二次創作小説(紙ほか)

Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.263 )

日時: 2016/04/18 13:41
名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940

>>262 榊115さん
では出させていただきますね!ご期待通りではないかもしれません。
そこのところをご了承ください。(´・ω・`)


前回→>>261


103話:暴走する力を止めろ


レミリアはどれだけ人間を憎んだのだろう。アリスはコトネに助けてもらったからわからなかった。
ただ…人間は色々な性格の持ち主がいる。優しくて気さくな人に会わなかったということか。

アリスは考え込んだ。レミリアの気持ちを考えると、人間を消したくなる気持ちにもなる。
だが、それはいけないことだ。いくらそれらが憎いからってやっていい事といけない事がある。
罪のない人を消すのはいけない事だ。その人消された人は苦しくて怖くて…
考えているだけなのにこちらまで悲しくて苦しい気持ちになってくる。アリスは顔を顰めた。

パチュリーがアリスを呼んだ。


パ「ちょっと! アリスボーっとしてないで戦うわよ! 早く止めないとまずいわ!」


そうだ、今は戦いに集中しなければ。ぼけーっとしてはいられない。これについて考えるのは後だ。
レミリアに言いたいことはたくさんあるが…吸血鬼には言葉より攻撃の方が効くのか。


ア「フラン! レミリアを止めるわよ! とにかく捕まえるのが先だわっ…」

フ「そうだね。お姉様にうろちょろ動かれてたらたまらないし、さっさと捕まえちゃおっか」


フランが自慢のスピード力で暴走しているレミリアを追う。しかし、レミリアも負けてはいなかった。
犬…いや、オオカミのような遠吠えを上げ、フランに自ら向かっていく。
その勢いはもの凄かった。レミリアがフランに体当たりすると、フランはそのまま吹っ飛んでしまった。


ア「フラン!!」


フランはごろごろと転がった。その場に血がぽたぽたと落ちた。その血はまぎれもなくフランのものだ。
ふらふらと立ち上がって、レミリアを睨みつけた。アリスは色々なことに対して思わず悲鳴を上げた。


ア「フラン…大丈夫? レミリア! 何で…!?」

フ「……いったいなあ…妹に八つ当たりはよくないんじゃないかなあ、お姉様。それくらい考えようよ」

レ「だま、れ…殺された、いのか…」


アリスはあっと声を上げた。気づいたことがある。レミリアは何らかの力に体を乗っ取られているのでは?
あくタイプ…ということは、悪の心が強ければ力に乗っ取られてしまうということではないだろうか。


ア「パチュリー! レミリアは体を乗っ取られてるんじゃないのかしら? あんなこと言ってるし…」


パチュリーは首をかしげた。


パ「乗っ取られてるって、どういうこと?」

ア「…あくタイプという名の力に体を乗っ取られてるんじゃないのってことだけど」

パ「…じゃあ、試してみましょうか」


試してみる、とはどういうことだ? もしかして殺すとか…?


ア「ちょっ、パチュリー! 試してみるって何をよ!! 殺すとかそんな酷い事は…」

パ「そんな事しないわよ。ただ、名前を呼んでもらうだけのこと」


そう言うと、レミリアに向かってこう言った。


パ「レミィ…私の名前を呼びなさい。呼ばないとどうなるか、わかってるわよね?」

レ「…馬鹿なこと、言うな……知らない奴の名前なんて言うもの、か…」


知らない奴の名前?
アリスの予想は当たったようだ。レミリアはパチュリーの名前を知らないわけがない。ということは…
乗っ取られているということで決まりだ。レミリアの中であくタイプの力が暴走しているのだ。


ア「パチュリー…今の聞いてたわよね? レミリア、あなたの名前を知らないって…」

パ「…ごめんなさい、アリス。こうなったら対処法はないわ」

ア「対処法はないって…なんで!? ここまで来たらやるしかないじゃない! 何で今更…!!」

パ「お願い、わかって。攻撃しても何やっても通じないわ。言葉で通じないんだったらもう無理よ」

ア「ここで、諦めろって言ってるの…? 魔理沙も、霊夢も…早苗もいないっていうのに…?」

パ「………………」


パチュリーはそれ以上何も言わない。アリスは膝をついて、絶望した。戦って、やっとここまで来たのに…
よくよく考えてみればパチュリーの言う通りだ。会話で収まらない、攻撃もろくに通じない…
そんなので勝てっこない。だったら諦めてしまったほうが好都合なのかもしれなかった。そのとき…


?「あらあらあ…全く無様にやられてるわねえ。もっとガン! とかアタックできないのー?」

ア「ゆ、紫…なんでここに…」

紫「あなたたちが困ってるみたいだから来たわ。このままじゃ勝てないし、仲間増やす?」

パ「あなたも一緒に戦ってくれるの?」

紫「物理的には無理だけど、加算するぶんには良いわよ。で、仲間増やすの?」

ア「仲間が増えるなら…お願い」

紫「素直ね。じゃあそんな素直なあなたに面して仲間を増やしてあげるわ!」


紫はそう言うと、指パッチンをした。その瞬間、何もないところから変なシルバーのポケモンが出てきた。
そのポケモンは「ジバババーン」と言った。なんだこのポケモンは…


ア「えっと…何、このポケモン…」

紫「ゲスト出演みたいなものよ! ちょっと別世界から連れてきちゃった。ジバコイルっていうんだけどね」

ア「ジバコイル…ねえ…で、あとはどうすれば良いの?」

紫「とにかく倒すわ。倒さないと他ないからね。あ、そうだわ。…今回だけ大サービスね」

ア「大サービス?」


近くから呻き声が聞こえた。その呻き声は聞いたことがあった。…相棒の声だ。


ア「魔、理沙…起きて…霊夢も早苗も、咲夜も…なんで…」

紫「他の人間たちも連れ戻したわ。本当に、今回だけの大サービス。これ以上はないからね」

魔「なんか、なっがい間寝てた気がするぜ…って、そうだ。レミリアを倒しに来たんだった」

霊「あーもう! 服が汚れちゃったじゃない! アリス、ぼけっとしてないで倒すわよ!」

早「霊夢さん、そんなに怒らないでくださいよ。さっさと始末しちゃいましょう」


ああ…これじゃあ感謝してもしきれない。


ア「ありがとう、紫…」

フ「みんな復活したし…反撃しなきゃね」

パ「よし、ラストバトルよ」


今度こそ、リベンジだ。



続く


あとがき

103話では、榊115さんが出してほしいと言ってくれたジバコイルを出させていただきました。
本当にちょっとしたゲスト出演ですがね…すみませんでした。
今回文字数が多かった気がします。2000文字いったのかな?どうなんでしょうかね…
ポケモン×東方編もあと5話で終わりですねえ。ここまで長かった…((まだ終わってない!

ではまた次回!!さよなら!!


次回→>>265

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