二次創作小説(紙ほか)

怪異境界シナリオ
日時: 2019/05/18 00:14
名前: はしくれ
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=12545

真っ白だった
白い濃霧の海の中を突き進んだ
ただ日本のために...




....現代....
朝日が差し込む。

よい朝だ。

ベットから起き上がり、私は着替えた。
白いシャツ、黒いスカート、赤のネクタイ、白のリボンがついた黒い帽子を身に着ける
朝食をとらずに身支度を済ませ、1月のひんやりとしたドアノブに手をかける。
私は唯一無二の友人と駅で待ち合わせている。急がなくては、、、
ドアを開けると刺さるような冷気が身を包む。寒い。
だがそんなもの気にしている暇は無い。彼女は時間に厳しいからだ。
走っているうちに駅が見えてくる。彼女を探した。
フリルのついたナイトキャップ、薄い紫のゆるい長袖ワンピースのシルエットを見つける。
彼女だ。
彼女も私を見つけたようだ。
「蓮子〜」
私もすかさず手を振る。
「メリィ〜」
「おーそーいー」
「一分ちょっとだって〜」
「二分遅れています」
メリーはきっぱりと否定する。説教が始まる前に話を変えるのが得策だろう。
「そんなことはさておき!!メリー神隠しはご存じでしょう?」
少々強引過ぎたかメリーは眉をしかめる。
「強引ね、、もちろん。人が突如として消える都市伝説ってところ?」
「そぉそぉ!そーれーとバミューダトライアングルの怪異も知ってるでしょ?」
「船とか飛行機が消えるやつ?あれ結局作り話だったんでしょ?なんで今更、、、」
話の意図が掴めずメリーの頭の上は疑問符でいっぱいだ。
「それが今分からなくなってきてるんだってさー。んでここから本題!そのバミューダトライアングルの怪異が、日本にも戦時中に起こっていたっぽいよ、、なにせ出て行った戦闘機数基が東シナ海の何も無いところで信号が消えたとか、、」
「普通にミサイルとかに撃ち落とされたんでしょ、、ありふれたネタね」
今回もガセネタを持ってきたのかと溜息をつくメリーを横目に私は話を続けた。
「なんで今頃この話題を持ってきたのかわかってないでしょメリー実はね戦時中に消失したと思われる戦闘機が日本で最近発見されたんだって!!!これって神隠しみたいじゃない?」
「確かにそうね、、おかしいと言えばおかしいけど、、」
「ふふ神隠しと言えば私達の出番だわ!!」
あまり乗り気じゃないメリーの腕を強引に引き寄せ私は高々に言った




   「秘封倶楽部、活動開始!!!」

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Re: 怪異境界シナリオ 「僕編」 ( No.1 )
日時: 2019/05/18 00:54
名前: はしくれ

誰?私に話しかけているのは
低い声、、男の人?
貴方は何者?
いいえ。何者でも、、無いわね
痛くないもの。ここは私の夢なのだから。
夢は記憶の断片から構成される。貴方も私の記憶。
なのに何故?


   何故首を横に振るの?


....僕の物語....
幸福は唐突に終わりを告げる
だからこそ、その幸福を通常だと思わず
「異状」なものと認識する必要がある


日本に墜落用衛星「Lucifer」が首都トウキョウに落とされたその日
何もかも僕の前から消え去った。幸せすらも。
白と黒が入り乱れ混ざり合う世界を目の前にして
僕は生きている意味を嘆いた。
衛星を落とした彼らはインド洋南部鎮座している。
彼らの目的は不明。軍事帝国として世界を焼くキリングマシーンのようなものだった。
僕は憤怒で溢れかえった。
僕は空軍に入った。彼らに僕たちと同じ苦痛を与えるために。
そしてこの日本を守り抜くため、、
8月に「消光」作戦が開始された。
僕は朝鮮半島に設置された日朝航空防衛軍基地から戦闘機隊のメンバーとして派遣された。
僕は歓喜した。
彼らをこの手で、天使「Lucifer」が地獄に堕ちたように、地獄へと堕とす事が出来るのだから。
あの日の悲憤を噛み締め戦闘機へと乗り込んだ。

   『remember Lucifer』

  戦いが始まる。



はずだった。
異変に気付いたのは東シナ海九州西部を飛行中のことだった。
本部から音声通信がノイズまみれになった。気に留めなかった。
が、そこからが悪夢の始まりだった。
唐突に周りが濃霧に包まれる。
僕は真っ白い海を進んだ。
「、、、、、こち、、ら、、」
仲間の声だ。
「、、、視界が、い、、操縦が、、きか、、、」
初めは何の通信か分からなかった。ノイズのせいで聞き取ることが出来なかった。
だが次の瞬間仲間に何が起こったか理解した
「操縦がっ、、きかないっ!!、、、墜落する、、!」
今度は全て聞き取れた。
そして耳が裂けるような断末魔の叫びが入った。
僕は気づいた時にはパニックに陥っていた。
目が回る。頭痛がする。心拍数が速い。操縦する手は怯えるかのように震えていた
操縦が完全にきかなくなった。
(死ぬ、、、)
そう確信した


機体が墜ちようとする。復讐は儚き夢と終わるのかと唇を噛む。

瞬間僕を取り巻く悪夢。濃霧が晴れた。
視界がクリアになる
死を確信していた僕に相反する意思が生まれた


      「生きたい」


僅かな希望を胸に
僕はハンドルを握りしめた。
死んでたまるか。
一か八かで僕は海への不時着を試みた。

ざぶん、、

不時着は成功だった。
助かった
僕は安堵した。ほっと溜息をつき自分が生きている実感に浸った
それもつかの間、僕はある事に気付いた。
電波が通じない。おかしい。
何かがおかしい
正体不明の大きな焦燥にかられ機体から外へと身を乗り出した


外は真っ白だった
正確には「空が」だ
比喩ではなく何も混じったものが無いような。
そこに大きな白い板があるように
完璧な白
僕は辺りを見渡す

幸いなことに陸は泳いで到達出来る距離に見える。
戦闘機用のスーツを脱ぎ陸へと向かった。

陸に到達した
そこは高層の建物が並ぶ場所だった
だが人がいない
誰一人として
そして時間でも止まったかのように
音がしない
僕以外無音だった
風が無い



少し歩いて
土地、、いや
世界、、いや
全てがおかしい事が分かった

 無数のビル群が広がっている
 赤色のタワー、それより高い灰色の塔
 壊れたはずだった。
 塵と化したはずだった
 だが目の前にはあった
 そう
 ここは




             「トウキョウ」だ

Re: 怪異境界シナリオ 「財団編」 ( No.2 )
日時: 2019/05/18 00:56
名前: はしくれ

※scp財団がわからない人は検索を推奨します
 簡単な説明としてはscp財団は異常なもの(例えば増え続けるケーキなど)を人の目に触れさせないようにし、その異常なものから地球を守る架空の団体です
異常なものを「確保」「収容」「保護」することをモットーとしています
この作品で出ているヒューム値はいわば現実を支える土台のような物です
その土台が崩れヒューム値が下がってしまうと不可解なことが起こってしまう。。と捉えてもらえれば大丈夫だと思います。
















以下の会話ログの閲覧にはレベル3セキュリティクリアランスを必要とします。

会話ログscp‐■■■‐jp: 以下の会話ログは、音声記録を文字に起こしたものです。
<録音開始>
「エージェント.笠原、東シナ海■■■島に着きましたか?」
「あぁ、着いた。」

(6分経過)

「辺りの様子を教えてください。」
「至って普通の島だな。特に異常性は感じられない。」
「些細なことでも報告してください。」
「了解。」

(3分経過)

「、、、博士、異常性を発見、、」
「報告してください。」
「広葉樹から、まだ細いが針葉樹が生えている、、」
「現実改変かもしれません。エージェント.笠原、ヒューム値の測定をしてみてください。」
「ok。」
「どうです?」
「信じられねぇ、博士、あんたの推測通りだ。0.8だ。しかもここら一帯が、、島全体が現実性を失っているようだ。」
「なるほど、記録しておきます。引き続き調査をお願いします。」

(14分経過)

「博士、人がいた形跡がある。村のようだ。だが何かおかしい」
「どうしてです?」
「畑に鍬が刺さったままだ。、、囲炉裏に鍋がかかっている。囲炉裏の周りに茶碗が三つある」
「それのどこが?」
「『突然に』人が消えたような感覚だ。ぱっとそこから突然いなくなった感じというか、、」
「収容対象になりうる異常性かもしれませんね、、記録しておきます。」

(3分経過)

「、、博、、いる、、か?」
(激しいノイズ)
「どうしましたか?エージェント.笠原」
「霧が、、った、、通信が聞、、、ない、、」
(激しいノイズ)
「クソッ、、な、、てこった、、、0.6、、、0.5、、」
「なにがです?どうしたんですか?エージェント.笠原」
(激しいノイズ)
<録音終了>
追記:後日の調査からヒューム値は正常であったことを確認
   エージェント.笠原は行方不明

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人が消える? そんなん財団ではよくある事だ。


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俺は東京にいる。何故かって?
、、、新しいscpの異常性に一泡ふかされちまった。
あのクソッタレの霧が出た瞬間にヒューム値が、がくんと下がりやがった、、
そうして霧が晴れたら、東京にいましたーーって訳だ。
俺を取り巻く世界自体が改変されたんだろう。
とにかくこの通信を聞いたらo5に伝えてくれ。ありゃ島一帯に異常性があると。
俺のいる世界には財団も、ましてやヒトという概念が無いみてぇだ。
俺はここで散るかもしれねぇ、、、
財団の幸運を祈る
         −−−−−エージェント.笠原−−−−−−



俺は結果を期待していなかったが、まだ生に執着を持っていた。
生きたかった
僅かな希望をのせ、財団へ通信を入れた。

俺は一面真っ白なつまらない空を見上げ声を出して笑った

「クッ、、ははははははっ、、
 遂に俺も財団茶飯事の異世界転移かよ!
 ははははっ、、、クソッタレ、、、」




この独りぼっちの世界を前に今は笑うしか出来なかった。

Re: 怪異境界シナリオ 続 ( No.3 )
日時: 2019/05/18 12:21
名前: はしくれ

….現代….
メリーは呆れたように溜息をつき言い放つ。
「で?行先はきまってるの?」
流石メリーと言ったところか。
冷静に外堀を埋めてくる。
今回も計画なしの勢いだった事を認めさせるために、、、
だが私は外堀を全て埋められる前に、
少し口角を上げ勝ち誇った表情をする。
「もちろん!鹿児島よ!!」
予想外の回答に少し驚きむっとした表情を浮かべる。
「東シナ海なんだから当たり前でしょ?」
「むぅ、、蓮子の割には珍しいわね、、、」
不満を漏らすメリーを無視し、二人で立ち寄った喫茶店のテーブルに、
しっかりと事前に用意していた九州の地図を広げる。
「今回は題して神隠し探しの旅!!と言ったところかしら。
 鹿児島で神隠しに関する情報を手に入れ境界の境目を見つける!
 あとは、、、」
「「幻想郷を調査する」」
声が重なる。
不満な表情を浮かべていたメリーも少しずつだが乗り気になってきたようだ。
調子づいた私は言う。


「じゃあ行こう!!」
「今から?!」
メリーは驚きを隠せていない。
「今のご時世九州なんて5分もかからないでしょ?」
冗談ではなかった。速度を追い求めた科学者達は遂には、
光速を手に入れた。要するに止まった時間の中を進むことと同じなのだ。
だから5分というのは遅いくらいだ。


「はぁ、、ま、いいわ。駅に向かいましょ。」

「流石メリー様!話が早い!レッツゴー!」
珍しく素直なメリーに感心する。


さぁ駅へ向かおう。



,,,,僕の物語,,,,
こんなにも静寂に包まれていて
こんなにも巨大な孤独感が押し寄せるトウキョウは
生まれて初めて見る景色だった。
とてつもない不安感があった。
だが僕にはそんな絶望では無い異なる感情が渦巻いていた。

僕は何のために戦闘機に乗ったのか
僕は何のために覚悟をしたのか



こんな場所に来るためでは無い
これじゃあ僕の意思、僕の覚悟は
儚い戯言として嘲笑される。

僕は大地を殴った
唇を噛んだ
拳の皮膚が破れ、唇には血が滴っている。
僕は泣き崩れていた。
単に痛いからでは無かった。
悔しいのだ。
涙が溢れて止まらない。
家族、そして日本の敵が討てなっかった。
自分に対しての憤りを感じていた。
そんな今の惨めな自分に大きな罰を与えたかった。
だが僕は独りだ。
僕を罰してくれるものはいない。
ならば僕が僕を罰するのだ。

彼らに捕虜として捕えられたとき
自ら命を絶つために、携帯していた小刀を取り出す。
こんなところで使う事になるとは、、と
疲れた笑みがこぼれてしまう。
腹に向けた刃が定まらない。
いや、、、手が痙攣を起こしているのだ。
こんな時にまで僕は怯えている。
だがその刹那、
声が聞こえた。
というより声に気付いた。
この独りの世界に別の音が生まれる。



「ぉーぃ」



「おーーい、やめとけって、おにーさん」

僕は顔を上げる。
僕の虚ろな目には一人のスーツ姿の男が映った。
その男性は小刀を僕から取り上げる。
目の前で起こる出来事に唖然としていた。


独りだと思っていた。
僕は非常に滑稽だった。
唐突に起きた、男との出会いで
完全に死ぬ気を失った。いや覚悟が無くなったと言った方が
適切だろう。何もかも吹き飛んでいた。




僕の目の前に唐突に現れたスーツ姿の彼は自らを笠原と名乗った。



怪異境界シナリオ 続 ( No.4 )
日時: 2019/05/26 00:47
名前: はしくれ

O5の権限によりファイルは削除されました。





レベル5セキュリティクリアランスを確認

ファイルの復元および閲覧を許可します。
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会話ログscp‐■■■‐jp: 以下の会話ログは、音声記録を文字に起こしたものです。
<録音開始>
「エージェント.笠原、貴方はscp‐■■■‐jpの調査中に消失したことになっています。
 それも20年前に。」
(沈黙)
「あん時担当だった博士は元気か?」
「scp‐■■■の実験中に死亡しています。
 本題へと移りましょう。貴方の存在や概念は20年の間どうなっていたのですか?」
(沈黙)
「そうだな、、、何ていえば良いか分からんが、、、
 まぁいい。ハハッ驚くなよ?
 俺を作り上げている概念はこの20年間、
 




 ずっと《静止》していた」

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「くそっ」


俺は東京に出現した。
モノクロの景色が無意味に広がっている。
そこは現実から素晴らしい概念が欠けたような場所だった。
俺は今孤独に浸っていた。
呆れ返っていた。
俺が置かれている状況に嫌気が差していた。
大きなため息をつく。
つまらない。
実につまらない。
生きたかったのは束の間、直ぐに諦めがついた。
このクソみたいな空を見ていると自分が馬鹿みたいに思えてきた。
ポケットに入っていた煙草を取り出す。
ライターのオレンジ色の炎がこの世界に全く似合わなかった。
もの悲しさを漂わせるビル群に向けて
馬鹿げた世界にお似合いな真っ白な煙を吐き出す。
俺は無個性過ぎるこの世界に刺激や恐怖なんて物を見いだせなかった。
いや、、、一人前に絶望できるほど俺はあの世界を、
いやあの日常を楽しめていなかったのかもしれない。

疲れた

もう寝よう。
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彼らは絶望を感じなかった。
別々の感情を抱き別々に嘆いた。
何故彼らは絶望しなかったのか。
それは彼らの世界に彼らの大切なものが
無かったからだ。
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,,,,現代,,,,
私たちは駅に向かい九州の鹿児島まで移動した。
改札を通り加速ゲートへと向かう。
私たちの体は急激な加速を開始する。
体が一度粒子に戻り再構築される感覚はいつまで経っても、面白い。
感覚がバラバラになりやがて一つに戻る。やはり面白い。
そんな感覚に浸っている内に鹿児島に到着した。

駅から出る。風が冷たい。まるで肌に食い込む気温の牙だ。
どうやら南だからという違いは無いようだ。
だが白い吐息を吐きながら隣で蓮子は無邪気に歩いている。
私は私を包む冷気を睨みながら、
蓮子の可愛さで負の感情を相殺していた。

「で?まずは何するの?」
あれだけ勝ち誇った表情をしていたのだ。
予定を考えてない訳は無いだろう。
「うーむ、、図書館にでも行ってみるとしよう!」
無計画か、、と私は溜息をつく。
「綿密に予定を組んでいると期待していたのになー」
「計画通りに行くことなんて滅多に無いんだから!
 つまり計画はいらない!」
「何よその理論、、、、」
珍しいと思っていたがやはり蓮子は平常運転だった。

そんなやり取りをしている内に駅の周辺に設置されていた地図に示されていた図書館を見つける。

蔦に建物のほとんどが覆われている。如何にも年季の入った場所だった。

館内は広く古い紙の香りが漂う落ち着いた雰囲気だった。
貸出カウンターには一人の若い男性が立っている。

この図書館は年季と本の冊数が比例していると言っても過言では無いほど、
本棚が並んでいる。
「ねぇ蓮子。来たは良いけどどうするのよ」
この本の冊数だ。出来る限り絞って探さないと骨が折れそうだ。
「事件簿を探そう。神隠しの記事があるはず!」
蓮子は少し考え、そう言い放つ。
なるほどと私は感心してしまう。
少しずつだがお先真っ暗な今回の活動の道が開けていく。

面白くなってきた。

私達は作業に取り掛かった



三十分が経過する
2023年から閲覧したが
人が消えるなんて事件は今のご時世殆ど無い。
ましてや胸糞悪い事件や残酷なものの方が多いだろう。
気分を害する。いわば最悪だ。
ふと溜息をつく。
あぁこの落ち着いていて暗くも眩しくもない明るさ、
古紙の香りが漂うこの空間がとても心地よい。
睡魔はすぐそこまで忍びよっていた。
私は意識を手放した。

深い深いゆめの中
底が無いみたいにどんどん沈む。
心地よい感覚が私を包んでいく



私は遊園地に立っていた
独りじゃない
隣には

「男の人」がいた

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