社会問題小説・評論板

大事な事
日時: 2020/06/21 23:08
名前: ミライ

初めまして。ミライと言います

今回は読者の皆様に、この世界の"大事な事"について、
オリジナル小説でお届けします。

オリジナルと言っても、私が体験した事をアレンジして書きます
※この内容は不快な気持ちになる方もおられるかと思います。そう言う方は直ちにバックしましょう。








私は井翔島 沙羅(いとじま さら)
最近、生きている実感が湧かない
学校ではクラスでいじめを受け、
周りの人は見て見ぬ振り。

誰も"助けてくれない"

正直、生きている意味がないとおもう
お母さんは事故で亡くなり、お父さんは仕事で海外に出張
家には誰もいない

私、何か悪いことでもしたかな?
どうして私に限って、こんな事になるの?

今まで泣いた事はない
泣いたら心配させちゃうから。
お父さんに、心配なんかかけられない。
お父さんだってお母さんが死んじゃったの、まともに受け止めてないよ。自分が死ねば良かったなんて、本当は思っている
それぐらい、"苦しいんだ"

お父さんが苦しんでいるのに、こんな"ちっぽけな"事。苦しいって思っちゃいけない

心配なんて、かけされるもんか




ピチチ……

朝だ。
また最悪な日が……
いや、ダメだ
つい前に約束したのに。
胸張って生きなきゃ


「おはよー」
みんなの挨拶が飛び交う教室
「へ〜、まだ来るのね」
声をかけられたのは、学年一の美少女。名前は実馬叶(みのうま かない)
「あんだけしたのに、まだ来るなんて。これは遊び甲斐があるわ〜!」
そう、この態度で分かる通り、人に命令して、私をいじめた張本人。
自らするのではなく、他者の人にやらせているのだ
「今日もめいいっぱい遊んであげる」
そういうと、教室から出て行った

あの人に負けないよう、越えよう
絶対、負けちゃいけない。挫けちゃいけない
泣いてはダメ


「はい、じゃあプリントを返すので、え〜と…じゃあそこの4人。これ配って」
先生からプリントを渡された
素早く配っていく
次は…実馬さん…か
実馬さんがいるところに近づく
と、
突然、
「あっ」
バタン
足から変な感覚
何…?何が起こった…?


目を開けると目の前には床
え…?私、こけた…?
あはははははは!
教室中から一斉に笑い声が響く
「こけてやんの!」「ダッサぁww」
見上げると実馬さんがニヤけて、こちらを見下していた
「中学生にもなってこけるって、ダサww危機感が足りてないんじゃないの?あはははっ!」
違う、こんなところでこける筈がない。こける直前、足に変な感覚があったもの…!



掃除時間
「井翔島さん、このバケツの水、入れ替えてきて」
クラスメイトから頼まれ、手洗い場へ行く
バシャーーン
……え…?
全身がびしょ濡れになった
「ごめーん!w水変えようと思ったら落ちちゃったぁ!ごめんねぇww」
上の階から女の人の声が聞こえる
これで何回目だろう
こんな事して、何が楽しいのだろう


休憩時間に、今日で最悪なことが起きた
お手洗い済ませちゃおう
トイレへ向かう

今日はこれでおわりかな…
そう思って扉を開けようとすると、扉が開けるのを拒否するように、
扉が開かないのだ
どうして!?なんで開かないの!
扉をこじ開けようにも、それもそれで都合が悪い
どうしよう。どうしたら……
バシャーー

上から水が入ってきた
「きゃあ」
永遠と流れる
「うぷっ……」
「キャハハハハ!どーう?学校の水道水。冷たいでしょー?このままだと風邪ひいちゃうねぇ、あはは!」
女の子の声
やっぱり……
あぁ…もうダメだ
我慢できない
お父さん、ゴメンね
私、耐えきれなかった。辛い。苦しい。悲しい。寂しい
死のう……生きている意味がない
こんな私は、生きる価値なんてないんだ

水も止まって、彼女達の声も聞こえなくなった
意識が遠い
このまま……



「大丈夫!?起きて!お願い!」
目がさめるとひとりの女の子が目の前にいた
その子は白泉 真由香(しらいず まゆか)
トイレで倒れているのを発見し、保健室へ連れて行ってくれたのだ

その子はすぐ仲良くしてくれた
私なんかに……
ある日、つい聞いてしまった
「どうして、私なんかと仲良くしてくれるの?一緒に居たら、貴方までもいじめられちゃう」
すると
「別にそんなのいい。いじめられてもいい。いつも、見て見ぬ振りをしてた。今までの自分はいじめられたくないの一心で、助けれなかった。本当にごめんなさい。今度こそ、貴方を守るね」
驚いた
いじめられてもいい?どうして…
私なんかの為に、守らなくてもいいのに…

私はこの時初めて、生きてる実感が湧いた
真由香のお陰で、私は生きていられる
生きている実感がする
やっと分かった気がする
私は無駄じゃなかったんだね






少し長くなってしまいましたが…もうお分かりですよね?
これは「いじめ」についてまとめたものです
この主人公は死にたいと願っていました。
ですが、ある女の子のお陰で、生きたいという実感が湧いたのです
だれかがその人を助けることによって、多くの人を助けられる
みなさんには、「人を助ける」と言う事を心に刻んで欲しい

実馬さんの様な人にはならないで…いじめる側には絶対にならないで。きっと後悔するでしょう

誰かが助けを求めていたら、みなさんは、助けられる人になって下さいね

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