複雑・ファジー小説

music
日時: 2015/11/28 22:26
名前: シナノ (ID: cahx6aOE)

 僕は音楽が好きだ。気分なんかも、歌を聴いているだけで全く反転したりするんだから・・・、本当、単純だと思う。
実際、音楽を聴く時だけは、どんなしがらみからも開放される気がする。誰も理解してくれない気持ちも、音楽だけは解ってくれている・・・、なんて思い込んでしまう。逆に言えば、僕のことを本当に理解してくれる人なんて居ないと思ってしまう。
そんな人生は、少し虚しくて痛い。

そんな風に生きてきた。

でも、見つけた。午後5時の駅前で。
ギターだけの伴奏と、重々しい歌詞。
悲しげに、そして爽やかに歌う、僕と同い年位の女の人。

あぁ、もしかしたら、きっと彼女は僕を理解してくれる人かも知れない。
・・・ただの直感だけど。いや、期待もあるかな。

僕はつい、彼女に声をかけた。急に声をかけるなんて邪魔をした僕に、彼女は少し驚いた後、笑顔で返事をしてくれた。

僕の胸が、ドクンと高鳴った。


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