二次創作小説(紙ほか)

銀魂!オリジナル!!
日時: 2018/12/24 22:28
名前: azuno*

一人の少女、三島八重と万事屋たちの物語。

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Re: 銀魂!オリジナル!! ( No.10 )
日時: 2018/12/28 23:17
名前: azuno*

八重「いやぁ…何この状態、なんか凄い荷物感あるんだけど
運び方もうちょいどうにかならないんですかね?なんか担がれてる」

八重は両手をダランと垂らし視線を横に向ける。
八重「そもそも私が何をしたのか説明していただきたいんですけど
理由なく連れてくって犯罪になるのでは?」
明嵐「へいへい、黙らないとアイツに殴られるぞ〜結構短気だからな」

八重を降ろし白髪の青年がギロリと二人を睨む。ビクビクしている
八重と比べ明嵐はへらへらとしている。
明嵐「空蓮、ちゃんと仕事はしたぜ。不満だらけだがな」
空蓮と呼ばれた青年が明嵐に近付き彼の頬を殴った。
明嵐が壁に埋もれる。

明嵐「…イッテテ、急に殴んなよ。仕事はしたぜ?」
空蓮「もう少し早くできなかったのか」
明嵐「仕方ねえだろ、その辺は勘弁してくれ」
八重「ちょっと二人だけで進んで空気扱いやめようか。ってか
空気扱いするんなら帰らせて眠すぎる夜中だよ?」

空蓮「帰れると思うか?逃げられるわけないだろ」

Re: 銀魂!オリジナル!! ( No.11 )
日時: 2018/12/29 11:55
名前: azuno*

八重は廊下を走り時折振り向き銃を撃ちながら逃げ回っていた。
八重の銃の腕は十分ありほぼすべての弾丸が明嵐の脚や肩を
貫いていた。だがその程度の怪我は彼からしたら傷のうちに
入らなかった。

八重の服の裾を曲がり角から誰かが掴んで引き寄せる。
八重「海晴さん、伊庭さん!」
海晴「無事で良かったぜ八重ちゃん」
伊庭「勝さん、ここで彼を足止めしますか?」

伊庭の言葉に海晴が静かに頷いた。刀の柄に手を掛け相手が
近くに来るまで待つ。八重も銃弾を補充し銃口を定める。
そして銃弾と刀が明嵐に襲い掛かる。
伊庭「鉄扇…」
海晴「そうか…お前らの武器は鉄線だったな」

伊庭と明嵐は互いの攻撃を防ぎ合っている。ほぼ同等ということ
だろうか。
八重「凄い、羽兎族相手に伊庭さん一歩も引いてないよ!」
明嵐「地球に、ここに来てから色々調べさせてもらったぜ!
伊庭七郎、テメェ夜兎族とやり合って利き腕斬られたんだってなぁ!
両腕があれば…とか思ってんじゃねえの?もっと力があれば、とかな」
伊庭「随分と詳しいですね。でもその程度でうろたえる僕じゃない」

刀と鉄扇がぶつかり押し合いになる。隻腕の伊庭のほうがだんだんと
押され始めた。
明嵐「元・二刀流だな?」
明嵐が目を細め、そう聞いた。
明嵐「そっちの腕は利き腕じゃねえだろ。利き腕じゃない腕は
利き腕と比べて腕力とかが弱いからな。いくら腕の立つ剣士と
いえど利き腕が使えないとなると結構辛くなる。でもお前は
そうじゃない、利き腕と同レベルの力で刀を使ってる。ってことは
相当鍛えたか、両利き、二刀流ぐらいだな」

少しの打ち合いでそこまで彼は見抜いた。
伊庭「相当頭が良いんですね。その頭脳をもっといいことに
使ってほしかったです。私欲ではなく他のために…」

Re: 銀魂!オリジナル!! ( No.12 )
日時: 2018/12/29 12:51
名前: azuno*

伊庭と明嵐の動きを見て八重は何か感じた。
八重「なんか…明嵐の動き可笑しくない?」
海晴「ッ」
八重「倒すなら胸とかその辺を狙ったりするでしょ?なのにずっと
刀ばかり狙ってるよ」
打ち合いの速度は素人では追い付くこともできないほどだ。
その二人の動きを八重は捉えていた。

伊庭も明嵐の動きに違和感を覚えていた。
伊庭「(さっきからわざと攻撃を受けているような…)」
刀の上に大きくなった鉄扇が被さり伊庭が前に倒れかける。
彼の顔面に容赦なく明嵐は膝蹴りを喰らわし、彼の顔を掴み
後頭部を地面に叩きつけた。八重がギュッと目を閉じた。

海晴「伊庭くん!」
海晴が明嵐に斬りかかる。
伊庭「下がってください…勝さん!」
大きな鉄扇の薙ぎ払い、それを海晴は受け流し更に追撃する。
明嵐の頬に傷がつくもすぐに傷が塞がる。塞がったすぐ後、
銃が何発も発砲され弾が明嵐の体を貫く。
八重「さっきの傷ですぐに治るなら治す暇を与えないようにする!」

傷口は先ほどよりゆっくり塞がっていく。
明嵐「…なぁ取引をしないか?」
海晴「取引、だと?」
明嵐「そうだ…伊庭七郎、勝海晴、お前らが死ねば三島八重のことは
見逃してやるよ」
明嵐は笑みを浮かべながらそう言った。八重は嫌な予感がした。

Re: 銀魂!オリジナル!! ( No.13 )
日時: 2018/12/29 13:38
名前: azuno*

神楽「新八ぃ!」

吹き飛ばされ瓦礫に埋もれた新八を神楽は助けた。
新八「神楽ちゃん、ごめん。銀さん」
神楽「銀ちゃんコイツ、ヤバいネ!気を付けるアル」
銀時「分かってる!だが…だがよ」

銀時たちは空蓮を相手していた。だが流石は羽兎族、その回復力は
かなり高く致命傷ともいえる傷がいつの間にか消えている。

空蓮「侍も夜兎も、この程度か…つまらないな弱すぎる。
準備運動にすらならねえよ」
新八「やっぱり傷によって治りの速さに差はあるみたいだ」
銀時「新八、神楽!畳み掛けるぞ、隙を与えるな!」

銀時が正面から、神楽と新八はそれぞれ左右から攻撃を仕掛ける。
だが三人は空蓮の鉄扇で薙ぎ払われる。
空蓮「良い判断だ」
新八「空蓮、貴方は何故そこまでして八重ちゃんを」
空蓮「正確には三島八重の持つネックレスだな。随分と自分勝手な
義母を持ったな、あの娘も」

****
伊庭「八重ちゃんのネックレスを?」

伊庭は八重の肩を借り立ち上がってそう言った。
明嵐「そうだ、ソイツの義母、お前なら知ってるだろ?伊庭七郎」
伊庭「高松陵香、先生か」
八重「陵香さんに何かあるの?」
明嵐「あの女は戦場でそのネックレスを守りながら怪我人を
手当てしていた。そのネックレスは御守りみたいなもんさ。それには
何が練り込まれてるか知ってるか?高松陵香の血だ。相当
お前は愛されてたみたいだな」

明嵐は大きな鉄扇を肩に担いだ。
伊庭「だからと言って八重ちゃんを殺すのは許せない」
明嵐「なら守ってみろよ。そんなボロボロで何ができるのか
知らないけどな!」
八重「させない!」

Re: 銀魂!オリジナル!! ( No.14 )
日時: 2018/12/29 15:26
名前: azuno*

突然、天井が崩れ数人が落ちてくる。
一人は空蓮、他は銀時たちだ。

海晴「銀時、無事だったか良かったぜ」
銀時「そっちも一応、全員生きてるみたいだな」
伊庭「6対2、数なら十分だね」
新八「って伊庭さん、フラフラしてますよ!?」

空蓮は乱暴に明嵐を突き飛ばした。
空蓮「退け、このまま引き下がるか」
明嵐「まぁ待てよ団長、一人怪我だらけの奴はいるが数が多いのは
あっちだ。今は引こうぜ?今度じっくりやり合えばいいんだからな」
明嵐は空蓮に肩を貸し背を向ける。
****

八重「あの人たち悪い人じゃないのかな…」
伊庭の手当てをしながら八重は呟いた。
伊庭「…そうかもしれないね。手加減はあったと思う、本気だったら
この程度じゃ済まされなかっただろうし」

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