二次創作小説(紙ほか)

探偵チームkz事件ノート   * 第一話 *
日時: 2018/03/03 11:35
名前: ミカン

皆さん、みさです!

初めましての方、あぁあいつかと思ってる方、ッチこいつかよと思ってる方、え?誰?と思ってる方、この小説違った?と思ってる方。
みさですよ?

こちらは、『探偵チームkz事件ノート』の小説です!!
何人かの目線から話は展開されていきます。

でも、読む前に、気持ちよく読んでほしいので↓↓を読んで、嫌そうな人はやめておいてね!


*諸注意*

・更新ペースは不定期ですが、Twitter始めたのでそこで宣言してます

・一話は当初の5人のメンバーしか出ないですが、話数を増やすごとに増やしていきたいと思ってます

・キャラ崩壊しています

・こちらは『探偵チームkz事件ノート』の小説ですが、こちらにはミステリーの内容、事件性は含まれません

・恋愛もので、みんなは『アーヤが好き』という設定です

・一話は上杉はアーヤのことを「立花」ではなく「アーヤ」と呼びますが、次からは「立花」に治します


これが許せる方は、ぜひ読んでください。
でも、「kzはミステリーを解くから面白いんだ!!」という方はやめたほうがよろしいかと…。

気づいた点、アドバイス、感想は一人でもいいからほしいです…。

それではよろしくお願いします(o^―^o)ニコ


< 目次 >

【本編】

・第一話 『海は知っている』


【特別編】

・ハロウィン編  >>38-43 (>>38 >>40 >>43

・ポッキー編   >>49

・クリスマス編  >>76-83 (>>76 >>78 >>81 >>83) 

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Re: 探偵チームkz事件ノート   * 第一話 * ( No.90 )
日時: 2017/02/16 18:20
名前: みさ ◆vcEFZb20jc


【若武side】

中から、アーヤと小塚が出てくる。
てかもう俺本当に限界だ!!アーヤは眠くないのか…?
でも、あの笑顔見ちゃうと…はぁ。

「皆ごめんごめん」
「小塚おせーよ。でも、そんなロスタイムははっきり言って全然大丈夫だ!」

あれ?上杉なんかテンションたけー。
眠すぎていかれちまったのか?って聞こうと思ったけど、ぜってー倍で返される…。
それより、さっきのはどう意味なんだ?

「上杉、それってどういうこと?」
「簡単だよ」

答えたのは、佐田さん。
それはちょうど俺たちの荷物を全部おろしたか確認して、また飛行機に戻るときだった。

「まず、俺は沖縄に着いてもすぐに別荘に着くと思わなかったから三十分見積もったが、実際は目と鼻の先だ。それに、佐田さんはスタートは遅れてものの、約一時間でここに着いた。スピードはアウトぎりぎりだけど…てかアウト?」

「敬礼!」と俺が佐田さんに向かって言うと、上杉はウエッて顔をして、それを黒木がうまくフォロー。小塚とアーヤは苦笑い。佐田さんは…ってめっちゃ爆笑されてる?!
って結局やってくんないのかよー。

「佐田さんありがとうございました」

アーヤが佐田さんの前に立って握手をした。
「楽しい休日を」と答えながら握手する佐田さんを見て、もちろんその気がないのはわかっているものの睨んでしまう。

いいなー、俺も握手してー、アーヤと。そしてそれを思っていたのは俺だけじゃないらしい。
佐田さんがこちらをチラッと見たときの表情でわかる。
多分俺たちの覇気…チョーすげーんだと思う。

まぁ、ちゃんと挨拶とお礼をして、佐田さんのフライトを見守っていた。
エンジン音が遠のくと、静かな夜に紛れて聞こえる波の音が俺たちを包む。
改めて、来たことを実感したのだ。

「そういえば上杉、今何時だ?」
「十二時四十三分」

時計をチラッと見て答えた。
…それにしても静かだな。もっと派手にしときゃよかった。

「それより中に早く入ろう、そうしないとここで舟をこぐやつが現れる」

おい!なんで俺を見ながら言うんだよ!
てか、みんなも笑うんじゃねぇよ。…アーヤもな。
そして笑いがひとしきり収まったところで自分の荷物を持って別荘まで行く。
てか、今気づいたんだけどこんなにでっかかったけ?
でも最後に行ったのはもっとちっさかった時だから、しょうがねーか。

門の中に入り、玄関まで向かう間に、みんなは感嘆の声を上げていた。
まぁ、アーヤが喜んでくれればいいんだよなー、本当は。
横目で盗み見すると、黒木と楽しそうに話している。ッチ、話の内容はこの別荘なのになー。

「まぁ、若武先生落ち込むなって」
「落ち込んでねーよ、てかお前に言われたくねーんだけど…」

だから玄関に着いた時には、興奮していて、眠気もう吹っ飛んでいた。
でもやっぱり少しねみーな…。
そう思いながら、真っ暗な部屋の中で電気のスイッチを探す。

「真っ暗で何も見えないね」
「大丈夫だアーヤ!今発見したからな」

カチッというスイッチの音がしたと思えば、部屋は一気に明るくなった。
そして、みんなはまた感嘆の声を漏らしながら恐る恐る入ってきた。

Re: 探偵チームkz事件ノート   * 第一話 * ( No.91 )
日時: 2017/02/18 19:58
名前: みさ ◆vcEFZb20jc


更新全然してなかったから、二月中は一気に二つ投下!!

* * * * * * * * * * * * * * *

【立花side】

すごーい…。
私たちは今さっき玄関を通って、若武の後についていきながら真っ暗な部屋で立っていた。
で、電気がついたと思ったら、また家とは違った感じでおしゃれなの!!
つい、ため息をこぼしちゃった…。
それで、一回荷物はこのロビーに置いておくことになったの。

「ふぁーあ…」
「アーヤ眠いの?」

小塚君に聞かれる。
小塚君全然眠くなさそう…。ていうか、私と若武以外全然眠くなさそう!!
きっと夜遅くまで勉強してるのかなー…。

「えへへ、あんまりこの時間まで起きてないものだから…」
「もうめんどくせーからさ、ここで寝よーぜ。風呂なんて朝入ればいいだろ」
「そうだな、ソファーもちょうどあるし」

上杉君がここで寝ようなんて意外…。
俺はベッドじゃないと眠れないんだ!って感じだと思ってた…。
でも確かにソファーフカフカそう…。
このロビーは広くて、キッチンに近いところにあるテーブルとイスは食べたり作業用って感じ。みんなが言ってるソファーっていうのはコの字型で、テレビを見たりとかゆっくりする用みたいな感じ…。

「ここなら、普通に座っても寝れそう…」

うう、急に睡魔が襲ってきた…。
ふらふらとソファーに吸い寄せられてしまう。

本当にふらふらしてて足をどこかに引っ掛けてまた転びそうになった。
ぶつかる!って思っても衝撃は来なかった。
ゆっくり目を開けてみると、みんなの驚きの顔が目に入る。
上杉君がいないのと同時に、抱きかかえられていることに気づく。

ま、まさか…。
顔を上げてみると、やっぱり上杉君が、私の体を支えていた。
上杉君の顔も赤い。でも、顔のほてりからしてそれは私も一緒。

「大丈夫かアーヤ?」
「う、うん大丈夫…ご、ごめんね」

…どうしよう、恥ずかしくてどこも見れないし、俯くことしかできない。
パッと、手が離れる。
小塚君が、にこにこしながら「いつまでそうやってるつもりー?」と上杉君に聞いた。
あの上杉君もたじたじになっている。
若武もさっき怒らせてたし…今日は機嫌悪いのかな?

「ありがとう」

一応助けてもらったし、お礼は言わなきゃ。
すると、上杉君は「いや、別に…」といって冷や汗をさっきよりたくさんかいていた。

「フフフ」
「どうして笑うんだいアーヤ」
「だって黒木君たち、上杉君がいいことをしてるのが嫌に見えたから。若武はいつも目立ってたいからしょうがないんだろうけど、小塚君と黒木君までもだし…」

いしゆんみんな驚いた顔をしたが、すぐに笑いに変わった。
よかった、怒ってるのかと思った…。
さっきまでの張り詰めた空気も、今は緩やかなものに変わってきている。

「よし、じゃあ寝ようぜ!」と私をまず真ん中に座らせた。
え?なんで私最初なの?ていうか真ん中なの?!

でも、座ってみると、見た目以上にふわふわで、すぐに眠くなる…。
って、寝ちゃダメ!!でも…。
視界が少しずつぼんやりとしてくる。明らかに寝る態勢に入っちゃった。
でも、さすが黒木君。そんな私に気づいて、微笑んで「お休み」って。
私も返そうと思ったけど、ちゃんと返せたか覚えていない。


【黒木side】

アーヤが寝る瞬間を、俺たちは見守ってから、会議についた。
明日あたりに、何で起こしてくれなかったの?!と聞かれるかもしれない…。
まぁ、詐欺師の若武先生が何とかしてくれるか。
俺たちは、明日のことについて話しはじめる。

「明日はまず泳ごう!!」
「却下」

上杉が即反応する。
また始まるか?

「あんだと!!じゃあお前はどうすればいいと思うんだ?!」
「フン、まず午前中は宿題だろ?で、午後遊べばいいじゃねーか。ま、こんな日に宿題を持ってこないやつはいないだろうしな」

目を若武の方に向けながら、言い切る。
若武はプルプルして、反論をしないようにしている。
まぁ、その時点で、俺は持ってきてないって言ってるようなもんだけど。

「僕はそれでいいと思う。午後遊んだ方が午前中その目標のために頑張れると思う」
「俺も一票。早いうちに宿題終わらせた方がいいし」
「これで三票だな。どうする?バカ武」
「なんだとバカ杉」

これじゃ、アーヤが起きるかも。
止めないと。
横で、「静かにしなよ」と静かだけど何も言い返せない雰囲気をまとった小塚が言った。

「アーヤが起きたらどうするの?」

しゅんと二人してしおれて、↓を向く。
本当にアーヤのことになるとみんな面白いくらいに変わるなぁ。
でも、俺も言えないけど。

「もう決まったんだし、ねよーぜ」

眠いからなのか、自分の意見が採用されないからなのか宿題を持ってきてないのかわからないが、若武がすねたように言う。
その肩を抱き寄せ、「怒るなって若武先生」と声をかける。

そのあと、俺たちは、ソファーにふらふら横になりに行き、誰がアーヤの横を取る!とか関係なしに倒れこんだ。


ふと、夜に目が覚めた。
今何時だ…。外してない腕時計に目をやると、夜中の三時を示している。
寝ようとしたとき、一部が他より明るくなってることに気づく。
あれ…上杉?
そっとおきて、椅子に座りボーっとしている背中に語る。

「どうした上杉?」
「…黒木」

一瞬背中をびくっとさせたがすぐにいつもの表情に戻る。
大方、若武だったときの後悔とか、アーヤだったらとかの期待でもあったのかな。

「どうしたんだよ、三時だぜ」
「そっちこそ。お前の方が先に起きてたじゃんかよ」

言い合って笑う。
普通に話しているときは、ただの友達。でも、アーヤが関わっちゃうとライバルに変わる。
俺は、もともとサッカーのkzでもそんな感じだからよかったけど、上杉とかは恋とか初めてって感じ満載だしな。

「寝ようぜ。明日にかかわる。それにまだ大切なイベントだってあるし」
「…ああ」

そういって、一緒にソファーに戻る。
そっとしてほしい時は、そうしてやるのが一番だから。

Re: 探偵チームkz事件ノート   * 第一話 * ( No.92 )
日時: 2017/02/20 16:56
名前: みさ ◆vcEFZb20jc

いつの間にか参照2000いってました!

ありがとうございます…。

* * * * * * * * * * * * * * *

【上杉side】

夜、ふと目が覚めた。
今は、前みたいに起きたときの目が見えない時の不安感もないから楽だ。
でも、隣のアーヤの寝顔を見やる。

「こっちの方が、こえーな」

アーヤが好きだけど、アーヤは誰が好きなんだろ。
俺みたいなやつは好きじゃないのかもな…。
てか、サッカーのときよりも熱くなってるやつもいるしよ…。

そんなことをぼーっと考えてると、後ろから急に声をかけられた。
一瞬、こーゆーのに敏感そうな若武かと思ってヒヤッとしたり、アーヤかもと思って期待したけど、黒木が立っていた。
今俺思ってたことばれてんだろうな…。でも、一番安心した。

黒木は、大人だから、触れられたくない部分だってわかってる。
そんなところがかっこいいっていつも思っちまうんだよな。
だから、何も聞かないで、「寝ようぜ」って言ってきたときは、ありがたかった。


「んん…」

今何時だ…。
でも、カーテンから漏れてる光を見たら、まあ朝だよな。
ガチャ、と玄関が開く音がし、ビクッとする。

「上杉君、おはよう」
「おはよ。早いな」

まだお風呂に入ってないから昨日と同じ服装のアーヤが立っていた。
なんか、朝からアーヤと一緒って変な気分だ…。
そのせいか、照れ隠しでぶっきらぼうに聞いていた。

「どうしたんだよ」
「沖縄の景色見に行ってたの。一緒に行く?」

アーヤが玄関に行くのを追いかけた。
あー、でもこれあいつら起きたら面倒くせーな。
どうしよ…前にいるアーヤを見ながら考える。でも、こんな機会はもうぜってーねー。

「いこう、上杉君」
「ああ」

外に出てみると、朝だが、生ぬるい空気が体を包み、沖縄にいることを実感させられる。
昨日は夜で気が付かなかったが、この家結構でかくて、周りより少し高いところにある。
アーヤは、庭にあるベンチに座っていた。
隣に座るとこっちを向いて話しかけてきた。

「この三日間でね、宿題進められるように手伝ってくれる?」
「あぁ。じゃあ、俺が国語やるときは教えろよな」

アーヤの方を見て、軽く微笑みながら言うと、少しアーヤの顔が赤くなる。
きっと、後ろにある太陽が頬を染めてるんだろう。
そういって無理やり納得させる。

「早く宿題終わらせて、あのきれいな海に入りたいな」
「俺はさ…」

あ、やべ!って思った。だって今の反射的に言っちまった。
アーヤは不思議そうに見てるけど、今思ったこと俺言えねーよ…。
でも…黒木がさらっと言ってるのを想像し、生唾を飲む。

「海よりきれいなものってあると思うぜ」
「…そうだね」

な、なんとかこれごまかせたのか?
でも…俺がこんなキャラじゃなきゃ言えたか?「海よりアーヤの方が俺は好き」って。
いや、無理だろ…そんなことを考える。
その後も他愛のない話をして、家に戻った。俺は、戦場に帰ったんだ。

【小塚side】

「ん…」

目が覚めると、見慣れない天井が見えた。なんだか、変な格好で寝たからか体が痛い。
えっと、僕何でこんなところにいるんだっけ?
寝ぼけている頭をフル回転させる。
えーっと、そういえば僕みんなで沖縄に来たんだった。

「何時だろう…」

時計は、八時三十分を指している。
お、ぴったりだ!と、ここまで寝たのは久しぶりだなー、という思いが交わる。

「…あれ?おかしいな」

確か五人できたはずなのに、二人いない!
しかも、アーヤと上杉!
も、もしかして二人で変なところに連れ去られたりしてないよね?!

「わ、若武!黒木!」

寝てるところ悪いけど、そんな場合じゃないよ!
起きてよー、そう思っていると、黒木が目を覚ました。

「小塚、どうしたんだ?」
「そ、それがね…」

僕は、今の現状を話す。
話し終わると、黒木は軽い笑みを見せる。
もしかして、もう何かわかったのかな?

「小塚、もう一つの可能性を忘れてるぜ。そしてそっちの方がでかい」
「なんかまだある?」
「ああ。アーヤと上杉が二人で、出かけたとかね」

なるほどなー。確かにその可能性もあったかも。
その隣で、「なにぃ!!」と声がする。
ここには、アーヤも上杉もいないし、黒木は口が動いてないし僕も言ってない。…つまり。

「若武、いつ起きた」
「く、黒木!そんなことより、上杉がアーヤと二人っきりだとぉ!だめだ!断じてだ…」

ガチャ、とドアが開く音がする。
その瞬間、若武がものすごい勢いで飛び出していった。
あれが、kzの脚力なんだなぁ…。って、感心してる場合じゃなかった!
追いかけてみると、玄関に上杉とアーヤ、正面に若武が立ちはだかっていた。

「おかえり、アーヤ。…上杉ぃ」
「ど、どうしたの若武?」

普段見せないニッコリ笑顔を上杉に向ける。
黒木と僕も、ニコニコして、行く。
アーヤって、ホントに鈍感なんだよなー…。

「まぁ、別に俺はいいけどさ、アーヤと二人だと何か起きても守れねーんじゃね?」
「この家は、そんな簡単に人が入ってくるのか?」
「んだとぉ?!」

あーあ、また喧嘩になっちゃった。
この二人を避けて、アーヤに近づき声をかける。

「アーヤ朝早くからどうしたの?」
「散歩に行ってたんだ。迷惑かけちゃった?」

うう…。そんな目で見られたら僕は何も言えません。
ま、迷惑が掛かってるなら上杉だよね、横を盗み見て、心の中でため息をつく。
でも、朝からアーヤと一緒にいたんだから、多少これぐらいのことが起きてもいいよね?

「アーヤ、一回戻ろうか」といって、こっそり腕をつかんで、リビングに戻る。
今の見られたら、僕どうなるのかなぁ。

Re: 探偵チームkz事件ノート   * 第一話 * ( No.93 )
日時: 2017/03/18 19:47
名前: みさ ◆vcEFZb20jc


投稿遅れてごめんなさい(。-人-。)

あと、参照2300行きました!
ありがとうございます(人''▽`)

一応三月になったので、また一つずつ投稿します!

* * * * * * * * * * * * * * *

【立花side】

上杉君と若武は、朝からケンカするんだー…。
なんだか、あと三日ここでやっていけるか不安だなー…。

「どうしたのアーヤ?」
「え、うん…」

なぜか黒木君には言えそう…。
チラッと、二人を見てから答えた。

「あと三日、不安だなーって。毎日こんなだったら持たなそうだし…」

そっと顔を近づけて言うと、二人の方がビクッとして、すっと離れる。
あれ?もう終わったのかな?それとも聞こえてた?!

「おい、リビングに集合だ。話し合いをするぞ…」
「ああ…」

二人がそそくさと入っていった。
どうしたんだろう、元気がなさそうだな…?
入ってみると、若武がカーテンを開けていた。

「え…!」

すっごいびっくり!
窓がすごく大きくて、海が見えるの。空とか、カモメとかもね。

「いいよね、こういうの。だってこういうのって沖縄だからこそできるんだもん」
「え?なんで沖縄こそなの?」

小塚君に、聞くと小塚君はうらやましそうに言った。

「こんなに窓が大きいと、冬とかは寒いけど、沖縄は年中あったかいから平気なんだ。それに、こんなに大きな窓だったらいろんな生物とかも見えるし!いいなー、たくさん観察できそう」

小塚君らしいなー。
でも、本当にこんな家に住みたいな。
そのあと、若武が「集合」といったことで、みんながテーブルに集まり何をするか決めた。


「じゃ、昼まではそういうことで」

お昼までは宿題をして、午後からは海に行くらしいの。
でみんなと、「沖縄まで来て勉強スタートか…」とか「でも、こんなに外はいい天気だし光も入ってくるから、すごくやりやすそうだね」とかみんなで言い合ってた。
そして、荷物から自分の宿題を持ってくる。
私が最初に出したのは計算ドリル。
若武は…あれ?いない。黒木君は社会かな?で、上杉君と小塚君が国語のドリル。

私はその後も、わからないところは上杉君に聞きながら、何とか数学を終わらせることができた。でも、若武は現れなかったの。

「若武、どうしたんだろうね?」
「あいつのことだから、どーせ宿題忘れたんだろ」

えー!
私だったらここにたくさんのスペシャリストがいるから、持ってこないわけにはいかない。
それとも、公立ってあんまり宿題でないのかな?

「若武は公立だからさ、余計にやっておいた方がいいのに」
「いんだよ小塚。あいつはきっと夏休みが終わる前日にまとめて終わらせる派なんだよ」

黒木君の言葉でみんなが笑う。
その時、ドタドタドタドタ!!って階段から大きな音がした。
なんだろうって思いながらみんなで顔を見合わせる。
そのあと、なんとなく察知出来てハァっとため息をついて、階段を上った。

うぅ、やっぱりあんまり使ってないからか埃っぽいかも…。
上がると、廊下があり、左右に二部屋ずつ扉があった。
黒木君は、そのうちの音がした部屋にすんなり入って行った。

Re: 探偵チームkz事件ノート   * 第一話 * ( No.94 )
日時: 2017/03/24 23:22
名前: みさ ◆vcEFZb20jc


参照2500行きました!
ありがとうございます(人''▽`)

あんなに更新してなかったのに、まだ見放されてないんだな…と思えました。
ありがとうございます…。

これからも頑張るので、コメント、感想、アドバイスお願いします(o^―^o)ニコ

* * * * * * * * * * * * * * *

【若武side】

クッソー!
俺はてっきりみんなで海に入ってずっと遊ぶんだと思って宿題持って来てねーよ!
宿題めっちゃ多かったのに…。

だから俺は、上にある部屋を掃除することにしよ。
…でも昼までずっと掃除とかつまんねーな。確かに、おれが昼までって言ったけどさ。
いらいらして、軽く本棚をける。
まぁ、一応俺kzのメンバーだけど軽くなら平気だろ…。
…あれ?

「うわぁ?!…」

いってー…。
俺のところに全部落ちてきやがった…。
あ!!こんなでかい音だしたら、あいつら来ちまう!
そう思ったと同時に階段を上る音がして、部屋の扉が開かれた。

「…おい若武何やってんだ」
「本棚の上にあるものでも取ろうとしたら、なかなか取れなくて蹴ったんじゃねーの?」

上杉…。アーヤの前であんなこと言いやがって!!
しかも、合ってやがるし…。
後ろでガサゴソと音がした。
振り返ると、アーヤが散らばった本を片付けている。

「ア、アーヤ?!俺やるしいいよ…」
「どーせ若武のことだし、進まないんじゃない?なら早く終わらせて遊ぼうよ」

ア、アーヤ…。
よし!俺もやらないと!!

「俺も手伝うぜ!」
「当たり前だろ」
「もともと若武が落としたんだろ」
「まさか自分は拾わないつもりだったの?」

一気に三人が攻めてくる。そ、そこまで言わなくてもいいじゃねーか…。
後ろでくすくすと声が聞こえる。

「皆で拾お」

その言葉にもちろん抗うことはできないから、残りの三人も一緒に拾い始める。
ホント、アーヤには勝てねーよ…。


よっしゃー!終わったぜ…。
本は少なかったんだけど、どこに入れるかで手間取っちまった。
ま、終わったからいっかぁー。
時計を見てみると、すでに十二時を超えていた。

「諸君、協力に感謝する。じゃあ戻ろう」
「おい若武」

皆が出て最後に俺も出ようとしたときに上杉に捕まる。
また嫌味とか言われるのか?

「俺、アーヤに言われなかったらぜってーにやんなかったからな」
「…」

わかってんよそんなもん…。
このチームは、初めはみんな普通に動いてたけど、今じゃアーヤを中心に動いてる。
俺が急に黙ったからなのか、上杉は「じゃ」といって出て行った。
数秒間立ち止まって、考えた。

「kzは、どうしていきゃーいいんだ?」

このまま、アーヤに引きずられるか?でも、それでも連携は保てるのか?
じゃあ、俺がビシッとリーダーシップを発揮するか?いやあいつらは絶対指示聞かねぇ…。
はぁ、どうしたもんかな…。

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