二次創作小説(紙ほか)

FAIRYTAIL*CrystalHeart*
日時: 2020/01/13 18:23
名前: 日の入り時子

大魔闘演武を控える妖精の尻尾に新メンバーがやって来た。

初代マスターであるメイビスは彼女を見て彼女をAチームに参加させると告げる。

アストリア・アンピトリテは星、宝石にまつわる魔法を使う魔導士だった。

物語は大魔闘演武から始まる。

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Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.3 )
日時: 2020/01/14 17:22
名前: 日の入り時子

「アストリア、頑張れよ」

エルザはアストリアの肩を軽く叩く。

「はい!全力で頑張るよ!!」

アストリアは全員に背を向けて闘技場に向かう。相手は四つ首の番犬バッカス。

「な、なんと妖精の尻尾からは期待の新星アストリア選手が参戦!一体どんな戦いを

するのかぁぁぁ!!?」

試合が始まり最初はバッカスの攻撃がメイン。アストリアは彼の攻撃をひらひらと躱す。

酔いの鷹のトリッキーな動きにアストリアは柔軟に対応している。

「私が勝ったら番犬じゃなくて仔犬を名乗ってもらうよ!!星器(ステラアームズ)、

金星の鞭(ヴィーナスウィップ)!」

「こ、これはぁぁぁ!!?まさかエルザ選手と同じ換装か!?」

「いいや違う。それに近いが全くの別物だ」

実況に解説が訂正する。会場に乾いた音が響いた。金色の鞭が唸る。

「何だぁ…これは…!!」

「愛の鞭(ヴィーナスキス)、愛の女神の前にひれ伏しな!!…ってね」

アストリアが鞭をふるう。細長くしなりやすい金の鞭はうねうねとした動きでバッカスを

じわじわと痛めつけていく。更に速度が上がっていく。会場にまた乾いた音が反響する。

「し、勝者は…妖精の尻尾!!バッカス選手、女神の鞭の前に倒れ伏したァァァァァ!!」

闘技場を後にするアストリア。観戦場所に戻ると称賛が飛び交う。

「よくやったな!アストリア」

「勿論!頑張らないわけにはいかないでしょ?」

二日目の夜、妖精の尻尾に二人の客が来た。先に来たのはレイだった。

「お前…人魚の踵の」

「レイだっけか?どうしたのよ」

「実は彼女を連れてきたんですよ」

レイの後ろに立っていたのはユキノだ。レイに手を引かれ彼女を席に座らせる。レイは自分の

着ていたコートを彼女にかけてやる。彼女は剣咬の虎を追い出されてしまった。負けたというだけ

で追い出されてしまったのだ。

「え、ちょっと!ナツ!?」

「わ、私!追いかけてみる!!」

「待って!アストリア…行っちゃった」

レイたちの声を聞かずにアストリアは追ってしまった。

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.4 )
日時: 2020/01/14 17:46
名前: 日の入り時子

剣咬の虎の宿にナツは喧嘩を売りに来た。

「ナツ〜!!」

「アストリア!?なんで追ってきたんだ?」

アストリアは大きく深呼吸してからナツの隣に立った。

「心配してるんだから。それに私も同じだよ…ユキノちゃん、泣いてた。憧れのギルドに

やっと入ることが出来たのに負けたってだけで追い出されて…凄く悲しそうだった」

アストリアの声が小さくなっていく。だがすぐに彼女は顔を上げる。

「星器(ステラアームズ)、木星の盾(ジュピターシールド)!!」

緑色の光を放つ大きな盾を前に出し衝撃から二人を守る。

「小童、よく察したな。褒めて遣わすぞ」

「そう?それは光栄だけど仲間を泣かせてるダサい人に褒められても嬉しくない」

盾を退けてアストリアは相手を睨む。

「す、スゲェ…マスターの攻撃を盾で防ぎやがった」

「舐めてもらっちゃ困るよ。私の盾」

アストリアは笑みを浮かべる。

「これぐらいで宴はお開きにしようぞ、父上」

そういって止めに入ったのはミネルバだ。彼女はハッピーを抱いている。

「勿論、続けていれば父上が勝つであろう。だがここは許してほしい。さすればこの猫を

返してやろうぞ」

「ごめんナツ…アストリアも、心配で」

ナツは彼女の意見を承諾しハッピーを抱く。その時だ、扉を破り氷の龍が現れた。

「この氷…アッシュの造形魔法だよ!!乗ろう、ナツ!少しの我慢だよ!!」

アストリアが乗り込み彼女はナツを癒しながら彼女たちを乗せた龍は去って行った。

龍は確かに妖精の尻尾の宿に二人を連れて帰ってきた。

「よかった、怪我は無いみたいですね」

「全くヒヤヒヤしたぞナツ。アッシュに感謝しろ!」

マカロフはアッシュを指差し、そういった。ナツは「悪ィ」と謝った。

「あの…レイ様、ありがとうございました。これ以上、迷惑をかけるわけにはいきませんから」

ユキノはコートを返そうとするもレイはそれを拒む。

「俺は大丈夫です。ユキノさん」

二人はここを去って行った。そして三日目、競技パートでは伏魔殿。そこでは驚きの

100体のモンスターをエルザが完全制覇してみせた。残りのチームに順位をつけるために

魔力測定器で順位をつけることになった。Bチームから参加したのはレビィ・マクガーデンの

実兄、レオン・マクガーデン。

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.5 )
日時: 2020/01/14 18:35
名前: 日の入り時子

「ゲッ!初代、まさかアイツを出したってことは…」

全員がメイビスを見る。彼女は笑顔で返答する。

「はい。レオンさんは数少ない妖精三大魔法の会得者ですから」

青い髪を揺らし彼は測定器の前に立つ。そして叫んだ。

「悪いが本気で行かせてもらう!妖精の輝き(フェアリーグリッター)ァァァァァ!!」

大きな光の柱が立ち上る。気付いた時には測定器は9999の数を出し壊れていた。

「こ、これは!?測定不可能だと!?どうなっているんだ妖精の尻尾は!!」

その数を出しながらレオンはその場をすぐに去った。

「お兄ちゃん、お疲れ〜!」

「レビィ!」

妹のレビィはレオンに抱き着く。そんな彼女をレオンも抱きしめる。

「お疲れ〜レオン。流石妖精の尻尾、最凶の魔導士!」

「アンタもこのギルドの要だからな…頼りにしてるよ」

カナは笑顔を向ける。さらに試合は進んでいき、ラクサスが大鴉の尻尾を撃破、彼らの

違反が発覚し彼らは捕まった。4日目の海戦で妖精の尻尾と剣咬の虎の仲はさらに

こじれる。ジュビアも負けて残りはミネルバとルーシィだけ。だがその試合は一方的だ。

「アイツはわざとやってるぞ…」

「なんて酷いことを…」

優勢の剣咬の虎は笑みを浮かべている。妖精の尻尾は怒りを向ける。ルーシィが外に出され

真っ先に駆け付ける。

「ルーシィ!」

Bチームからも珍しくアッシュが自分から駆け付ける。彼は一番酷い痣に手をかざし冷気で

冷やす。

「2位にしてやったから感謝してほしいなんて冗談がキツイと思うけど?」

アストリアはミネルバを睨む。

「お前たちは怒らせてはいけないギルドを怒らせた」

エルザが低い声で告げる。ルーシィは部屋のベッドに寝かされる。暫くして彼女は目を

覚ました。

「ごめん…負けちゃって…」

「気にするなよルーシィ」

ルーシィに対してナツが返した。ルーシィの探す鍵をハッピーが渡す。彼女はそれを大事に

抱き抱えて眠りについた。

「アッシュも助かったよ」

ポーリュシカが彼に礼を述べた。アッシュは首を横に振る。

「俺は冷やしただけ。礼はウェンディたちに言うべきだ」

「そんな…打撲は冷やすのが一番です。アッシュさんはそれを知ってたんでしょう?」

「そうだね…さぁ、アンタたちはさっさと戻りな。まだまだ大魔闘演武は終わってないよ」

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.6 )
日時: 2020/01/15 17:02
名前: 日の入り時子

4日目最終試合。これを望んでいた観客は多いだろう。

現最強ギルド剣咬の虎vs7年前最強ギルド妖精の尻尾。

剣咬の虎からは双竜スティングとローグが参戦。妖精の尻尾からはナツとアストリアだ。

アストリアが出ることは全てのギルド、観客が予想していなかったことだ。

「どういうことだ?何故ガジルではない」

「まぁいいじゃねえかローグ。寧ろやりやすいだろ、雑魚一匹なら」

「ちょっと!めっちゃ聞き捨てならない単語が聞こえたんだけど!?」

「落ち着けよ、試合でぎゃふんと言わせてやろうぜアストリア」

腹を立てるアストリアを落ち着かせ、そう声を掛けた。

「初代、何故アストリアを?相手は手強いぞ」

レオンはメイビスの方を見た。

「その通りです。しかし舐めているわけではありませんよ。強いからこそ彼女は

越えるために更に上を行く。絆の力を見せつけるんです!」

試合開始後は妖精の尻尾が先制を仕掛け流れを先に掴む。

「星器(ステラアームズ)、火星拳法(マーズリム)!」

赤い宝石が埋め込まれた黒い手袋とロングブーツ姿のアストリアのドロップキックはローグの

顔面を貫く。

「お前、肉弾戦もできんのか!?」

「星器は様々な武器と能力を持つ。一番いい例は木星の盾、あれは星器の中でも高い防御力を

持つ。火星拳法は近接戦闘ではかなり役立つんだよ。…私がローグをどうにかしてみる!

任せて!」

アストリアは拳を突き出す。「おう」とナツは返し自身の拳を軽くぶつける。アストリアの

四肢に灼熱の炎が燃え上がる。

「―フォボスピエーディ!!」

両手を相手の肩に置き相手を飛び越え着地の瞬間片足で回し蹴りを放つ。その動きはとても

素早く滑らかだった。

「こっちも行くぞォォ!!」

ナツの攻撃がスティングにダメージを与える。二人がアストリアたちを見据える。

「しっかり実力を測れていなかった」

「あぁ、中々手こずらせてくるな…アイツ。だけど俺たちも負けられねえな」

二人の周りに魔力が集中する。何をしようとしているか、彼らが滅竜魔導士であることが

分かっているため察することができる。彼らは第三世代の滅竜魔導士。そして彼らは

自分の意志でドラゴンフォースを使うことができる。

「守ります!!木星の盾(ジュピターシールド)!!」

アストリアの手に大きな盾が握られ構える。

「―フォート・エウロパ!!」

「ホーリーレイ!!」

光の矢の雨から緑色の壁は二人を守り切る。外から見ればそれは城を守る防壁である。

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.7 )
日時: 2020/01/15 17:44
名前: 日の入り時子

「ナツ、伏せて!!」

伏せたナツの上を盾が通り過ぎる。だが相手は影の中に潜り込み死角に入り攻撃を

加える。経験の差があり対処の仕方に手間取っている。ここは闘技場の地下だ。

観戦場所から見守るレイはいつの間にか前のめりになって試合を見守っていた。

知らずのうちにアッシュも彼女を気にしていた。全員が見守る中、エルザは目を見開き

「否…」思わず呟く。

「ナツもアストリアも諦めちゃいない」

盾は砕け散る。緑の光の粒が辺りに散らばった。身を守る武器が消えた今、彼女を討つ

チャンスだと思い踏み込む。

「こっちにあってセイバーにないもの…それは仲間との絆、これは結構重要だと思うよ。

だから見せてやろうじゃないか!仲間の力って奴を!」

辺りの気温が上がったような気がする。

「さっきの攻撃、実は少しだけ掠ってた。全てを焼き尽くす炎と地球を照らす光を持つ

全惑星の中心!星器(ステラアームズ)、太陽王(サンブライト)!」

太陽の形を模した金色の杖だ。杖を薙ぎ払うと赤い炎が横に走る。

「一撃で終わらせる!―プロミネンスレーザー!!」

杖を前に突き出すと四方八方から炎のレーザーが放たれる。それらはドラゴンフォースを

使っているスティングとローグを射抜いた。すぐにアストリアがナツの名を叫ぶ。

「火竜の咆哮ォォォォォォォ!!!」

口から吐かれた炎が止めを刺す。そして観客席から歓声が飛び交う。

明日は全員参加のサバイバル戦だ。裏では事件が肥大化しつつある。

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