二次創作小説(紙ほか)

FAIRYTAIL*CrystalHeart*
日時: 2020/03/19 19:23
名前: 日の入り時子

大魔闘演武を控える妖精の尻尾に新メンバーがやって来た。

初代マスターであるメイビスは彼女を見て彼女をAチームに参加させると告げる。

アストリア・アンピトリテは星、宝石にまつわる魔法を使う魔導士だった。

物語は大魔闘演武から始まる。

前半(大魔闘演武編〜冥府の門編) >>01-19

後半

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Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.16 )
日時: 2020/03/19 17:45
名前: 日の入り時子

アストリアとアッシュは九鬼門との戦いには参加していない。相手に鉢合わせしていないからだ。

「どうしよう?何をすればいいかもイマイチ分からないし…一旦戻った方が良いかな?」

「そうだな。さっきの穴から距離は遠くない。戻るか」

アッシュとアストリアは来た道を戻り大きな穴の中に入る。

「も、戻ってきたのか!?アストリア、アッシュ」

ラクサスたちを守っていたギルドメンバーたちが二人に駆け寄る。

「あぁ、向こうにはレオンもいる。どっちにいても変わらないだろうし戻ってきた」

言い終わったアッシュとアストリアの足元に現れた魔法陣。眩しい光に包まれ気付いた時には

二人はいなかった。

「転送魔法…といったところか」

ポーリュシカは呟く。そして強敵と戦うであろう二人の無事を祈る。


飛ばされた場所にいたのはミネルバを連れたスティングとローグ。お互いに何が起きたのか

さっぱり分からなかった。

「何が起きたんだ?って顔してるな。折角だ、参加者はいた方が楽しいだろ?安心しろよ俺は

ゼレフにも興味ない。暴食の力を扱う悪魔アズール、こっちは俺の友だち嫉妬の力を扱う

ベルベット」

端正な顔立ちの二人組。そのうち銀色の鉤爪を持つベルベットはミネルバの方を見た。

「お前らは冥府の門の傭兵と言ったところか…それもかなりの手練れ」

「そう言うお前たちは妬ましいな。悪魔になった女と仲良しごっこか…」

「悪いねベルベットは嫉妬深い男だ。このぐらいが我慢の限界らしい。本題に入ろうか?

星器って魔法を扱うのはお前だろ?アストリア・アンピトリテ。その力、俺に全部見せて

くれよ」

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.17 )
日時: 2020/03/19 18:13
名前: 日の入り時子

「アストリア、妾も戦うぞ。そなた達に妾は酷いことをしてしまった…だから!」

ミネルバが全て言い終わる前にアストリアは微笑んだ。

「じゃあ手を貸してミネルバ!私一人じゃ勝てないもの」

「俺たちも手伝うぜアストリア。5vs2ならどうにかなるだろ」

「俺はどっちでも構わないぜ?その星器って魔法は他人の魔力を借りて使うこともできる。

その中でもお前は太陽、土星、天王星はそれぞれナツ・ドラグニル、ローグ・チェーニ、

スティング・ユークリフの魔力を使って完成させたもの。だけど一人の魔力につき一つって

いうわけでも無い。数人の魔力を使って一つの星器を創り出すこともできる。高いレベルになれば

武器だけ、一部だけでなく服のように纏うことができる」

全てを話したアズールは自慢げに笑みを浮かべ挑発する。

「どうも誤解する奴が多くてな。俺はスリルがある事は大好きだ。戦いもその一つ、相手が

どうでるのか、どんな力を使いそうやって挑んでくるのか、それが楽しい。だけど馬鹿じゃない。

魔法を扱う人間が多いんだ。知識として下調べしておくのが普通だろ?」

探せば一つや二つ、星器についての文献があっても可笑しくない。金星の鞭を振るう。電気の音が

鞭から聞こえる。アズールは腕を顔の前で交差させる。腕を体を脚を黄色の鞭が容赦なく

叩く。

「愛玩雷獣(ヴィーナスビースト)!!」

電気は更に強まり鞭はアズールの両手を拘束する。彼の全身に電気が流れる。

「妬ましいな、その力…!」

「させるか」

アストリアの背中に大きな氷の壁が現れる。作り出したのはアッシュだ。ベルベットは歯軋りを

する。未だ大きな動きを見せないアズールとベルベット。だがアズールが突然笑い出した。

「鞭打ちって奴か?良い腕してるな。並の人間否、悪魔もこの痛みには耐えきれねえだろうな…

尤も痛覚があるならの話だが…」

「ってことはまさか…!」

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.18 )
日時: 2020/03/19 18:55
名前: 日の入り時子

鞭を掴みアズールは力を入れアストリアを振り回す。それを見たミネルバはアッシュに声を掛ける。

その話を聞きアッシュはアストリアを氷の鳥籠に閉じ込める。柵にアストリアはぶつかる。

「なんだ…?」

アストリアが中から消え氷の鳥籠は水になりその水は鞭を伝ってアズールの方へ流れる。

電気は水を伝う。

「魔力はすっからかんに近いはずなのに…」

「ガっ!?」

ミネルバの腹に膝蹴りを入れたのはベルベット。

「よそ見してんなよアストリア!」

アズールの回し蹴りが彼女の脇腹を抉った。もとより体術は得意ではなく頑丈な体は

していない。結構なダメージだ。気絶していても可笑しくはないが蹴りを放ったアズールの

脚からは血が流れていた。

「これはアストリアの付けた傷じゃないな…氷のナイフか。お相子だな」

宙を飛んだアストリアの体をローグがキャッチする。

「無事か?」

「どうにか。でもめっちゃ痛かった…」

近くで獣のような唸り声が聞こえた。猫背になったベルベットがふと顔を上げる。鋭い牙に爪、

狼のような耳と尾。

「やめとけよベルベット。これは俺の戦いだ」

理性を完全に失ったわけではないようだ。

「良いことを教えてやろうか?アストリア。俺を殺せる星器…月の星器」

それがあったか、アストリアは気付いた。条件となる属性は揃っている。

「さっきも言ったが俺はお前の魔法が見たい。それで負けても構わねえ。何なら俺が負けたら

お前の使い魔になってやる。待っててやるからさ、さっさと見せろ。それともここで全部

潰されたいか?」

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.19 )
日時: 2020/03/19 19:17
名前: 日の入り時子

大きな遠吠えが聞こえた。完全に理性を失ったベルベットは捨て身タックルしてくる。

「そんなんじゃ狙ってくれって言ってるようなもんだぜ!白竜の咆哮ォォ!!」

白いレーザーはベルベットを貫くも彼はまだ動きを止めない。

「その程度じゃ止められねえよ。嫉妬心に比例して強さが増す。同時に理性も失う」

アズールがそう伝える。敵に敵の情報を教えられた。アッシュが両手を使い大きな氷の

ドームを作り上げ閉じ込める。穴をあける。暴れるベルベットに対抗しアッシュも全魔力を

集中させる。

「早くしろ!出し惜しみするな!互いに半分ずつ魔力を合わせ練って質を高めろ!」

アッシュが叫ぶ。それに驚きつつ言われたとおりにする。

「「聖影竜閃牙ァァァァ!!!」」

「アストリア」

アッシュは落ち着いた口調で彼女に声を掛けた。

「魔力を貸すぞ。使え。三人分の魔力を全部注ぎ込むわけだから終わった後は結構辛くなるだろう」

「大丈夫だよ。だって何かあったら面倒見てくれるでしょ?」

アストリアに全員の魔力を流し込む。アッシュ、スティング、ローグだけじゃなくミネルバの

魔力も全てアストリアに注ぎ込む。そしてアストリアは声を出す。月とは暗い夜に人間を照らす

光。その暗闇は影、儚い光、そして夜の寒さは氷。

「星器、月神(アルテミス)」

アストリアの毛先が白くなる。身に纏ったのは黒いドレスに白いケープ、そして手に持つのは

白い弓。

「これが…暴食を抑える月の力だ!!私たち5人の力だ!!」

「それを絆っていうのか?馬鹿馬鹿しいな!!」

白い弓を引き構える。そして矢を放った。黒い矢は白い光と冷気を伴ってベルベットを貫く。

ベルベットの体に亀裂が走る。

「浄化…か。確かに5つの魔力が詰まっている。もう少し楽しみたかったがしょうがないか」

ベルベットもアズールも消滅。

Re: FAIRYTAIL*CrystalHeart* ( No.20 )
日時: 2020/03/19 19:55
名前: 日の入り時子

妖精の尻尾が解散した。その後、アッシュはアストリアと共に剣咬の虎に入った。

「アッシュ、少し休んだらどうだ」

「そうだな…休むべき、か」

アッシュは手を引いた。右腕は二の腕辺りまで霜で覆われている。負担は重なり高熱が

続くアストリアの額にずっと手をかざし冷気を送っていた。

「結構続いてんな〜熱」

スティングはアストリアを見つめながら言った。

「それだけ負荷があったということだ。これである程度耐性は出来るからこれからは

使うことができるだろう」

「アッシュは星器について知ってるんだな」

ローグが言うと彼は首を振った。

「本人から聞いただけだ。それよりありがとな、ここに入れてくれて」

「気にするなよ。今のマスターは俺だぜ?にしてもショックだよな妖精の尻尾が解散だなんて」

「何かあっての解散だろ」

スティングにアッシュは返した。

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