二次創作小説(紙ほか)

『林檎雨』が降る夜に。
日時: 2018/12/24 21:41
名前: ミク

路地裏にひっそりとたたずむバー。

そこは、裏社会の組織、はたまた探偵、そして、怪しい者たちの憩いの場。

『深い事情は一切問わない』
この決まりのもとでバーは成り立っている。
……たとえ、犯罪者であろうと。

さあ貴方も。
この不思議なバーへおいでくださいな。

きっと、彼等も歓迎してくれるでしょう。

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Re: 『林檎雨』が降る夜に。 ( No.14 )
日時: 2019/01/08 01:34
名前: ミク

番外編「夜中に電話をかけてみた」

遠夏ミクversion
ミク「.....はい、遠夏です______あ、なんだお前か」

立原「はい、私です」

ミク「......ご用件は?」

立原「特にないですね」

ミク「業務執行妨害でつきだしてやりましょうか?立原さん。」

立原「敬語とか気持ち悪いです」

ミク「早く寝ろ、私は仕事が終わったからもう寝る」

立原「おやすみなさい」

ミク「おやすみ〜」

結果

私用電話にかけても途中から敬語になる。一応挨拶はしてくれる。



Re: 『林檎雨』が降る夜に。 ( No.15 )
日時: 2019/01/09 23:18
名前: ミク

番外編2「落ち込んでいる君へ」

遠夏「どうした?立原。やけに暗いが……」

立原「少し、気を病んでいるんです……もう疲れちゃって……」

遠夏「疲れた、って、また何か悩みがあるのか……」
  「でもな、お前が挫折しそうになっている、ってことは、ギリギリまで努力している、ってことなんだよ。私ならそれを責めたりしない。」

  「出来ないことを認めるのは何も間違いじゃない。自殺するよりかはよっぽどましだ。『頑張れ』っていう言葉は重いんだ。だってもうお前は限界まで努力してるんだから。」

立原「有難う……」

Re: 『林檎雨』が降る夜に。 ( No.16 )
日時: 2019/01/14 22:48
名前: ミク

あれから数日。
冬、という季節は、時と同時に冷たい風を運んでくるのでした。
ホワイトクリスマス、という訳にはいかず、今年も雪は降るのか怪しいものです。
ドアノブでさえ、冷えているのですから、それは紛れもないのですが。
ちらつくのは雪ではなく、灰。
暖炉の灰をかきだすのはもはや日常で、今どき暖炉を使う家庭などもあるはずもなく。
友人にこの事を話そうにも、同情などかえるはずもないので、毎年、「あれ、真っ白だよ?」と会う人会う人に言われるんです。
おまけに、うちにはバイトもいないので、一人寂しい年越しです。
母も、父も、弟も多忙なので私に会う暇もないのだろうと分かりますが、まあ、寂しくなるわけです。
なれない頃は、ああ、そう言えばもう一人暮しなのか、という感じでしたが、やはり慣れとは怖いものです。

Re: 『林檎雨』が降る夜に。 ( No.17 )
日時: 2019/01/17 21:20
名前: ミク

遠夏「やあ、立原君。ひとりぼっちの君に会いに来たよ」
唐突にドアノブがまわったかと思えば。
目の前には、絶世の、とは言わずとも、周りからは美人に映るであろう女性がたっていた。
髪にも、マフラーにも真っ白い雪のようなものが薄く積もっている。
遠夏「あれ、知らないのか?今日、初雪だそうだぞ?」
ボケーっとしていた私を驚いたように見つめる深い群青色の瞳。
その瞳は電灯の光でアメジストのように控えめにキラキラと輝いている。
遠夏「絶世の美女、ねえ……立原が面食いだったとはなぁ……」
立原「はいはい、悪かったですね、」
お前だけは純粋だと思っていたのに、と何に向けられたのかもわからない静かな悲しみ。

Re: 『林檎雨』が降る夜に。 ( No.18 )
日時: 2019/01/24 23:17
名前: ミク

立原「ところで、会いに来た、といってましたけど...」
片手で灰かきの道具を片付けながら、私は彼女の方を向く。
遠夏「朗報だよ。君の思い人は一緒に飲んでくださるそうだよ?」
いたずらな笑みが顔いっぱいにたたえられている。
立原「朗報って、貴方のことなんでしょう、その思い人って」
まあまあ話そうよ、と彼女は編み上げブーツできしむカウンターの段を登る。
昼間なのに、雪のお陰か辺りは静かで、繁華街の騒がしさもない。
まるで、田舎に店ごと来てしまったような。
そんな感覚。
立原「確かに客と経営者、という関係じゃ嫌だ、とは思ってましたけど」
うんうん、と目の前の僕の思い人はジャケットを椅子に掛けながら相づちを打つ。
時折言葉につまってしまうが、焦るような空気ではなかった。
ふわふわと柔らかい、縛られない空気だ。
立原「いつから知ってたんですか?」
遠夏「立原と一目会ったときだよ」
いつも、驚かされる。
ふわふわしているのに。
クールだ、と思わせる彼女に。
遠夏「私自身も、友人は多くないが、分かる。」

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