二次創作小説(紙ほか)

家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア
日時: 2019/04/11 19:06
名前: 枢

遠野麗華はリボーンからアストロリングを受け取った。そのリングはアストロファミリーの
幹部に受け継がれるリング。彼女は先代アストロファミリーのボスに十代目ボスに
選ばれた少女だった。

序章【アストロファミリー全員集合】>>01-03
第一章【腕試しアルジェントファミリーvsアストロファミリー】>>04-11
【リボーンが語るアストロファミリー】>>12


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Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア ( No.15 )
日時: 2019/04/13 20:49
名前: 枢

椎名「俺たちを庇って倒れた。その後、棺桶に入れられて…」
そのうち椎名は口を閉じた。守護者としてボスである麗華を守れなかったことを気にしているのだと
すぐ察することが出来た。翌日の朝、用意されている訓練場に集合した。
ラル「まずはリングを指に嵌め炎を灯せ。死ぬ気の炎にはそれぞれ属性がある。一人一つ
属性がありその属性以外は本当に微々たるものだ。沢田と遠野なら大空、獄寺なら嵐、山本なら雨
勿論優なら雷…」
一足早く試していた山本のリングに青い炎が灯る。
山本「お、出来たぜ」
炎を灯す速度にラルは驚く。彼女の予想では一人一時間はかかるだろうと予想していたからだ。
それを山本は十分足らずで出来た。更に十分後、獄寺も炎を灯した。だが中々ツナと麗華は
炎を灯すことが出来ない。ツナにはリボーンが麗華には椎名がつく。少しツナたちと離れた場所で
椎名は優しく麗華の頭に手を置く。
椎名「死ぬ気の炎は使用者の覚悟、思い。それが強ければ強い程、炎の純度は上がる。今お前は
どうしたい?どうなりたい?」
麗華「どう…」
突然十年後に飛ばされ最悪の未来を見た。十年後ボスになった自分は倒れ自分のことを気に
してくれていた守護者はそれぞれ色んな思いを背負っている。そして今、この時代に来た
遠野麗華が背負っている願いは十年後の麗華からも託されていた。ここに来た子どもの自分が
困らないように手帳には細かく書いてくれた。
麗華「私は…(ここに来たからには頑張るしかない)」
ここに来た以上、大空のリングを持った以上は何としてでも戦えるようにならなければ!
温かい橙色の炎がリングから溢れる。その炎は麗華を包む。そこに立っていたのは誰だろう?
栗色の髪の男はそっと微笑み麗華を抱きしめた。彼女の両手には純度の高い大空の炎が
現れた。

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア ( No.16 )
日時: 2019/04/13 21:12
名前: 枢

更に翌日、それぞれの強化プログラムを始めることになった。
麗華「ツナ君には雲雀さん、山本君にはリボーン、獄寺君にはビアンキさん…で、私は?」
リボーン「まだ十年前と入れ替わってないのは雲雀久遠、霧島輪廻、椎名優、芥川竜騎、
入れ替わってるのは榎本と麗華、二人には実践訓練をしまくってもらう。椎名と芥川、今は
久遠がこっちに駆け付けてるらしいからな。じゃあ早速始めるぞ」
訓練初日、榎本は椎名と麗華は芥川と訓練することに。

芥川「お前、お嬢が書いた手帳持ってるだろ。それ貸せ」
お嬢、十年後の芥川は麗華をそう呼んでいる。言われた通り手帳を渡すとペラペラと捲る。
そして返した。
芥川「ラルは一つの属性に偏ると言ってたがお前はそうじゃない。常人よりも他の属性も
持っている。この時代のお前の戦い方は俺たちの方が知っている」
麗華「炎の共鳴させるコンコルディアっていう技だよね」
それを聞いて芥川は笑ってリングを付けている手で拳を作り突き出す。その拳に同じように
麗華も拳を軽く突き返した。ほんのりリングが赤い光を少し放つ。
芥川「さて、やるぞ。手を抜くことは出来ねえからな」
嵐の炎が混じった大空の炎が麗華の額に灯った。
その日の夜、麗華の頬に同じく十年後の世界に飛ばされた京子の手で湿布が張られた。
殴られた右頬がヒリヒリする。
ハル「麗華ちゃん大丈夫ですか?ほっぺた痛くないですか?」
麗華「ありがとうハルちゃん」
麗華は右頬を触り心配してくれたハル達に感謝した。それを離れた場所で見ている芥川も少し
申し訳なさを感じつつ仕方ないと思い込んだ。
椎名「芥川、麗華は気にしてない」
芥川「あァ?何言ってんだよ」
椎名「厳しくしなきゃいけないことだって本人も分かってるから」

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア ( No.17 )
日時: 2019/04/13 21:50
名前: 枢

何かの爆発音が聞こえ朝、慌てて目を覚まし音がした部屋へ急いだ。そこには十年前の16歳の
芥川竜騎がいた。彼にも細かいことをザックリと説明した。
芥川「面倒なこって…」

****
黒曜ランド、そこでクロームは戦いを終えその場に倒れ込んだ。
霧島「クロームちゃん大丈夫か」
ついさっき入れ替わった霧島がクロームを抱き留める。
骸「クフフ入れ替わってすぐに状況を理解するとは。流石ですね霧島」
霧島「有幻覚って奴かい?さっさと消えとけ俺がちゃんと守る」
骸「頼みましたよ」
倒れ込んだクロームを抱き霧島は走り出した。その手にはメモ紙があった。
クローム「霧島…私…」
霧島「ボンゴレ基地に行く。今はゆっくり休めクロームちゃん」
クロームは小さく微笑み深い眠りに落ちた。
ボンゴレ基地に到着し霧島は手短に事を話した。
ビアンキ「貴方の幻術で彼女の内臓は作れないの?」
霧島「俺はそこまで力はねえよ。俺には作れねえ、元よりクロームちゃんの内臓は骸が
作ってたからな。彼女の内臓の幻が弱まってるってことは骸にも何かあったってことさ」
ラル「ミルフィオーレの日本支部突入はもうすぐだがこの調子では彼女は戦力に入れられないな」
リボーン「こればかりは仕方ねえな。霧島お前もこっちを手伝え」
霧島は立ち上がった。だが出る前にクロームをそっと撫で優しく微笑み行ってくると囁く。
扉は静かに閉められた。

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア ( No.18 )
日時: 2019/04/13 23:25
名前: 枢

メローネ基地。そこで入江正一はツナたちボンゴレファミリー等を待ち構えていた。
「入江様、第4部隊チクラミーノ隊長、リンファ様が到着しました」
王凛華(ワン・リンファ)その男は扉を開き中に入って来た。彼も6弔花の一人、雲の守護者だ。
入江「リンファ、今日は頼むよ」
リンファ「あぁ」
後ろ髪は腰の辺りまで伸び凛とした顔立ちをした青年。
リンファ「まぁ…偽物のリングなんて使い捨てるだけだがな」
入江「偽物…?」
リンファ「どうせすぐネタ晴らしされるだろう」

通気口を出てある部屋へ侵入する。そこで全員が足止めされる。先に立っている男の指には
マーレリングやボンゴレリング、アストロリングとは違うリングが嵌められていた。
ラル「あのリングは…スピリトリングか!」
???「そうだよ。ジッリョネロファミリーの同盟マフィア、エルフォファミリーの雨の守護者
五十鈴奏…足止めしなきゃいけないから、せめて二人はここに置いていきなよ」
奏が開匣する。雨金魚(ペーシェ・ロッソ・ピオッジャ)だ。
水無月「じゃあ俺が残るぜ」
霧島「二人残れってんなら俺も」
霧島が開匣する。霧蝶(ファルファッラ・ディ・ネッビア)水無月の匣兵器は
雨鳶(ニッビオ・ディ・ピオッジャ)だ。
奏「…俺のアニマル匣、戦闘向きじゃないんだよなぁ」
霧島「ならこの戦いを降りることを勧めるぞ」
奏「そうもいかないんだよなぁ」
奏は背中に背負っていた太刀を鞘から抜いて構える。水無月も刀を構える。

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!もう一つのマフィア ( No.19 )
日時: 2019/04/17 20:48
名前: 枢

水無月「厄介だな…」
霧島「速度か?」
水無月は頷いた。威力自体はそこまで強いとは言えない。5段階評価するならCだろうか。
だが問題はスピード、Aだろう。水無月の身体には無数の掠り傷がある。浅いが傷、痛みはある。
奏「そうさ。俺の武器は破壊力じゃないスピードだ。力が無くても他でカバーすればいいし」
奏は太刀を地面につける。引きずるように上へ斬り上げる。大きな雨属性の斬撃だ。水無月は
斬撃を受け止める。重い、ゆっくりと後ろへ押されていく。奏は太刀を振り下ろす。大きな斬撃が
更に加わり受け止めている斬撃が大きくなる。雨鳶、茶々が水無月と霧島の上空を飛び回る。
二人の上空を円を描き漂うように飛んでいる。その飛び方は鳶の特徴だ。
霧島「ミル」
水無月「行くぜ、雨天嵐!」
水無月は刀を地面に刺した。雨属性の炎の竜巻が全体に広がる。今度は奏が押される番だ。
奏の全身を掠る雨の炎、微かに藍色が見えた。
奏「これは…まさか!?」
霧島「俺たちの勝利条件はお前を殺すんじゃなくて無力化させる、眠ってもらうぜ霧蝶ミルの
鱗粉を浴びてな」
視界が揺れる。焦点が合わない。ユラユラと奏が地面に座り込み前のめりに倒れた。
眠り込んだ奏を背に水無月と霧島は走る。ツナと麗華の元へ。

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