複雑・ファジー小説

    【 自 由 の ー と 】
日時: 2015/11/19 23:31
名前: 杏仁豆腐。 (ID: tfithZZM)




 文章力へたっぴ。
 初投稿〜。

 





 「 自由って 何なの ? 」  −  












Page:1



Re:     【 自 由 の ー と 】 ( No.1 )
日時: 2015/11/19 23:50
名前: 杏仁豆腐。 (ID: tfithZZM)



ー信じて貰えるかは分からないけど、誰かに聞いて欲しいと思って俺は
今手紙に此の事を書いています。


...

..

.

もし、其れらしき物を見つけたら直ぐに連絡をください。
題名は「自由ノート」です。 −



頭 紫途(コウベ シト)はその紙を何枚かプリンターに入れて印刷をし、街中にある掲示板に貼り回っていた。
早く見つけないと、きっと誰かに悪用されるのではないかと言う不安があったから。



〜 数時間前 〜



俺は今、26歳の公務員。
教員大学を卒業した後、小学校の先生として今仕事をしている。
しかしながら思っていた以上の忙しさに自分の中では精一杯だった。
締め切りだって迫っているものなんて山ほど有るがやる気になれない。

通りで、上の上司にあたる先生からは

「最近の若い先生って本当やる気ないよねえ。」

そう陰口を叩かれるように成っていた。
若いとか年齢の問題じゃないと思うんだがな。

年に数回しかもらえない貴重な休暇をたまたま今日に入れていた。
別に何か有るわけでもなく、ただ適当に。

それでも休みっていうのが自分の中では嬉しくて。
貴重にするべきだったはずなのに早速、今の状態。


信じて貰えるかはわからないが、って俺は誰に話しているんだろうか?
まあそれはいい。俺が故何故こんな貴重な休みを潰されているのか。

自業自得なんだが、「自由ノート」というのを落としてしまった。
そもそも自由ノートってなんだよ?って?


そのまんまだよ。 何か書くことを規制されている訳でもないし、期限が有るわけでもなければ、いたずら書きだってして良いし、何なら破いても良い。

其れなら捨ててもいいんじゃないか、って?
そうはいけないんだ。
だって、書いた事全てが


現実になるのだから。 























Re:     【 自 由 の ー と 】 ( No.2 )
日時: 2015/11/20 00:08
名前: 杏仁豆腐。 (ID: tfithZZM)




な?信じて貰えないだろ?何処のおとぎ話かって?

其れはこっちが聞きてえよ。


そもそも自由ノートっていうのを作ったのは俺だ。
誰かが落としたのを拾ったとか見つけたとかそういうわけじゃなくて、
ただ単に、俺用に作った。それだけの話。

ほら、人間さ縛られ続けてると開放感求めたくなるじゃん。その原理と一緒。
だから俺も、何にも縛られず規制のない真逆の世界みたいなものを自分で勝手に創造しただけなのに、何故か現実になる。

マグレじゃないかっていう疑問も思うだろうけど
どうにもマグレだろうと思ったのは俺もだ。
たまたまじゃないかって自分に言い聞かせていたんだけど

どうにもマグレにしても不自然すぎる。
俺が書いたあと直ぐにそのことが実現される。

例えばの話、

今、上司から褒められたい気分って、書くだろ?
そしたら暫くし無いうちに電話が掛かってきて、
先日だしてあった書類について褒められた。
それも何故か極端に。

普通そんなの、仕事場に行ってからいいだろ、しかも
他人の休暇を邪魔するなんて非常識にも程があるだろ?


それから他にも、家の前に迷い猫がやってくる、
お菓子が全部50円になる。

そういうの全部そのまま現実になる。


ある意味すごいだろ。
でもさ、俺はそんなノートを持って外で検証してみようとしていたことが
大の間違いだった。
何せ、自由ノートを落としてしまったから。


俺まだ謎ばっかりだし、下手にノートが廻るのだけは勘弁だと思いながら

俺はただ人混みの中を掻き分けながらノートを探していた 。













Re:     【 自 由 の ー と 】 ( No.3 )
日時: 2015/11/20 23:45
名前: 杏仁豆腐。 (ID: tfithZZM)



* * *

頭 紫途が街中を廻ってノートを必死に探している中、
一人の彼女が自由ノートを落ちているのを見つけ手に持っていた。


彼女の名前は、斉藤累菓(サイトウ ルイカ )


私は、その日偶然にも普段あまり通らない道を歩いていた。
学校に向かう途中の出来事であった。
私は現在高校2年生で、都内の学校に通っているのだが、クラスからのいじめの目的とされていた私は、正直学校に行くのも苦痛で仕方がなかった。
それでも行かないと単位は落ちてしまう。

今日の朝、本当は行く気すらなかったのだが、やっぱり気が上手く持ち堪えれず出てきてしまった。
勿論現在時計は日中の11時前後。もう昼といっても善いくらいの時間。
そんな時間を制服に身を包んだ私が、
敢えて普段通らない道を歩いていた。


別に何か意味が有るわけでもなく、ただ何となく。
足取りは重く何度も戻ろうかと悩みながら歩いていた最中だった。
靴に何か物が当たり慌てて下を見ると、

一冊のA4サイズのノートが落ちていた。
私が落としてしまったのかと一瞬焦りながらそのノートを手に拾い拍子を見ると

「 自由ノート 」

と、誰かが直筆で書いた字で書かれてあった。
もしかして自由帳って事なのかな?
勝手にノートを覗くのは如何かと悩んだ。しかしまあ、もし変なのだったらまたその場においておけば善い。

少し人混みから離れた場所に行きそのノートを開いた。

特に何か個人情報が書かれていたわけでもなかったのだが、よくよく見ていくと


「上司に褒められる。」「迷い猫が家に来る。」等、正直意味不明な文章が書かれていただけだった。

意味がわからないを通り越してちょっと怖い。
でも多分...なにか、自分の中で想像した理想を書いているのかと思って、
一番後ろのページに自分も


「学校でいじめられなくなりますように」

とだけ小さく書いてその場にノートを置いた後私は何事も無かったかのように学校へと足を運んだ。









Re:     【 自 由 の ー と 】 ( No.4 )
日時: 2015/11/20 23:56
名前: 杏仁豆腐。 (ID: tfithZZM)


とはいっても、本当に書いてよかったのかなと正直不安でもあった。
そんな目立つくらいに書いてないからきっと大丈夫だろうとは信じておこうかな。


大きな校舎の前で立ち止まり一度深呼吸した。
正直更に嫌だなとおもう気持ちが増していく。しかしそれでも
此処まで来たと言うのに今更引き返すのも...。

何度か胸に手を当て深呼吸し、学校に足を踏み入れた。
勿論、当然遅れて来た訳だから担任も黙ってはいられなかったんだろう。

私の担任の、前原拓哉(マエハラ タクヤ)という若い先生何だが正直大嫌いといっても過言ではない。
何たって先生だって言うのに面倒なことは極端に嫌がる。

だから私がいじめられてることを知っておきながらも無視をする。
どうせそんなことがあるって事がばれたら、担任の評価も下がるわけだし、大事になり兼ねないし。


だから本当にコイツは嫌い。
身長は170前後で顔はイケメンらしい。
私は大してそんな感じもしないのだけれど。


そんな担任が私の前に来る。


「斉藤、今日学校無理してまで来なくてもよかったんだよ?...いやほらさ、遅刻って他の先生にばれるし。」

やっぱりそうだ、自分の評価のため。
私は黙って前を向いたまま

「すいません、直ぐに教室に行きますね。」

そう伝えて相手の返事すら待たずに階段を登り教室に向かった。
微かに背後で舌打ちが聞こえたくらいで凹むほど其処まで私も弱くは無い。

偶然にもチャイムが鳴り、色んな生徒が教室から出てくる。
あ、よかった。休み時間だ。


2年3組の教室の中に入った。
皆私のほうを見たが、私の机の上にも何もなければ黒板にも何も書かれていない。
...変だと思った。


何時もなら私が教室に入った時点で男子からうええっと罵声を上げられ、女子はヒソヒソト内緒話をしているのが私には当たり前で、
机の上にも色んなものが。ゴミやらひどい時には虫やら。
それを私が毎回自分で片付けていた生活だったのに、



何故か私に対して嫌がらせする人がひとりもいないんだ。













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