複雑・ファジー小説

戦場のエンペラー
日時: 2016/01/18 09:56
名前: 天埜真尋

みなさん、はじめまして!!<br /> アマノ マヒロ<br />天埜真尋といいますm(。_。)m<br /><br />まぁ、日々俺の頭のなかで繰り広げられている妄想?←www<br />みたいなのを書いていきたいと思ってます(*^^*ゞヨロー <br />文才とか全然無いんですけど、読んでもらえたらスゲー嬉れしいです(>ω<)♪

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Re: 戦場のエンペラー ( No.10 )
日時: 2016/01/27 08:07
名前: 天埜真尋


しばらく、少女を黙視していた少年は、何かに気づいたかのように驚いた顔をした。


そして、少年の口から疑問がはき出される。


「君さ〜、もしかして…“リズちゃん”だったりなんかしちゃったりする?」


「?!」

“リズちゃん”、このニタニタした訳のわからない男の口から、私の名前が…呼ばれ…た……??

まて、なぜ私の名前を知っている??

私の名前がわかるのは、同じ赤軍の者たちだけだ。

なぜだ……なぜだ、なぜだ、考えろリズ。

私の名前が分かる奴等なんて他にはいない。

…いや、まて。



……いる。


私の名前を分かる奴らが。

まさか……まさか、コイツは…






「………白軍初期メンバー…なの…か………?」



Re: 戦場のエンペラー ( No.11 )
日時: 2016/01/27 13:29
名前: 天埜真尋


そう、問う少女の瞳は、憎悪で染められている。

「…そうだよ。やっぱり、君が……“リズちゃん”なんだね。」


絶望的だ……

昔の自分のことなど思い出したくもないのに。

コイツは昔の私を知っている。

という事は…

“アノコト”も知っているのだろう…


そう思ったら、暗い穴の中に堕ちていくような錯覚に陥る。


そして、少女の口からはき出されたのは、言葉にならない、か細い声だった。

「……ぅ…」

何なんだ、この男は。

なぜ、私に関わってくる。

私は……誰にも干渉されたくない。

それなのに、コイツは…コイツは…


「リズちゃん…?」

少女の様子が変わったことに気づいたのか、心配になったのか少年は名前を呼んだ。

Re: 戦場のエンペラー ( No.12 )
日時: 2016/01/27 13:51
名前: 天埜真尋


少女を見つめる、その目はとても優しいものだった。


やめろ…やめろ、やめろやめろ!!!!!
そんな目で私を見るな!!!!

焦燥にかられたのか、少女が声を荒らげる。


「違う!!!!!!!!
お前なんか知らない!!私は私だ!!
私の名前を呼ぶな!!!!!!!!」


「リズちゃn…」

少女の名前を呼ぶ、少年の言葉を遮るように少女が言葉を紡いでいく。


「黙れ。
…私の名前を呼ぶなと言っているだろう!!
昔の話などどうでもいい。それに、昔のことなど忘れた。
もちろん、貴様のことも覚えてなどいない。
私は、貴様の知っている“リズちゃん”ではない。
もう、私に干渉するな。」


そこまで一気にまくし立てる少女を、ただ黙って見つめる少年の顔からは、複雑な心境が読み取れる。

Re: 戦場のエンペラー ( No.13 )
日時: 2016/02/05 06:44
名前: 天埜真尋



「……」

「……」


しばらく二人の間に沈黙が流れる。

その静寂をやぶったのは気絶していた男のうちの一人だった。


「オ、イ…てめぇら…な…に……勝手…に盛り…あがっ…てんだ…!!」


その男の言葉を意にもかえさない、少年は笑顔でこんなことを言う。


「あー、ごめんごめん。二郎さん。まろ眉くんも大丈夫?
ちょっと、この娘(こ)俺知ってる子でねー。話し込んじゃった、テヘ」


度が過ぎる少年の態度に、少女は不快感を露にする。


「…貴様……気持ちが悪いヤツだな。」


「リズちゃんって、毒舌になったよねー?昔はあんなに素直で純粋で可愛かったn…」


「黙れ。貴様、ここに来た目的。忘れてはいるまいな?コイツらを助けに来たんじゃないのか?」


「あぁ!そういえばそうだったかもしれないなー。すっかり忘れてたよ。」

「ハァ?!ちょッ…テメーふざけんじゃねーぞ!!!!!!!!」

「ふざけてないですってー、ホントに忘れてたんですよ」

「二人とも言い合いしてる場合じゃないですよ!」


「……コイツら…」

…殺す価値もないな。

さっさと本部に帰ってロナウドの件を報告しなければ。

もう、ここにいる理由はない。

黒軍のコイツらのことも一応報告しておこう。

少しでも危険要素になるものは排除しなければならないからな。

まぁ、でも、コイツらなら私が殺るまでもなく排除されるだろう。



そう思いその場を立ち去ろうとする少女に一言。

Re: 戦場のエンペラー ( No.14 )
日時: 2016/02/05 06:46
名前: 天埜真尋





「“リズちゃん”また会おう」



不適な笑みを浮かべた少年が少女の瞳に映る。



「…残念だが、それはない。永遠にサヨナラだ。」


「どうだろうね?俺は会える予感しかしないよ」


「…そうか。」


シュッと跳躍した少女の姿を、静かに少年は見つめていた。







少女と少年が再開するのは近い未来かもしれない――――

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