複雑・ファジー小説

霊魂少女 〜私は醜いバケモノ〜
日時: 2015/12/29 23:22
名前: 天宮乃愛 (ID: CGuaQ/h8)

皆様、こんにちは。天宮乃愛です。オリジナルのお話は、あまり書かないので駄作になるかもですが生暖かい目で見ていてください。
―――――――――――――――
プロローグ

私は、母上と父上とまだ赤ん坊だった弟を失った。
…家族同然だった村人達に裏切られたのだ。

ナンデ…私が人では、ないからなのか…?
それとも他に…
『お前が醜い化け物だからだよ』
私がバケモノ…
私は、冷たくなった家族を抱き締めながら、泣き叫んだ…

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Re: 霊魂少女 ( No.4 )
日時: 2015/12/29 00:11
名前: 天宮乃愛 (ID: B81vSX2G)

U

カツン…コツン…
靴と地面が当たり静かな道路に音が響き渡る。
「ひっく…うぅ…」
靴の音の他に人間の泣き声が聞こえてきた。
私の目の前で泣く小さな女の子が居た。
(無視できないよな…)
私は女の子の目線に合わせるためにしゃがむ。
「君、迷子?」
そう聞くとコクンと頷いた。
「自分のお家わかる?」
私がそう聞くとまた頷く。
「じゃあ、一緒にお家へ行こう?だから泣かないで?」
私はこれ以上泣かれると困るので優しく微笑む。
「うん。おねえちゃんありがとう。」
私は人の娘の手を握りながら教えられた場所へと向かう。
「おねえちゃんの手凄い冷たいね」
ギクッ…この娘恐ろしいな…
「冷え性だからね。…あのさ君、本当にこの辺なの?家」
この娘の話だと家があるらしいのだが…
「お〜い!!つれてきましたよー!!」
娘が叫ぶと沢山の人が出てきた。
「バケモノうちの子の手を離しなさい!」
「バケモノ殺してやる!」
「バケモノなんてこの世界にはいらん!!」
あぁ…そうか…私は騙されていたんだな…
バケモノか…あの日も言われたな…
私はそう思いながら意識をなくした…

Re: 霊魂少女 ( No.5 )
日時: 2015/12/29 20:53
名前: 天宮乃愛 (ID: XetqwM7o)

V

「あれ…私は…何を」
あたりはもう真っ暗になっていた…
「えっと…女の子を見つけて送ってあげようとしたら騙されて…ひっ…」
ふと地面を見ると沢山の死体があった。でも殺されたのなら出血があってもいいのに綺麗な死体だった。
「未冬…」
私は死体を見て未冬を思い出した
未冬は私の大切な弟だ…だけど…10年前赤ん坊にも関わらず人間に殺された…
「この村人達を殺したのは誰なのだろう…誰にしろ最悪な外道だな…」
私はそう呟き。その村を離れた…
「未冬に会いたいな」
叶わない夢など持たない私がふと呟く
「うわっ!」
ぼーっとしていたのか男の子にぶつかってしまった
「ご、ごめんなさい!だ、大丈夫?怪我とかしてない?」
「クスっ…大丈夫です。雪乃さんこそ大丈夫ですか?」
ふえ?いま…私の名前…
「今私の名前言ったよね?何で知ってるの!」
私が警戒しながら聞くとまた彼はクスっ…と笑う
「忘れたんですか?」
忘れた?この私が?何を…すると彼は耳についているピアスを見せる
そのピアスは私達幽霊族の証として使われるものだった。
「き、君…も、もしかして!」
「クスっ…そうだよ。僕は白ノ神未冬。久しぶりだね。お姉ちゃん。」
うひょえぇぇぇえ!!

Re: 霊魂少女 ( No.6 )
日時: 2015/12/29 22:47
名前: 天宮乃愛 (ID: xZ7jEDGP)

W


「何で未冬がここに…」
未冬はもう…
「僕赤ちゃんの時に殺されたでしょ?話すことも歩くことも何もできずに死んじゃったから…未練たらたらでさ。神様に『お主はまだ何もしておらん。未練のあるやつは嫌いじゃ。』って、言われて来ちゃった♪」
来ちゃった♪って…そんな簡単にこれるものなのか?
「それにしてもお姉ちゃんは凄いね」
「私の何が凄いのよ」
私に凄いことなんてない筈だ
「さっき沢山の人を殺してたじゃん」
は…私が?私は未冬を突き飛ばしていた
「わ、私はそんな酷いことしてない!」
私は人間が大嫌いだ…だが人を殺したらあのクソ人間と同じになってしまう。
「お姉ちゃんにはさっきの記憶が無いんだ…じゃあ見せてあげるよ…」
未冬がそう呟くと急に瞼が重くなって私は眠ってしまう…

Re: 霊魂少女 ( No.7 )
日時: 2015/12/30 01:25
名前: 天宮乃愛 (ID: NlHa02Hm)

X

「お…ち…ゃん!!お姉ちゃん!」
私は未冬の声で起きる
「やっと起きた。さぁ見に行こう」
「何を見に行くのよ…」
すると未冬は怪しい笑みを浮かべる
「ここは過去だよ?数時間前にさかのぼったんだ。」
一瞬二人の間に沈黙が流れる。静かな道路に近くにあるのか川の音がした。だが、一瞬の出来事だ。すぐに私の声が響く。
「どういうことなの…」
空の色も風の吹き方も確かに数時間と同じだ…
「お姉ちゃんには今からここで起きる事をちゃんと見てもらいたいんだよ」
正直意味不明だ。過去なのなんだの…未冬は中二病なのか?
「バケモノうちの子の手を離しなさい!」
「バケモノ殺してやる!」
「バケモノなんてこの世界にはいらん!!」
これは…さっきの…村人の前には片目を隠した肌の色が真っ白な少女がいた
「わ…たし…」
その少女は私だった…
「グオぉぁぉぉぉぉぉおおっ!!」
“過去”の私は奇声を放ったと思うと変な呪文を唱えた。すると村人達は次々に倒れていった…
「待ってお姉ちゃん!!」
奇声を放つ私の前に未冬が飛び出してきた。
「お姉ちゃん!人間を殺しちゃダメ…ぐふっ…」
私は未冬のお腹に手を乗せるとまた変な呪文を唱えた
その時の私は隠していた目の瞳を真っ赤にしてまるでー…

―――…バケモノのようだった

Re: 霊魂少女 〜私は醜いバケモノ〜 ( No.8 )
日時: 2015/12/30 03:39
名前: 天宮乃愛 (ID: 8ZwPSH9J)

Y

***

「私にあんな力があったなんて…」
人を呪文だけで殺す能力…
「ぐえっ!!」
気づくと未冬に首を絞められていた
く、苦しい…
「その力は元々僕のものだった!!なのに…お前が奪ったんだよ!!」
視界の色が変わった。
いつのまにか首にあった未冬の手も離れていた
「これから僕が神に力を貰う儀式をするんだ」
目の前には産まれたばかりの未冬が居た。
「〜〜〜」
未冬のまわりにいた全員が呪文を唱える。すると光の粒が空中に浮かぶ
そして、未冬に力を与えようとした時…
ガラッ
「母上父上!」
「儀式中で結界が張ってあった部屋をあけた雪乃に光の粒が反応して雪乃が力を得たんだよ」
未冬の体からはどす黒い闇のオーラが溢れていた。
「僕は姉ちゃんが憎い。僕から力を奪ったのに普通に生きているお前が憎いっ!」
私はこの力が何なのかは全くわからない。だけど未冬には謝らないと…
「未冬…ごめん。ずっと傷つけていたなんて…」
私が未冬に触ろうとした時
「ぐふぇっ!!」
未冬の口から血が溢れてきた…

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