BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

8月3日。 たった一人の親友は
日時: 2019/02/11 15:13
名前: 大和 撫

おはこんばんちは!!大和 撫(やまと なで)
です!!どうでもいいけど めっちゃ咳出て辛いです!!(熱)
今回第二作目です!! 第一作目と繋がりがあるので、よかったら見てやってください(完全なる宣伝)↓
【8月2日。】
ハイキュー二次創作 赤葦×菅原
となっております!! 第一作目を読まなくても一応内容は分かると思います!!
URLは貼れないって信じてる.....(白目)
プロフィール欄にURL貼ってあるので、見つからなかった方は『大和 撫。』のプロフ欄から飛んでくださいッッッ めんどくさくてすみませんね( ´・ω・`)
第一作目も第二作目も主人公が死んじゃってる設定なので、苦手な方はブラウザバック≡┏( ^o^)┛
第一作目が怒濤の速さで終わってもうた( ´・ω・`)


まあいっかッッッ

それではどぞ!!

Page:1



Re: 8月3日。 たった一人の親友は ( No.1 )
日時: 2019/02/11 15:17
名前: 大和 撫

彼が一番最初に失った記憶は、事故と親友だったはずの俺の事だと思う。初めから無かったかのように俺の存在は消えていた。あの事故で二人とも死んでしまったみたいだ。でも、死んでしまったならしょうがないと、諦めていた。自分が幽霊になっている事に気付くまでさほど時間はかからなかった。最初はこの現象に驚いた。常識人の彼なら困惑すると思った。けど俺は普段からよくゲームをしていたから、慣れるまでに時間はかからなかったと思う。幽霊になったからには、未練があるのではないかと、俺の幼なじみは言ったけど、未練らしい未練もないし、強いて言うならば、発売予定だったゲームの事だろうと思った。 幼なじみは、未練を解決すれば いつまでもここに留まらずに済む。なんて、安易なことを言っていたから、とりあえずやろうと思っていたゲームをやった。実際は触れられないから、幼なじみがやったのだけれども。相変わらず下手だったけど、俺のためにここまでやってくれるのは少し嬉しかった。絶対に言わないけど。 なんで、俺の幼なじみに姿が見えているのか、それは俺にもわからなかったけど、どうやら生前にお互い好いていた人には見えるのではないか、という仮説がら立てられた。というのも、彼が生きている頃に好きだったという烏野のセッターにはどうやら彼が見えているらしいのだ。ゲームをやってもらっても未練とやらが拭いきれないので、久しぶりに彼の様子を見に行った。その時に偶然見かけた。
高校時代。俺はなんとなく彼らがお互いを好いている事が分かっていた。周りから見ても
かなり仲が良かったし、いつか結ばれるなんて、考えていたのだけども。実際そう上手くはいかず、結局彼の性格のせいで 疎遠になってしまっていた。彼の性格はよく知っていたはずなのに。今思えば、あの時彼に何かしら声をかけておけばよかったのではないか。
しかし、死んでからの後悔なんて、どうにも出来ない事だ。 だから、俺は幼なじみと二人で彼らの事を見守り続けてた。 だんだん俺の記憶も消えてきているのも分かっていたけど、幼なじみは俺が消えるまでずっとそばにいてくれるそうだ。うざいなんてその時は言ったけど、少し安心したんだよ。夏の暑い日、あのセッターの人が倒れた時は幼なじみに助けを呼んでもらったりした。 あのセッターの人には彼が見えているはずなのに、何故か見えないふりを続けていた。最初は不思議だったけど、今では理由がわかった。 きっと
お互いが好きだから。お互いが縛り付けてしまうと考えたんだ。そんな二人の関係がもどかしかった。 結局、また彼はあの人の事を諦めてしまった。 自分が死んだ事を強く実感した事もあったらしい。 やっぱり、死んでこの世に残ったところで、二人は結ばれることなんてなかったのか。


Re: 8月3日。 たった一人の親友は ( No.2 )
日時: 2019/02/11 15:18
名前: 大和 撫







「またな。」







Re: 8月3日。 たった一人の親友は ( No.3 )
日時: 2019/02/11 15:19
名前: 大和 撫


彼が消えた所を見届けた。
『やっと、成仏出来たんだね。赤葦は。』
「あぁ、やっと向き合う事が出来たんだよ。」
『......クロは、俺が全部忘れても笑ってくれるの?』
「当たり前だろ、俺の事を忘れても、絶対に一人にはしないからな。」
そういって、昔よく俺に向けてくれていた笑顔を見せた。
『...そっか。』
二人は結ばれることは無かった。でも、最後に見た親友の顔は幸せそうだった。だから、いいのだ。これで。
(結局俺の未練はなんだったんだろうな)
そう思った時に、クロが口を開いた
「お前は行かなくていいのか?」
『...どういうこと』
「お前の未練、赤葦の事だったんだろ。ずっと気にしてたじゃねぇか。どうせ自分のせいだとか思ってたんだろ」
『...』
あの日、事故にあった日。滅多に外に出ない俺が どこか出かけないかと提案した。 本当に珍しいことだったらしく、赤葦も目を丸くして驚かせていた。だから、張り切っていたのだと思う。その帰りに事故にあって二人は死んだ。責任は少なからず感じていた。あの時俺が出かけようなんて言わなければ今も赤葦は生きていた。クロを一人になんかしなかった。
「言っとくけど、お前のせいなんかじゃねぇからな。あれは事故。誰のせいでもなかったんだ。」
『......分かってるよ...。ただ、赤葦の事が気がかりだっただけ。』
初めてクロ以外に出来た、気を使う必要のない友達。あの人への想いも一番そばで見てきた。だから、気がかりだったのだ。死んでからもずっと。未練は案外簡単な場所にあった。
『いいの?クロは。』
「おう。赤葦が待ってるぞ」
最後に振り返る
『クロ


またね。』


「ああ、またな。」
柄にもなく涙を浮かべている唯一無二の幼なじみに別れを告げる。
次も、また。彼の幼なじみとして生きたいと、心の底から思った。 あとは、あの二人のことだ。

神なんて信じないけど、どうか。
あの二人がまた会えますように。


孤爪研磨

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