですよ、姫。お席はこちらになります」

よしのん『ちょっとぉー、神無月さん?よしのんの事は無視なのかなー?』

神無月「すみません。姫もこちらへ」



神無月「姫、ご注文はお決まりでしょうか?」

四糸乃「あっ……その……こ、これをっ」

よしのん『お?四糸乃はアップルティーセットにすんのー?んじゃーよしのんは横からちょこーっと貰おうかな』

神無月「では、アップルティーセットがお1つでよろしかったでしょうか?」

四糸乃「ぇ……ぁ……はぃ……」

よしのん『ここでまでそんな風じゃあー学校なんて行かせて貰えないよ?十香ちゃんは高校に行ってるのにさぁー。十香ちゃんは士道くんと一緒ってのもあるだろうけど』

四糸乃「あ……えっと…その……」

神無月「急かさなくても大丈夫ですよ、よしのん。フラクシナスでは、ちゃんと教育課程も一般常識レベルまでは教えられるはずですから。ゆっくり慣れていけば、そのうちに学校にも活けるようになりますよ」

よしのん『そいやーさー。神無月さんって、なんでここにいるわけ?いっつもあの船の中にいたよね?』

神無月「それはですね、私、彼処を解雇されたのですよ」

四糸乃「そっ……その……すいません……わかんないです……」

よしのん『んー?よしのんもわかんないなー。分かりやすく言ってくれるかなー?出来れば、四糸乃にも分かるように』

神無月「うーん……難しいですね……そうですね。簡単に例えるとすれば、私のしていた事は、村雨解析官に代わって貰って、私は用済みになったので、ここで働かせて貰ってるんですよ」

四糸乃「用…済み……ですか?」

よしのん『はっはぁー……悪かったねー神無月さん。悪い事聞いちゃったかな?』

神無月「いえ、気になさらなくても、結構ですよ。事実ですので」

よしのん『辛かったろうねー……あんだけ琴里ちゃんに執着してた神無月さんがやめちゃうってね……あの船も今静かでしょーねー』

四糸乃「変な……事聞いて……すいません……でした……」

神無月「ここは、逆に心配されたほうが悲しいというものですよ。では、ご注文を繰り返させていただきますね」

四糸乃「はい……」

神無月「アップルティーセットが一点、サービスで、アップルパイをお付けしますね。会計は、300円になります」ニッコリ

よしのん『おやおやー?ここには420円って書いてあるんだけどー?』

神無月「可愛らしいお二方への私からのサービスですよ。初めてのお客さんですし」

四糸乃「す、すいません……」

よしのん『やっはー神無月さんも言うようになったねぇー。見る目があるよ?四糸乃は良い子だし』

神無月「ただし、条件として、また来てくださいね?その時は、お友だちも連れて」

四糸乃「わかり……ました…ありがとう……ございます」

よしのん『んじゃー今度は十香ちゃんでも連れてこよーかな?うんうん、それがいいよ』

神無月「そうしていただけると嬉しいです。では、しばしお待ちを」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.7 )
日時: 2012/07/30 22:50
名前: roki-siesta  (sis-sis-siesta@ezweb.ne.jp

神無月「中津川、アップルティーセットです」

中津川「了解しましたよーっと……」

神無月「そう言えば、アップルパイとアップルティーという組合せは、何か根拠があっての事なのですか?」

中津川「根拠ですか?私が神推ししているアニメで、その組合せを発見したので、合うのかなーっと思いまして」

神無月「また貴方はそうやって……」

中津川「いいですか?彼女らは嘘を吐きません。この世で最も信用できるソースは彼女らです」

神無月「中津川はz軸のある人との付き合いもしたほうが良いかと思いますよ?」

中津川「まぁ、いいじゃないですか。お茶の知識も二次元で付けましたし。アップルティーはアップルパイの余った皮で作るので、費用があまり掛からなくていいんですよ」

神無月「ってそれ余りで作ってませんか!?」

中津川「失礼な……時代はエコロジーなんです。環境に優しいんですよ」

神無月「仮にも、お客さんに出す料理なんですよ!?それに、それだとアップルパイセットじゃないですか!アップルティーはおまけじゃないですか!」

中津川「カフェなんだからお茶出すに決まってるでしょう……」

神無月「い、い、え!それは間違っています。お客さんに申し訳ないです!」

中津川「そうですか?」

神無月「そうです!それに、林檎の皮を使ったアップルティーの場合は、皮に渋味が少しながら出てしまうものなんです!少し考えたら分かることでしょう!」

中津川「少しくらい、わかりませんって」

神無月「その考えが、大きな問題になるんです。食事は、生き物として生活する為に必要不可欠な事です。でも、こんな店にまで来て食べる理由はなんだと思いますか?」

中津川「そりゃ……作るのが面倒だからでしょう?」

神無月「違います。本当にそうならば、スーパーで買ってきた食材を調理せずに生で食べればいいんですよ。生きる為、栄養を取る為なら、調理をする必要はありません」

中津川「じゃ、じゃぁ今はどうするんですか!今も待たせている所でしょう!?」

神無月「仕方ありません。今回、お代を頂くにはいきませんよ。中津川、厨房を出て下さい」

中津川「副司令!?」

神無月「出ていって下さい!貴方の様な人には厨房に立つどころか、食材に手を加える事さえも許しません!!」

中津川「じゃ、じゃぁ私は……」

神無月「いいから出ていって下さい!外に行って、川越とでもチラシを配っておけばいいじゃないですか!!」

中津川「…………はぁ……」

神無月「溜め息をついている場合ですか!?貴方って人は……」

中津川「はいはい。出ていきますよねそれで問題解決なんでしょ?」

神無月「そうです!いいから行ってください!」バタン

四糸乃「あ、……あの………」

神無月「何なんですか!!!」

四糸乃「ひぃっ……」

よしのん『神無月さぁーん?四糸乃を怖がらせちゃーいけないねぇ……ちょこーっとお痛が過ぎてるよ?』

神無月「あ、いえ……すみません……そんなつもりは無くって……」

よしのん『わーってるってー。神無月さんって悪い人じゃないってのは分かってるしー。んで、何があったの?』

神無月「あ、あぁ、それですか?中津川が少し、調理をする人としておかしかったので、つい……」

四糸乃「神無月……さん」

神無月「……なんですか?四糸乃」

四糸乃「その……余り、怒らないで……あげて下さい……あの人も……きっと悪気があった……訳じゃ、ないと……思うんです」

神無月「なんか、申し訳無いです……こんな小さい女の子にお説教されるなんてね」アハハ

よしのん『小さい女の子ってのは聞き捨てならないねー……四糸乃は普通の子より発育がいいんだぞー?』

四糸乃「な、何言ってるの……よしのん………!?」

神無月「申し訳ありませんでした、姫方。今回、お代はいりませんので、どうぞお席について待っていていただけないでしょうか?」

よしのん『んー?一体どういう事だい?』

神無月「詳しくは言えませんけど、私の奢りとでも思っておいて下さい」ニッコリ

四糸乃「わかり………ました。ほら、よしのん……行こ……」

神無月「お願いしますね……」

神無月「さて……どうするか……」

神無月「今から作り直すなんて論外です。アップルパイには時間じゃかかってしまいます」

神無月「要は、渋味を取ればいいんですよね……甘さでも足してみますか」

神無月「だとすると、砂糖が一般的ですが、余り多く入れると風味が失われてしまいますし……」

神無月「あっ、そうだ!蜂蜜なんてどうでしょうか!」

神無月「これにしましょう!蜂蜜なら風味を余り損なわずに渋味を消せます!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー

神無月「お待たせしました。アップルティーセットでございます」コトッ

四糸乃「い、良い香り……」

よしのん『おぉー!このパイが美味しそうだー!四糸乃、いただきますして早く食べよっか!』

四糸乃「う…うん……」

神無月「ささ、どうぞ、召し上がって下さい 」

四糸乃「いただき……ます」

よしのん『いただきまーす』

ーーーーーーーーーーーーーーーー

よしのん『いやー、神無月さんがちゃんと調理出来る人だったとはねー』

四糸乃「少し……意外、でした」

神無月「あはは……今回は私、作ってないんですよ」

よしのん『ぶぅー。褒めて損しちゃったじゃーん』

神無月「初日だったものですから、今日は、ですけど」

四糸乃「じゃあ……明日、からは……?」

神無月「はい。私が作りましょう」

よしのん『ほんとに?よしのんは、その時になったら行こうかなー。ねー四糸乃』

四糸乃「私は……その……今日、無料にして……貰ったから……」

神無月「また、来てくださいね」

四糸乃「……っ……はいっ……」

よしのん『んじゃ、まったねー』バイバーイ

神無月「またお越し下さい、可愛い姫方」

Re: 琴里「神無月、あんたクビね」神無月「………えっと、はい?」 ( No.8 )
日時: 2013/07/06 01:18
名前: 通りすがり
参照: http://p.tl/2BuG

神無月って、ここの管理人か!

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