社会問題小説・評論板

問題ある2人
日時: 2018/04/05 22:26
名前: こあく

初めて書く、社会問題系です。どっちかって言うと性的な問題ですね。所謂LGBTです。
とある男女の関係。恋のようで恋じゃない、苦いお話。正しくはないけれど間違ってもいない。それが2人の生き方なのだから。
時系列ぐちゃぐちゃです。トランスジェンダーのバリタチ(女)×バリネコ(男)のお話。

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問題ある2人 ( No.1 )
日時: 2018/04/01 09:42
名前: こあく

4歳になって違和感が発生した。幼稚園の女の子と何故違うのかと、そう思ってしまった。男の子とやんちゃなことをしていたからだ。まだそのときは良かった。幼い間は性別など関係なかった、そんな人も多いと聞く。
明らかな違いを感じたのは小学校高学年だ。女子はかたまっていたのに対して、自分自身は男子とつるんでいた。男勝りな女子もいたが、やはり女子といる時間が長いようだった。自分に違和感を感じたために、その現象について調べるようになった。幸いなことに家庭は裕福なためか、パソコンは持っていた。ネットで調べるうちに、辿り着いたのは、「トランスジェンダー」、これであった。別に女が好きなわけじゃない。一部分が当てはまるだけか、と放っておいた。
しかし、中学生になり性について勉強した後、最悪なことに、女子を見るとドキドキした。好きなタイプに。そして自分はなぜ男じゃないのだろうと悩む始末。これはやばい、そう感じ家族に相談した。否定してほしくて。
「え、別にいいじゃない。愛の形はたくさんあるし。」
母親にそう言われてしまう。親はバイセクシャルだった事を知ってしまった。真面目な兄もだった。
それからというもの、一人称が俺になり、男でも好きになった。…勿論自分の立場はタチだが。
兄の一流高校に合格した。そこではあまり性のことが意識されていなかったが選んだ理由だ。

(サボるかぁ。)
高校のある日、そう考え、保健室にいった。そこで出会ったのが、くっそイケメンだったのを今でも覚えている。

問題ある2人 ( No.2 )
日時: 2018/04/05 22:23
名前: こあく

お隣さん

ガチャ、自宅の扉を開ける。
「おかえり〜。」
一人暮らしのマンションの筈だが、声が聞こえる。誰だかは知っているが。
「また来たのかよ。」
うちのお隣さんだ。大学の同級生の妹であり、隣の部屋の住人。
「何だよ、良いじゃんか。お前も暇してただろ?料理ぐらい作ってくれよ。」
ほぼ毎日来ている奴に言われたくないな。お前の方が暇なんだろ、そう言い返したくなる。
俺はキッチンへと向かう。奴はテレビの前にあるソファーに胡座をかいている。
「ミートソースパスタで良いか?」
昨日、作ったミートソースを使う。パスタを茹でてかけるだけ。節約だ。
冷蔵庫の中も見る。安物のビールが1本と高めのノンアルコールカクテルが5本ある。俺はその中からビール1本とノンアルコールカクテルを一つ選んでソファーの前にある机に置く。
「はい、どうぞ。ビールだろ、お前。」
一応確認は取る。此奴は重度のお酒好き。俺は重度のお酒嫌い。だから飲まない。ノンアルコールじゃなくても良いし。炭酸が飲みたいだけだ。
置いたあと、俺はキッチンへ戻り、パスタを茹で始める。
「ほんと、お酒飲まないよなぁ。飲めば良いのに。お前酒強いだろ?」
「お前の方が強いぞ。」
飲めなくは無いが飲みたく無い。ただそれだけだ。仕事なんかは頑張って飲むが。
「たまにお前の親戚がくれるワインとか格別なのに。本当に勿体ない。」
そう言いながらビールをグビグビと飲んでいくお前はやはりお酒が好きだなと改めて思う。
そんなこんなでパスタが食べ頃になったので、白い皿を二つ用意し、二等分にして移す。そこに温めておいたミートソースをかけて出来上がり。また机に持っていく。
「やっぱり美味しそうだなぁ。」
奴は満面の笑みを浮かべる。美形なんだけどな、中身が屑なのが傷だな。フォークも2本持ってきて、渡す。
「いただきます。」
此奴は挨拶はしっかりとしている。はっきりと言うと美味しそうに食べ始める。俺も小さくいただきますと呟き、食べ始める。うん、美味しいな。中々上手に出来た。
「何でこんなに料理上手いんだろうな。俺も出来たら嫁いでくれたかなぁ。」
そんな事を隣人がぼやく。女としては無理だな。しかも根本的な性格に難がある。
「お前も女だったら良いお嫁さんになれたな。」
「そうだったら良かったのかもな。」
俺は炭酸の飲み物を口にする。少しネガティブな言葉を口にした後。
「ふーん。俺も女じゃなくて超絶イケメンだったらなぁ。そしたらアレとかコレとか出来るのになぁ。」
実質的に俺と此奴は性癖が完璧な相性なのだ。最悪なことに。自分の性癖、それはCPで言うに右固定。そして此奴は左固定。それ以外無理ということだ。やはり快楽は与えられる方が良いと感じてしまう。此奴はそれが嫌で与える側でいたいらしい。
「なぁ、泊まっていい?」
「お前の部屋隣だろ。すぐ帰れ。明日も論文を発表するんだよ。」
質問されたので即答する。ここまできたら多分断れなくなったことを察するが。
「いいじゃん。」
しつこいのだ。断ったところで無理矢理になる。俺は渋々承諾する。これは風呂を沸かさないといけなくなった。

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