二次創作小説(紙ほか)

【ポケモン】ヒビキたちの物語 *12000参照感謝!!
日時: 2017/09/24 10:04
名前: ゆーい
参照: *コメント返信については、お客様のコメント返信欄に返信しています。

お知らせ>>438
天乃ちゃんに返信>>352

12000参照ありがとうございます!!!これからもどうかよろしくお願いします!!

クリックありがとうございます!!いつも見てくださってる方、初めて来た方、感謝感謝です!!
*作者は読者様を神だと思っております。

―この小説は、「みんなの人生を応援する!」というアホな作者が発想したものからできました。

では改めまして……
皆さんおはこんばんにちは!ゆーいです!! 作者プロフィール→下のURL
この話が初投稿で、私の第1作目です!ですが、駄作です(・ω・`)
見てくれる優しい心の持ち主さんが沢山いるので、頑張って書くことが出来ています。
完結したら全て修正するつもりです。色々話の中でおかしいなって思う部分もあるかもしれませんが、
この話が完結するまでお付き合いよろしくお願いします!


† 項目一覧 †
Attentionー注意書き
Goalー目標
Self-introductionー自己紹介
Noticeーお知らせ
Reference breakthrough Dateー参照突破日
Writing start dateー執筆開始日
Writing end dateー執筆終了日
Recommended novelーおすすめ小説
About updateー更新日程
Guestーお客様
Comments Replyーコメント返信
Table of contentー目次


∬――Attention――∬
♯小説の投稿については、更新日程をお読みください。
♯スマホじゃなくてPC、WiiU、iPad向けに書いてあります。スマホでも読めなくもないですが、
 文が読みにくいと思いますので、PCやWiiU、iPadで読むことをおすすめします!!
♯本編は繋がっていますが、一編一編ずつでも読むことができます!
 ですが、今時間あるーっていう人は最初から見ることをおすすめします!!
♯原作とは違う部分がたくさんあります。私設定な部分もあるのでご注意ください。


∬――Goal――∬
1.コメント貰えるように頑張ろうと思うよ!
2.皆から読まれるような話を書けるようにするよ
3.1話に1000文字以上は書きたい…か・き・た・い
4.次目標はちゃんと完結できるようにすることです!


∬――Self-introduction――∬
−ゆーい−
名前:ゆーい(別サイトではAlice、ありすで活動しています)
一言:頑張って投稿していきます!応援よろしくお願いします!!どうか感想コメくださいな!
役割:イラスト以外のすべて
−此花−
名前:此花(Aliceから変更しました)
一言:これからよろしく御願い致します!!
役割:挿絵・記念絵係


∬――Notice――∬
《2016年版》
†4月〜5月   【>>233 >>327
†6月〜7月   【>>334 >>389
†8月〜9月   【>>409
†10月〜11月 【>>418
†12月     【>>429

《2017年版》
†1月〜2月   【>>431
†7月〜8月   【>>439
†9月〜10月  【>>441

《2018年版》
†3月〜4月   【まだです】
†5月〜6月   【まだです】
†7月〜8月   【まだです】
†9月〜10月  【まだです】
†11月〜12月 【まだです】


∬――Reference breakthrough Date――∬ 100参照ずつはこちら【>>276 >>437
●2015/11/21 1000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/01/17 2000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/03/14 3000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/05/08 4000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/06/19 5000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/08/14 6000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/10/14 7000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/12/08 8000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/01/04 9000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/02/09 10000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/??/?? 11000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/08/24 12000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!

∬――About update――∬
受験勉強モードに入りますので、更新は受験後だと思います。


∬――Guest――∬
○天乃 さん 「初めてコメントくれてありがとう!!天乃ちゃんにやる気をもらったよ!!」
○雪 さん 「いつもコメントありがとう!!雪ちゃんのコメントにはいつも笑わせてもらってるよ!」
○シロマルJr.さん 「いつもコメントありがとう!!またシロマルさんの小説にも行かせてもらうね!」
○そぴあ さん 「雑談掲示板でお世話になってます!!そぴあさんの発言最高に良い!!」
○ヒトミ さん 「コメントありがとう!!ヒトミの小説面白くて好きだよ!お互い頑張ろうね!!」
○冬夜 さん 「コメントありがとう!!コトネちゃんの登場数が多くなるように頑張るよ!」
○コデマリさん 「コメントありがとう!!凄いって言ってもらえて嬉しいよ…!私感激…」
○クリーミィさん 「コメントありがとう!!ヒビキとコトネちゃんの関係を楽しみにしててね!」
○榊115さん 「ジバコイルゲスト出演しました!【>>263】 コメントありがとうございました!!」
○山内さん 「コメントありがとうございます!Aliceは無事です!!安心してください!!」
○まりさん 「コメントありがとうございます!!コトネちゃん可愛いよね!わかる!!」
○霧霊さん 「コメントありがとうございます!!ポケモンは馴染み深いので大好きです!」
○いつも見てくれる読者様方 「いつも見てくださって本当にありがとうございます!感謝してます!」
○ルイージさん 「コメントありがとうございます!!オリキャラ待ってます〜!ありがとうございます♪」


∬――Comments Reply――∬ 【>>351-363
○天乃ちゃん                       【>>351 >>352
○雪ちゃん                        【>>353
○シロマルさん                      【>>354
○そぴあさん                       【>>355
○ヒトミ                         【>>356
○冬夜くん                        【>>357
○クリーミィ                       【>>359
○コデマリさん、榊115さん、
              山内さん、まりさん、霧霊さん 【>>363
○ルイージさん                      【>>434


∬――Table of content――∬
普通の目次 【>>371
本編だけを一話ずつ見たい方用 【>>278-283


∬――URL――∬ *URLの部分に貼り付けてお使いください

*作者プロフィール
www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
*雑談
www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=19937
*相談
www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=427
*イラスト
www.pixiv.net/member_illust.php?tag=HGSS
*カキコイラスト
www.kakiko.info/upload_bbs2/index.php?mode=article&id=131&page=1
*ブログ
arialice.hatenablog.com/
*青い鳥
@arialice2490

別ウィンドウで出したい方用 【>>0

↓以下、試した結果文字化けしなかった記号一覧
TUVWXYZ[\]
@ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
~順合紫括ba`go


∬――Recommended novel――∬
★ポケットモンスターXY 〜灼熱の炎〜  作者、雪 さん
★マリオとマジカル*マスターズ    作者、シロマルJr.さん


Writing start date 2015/01/20
Writing end date

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78



Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *個人的よくある質問 ( No.388 )
日時: 2016/07/02 16:42
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940


●個人的よくある質問●

個人的なよくある質問をまとめました。
読者さんからは質問全く来ませんので適当に作っちゃいました( ̄▽ ̄;;)
色々まとめましたので、よかったらどうぞ!
ネタバレ含まれるかもしれないので読む際はご注意くださいね!!

コトネちゃん→質問
ヒビキ   →回答


ヒ「え? 俺回答する係なの?」

コ「そうだよー! ちゃんと質問に答えてね。私が質問する係だから。はい、この紙ね!!」





* 質問コーナー *


1.コ「ヒビキとコトネってどういう関係なの?」

 ヒ「幼馴染っていう関係だけど二人とも両片思いって感じだな。まだまだ進展はしない。
    ヒビキにとってコトネは世界一大事な子でもある。いなくなったらとにかく焦る。
    コトネにとってヒビキは大事な大事な人。ヒビキが悲しいと自分も悲しい」


2.コ「シルバーとコトネは何で最初仲が悪かったの?」

 ヒ「過去編を見ればわかるよ。シルバーはコトネの怒るようなことしたから仲が悪かったんだ」


3.コ「ビターメモリーズって解釈が難しいんだけど…どうしたらいいの?」

 ヒ「ビターメモリーズは作者の解説を読めばある程度分かるよ。自分で解釈してもらってもオッケー。
    でも作者の解説を読んでから自分で追加解釈したほうがわかりやすいかも」


4.コ「シルバーってヒビキとコトネのことどう思ってるの?」

 ヒ「ヒビキのことは優しい親友、且つライバルと思ってる。シルバーにとってはなくてならない存在。
    コトネのことは大切な女の子。大切=好きってこと。誰にもとられたくない」


5.コ「この物語っていつ完結するの?」

 ヒ「作者が忙しいからとうぶん完結しないよ。早くても来年の冬かな」


6.コ「目次ってどうやって作るの?」

  ヒ「一番手っ取り早いのはwww.kakiko./cc/howto/about/contents.htmlを見ることだな。
    ここでは作者自己流の目次の作り方を説明します」



* 目次の作り方(自己流) *

例えば>>6ってやると本編の1話に飛びます。
もし1話ずつ連載していた場合、所謂私みたいな話の作り方だった場合ですね。

1話 >>1
2話 >>2
3話 >>3




みたいな感じで作ります。例に>>278です。…おっと、ここで>>278の面白い部分が出てきましたね。
>>9-10 みたいなのがありますね。>>数字-数字という風に書くと、二つのスレッドが繋がります。

1話 >>1-3
2話 >>4-6
3話 >>7-9




こんな感じです!これを 1話 >>1-3 >>4-6 みたいにしてもいいと思います!
1話をまとめて目次を作るときは、 

1話 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5
2話 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10
3話 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15




という感じで!ヒビ物の過去編の場合、こうなってます。
私のスレッドは100以上いっているので、数字に合わせて目次を作っています。
こんな感じで↓

【前編】
>>006 >>007 >>008 >>009 >>010 >>011 >>012 >>013 >>014 >>016 >>017



デザインをアレンジすれば素敵な目次になります!私はまだまだなんですけどね……
かっこよくするために日本語を英語にしたり、記号を使ったり…ね。
ただし特殊な記号を使うと文字化けするので記号を使うときは注意が必要です。
目次の作り方は人それぞれです!私の説明は下手くそなのでわからないって人がいたら言ってください!
www.kakiko./cc/howto/about/contents.htmlを見て勉強するのもアリですね…!


Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 お知らせ 6月〜7月 ( No.389 )
日時: 2016/12/23 07:38
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

2016年版お知らせ

4月〜5月   >>233 >>327
6月〜7月   >>334 >>389
8月〜9月   >>409
10月〜11月 >>418
12月     >>429


† 6〜7月 お知らせ †


7/5 〜参照突破知らせ〜
5300参照ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
最近更新できてなくてすみません…なっかなか時間が取れなくて。部活に勉強でね…
時間が取れたら更新します!それまで待っててください!!お願いします…!!


7/6 〜更新知らせ〜
たった一人でを投稿しました! >>391 いつもより短いです。すみませんんん!
次回でバッドエンドは終わりです。まだ解説ありますけどね…
3も遅いと思いますけど、頑張って書きます!お待ちください!!


7/9 〜更新知らせ〜
たった一人でを投稿しました! >>392 視点が混じり合っているので注意です…!
解説も頑張って投稿します。とりあえず頑張ります。
5350参照ありがとうございます!!

追記
たった一人での解説を投稿しました! >>394 >>395 >>396 これでBEは終わりです。
次回のHEでビタメモは完結します。ということで、次回もよろしくお願いします!!
5360参照ありがとうございます!!


7/10 〜更新知らせ・参照突破知らせ〜
Airaを投稿しました! >>397 この話でビターメモリーズは終わりとなります!
今回はHappyEndなのでBadEndが苦手な方はこちらをどうぞ!
5390参照ありがとうございます!!

追記
5400参照ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
ぴったり賞の方おめでとうございます!!


7/16 〜更新知らせ・参照突破知らせ〜
Airaを投稿しました! >>398 Airaは文章的にすごく短いです。すみません。
前回はコトネちゃん視点でしたが、今回はシルバー視点です!
5470参照ありがとうございます!!

追記
5500参照ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
ぴったり賞の方おめでとうございます!!


7/18 〜更新知らせ〜
Airaとその解説を投稿しました! >>399 >>400 >>401 >>402 大急ぎで書きました。
やっとビタメモ完結しました…始まってからすごく長かったです。またいつか設定出したいな。
あとがきはまた設定出すときに出しますね。
次回からはコトネちゃんの過去編を投稿して本編再開したいと思います!
5555参照ありがとうございます!!


7/21 〜参照突破知らせ〜
5600参照ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
ぴったり賞の方おめでとうございます!!
全然更新できてなくてごめんなさい…できる限り頑張ります。よろしくお願いします。


7/23 〜更新知らせ〜
コトネの過去を投稿しました! >>403 コトネちゃんはヒビキの異変に気づけるのか…
みなさん本当にお待たせいたしました!待っていてくれた方もいると思います。
本当にすみませんでした。次回もいつになるかわかりませんが、よろしくお願いします。
5630参照ありがとうございます!!


7/27 〜参照突破知らせ・更新知らせ〜
5700参照ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
ぴったり賞の方おめでとうございます!!
絶賛書き書き中です。少々お待ちを!!

追記
過去編の続きを投稿しました! >>404 長らくお待たせしました…
次回で終わりにしたい…テスト勉強も夏休みの宿題も辛い……


7/29 〜更新知らせ〜
過去編の続きを投稿しました! >>405 過去編はこれでラストとなります!!
無理矢理終わらせた感強いと思いますが、お許しください…!
次回からは本編更新再開となりますので、またよろしくお願いします!!
5740参照ありがとうございます!!

追記
ビターメモリーズの設定を投稿しました! >>406 ちょくちょく修正します!


7/30 〜更新知らせ〜
本編の109話を投稿しました! >>407 また新しい展開にヒビキたち困惑!?
みなさん長い間お待たせしてしまって申し訳ございません…!
更新速度はめちゃくちゃ遅いですが、見てくださるとうれしいです!!
これからまたよろしくお願いします!!

5760参照ありがとうございます!!


7/31 〜更新知らせ〜
本編の110話を投稿しました! >>408 前回の続きです!!
今日は時間があったので投稿できました…!
4790参照ありがとうございます!!

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.390 )
日時: 2016/07/06 06:52
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

※死ネタあり、この話は一人きりロックショーという曲をもとにしています。


前回→ >>387




目を開けたとき、なぜかまた、劇場に立っていた。
振り返ると、舞台の上にコトネが立っていた。
コトネは、笑っていた。



たった一人で 1




「……う、ん……? あれ、俺寝てたのか……」


俺は列車に乗っている。
なぜ列車に乗っているかはわからない…まあ今、最終便らしいが。
窓の外を眺めた。
さっきまで明るいなと思っていた景色がいつの間に暗くなっている。
時間が経つのは早いものだ。


俺が行き着いた場所は劇場だった。
なんで劇場? とは思ったが、行くあてもないので入ることにした。
中は暗く、電気はついていなかった。
俺は舞台の方から視線を感じて、舞台の方へと向かった。


「コトネ……また、会ったな」


舞台に座っているコトネはにっこり笑った。


「また会ったね、シルバー」


今コトネと会話を交わしている、って考えるととても嬉しくなった。


「少し話そうよ。いいよ、席に座って。シルバーも長い中列車にいて疲れたでしょ?」


「コトネは…ずっとここに座っているのか? こんな誰もいないようなところで」

「絶対一人ぼっちで寂しいだろ。一体何してんだよ」


「うーん、ここにいる意味………大体意味はないんだろうね」


俺はコトネは何を言っているのかがわからなかった。
俺は話を変えた。


「劇場ってことはさ…幕が下りたら終わりだろ?」


「まだ下りないよ。…私のことなんて、誰も見てくれはしないから。まだ、誰も見てくれない」

「まあ、ここの劇場に誰もいないからだろうけど……」


コトネは寂しそうに笑った。
その笑顔に胸が痛くなる。


俺らは思い出を排除していった。
全部、全部。
コトネはきっとそれが辛いのだと俺は思う。

俺は俯いた。


「やっぱり、俺は何にも変わらない…」


「そんなことないよ。シルバーはすごく変わったよ!」


俺は顔をあげた。
こんな俺が? 変わった?
そんなわけない、俺は全然変わってない…


「俺はコトネに酷いことを言いまくった」

「自分を殺して、お前を殺して…それなのにお前やヒビキに縋ってさ…頭おかしいだろ」

「…というかさ、なんで俺はここにいる? なんでコトネと話している?」


コトネはなんだか言いにくそうな顔をした。
こういうときのコトネは絶対に言わない。


「…シルバーが知ることじゃないよ。ね?」

「…そんなことよりもさ! 話をしようよ!! 暗いよ楽しいものもつまらなくなっちゃうからね!」


「この世界は全部………いや、なんでもない」


「どうしたの? ……ああ、そういうことね。昔私が教えたあの話のことか…懐かしいね」


「コ……はい………しかった………本当に…ん…な…」


俺はぼそっと呟いた。
自分自身でも何を言っているのかわからない。

なあ、コトネ………




「馬鹿で、躓いた俺を笑ってくれよ」



2に続く→ >>391

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.391 )
日時: 2016/07/09 13:06
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

※死ネタあり、この話は一人きりロックショーという曲をもとにしています。


前回→ >>390


たった一人で 2


お前は本当に愛というものを大事にしてるよ。

だけどさ、そんなお前の心はすぐに変わっていくよな。


立ち直って、明るくふるまって…そんなお前が羨ましいよ。


俺は…いまだにあの日のことが立ち直れずにいる。
あの日のことの思い出を忘れてしまいそうで進めないんだ。




コトネに教えてもらった本の中でこんなことが書いてあった。

主人公は中学生の男の子で、ミュージシャンの夢を持っている。
毎日毎日楽器を使って色々な曲を弾いていた。

だが、試験に落ちた。
落第というものだ。


悔しくて、悔しくて……


そんな男の子は別の学校で必死に勉強して夢をあきらめなかった。
試験に落ちた日から立ち直ったんだ。




でも、俺はそんなに強くはない。



「ねえ、シルバー…あなたは自分から逃げてるの? あの日の自分から逃げてるの? あの日私は…」


コトネは喋り続ける。
嫌だ、嫌だ…その先は聞きたくない。
わかってる、わかってるからもう聞きたくないんだよ。


俺は目を閉じた。


「あ、私シルバーたちに教えたよね、元気が出る歌…私はもうあの歌は歌えない」

「だから、シルバー…元気が出ないときは私の代わりにそれを思い出して歌ってみてよ」

「でさ、シルバーは忘れたいんでしょ? 私のこともあの日のことも」


「それはっ……」


「…なんてさ、逃げたいから全部そうなって壊そうとするんでしょ?」


コトネの言ってることはすべて事実だった。


「…っ………」


あの日の夕焼け色がまだ消えない。
声が張り付いて、目に焼き付いて……移しているのだ。


「お前だってさ! 俺らのこと見ようともしないじゃねえか!! 見えてんのか!? 見てないのか!?」


外を見てんのかと叫ぶ。


「見てるよ」


コトネが俯きながら言った。


「ずっと見てるけど…もう死にたいの。私はもう死んでるけど、あなたたちのことが心配で死ねない」

「姿を消して、影として見てるの」

「だから、もう逃げないで…向き合って……昔と変わらないでほしい……」


あの辛い思い出から逃げない…消えないから……ってことか?
俺も、あの日から変わりたくない。
またあの日のように歌ってくれよ、俺だってあの楽しい日々から変わりたくないんだよ……




3に続く→ >>392

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *ビターメモリーズ ( No.392 )
日時: 2016/07/10 08:16
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

※死ネタあり、この話は一人きりロックショーという曲をもとにしています。
※今回は二つの視点が混じり合うので読む際は気をつけてください。


前回→ >>391


たった一人で 3



これで君は救われるのかな? シルバー…
私はね…君の辛く、苦しんでいるところは見たくないんだよ。
どうかな?

私の死を認めて

この言葉を認めて、シルバー

嘘をつかないで




「…別にどうでもいい。お前、どうせ自分だけ救われたいだけだろ?」


俺はコトネに向かってキツイ言葉を放つ。
こんな言葉に意味なんかこもってないけどさ。

この狭い、薄暗いホールに響く。




「そうだよ」


そう言った途端、シルバーの顔が引きつる。
私は確信した。

シルバーはキツイ言葉を言っていても、本当は弱いのだということを。

まだ私の言葉は届く…シルバーは壊れてなんかない。
君の心は誰もいないような劇場だから。

だからさ、客席の奥に佇んでいる君に届けるよ。




聞きたくない。
さよならなんて聞きたくない。
俺は、まだお前と一緒にいたい。

コトネの声は、舞台の上で響いている。
一人でずっと、そうやっていたのか? お前は……




あのとき、シルバーが実際思ってもいなかった言葉で私は逃げた。
そして、その結果がこれだ。

私は死んでしまった

私自身を壊した。
みんなを壊した。
みんなの関係を壊した。

だから私は死んだ後みんなが助かる答えを探し続けた。
それまで一年もかかってしまった。

今度こそ、君を助けるよ…シルバー…!


「……!? あっ、ぐぅう……」


まずい。
もう体が持たない。

私は舞台の上に這いつくばった。
そろそろこの霊体を保つのは限界だと思っていたけど、ここでなるとは…

ごめんね、シルバー
こんな私の姿……どうかな? おかしいよね

シルバーが焦った顔をしてこちらへと向かってくる。
そうか…そうなんだね……やっと、わかったよ




「コトネ!!」


お前は俺をたくさん殺した…俺もお前をたくさん殺した。
だけど、もうわかったんだ。

縋りたい
最後まで悪いけど、お前に縋っていたい


「行かないでくれ、俺が悪かった……ごめん! ごめん…!」


お前がいなくなったら俺らはどうなるんだよ。
俺らの心からお前が消えてしまいそうで怖いんだ。


「私を忘れて、楽になって…いや、私を忘れれば楽になれるよ」


嫌だ
忘れたくない

コトネの体が薄れていく、劇場も消えていく。
失ってしまう。


「疼いてるの? 消えてほしくなくて。痛んでるの? シルバー」

「覚えてるんだよね、あのときの言葉を。いつまでも一人で抱え込んでるんだよね」

「……助けてあげたいけどね…もう、無理なんだ。限界なんだよ、呼吸をするのが」


「いかないでくれ、コトネ…お願いだから…!」


「心が何か嫌なもので埋まってるなら、それを取り除こう……」

「ごめん、ごめんね……私、もっと生きていたかった……」

「最後に一つ……ヒビキくんを…助けてあげて……」

「シルバー…一人で……歌うことになっちゃう…から……ごめんね」


そう言って、コトネは消えていった。
劇場はどこにもない。

だが、それとはまた別の景色が目の前に広がっていた。
俺はなぜか椅子に座っている。


白い部屋。

白いカーテン。

白いベッド。

そして、白い服を着た……

……ヒビキ。
呼吸器もつけている。

もしかして、俺は……一人きりで生きていくのか……?

ベッドに寝ているヒビキはにっこりと俺に笑いかけた。


「起きたのか……シルバー………どうだった? 夢の中は……」

「ごめんな」






シルバー






解説に続く→ >>394

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